2022年08月18日

オーバーナイト発酵・全粒粉テーブルロール〜ノンアルビール編

今日は、主人の夏休み期間に焼いた『グジェール』を備忘録するつもりでおりました。
が、気楽に焼いたいつもの『オーバーナイト発酵パン』が想像以上に器量良しでしたので、グジェールはあっさり後回し。

木曜日にパンを焼くのは以前と同じ。
ただ、最近は『手作りの豆乳ヨーグルトのホエー』でなく、『賞味期限切れのノンアルコールビール』を使った全粒粉パンです。
今週はシンプルなチーズ風味のテーブルロールですよ。

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主人が箱買いしたものの、今となってはすっかり飽きて放置してあるノンアルコールビール。
しかも、数日前に『キュウリのビール漬け』に使用した残りですので、開封してから数日経っております。
それでもしっかりふくらむイーストとの好相性。

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全粒粉だからなのか、それともノンアルコールとは言えビールとの相性が良いのか、兎にも角にも香りが抜群に魅力的なノンアルコールビール全粒粉パン。
コロコロとした太っちょな焼き上がりがまた愛らしいのです。

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ぴょこんっと生地から出ているのは、ほんのり効かせたエルブ・ド・プロヴァンスのローズマリーか何かでしょう。
表面の凸凹は少量加えたオートミール。

前日の夕方にビニール袋で生地を捏ね、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促す全粒粉パン。
木曜日の週間ルーティーンとして、すっかり我が家に定着致しました。

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◆材料(小ぶりなテーブルロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • オートミール 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g

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  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g

  • ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 適量
  • エルブ・ド・プロヴァンス 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・オートミール・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。


  2. 計量したノンアルコールビールに、合わせた粉類の半量を加えます。
    しっかりとかき混ぜたら、フルール・ド・セルとオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりかき混ぜます。

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    残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるよう軽くなじませます。
    ビニール袋越しに生地の形を整えたら、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間。

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  3. 微かにふっくらとした生地を手のひらで圧してガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

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    保存容器に入れてしっかりと蓋をし、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今日はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    室温に戻した生地を軽く手のひらで圧してガス抜きをしたら、形を整えて包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸めたら、それぞれビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

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  5. 生地をラップで挟んで楕円にのばします。
    二等辺三角形をイメージしながら、3辺を折り込んで更に平らにのばしましょう。

    縦に折って両手で軽く転がしながら生地をのばしたら、つなぎ目を出来るだけねじらないようにしながら生地を平らにのばします。

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    ペコリーノロマーノとエルブ・ド・プロヴァンスを予め混ぜておき、生地の表面に散らしましょう。

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    生地の幅のあるほうから巻き、巻き終わりをしっかり閉じます。
    こぼれたペコリーノロマーノは生地にくっつけて、オーブンシートを敷いた天板に間をあけて並べます。

    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. 発酵した生地の表面にそっと水溶き卵黄をぬりましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を210℃にして12〜13分。

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    素朴な香りにただ和むのです。

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主人の夏休み中、ゴールデングリーンさんからの旬野菜定期便が届きました。
その中にあった真っ赤に熟したトマトを使って、夏野菜のゼリー寄せなどいかがでしょう。

トマトの赤、枝豆のグリーン、そして夏野菜ではありませんがイオンネットスーパーで大変お買い得になっていたシャキシャキの長芋をゼリーでフルッとかためました。
隙間に見える粒々はキヌアです。

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元々は人参サラダをサンドイッチにする予定だったのですが、思いのほかパンが綺麗に焼けたので予定変更。
器量の良いパンはヘタにお化粧しない方が賢明ですもの。





  1. お水 200gとキヌア 10gをお鍋に合わせ、蓋をして中〜弱火でゆっくりと煮立てます。
    煮立ったら火を弱めて数分間、その後火を止めしばらく蒸らします。

  2. その間にトマト・山芋・枝豆をジャーに合わせておきましょう。

  3. 蒸らしが終わったら、アガー 4gをふり入れてしっかりと溶かします。
    アガーが溶けたところで弱火にかけ、コンソメパウダーやお塩・極少量のオイスターソース等で味付けをしながら沸騰直前まで加熱しましょう。

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    そっとジャーに注ぎ、後はかたまるのを待って人参サラダをトッピングして出来上がり。

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間違いなく夕方にお腹が空くお弁当。
そろそろ主人にも厳しい食事制限が必要ですもの。

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お昼は控えめですが、朝は変わらずしっかりお腹に収めます。
今週は休み明けですので、週間ルーティーンを少し変更した変則メニュー。

木曜日はしめ鯖の日ですが、今週は金太郎イワシに致しましょう。
その代わり、主食はがっつりとろろご飯。

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すりおろした山芋・パンの艶出しに使用した卵の残り・そして温泉卵と卵のダブル使いに、主人は大喜び。
お味噌汁のネギがないのも、休み明けの食材事情として気楽にやり過ごしましょう。




長年何の不満もなく愛用致しておりました、急須の蓋を昨日割ってしまいました。
実家にあった急須をもらってきた、特に思い入れがあるとかではないのですがちょっと寂しい。
今日だけは蓋をあり合わせで間に合わせて使います。





さ、木曜日は土曜日配達のイオンネットスーパーさん受付開始です。
4時までにこまごまとした家事を片付けてしまいましょう。


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posted by しんさん at 13:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする