2022年08月30日

オートミールライスバーガー〜手作りケチャップと野菜のフリット編

すっかり我が家の定番となりました、オートミールを使ったライスバーガー、『オートミールライスバーガー』

一時凝って頻繁に拵えておりました『オートミールクレープ』より格段に簡単で、フィリングを選ばないのも魅力的です。
先週後半にも拵えたばかりですが、今週は週の前半に登場致しました。

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週末、カレーの材料に使用したひよこ豆を多めに茹でて冷凍しておきました。
今回はいつも混ぜる大豆の代わりに、ひよこ豆をオートミールに混ぜ込みましたよ。

そして今日のオートミールライスバーガー、自慢は手作りケチャップ。

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週末のカレーに使用したトマト缶を使って、ついでに作り置き料理として活躍した後の煮汁等を合わせて、要はいつもの如く『お片付けの集大成』といった手作りケチャップではありますが、これが美味しいのです。

賞味期限切れのノンアルコールビールを使ったサクサクのフリットを一緒にフィリングと致しましょう。
微かにエルブ・ド・プロヴァンスを効かせたフリットは、長芋とズッキーニ。

揚げたばかり、熱々ズッキーニのフリットは、衣がカリカリ中トロトロで本当に美味しいのです。

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オートミールライスバーガーとは言いながら、佇まいはいつものオープンサンドスタイル。
主人の体重が気になって幾年月、これも我が家の定番なのです。

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天ぷらやフライより圧倒的に簡単なフリット。
早くお片付けしたい『賞味期限切れのノンアルコールビール』のお片付けにはもってこいなのです。

  1. 米粉 40g
    コーンスターチ 5g
    お塩とエルブ・ド・プロヴァンス 各ひとつまみ

    先ずは乾いたボールにこれらを合わせ、よく混ぜ合わせておきましょう。
    ここに、よく冷えたノンアルコールビール 60gを加えてよく混ぜます。

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  2. 輪切りにした山芋とズッキーニを加え、衣を全体にたっぷりと絡めます。

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    太白胡麻油を中温に熱し、両面が色づくまで揚げれば出来上がり。

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    茄子の揚げびたしもついでに一緒に。

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トマト缶を使った手作りケチャップは本当に簡単。



煮なますを食べてしまった後、残った漬け汁や何かの煮汁をまとめて少し煮詰めておきました。

トマト缶・玉ねぎ・にんにくを合わせてミルでピュレ状にし、ここに加えて煮詰めるだけ。
お好みでローリエの葉っぱやフルール・ド・セルを足します。
少し煮詰まってきたところで、お塩と蜂蜜を足してとろりとするまで更に煮詰めて出来上がり。

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ケチャップを冷ましている間にオートミールライスのバンズをちゃちゃっと準備しましょう。

  1. オートミールは30g。クイックオーツとロールドオーツを15gずつ耐熱ボールに合わせます。
    蕎麦の実 10g・白胡麻 5gも加え、注ぐお水はいつもよりちょっと控えめな80gにしましょうか。

    後ほど加えるひよこ豆の水煮、茹で汁も一緒に冷凍してあるのでその分お水は控えめです。

    ふわりとラップをし、レンジ加熱1.5分。


  2. 一旦レンジから出し、凍ったままの状態でひよこ豆の水煮を加えます。
    再度ふわりとラップをし、レンジ加熱1.5分。

  3. 極薄く胡麻油をひいたフライパンで両面焼きましょう。

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準備完了。
後は組み合わせるだけ。

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ワックスペーパーの上にオートミールライスバンズを置いて、手作りケチャップをたっぷり。
山芋とズッキーニのフリットを並べましょう。

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大葉を並べ、ワックスペーパーでふわりと包んで出来上がり。
いつも少量残るのが悩みの種だった、週末カレー後のトマト缶。
煮汁のお片付けも解消される手作りケチャップ、これは良い方法を思いついたとニンマリ。

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我が家のフライパンは大ぶりです。
少なくとも私はそう思っております。

なのでたまにフライパンを使う機会があると、これを機にとばかり、あれやこれやと先送りしていた細々事を片付けようと躍起になるのです。
今朝はフライパンでフリットを拵えるついでにと、揚げ茄子はもちろんのこと、『煎り塩』や『鯖へしこの糠の乾煎り』

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そしてケチャップに使用したミルは、煎り塩の仕上げに使うだけでは物足りず、梅干しの副産物である赤紫蘇を粉砕したふりかけまで行きました。

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そして朝は、オートミールライスバーガーだけで力尽きたのです。
お菜は作り置き料理を小さな器に詰めておしまい。

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今朝は久しぶりのお蕎麦、山芋をたっぷり添えたとろろ蕎麦です。
もちろんミルがここでも大活躍。

火曜日のお魚は、しめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの定番トリオ。

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今年、初めて梅干しと一緒に漬けこんであった赤紫蘇をふりかけにしました。
今まではずっと梅干しと一緒に漬けてあったのですが、今年はふとこの方法に。

何度かつまみ食いを致しましたが、これが私好みの良い塩梅。
赤紫蘇のふりかけ、新米に添えるのが今から楽しみなのです。


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2022年08月29日

8月最後の月曜日

昨晩はコロコロと鳴く虫の声で眠りに就きました。

30℃を指すのが当たり前だった部屋部屋の温度計も、時折29℃を表示するようになった昨今。
リビングにある温度計に限ってですが、今朝は27℃を示しておりました。
ちょっとお料理すると汗ばむキッチンではありますが、確実に秋の近づきを数字で肌で感じております。

月曜日は『お弁当らしいお弁当』ですよ。

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木曜日のパンに使用するだけでは、お片付けが追い付かなくなった『賞味期限切れのノンアルコールビール』
開封済みのノンアルコールビールを圧力鍋に注ぎ、鶏手羽肉をこってりホロホロに煮込みます。






  1. 軽くお塩をふって下味をつけた手羽肉。
    圧力鍋に胡麻油を熱し、全面こんがり焼きつけましょう。

  2. 鶏肉を端に寄せ、つぶしたにんにく・薄切り玉ねぎを加えます。
    玉ねぎが色づくまでしっかり炒めます。

  3. ノンアルコールビールを注ぎ、加圧すること5分間。

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  4. 圧が抜けたら蓋を開け、お醤油・オイスターソース等を加えます。
    こってり煮詰めて出来上がり。

    昨日のお昼に拵えた手羽肉のカレー。
    手羽肉2本、こっそり冷蔵庫に隠した私を主人は不満そうに見ておりました。
    ご飯によく合うホロホロ手羽肉、お弁当を食べる主人は昨日の不満など覚えてもいないことでしょう。


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月曜日は1週間分の作り置き料理を主に拵える日。

面取りした人参と蓮根は、油揚げと一緒に圧力鍋でしっかりと味を煮含めます。

残念ながら破れてしまった油揚げ数枚、今日は電子レンジで甘辛お醤油味を煮含めましょう。

今シーズンお気に入り、キュウリは辛子を加えたビール漬けに。
お砂糖の量が抑えられる上に美味しいのです。

一定量常備してある乾物。
そろそろ賞味期限を迎える干瓢を、今朝は蓮根と一緒に甘酢漬けにしました。

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今朝は圧力鍋が大活躍。


さっと洗った干瓢は、表示通りに下茹でします。
たっぷりのお水と一緒に加圧すること3分強。

蓮根はスライスしてさっと酢水に通し、甘酢に加えてひと煮たち。
直火にかけられる琺瑯容器は、圧力鍋と並び私の必須アイテム。
あとは下茹でした干瓢を切ってここに漬け込むだけ。

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油揚げの福袋も圧力鍋で。

面取りした人参・蓮根を合わせ調味料と合わせ、圧力鍋で加圧すること3分弱。
その間に、袋状に開いて油抜きした油揚げに卵液を詰めます。

面取りした人参や蓮根の切れ端を刻み、戻したひじき・冷凍枝豆・溶き卵と合わせて油揚げに詰め、爪楊枝で留めます。
綴じ目を上にして圧力鍋に並べ、爪楊枝で全体を突いた甘長唐辛子も加えて再加圧 1分強。

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最後は、圧力鍋で今朝の主食のご飯を炊きます。
すりおろした山芋・温泉卵を添えて今朝の主食はとろろご飯と致しましょう。

お魚はさわらのみりん漬けです。

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月曜日は何となく『ならし』な感覚。
ちょっとキッチンに立ったらひと休み、そんな感じでゆるりと事を済ませます。

主人に仕事部屋を譲ったら、今日はYouTubeで『銀座結び』の練習でも致しましょうか。

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2022年08月26日

オートミールライスバーガー〜鰹生節しっとり照り焼き編

お待ちかねの金曜日。

我が家では、火曜・木曜と週たった2日の禁酒日を設けております。
主人と私、きっとどちらかが『飲んじゃおっか♪』と言えばあっさり揺らぐ頼りない休肝日。
これを乗り切った金曜日の晩酌は、我が家にとっては格段のお楽しみ。

今宵、少々飲み過ぎと並行する食べ過ぎも容易に想像出来ますもの。
本日のお昼は、罪悪感も最小限に抑えられる(であろう)オートミールライスバーガーと相成りました。

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ご飯の代わりに、たっぷりと水分を吸収して米化したオートミールを使ったライスバーガー。
更なるカロリーダウンを期待して、オープンサンドスタイルが我が家風です。

フィリングは、年にいちど主人が取り寄せてくれる鰹の生節。

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パサつきがちな鰹生節ですが、色々試した結果こちらの生節が我が家の定番となっております。
塩麴でマリネして照り焼き風に仕上げた生節は、しっとりした食感で大のお気に入り。

今日はほっこり長芋のソテーも一緒に。
やや黒ずんだ仕上がりなのは、味付けに『茄子の揚げびたし』の漬け汁を再利用したから。
我が家ではよくある、と言うより当然の流れです。


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鰹生節のオートミールライスバーガー。
今宵の晩酌が待ち遠しい今週最後のお弁当です。

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◆作り方と材料

  1. 先ずはオートミールのライスバンスを準備しましょう。

    オートミールは30g。
    クイックオーツとロールドオーツ、各15gを合わせます。

    ここに蕎麦の実 10g・白胡麻 5gを加え、お水 100gを加えてざっと混ぜましょう。
    ふわりとラップをし、600Wの電子レンジで1.5分。



  2. いちどレンジから出し、市販の蒸し大豆を加えてざっと混ぜます。
    再度ふわりとラップをし、レンジ加熱 1.5分。



  3. ラップを敷き込んだ目玉焼きリングで成形しましょう。

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    胡麻油を熱したフライパンで両面カリリと焼いて取り出します。
    網の上で冷ましておきましょう。

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  4. 鰹の生節へと駒を進めます。

    1cm弱厚さに切ったなまり節の両面に、極少量の塩麴をぬってしばらくおきます。
    両面に薄く米粉をまぶし、胡麻油を足して熱したフライパンで両面色よく焼きましょう。

    空いたところで、輪切りにした長芋も。
    ・・・生節、焼き過ぎましたね。

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  5. 茄子の揚げびたしの漬け汁に、米粉を少し加えてよく混ぜます。
    フライパンに流し入れ、全体がぽってりするまで絡めながら煮詰めましょう。

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  6. 生節を煮汁ごと冷蔵庫で冷やして準備は完了。

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    冷えてぽってりとした煮汁は、スプレッドの如くオートミールライスバンズによくなじみます。
    鰹生節・長芋・大葉をオートミールライスバンズの上に重ねましょう。

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    ワックスペーパーで食べやすく包んで出来上がり。

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泡が寂しいビールのゼリー。
オートミールライスバーガーに添えるデザートです。

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もちろん、昨今登場しております『賞味期限切れのノンアルコールビール』をアガーでかためたもの。
更に申し上げれば、昨日の全粒粉チョコチップテーブルロール(☆彡)に使用した開封済みのノンアルコールビールのお片付けが何よりの目的。

卵白を使用するとか、ゼリー液を頑張って泡立てるとか、よりビールらしく仕上げる手は多々ありますが、加齢に伴い最近は『余計なことをしないレシピ』に傾いていく傾向にあります。
私にとって、『映える料理』は見て愛でて感心して楽しむものと相成りました。





  1. 残っていたノンアルコールビールは250t。

    小鍋に注ぎ入れて蜂蜜を40g。
    アガー 5gを加えてよく混ぜます。

  2. 蜂蜜とアガーがよくなじんだところで、徐に中〜弱火にかけ絶えず混ぜながら加熱します。
    開封済みとは言えよく泡立ちます。
    煮立つ手前で火を止めましょう。

  3. 予め容器にはドライブルーベリー・ひと口サイズに切ったドライレモンを入れてあります。
    そっと2を注ぎ入れるだけ。

    出来るだけ上部の泡が消えないよう、氷水で冷やします。
    辛うじて泡が残った状態ではありますが、まぁこんなものでしょう。

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食材のお片付けを兼ねた金曜日のお弁当。

鰹生節・茄子の揚げびたしの漬け汁。
無理無理な照り焼き風ではありますが、相乗効果も手伝って本当にしっとり美味しいのです。

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金曜日の主食は伊勢うどん。
そしてトップバリュブランドのイワシの生姜煮。
いつもの具沢山過ぎるお味噌汁は平日限定、明日と明後日はお休みです。

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楽しい晩酌の前に、月にいちどの歯医者さんに行ってきましょう。
間もなく主人が帰宅します。



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2022年08月25日

ノンアルビールの全粒粉テーブルロール〜溢れるチョコチップ編

木曜日はパンを焼く日、これが我が家の週間ルーティーンです。

もともとは、手作りの豆乳ヨーグルトのホエーが溜まる頃合いを見て、その有効利用として全粒粉生地をホエーで捏ねていたのですが、最近はホエーの代わりに賞味期限切れのノンアルコールビールを使います。
要するに、ノンアルコールビールをお片付けするための強引レシピ。

今週はチョコレートチップたっぷりの全粒粉テーブルロールです。

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ブラウニーを焼くために買っておいた『焼き菓子用チョコレートチップ』
ですが、使う機会を逸してしまって今日まで。
ふた袋も買ってしまったのですもの、無駄なく使ってお片付けしましょうとようやく思い立ちました。

ノンアルコールビールで捏ねた全粒粉生地の上にたっぷり散らして巻き込みます。

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文字通り、チョコレートチップが生地から溢れております。

たっぷりのチョコレート風味の隙間から、ふわり漂う柑橘系の風味。
極少量、本当に極々少量残っておりました『金柑バター』も一緒にお片付け致しました。

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前日の夕方、ほんの片手間に生地を準備して、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促し木曜の朝に焼くオーバーナイト発酵全粒粉パン。
工程はホエーもノンアルコールビールも同じなのですが、ホエーを使っていた頃と比べて、心なしか全粒粉生地が元気な気が致します。

まぁどちらにしても、手作りのパンは不器量な焼き上がりも含め愛おしいのです。

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◆材料(テーブルロール4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • オートミール 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g

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  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g

  • 焼き菓子用チョコレートチップ 適量
  • 金柑バター 適量
  • 水溶き卵黄 適量

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◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
    ヨーグルトメーカーで発酵させる時間を除けば、10分もかからないくらい。

    先ずは、全粒粉強力粉・スキムミルク・オートミール・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせて、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールにこの半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    フルール・ド・セル、オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせたら、残った粉類に加えて軽くなじませます。

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  2. 生地がひとつにまとまったら、形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    その後、ガス抜きの要領で軽く生地を揉んだら、再度形を整えます。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたら、保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  3. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    その後、軽く生地を揉んでガス抜きをしたら形を整え、包丁で4等分します。
    断面を伸ばすようにしながら生地を丸め、ビニール袋に戻して室温で15分ほど、ベンチタイムを設けます。

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  4. ベンチタイムが終了したら、生地をラップで挟んで楕円にのばしましょう。
    2等辺三角形をイメージしながら両端と1辺を折り込み、再度ラップで挟んでのばします。

    縦半分に折りたたんで綴じ目をしっかりと綴じたら、両手で転がしながら長いしずく型に整えましょう。

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    厚さが均一になるようのばしたら、金柑バターをぬってたっぷりとチョコレートチップを散らします。

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  5. 幅のひろい方から巻き、巻き終わりをしっかり閉じたら、綴じ目を下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵タイム。

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  6. 発酵した生地に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬります。

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    予熱したオーブンに移し、いつもより少し低めの190℃で13〜15分間。

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    焼き立てはチョコレートが溶けていますので、オーブンシートごと網の上に移動させます。
    完全に冷めてチョコレートがかたまれば出来上がり。

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木曜日にパンを焼くのは楽しいのだけれど、毎回少々頭を悩ます『残った卵の使い道』
パンの艶出しに使用した『水溶き卵黄』の残りの卵をどうするか、これが悩みの種なのです。

卵白だけが残るのならば、冷凍して先延ばしにしてしまえば良いのです。
卵黄が少し崩れた卵 1個分、見てわかるかきたま汁にするのはどうも気が進まない。
ふわり鶏ささ身の具沢山スープにしてみました。


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これなら残った卵の使い道として納得できる美味しさ。
かきたま汁には違いないのだけれど、残った卵を鶏ささ身の茹で鶏に和えてふわりと仕上げます。





  1. 包丁の腹でつぶしたにんにく、さいの目に切った人参、粗みじん玉ねぎ、隠し味程度のエルブ・ド・プロヴァンスをお鍋に合わせます。
    オリーブオイルで炒め合わせましょう。

  2. 鶏ささ身の茹で汁を注ぎ、煮立ったところでさいの目に切ったコリンキー、食べやすく切ったヒラタケ等の在庫野菜を加えます。

  3. オーツミルクと葛粉を合わせてよく混ぜ、2に加えてとろみを添えましょう。
    極少量のオイスターソースで味を整えたら、粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏を卵で和えて加えます。
    ふわりと火を通して出来上がり。

    スープジャーに盛り、黒胡椒を挽きます。

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焼き菓子用のチョコレートチップ。
パンからはみ出た個所がサクッと焦げて焼きチョコ化、これはこれで美味しいことを今日知りました。

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木曜日は焼き鯖の日。
そして主食は、我が家にしては珍しい混ぜ物なしの白いご飯。

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間もなく今年も新米の季節を迎えます。
今年はいつものミルキークィーンではなく、丹後産コシヒカリをお願いする予定です。

そこで思いついた新米を効率的に楽しむ方法。
とにかく在庫のお米をお片付けします。
お米はもちろんのこと、非常用に備蓄してあるレトルトご飯も含めて。

そして新たに備蓄用レトルトご飯を買い、備蓄米入れ替えのタイミングを新米の時期と重ねるのです。
うっかり賞味期限切れ、よくある我が家の失敗もこれで問題解決。




今年は例年以上に新米が楽しみなのです。


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2022年08月24日

イチジクのコンポートと煮汁のゼリー

最近、イオンネットスーパーさんでフルーツを買う頻度がぐっと高まりました。
お手頃価格のキウイを頻繁に買ううち、意外と季節感あふれる旬のフルーツにも目が行くようになったのが理由でしょう。

先日届けて頂いたイチジクで、お気楽なコンポートを拵えました。
まるで干し柿みたいにトップリ煮上がったイチジクが今日のお昼ご飯。

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ネットスーパーに期待こそしていなかった旬ですが、思いのほか楽しめることが判明。
先日、旬のイチジクをイオンネットスーパーさんに届けて頂きました。

足が早いイチジクですので、届いた当日と翌朝はそのまま頂きましたが、残ったふたつをコンポートに。
たったふたつのイチジクをコンポートにするのも寂しいからと、常備してある“ドライフィグ”も一緒にコンポートにしてみましたよ。

干したイチジクとフレッシュなイチジク、双方の食感楽しいコンポートに仕上がりました。
今朝はそれらと一緒に、フルッとアガーでかためた煮汁を合わせて賑やかなデザートに。

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フレッシュなイチジクは、皮と一緒に煮ると煮汁(シロップ)がほんのりピンク色に仕上がります。
いつもは真っ白なお豆腐白玉も、それに合わせてほんのりピンク色に染めてみました。

オーツミルクの牛乳寒天は、コンポートに加えた『クコの実』の有効利用。
アガーならではのツルッとした食感が自慢です。

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工程の割にとっても簡単なのです。
245tのメイソンジャーを使用しております。

◆材料(作りやすい分量)

  • イチジクのコンポート


  • コンポートの煮汁 308g
  • アガー 5g


  • オーツミルク(無糖) 220g
  • てんさい糖 10g
  • アガー 6g


  • 木綿豆腐 100g
  • 白玉粉 50g
  • 食紅 極少量




◆作り方

  1. イチジクのコンポートは時間のある時に拵え、冷蔵庫で保存しておきました。
    圧力鍋でちょちょいのちょいです。

    イチジクは軸の方からつるりと皮をむきます。
    ドライフィグ・ドライレモン・クコの実・イチジクの皮を詰めた『だしパック』と一緒に圧力鍋へ。

    白ワインとお水を合わせ、ひたひた量より幾分控えめに注ぎます。
    蜂蜜をちろりと回しかけ、莢を半分に切ったカルダモン・シナモンを合わせて準備完了。

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    加圧すること3分間。

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    皮の入っただしパックを取り除き、煮汁ごと保存容器に移しましょう。
    冷蔵庫で冷やしてしっかりと味をなじませておきます。

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  2. 2〜3日おいてイチジクの味がなじんだ頃合い。
    そっとザルにあけ、シロップとコンポートに分けましょう。

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    シロップに分量のアガーをふり入れます。
    しっかり混ぜてアガーを溶かしてから、中火でゆっくり混ぜながら沸騰手前まで加熱します。
    さっとお水で湿らせた容器に漉しながら移し、冷めたら冷蔵庫に入れて冷やしかためます。

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  3. オーツミルク寒天も同じように。

    分量のアガーとてんさい糖を乾いたお鍋に合わせてよく混ぜ、ここにオーツミルクを注いでよく混ぜます。
    お砂糖のじゃりじゃり感がなくなったら、混ぜながら中火にかけて温め、同じく漉しながら容器に移して冷やしかためましょう。

    表面が少し固まりかけたところで、コンポートに使用したクコの実をそっと並べます。

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  4. お豆腐白玉へと参りましょう。

    最初に分量の白玉粉と食紅をビニール袋に合わせてよく振り混ぜておきます。
    ここに木綿豆腐を加えてよくなじませ、ひとつにまとまったら滑らかに捏ねて棒状にのばします。

    包丁で切って丸め、ぐらぐらと煮立たせないよう茹でて冷水にとります。

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  5. 以上で準備完了。

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    オーツミルクの寒天に包丁で切れ目を入れます。
    イチジクシロップのゼリーは、スプーンで崩しましょう。
    ジャーに詰めて出来上がり。

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昨日拵えたベーグルサンドのフィリング、コリンキーとケールのサラダが少量残っておりました。
同じく昨日拵えた鶏ささ身の茹で鶏や、ビーツのピクルス等在庫食材を合わせてライスペーパーで包みます。

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存在感あるビーツを使った生春巻きの出来上がり。
食べやすく切り分けて詰めましょう。

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昨日のベーグルサンドで少々体重増加気味。
朝食をしっかり食べる我が家ですから、市販のベーグルをお昼にするとカロリーオバーとなってしまうようです。

これくらいあっさりしたお昼でちょうど良いのだと納得致しました。

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今朝の主食はとろろご飯。
イオンネットスーパーさんに届けて頂いた『ネバリスター』をすりおろしてたっぷり上に。
温泉卵も添えたボリューム満点の主食です。

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火曜日のお魚は金太郎イワシ。
たまたま今日は小ぶりな金太郎イワシですが、この量で普通にお昼を食べていれば、それは体重も増えるでしょう。






久しぶりに朝から晴天です。

今更ながら梅干しの土用干しをしております我が家のベランダ。
日照時間の短さだったり、至る所に置いてある温度計の数字だったりで、何となく秋を感じております昨今。
秋が近付きつつある今になって、ようやく梅干しを仕上げられそうでホッと胸をなでおろしているのです。

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posted by しんさん at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする