2022年07月29日

全粒粉ロールパン〜ノンアルコールビール・ブラウニーの欠片編

いつもは木曜日に焼く全粒粉パンを、今週は本日金曜日に焼きました。
そして、いつもは手作り豆乳ヨーグルトのホエーを使って捏ねる全粒粉生地を、先週に引き続き今週も期限切れのノンアルコールビールで。

ビールで捏ねる、しかも随分前に抜栓して気の抜けたノンアルコールビールで捏ねる全粒粉生地は、ヨーグルトのホエーを使うより元気な気が致します。

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水曜日の夕方に生地を準備し、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵させた生地を木曜の朝に焼くのが私のルーティーンですが、今週は水曜日にお客さまをお迎えしておりました。

夏休みを利用してアメリカからやってきたおチビさんふたり。
帰国間際の先日水曜日、お料理上手な末っ子くんに、アメリカ仕込みのブラウニーをご指導頂いたという訳です。

想像していたより遥かに堂々とした手つきに感心しつつ、そして焼き上がったブラウニーが愛おしく、ほろほろと崩れた欠片すら無駄に出来ず有効利用。

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ビールで捏ねた全粒粉生地でブラウニーの欠片を巻き、上にもたっぷり散らしました。
ハイカカオチョコレートをたっぷり使用したブラウニーのほろ苦さ美味しい、素朴な全粒粉テーブルロールがここに焼き上がりましたよ。

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こうして週にいちど、パンに使用していればそう遠くないうちにノンアルコールビールのお片付けは完了することでしょう。

そう思っておりましたら、寝室の非常用水置き場にノンアルコールビールが相当まとまった本数鎮座しておりました。
まだまだノンアルコールビールお片付けレシピが続きそうです。





◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • オートミール 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g



  • ブラウニーの欠片 適量
  • 金柑フレイバーバター 適量
  • 艶出し用の水溶き卵黄 適量

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◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・オートミール・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

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  2. 計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜます。
    フルール・ド・セルとオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

    残った粉類に加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。

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  3. 生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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    ヨーグルトメーカーから出した生地は、幾分ふっくら発酵しております。
    ガス抜きの要領で軽く揉みます。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めて保存容器に入れます。
    容器の蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。

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  4. ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵した生地を室温に戻し、今朝はここからスタートです。

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    室温に戻した生地のガスを抜き、形を整えて包丁で4等分しましょう。
    それぞれ断面の生地をのばすようにまとめ、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

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  5. 生地をラップで挟んで楕円にのばし、2等辺三角形をイメージしながら折り込みます。
    更にラップで挟んで生地をのばしたら縦半分に折り、両手で転がしながら長いしずく型にのばしましょう。

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    ラップで挟んで生地をのばし、フレーバーバターとブラウニーの欠片を散らします。

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    ひろい側から巻き、巻き終わりをしっかり摘まんで閉じ、巻き終わりを下にして並べましょう。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. ふくらんだ生地にそっと水溶き卵黄をぬり、ブラウニーの欠片を散らします。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度 210℃で12〜13分。

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開封済みの豆乳がありましたので、お弁当のお菜は寄せ豆腐風のスープと致しましょう。

お豆腐、ほどにはかたまっておりませんが、ぽてっとしたポタージュ程度にかたまったお豆腐の上に薬味がたっぷり。
具沢山スープとして召し上がれ。
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  1. スープジャーは熱湯で温めておきます。

  2. にがりによって分量は異なりますが、我が家のにがりは豆乳 500tに対して小さじ1。
    合わせたらよく混ぜ、温めたスープジャーに漉しながら注ぎます。

    蓋をし、1時間近く放っておきます。

  3. 薬味を合わせます。
    小口に切った茗荷に千切り大葉。
    ビール漬けにしたキュウリ、ラディッシュの塩麴漬け、おろし生姜、甘辛く煮付けた椎茸・・・要するに作り置き料理の大集合。

    フルッとかたまったお豆腐の上にたっぷりと盛って胡麻をひねり、お醤油をちろりと回しかけて出来上がり。

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先ほど、イオンさんが中力粉を届けて下さいました。
中力粉を使ったアメリカ風のブラウニー、間もなく実現致します。

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金曜日の朝食は、伊勢うどんの釜玉風にイオンさんのイワシの生姜煮。
朝の小さなデザートに、おチビさんたちと作った思い出のブラウニーを添えました。

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おチビさんたちが気に入っておりましたキャラメルアイスの甘さがちょっと切ない。

ライフ360を見ると、彼らは東京に到着したようですよ。
数日後にはアメリカの自宅が表示されることでしょう。


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2022年07月28日

水まんじゅうパフェ〜葛餅生地のリメイク編

昨日、おやつに葛粉を使って水まんじゅうを拵えました。

今の時期にぴったりな、そして品質を問わなければ実はとっても簡単な水まんじゅう。
葛生地が少しだけ余ってしまったので、お猪口に入れて冷蔵保存しておきました。
高価な吉野葛を使った生地ですからね、無駄なく翌日の今朝は水まんじゅうパフェでリメイクを図ります。

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アメリカの長い夏休みを利用して、ママの実家に帰省しておりますふたりのおチビさん(おひとりは私の背丈をあっさり超えてしまいましたが)。

アメリカと言えばブラウニーでしょ?
という訳で、お料理上手な末っ子さん直々にブラウニーのレシピをご伝授頂くことと相成りました。
オーブンを開けると今でもチョコレートの甘い香り。

ブラウニーの焼成時間・そして焼き上がったブラウニーを冷ます時間を利用して、私から彼らへのささやかなお返しは『水まんじゅう』のレシピ。
ジャパニーズスイーツ、気に入ってくれたのなら嬉しいのだけれど。

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小さなお猪口に丸めたこし餡と葛生地、でもちょっとだけ余ってしまうのが常。

この余った葛生地を、新たな葛生地に混ぜ込んで練りあげてみましたよ。
意外なほど綺麗に同化するのには、筋金入りの貧乏性の私ですら驚きです。

お抹茶風味のお豆腐白玉団子、そしてちょうど冷蔵庫にあった『甘夏風味の葛切り』と合わせてパフェ風に仕上げました。

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お昼まで冷蔵庫に入れておくので、いつもならば食感が衰えてしまう葛菓子ですが、正に棚から牡丹餅、葛切りのシロップ効果でしょうか、水まんじゅうはツルンっとした食感を保っておりました。

これ、本当に美味しい。





◆材料と作り方

  1. こし餡は市販のものを使っております。
    6gずつ、12個の小さな餡子玉を作っておきましょう。

    クコの実も12個、用意しておきます。

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  2. 12個のうち、半分の6個分は『昨日の葛生地』なしで普通に作りました。

    葛粉 13g・お水 100g

    合わせてよく混ぜ、小鍋に漉しながら移しましょう。
    中〜弱火で、時々火から離しては絶えず練り、透明な生地に練りあげます。

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    ちなみに、昨日の葛生地を加えた生地はこちら。
    小鍋に漉しながら移した葛液に、固まった葛生地を適当にほぐしながら加えて練りあげます。
    しっかり透明な生地に仕上がりました。

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  3. 型をさっとお水で濡らし、先ずは少量練り上げた葛生地を注ぎます。
    金魚よろしくクコの実を散らし、丸めたこし餡を軽く押し込みましょう。

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    型すれすれまで葛生地を注いだら、スパチュラで表面をならします。
    型の高さ8分目程度高さのお水で10分ほど冷やしましょう。

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    生地が冷えたら、氷水に沈めておきます。

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  4. お抹茶風味の白玉団子へと参りましょう。

    白玉粉 30g・お抹茶 3g

    をビニール袋に合わせてよく振り混ぜ、木綿豆腐 58〜60gを加えてなじませます。
    生地がひとつにまとまったら、袋から出して滑らかに捏ねて棒状にのばし、包丁で8等分しましょう。

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  5. 多めにお湯を沸かし、ぐらぐらと煮立たせない程度に火を弱めます。
    まん丸に丸めた白玉生地を、ふわりと浮かび上がるまで茹でて冷水にとりましょう。

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    たっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーの上に出して準備は完了。

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    ジャーの底に抹茶白玉を3つ。
    伊勢丹ドアさんに届けて頂いた甘夏風味の葛切りをシロップごと加え、水まんじゅうを盛り付けます。
    アクセントに上にも抹茶白玉団子をひとつ、はい、出来上がり。

    冷蔵庫で冷やしても食感が損なわれないのが嬉しい。

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この時期は、作り置き料理もさっぱりとした『甘酢』系に偏りがち。
だけど、そのおかげで今日のあっさりサラダが出来上がりましたよ。

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甘酢を使った作り置き料理。

茗荷の甘酢漬けでしょ?2色のズッキーニの煮なますでしょ?グリルしたパプリカとピーマン、マイタケの甘酢漬けでしょ?
ついでにカラフルラディッシュの塩麴漬け。

大きなものは食べやすいように切ってボールに合わせ、蒸し大豆・少量の胡麻油を加えて和えるだけ。
これだけで抜群に美味しいのです。

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今朝、朝食が終わって片付けをしておりましたら、テレビでは『岐阜特集』が紹介されていました。
野口五郎さんがゲストで、大垣の水まんじゅうが注目されていましたよ。

海の日、ハイキングの帰りにおチビさんたちと一緒に食べたっけね。

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いつもならばパンを焼く木曜日。
ですが、そんな訳で昨日はブラウニーレッスンでバタバタしておりまして、パン生地の仕込みをあっさりと諦めました。

焦ってこなすノルマに意味はありませんもの。
今朝はストウブで多めにご飯を炊き、冷凍しておきました。
木曜日のお魚は塩鯖です。

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そしてやっぱり少し余ってしまった葛生地。
平らにのばし、抹茶とデーツシロップを添えて朝のおめざに。





『どぅみぃ(私のことです)が僕の英語を理解するなら、上手に焼けるよ』
ブラウニーマスターのお言葉です。

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ネイティブブラウニーは目から鱗なレシピでありました。
そして、何も知らずに全粒粉薄力粉を使用した私。

明日届けて頂くイオンネットスーパーで、中力粉を追加オーダー致しました。


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2022年07月27日

ちょっとビール入り・おから蒸しパンサンド〜ビーツペースト・茹で鶏ver.

本日のお昼は、久しぶりのおから蒸しパンサンドです。

生おからをオーブンで乾燥させてから、ミルで粉砕してパウダー状に。
サイリウム(オオバコパウダー)を加え、オーブンでじっくりと湯せん焼きにする我が家のおから蒸しパン。

今日はほろ苦いココアパウダー、に加えて賞味期限切れのノンアルコールビール入りですよ。
いつもよりふっくら蒸し上がった気がするのは、文字通りの気のせいでしょうか。

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フィリングは色鮮やかなビーツのペースト。

じっくりとオーブンでグリルしたビーツをピクルスにするのが我が家の定番ですが、形の悪い端っこや皮の部分に蒸し大豆を加えてペーストにしました。

この色、どこかで見たことあると思ったら。
そう、思い出しました。
セール価格にあっさり釣られて買った、この季節の必需品、ユニクロのUVカットメッシューパーカーの色です。

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チーズは入っていないのに、何故だかチーズの風味にも似たビーツと大豆のペースト。
上に鶏ささ身の茹で鶏をたっぷりと。

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やわらかなビーツのペーストがはみ出ないよう、ふわりとおから蒸しパンを重ねたら想定外の空洞が出来てしまいました。
まぁこれもいつものご愛敬。

賞味期限切れのノンアルコールビール、無理矢理の有効利用メニューでもありますココア入りおから蒸しパン。
おから蒸しパンにビール、これなかなか良い貧乏性対策かも。

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◆おから蒸しパンの材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)

  • おからパウダー 20g
  • 無糖のココアパウダー 8g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g
  • フルール・ド・セル ひとつまみ

  • 卵 2個
  • オリーブオイル 10g

  • ノンアルコールビール 50g
  • アーモンドミルク 40g

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◆作り方

  1. 生おからは100gずつに小分けして冷凍保存してあります。

    前日の夕方、凍ったままのおからをオーブンシートの上にひろげてオーブンへ。
    予熱なしで130℃ 1時間35分、時々全体をほぐしながら加熱し、そのまま朝までオーブン庫内に放ったらかし。

    翌朝にはカラカラに乾燥したおからが。
    ミルで粉砕してパウダー状にし、更に目の細かいザルでふるっておきましょう。

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  2. ふるったおからパウダーを20g計量し、ココアパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩と合わせておきます。

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  3. ボールに卵とオリーブオイルを合わせ、泡だて器で混ぜ合わせます。
    ここに、ノンアルコールビールとアーモンドミルクを少しずつ加えて混ぜ合わせましょう。

    合わせておいた粉類をふるい入れ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
    オーブンシートを敷いた琺瑯容器に流し入れ、表面を平らにならしてしっかりと空気抜きをします。

    天板にお湯を張って予熱したオーブン庫内へ。


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  4. 設定温度を200℃にし、じっくり湯せん焼きにすること30分。
    焼き上がったらそのままオーブン庫内で粗熱をとりましょう。

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    冷めて生地が落ち着いたところで容器から出してオーブンペーパーを除き、網の上で冷まします。

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  5. その間にビーツペーストの準備。
    とは言っても、ビーツは前日のうちにグリル済み。
    皮つきのままホイルで2重に包み、予熱なしのオーブン 180℃で1時間35分。

    そのままオーブン庫内で冷ませば、ビーツの栄養無駄なく丸ごと摂取できるグリルビーツの出来上がり。

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    キッチンペーパーでそっと撫でれば、つるりと皮がむけますよ。

    この皮の部分と、スライス出来ない端っこ部分をミルに合わせ、蒸し大豆・レモン汁・少々のフルールドセル・オリーブオイル・鶏の茹で汁を合わせて滑らかなペースト状にします。


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  6. 冷めたおから蒸しパンの厚さを半分にカットします。

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    ビーツペーストを片面にたっぷりとぬり、茹で鶏をほぐしてたっぷりと。

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    ワックスペーパーで包み、ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

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色合い愛らしい本日のサラダ。

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甘酢漬けにした2色のパプリカとピーマン、そしてゴールデングリーンさんの旬野菜定期便に入っていた愛らしいカラフルなラディッシュを合わせてみました。

想像以上の愛らしさです。

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桃のような淡い色合いのラディッシュ、そして定番の赤、初めて見る黒にも近い紫色のラディッシュと、色合いを分けて塩麴漬けにしてみました。

紫のラディッシュは辛みの強い見た目通りの強者です。

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綺麗に洗ったラディッシュを縦1/4に切り、少量のお塩をふってしばらくおきます。
水気をしっかり絞って、塩麴で和えるだけ。

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パプリカとピーマンの甘酢漬けは我が家の定番。

保存容器に甘酢の材料を合わせておき、粗くほぐしたマイタケとヒラタケ・種をざっくりとってピーマンは縦半分、パプリカは縦4〜6等分してオーブンで焼きます。

しっかりと火が通ったものから、野菜から出た水分ごと甘酢に加えるだけ。
冷めて味がなじめば出来上がり。

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出来るだけカラフルな面が外に向くよう、ジャーに詰め込んで出来上がり。
ほろ苦いココア風味のおから蒸しパンサンド、今の季節に嬉しい甘酢のサラダ。
おから蒸しパンは少量に見えてしっかりお腹がふくれます。

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今朝の主食は、こちらもまた久しぶりのお蕎麦です。

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長芋をミルですりおろし状態にしたら、味付けのあかもくを加えて混ぜ合わせます。
キュッと氷水でしめたお蕎麦にたっぷりと。

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水曜日のお魚は金太郎イワシ。

先日頂いたたっぷりの茗荷。
わざわざ別にして届けて下さったミョウガダケを甘酢にして添えました。
はじかみ生姜より風味がやわらかで美味しい。




さ、今日はこれからブラウニーの講習会ですよ。

『どぅみぃ(私のことです)が僕の言う英語をしっかり理解できれば、失敗することなく出来る』
そう断言した彼の指導力に賭けましょう。
送ってくれたレシピを見ると、今まで見たことないほどチョコレートをたっぷり使用するのね、ネイティブブラウニーって。


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2022年07月26日

オートミールクレープ〜もっちりノンアルコールビールver.

賞味期限切れとは言え、処分できないノンアルコールビールがワインセラーの奥に並んでおります。
これらをどうにかしようと悪あがきするのは、いつもの貧乏性がゆえでもあり、私の秘かなお楽しみでもあるようで。

昨日はズッキーニのフリットをビールver.で ☆彡
さて、本日はオートミールクレープをビールver.で。

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いつもはオーツミルクやアーモンドミルクで作るオートミールクレープを、昨日開封した賞味期限切れのノンアルコールビールで作った、ただそれだけのお話です。

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フィリングは、私にしてはシンプルです。
伊勢丹ドアに届けて頂いた『金柑のフレーバーバター』、そして常備してあるナッツ類。

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何度となく焼いたオートミールクレープですが、ノンアルコールビールで生地を作ると明らかにもっちりとした生地になります。

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もちろんビールの苦みなどはありません。
そして何より、この金柑バターとナッツの組み合わせが抜群に美味しいのです。

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◆分量(作りやすい分量、直径26センチのフライパンを使って5枚焼けました)

  • ノンアルコールビール 21グラム
  • アーモンドミルク 15g

  • オートミール 45g
  • 葛粉 15g
  • てんさい糖 10g
  • フルール・ド・セル 1g

  • 卵 1個

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かします) 10g


    ◆フィリング

  • 金柑のフレーバーバター(Oisix製です) 適量
  • ナッツ類(アーモンド・胡桃・カシューナッツ・蕎麦の実) 各適量





◆作り方

  1. 先ずは大きめの容器を湯せんにかけ、バターを溶かしましょう。
    ここにフィリング以外の材料を全て合わせ、バーミックスで撹拌します。

  2. ラップで落し蓋をして、室温に置くこと30分。

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  3. 寝かせた生地を焼きます。

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    フライパンに極々少量の油を丁寧にすり込み、流し入れるその都度しっかりと生地を混ぜながら焼きましょう。

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    生地の縁がチリッと反り返ってきたら裏返し、裏面もさっと焼いたら再度裏返します。

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    火を止め、金柑バターをひろげましょう。

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    ナッツは予め粗く刻み、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてあります。
    1/4か所に散らし、生地を折りたたみましょう。

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    はい、出来上がり。

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    余った分はぴったりとラップで包んで冷凍保存。

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カラフルなサラダは、黄色と緑のズッキーニ、色とりどりのラディッシュで。

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ラディッシュとズッキーニはスライスし、少量のお塩をふってしばらくおきます。
しんなりしたらしっかりと水気を絞ってボールに。

鶏ささみの茹で鶏・アボカド・ピクルス・ビーツの葉っぱ・ザワークラウト等を合わせ、レモン汁・お塩・少量のマヨネーズ・粗挽き胡椒を加えて和えれば出来上がり。

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アボカドの状態が良くなかったのが残念。

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茹で鶏の副産物、と言うより鶏粥が食べたくて茹で鶏を作る、これが我が家の常。
今朝の主食は鶏ささ身の茹で汁で炊く我が家の定番メニュー、鶏粥ですよ。

火曜日のお魚はしめ鯖。
アボカドとスライス玉ねぎが定番ですが、アボカドが残念な姿でした。

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まだまだ賞味期限切れのノンアルコールビール消費メニューを考えなくては。
そう、これが楽しいのです。


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2022年07月25日

カリカリ・ズッキーニのフリット〜ノンアルコールビール編

月にいちど、長野の北八ヶ岳から送られてくる旬野菜定期便が、目下のところ我が家の主なお野菜調達先です。

昼夜の寒暖差激しい標高1000メートルの畑で、大切に育てられたゴールデングリーンさんのお野菜たち。
育ちの良さが梱包からもひしひし伝わる旬野菜たちは、届いた段ボールを開けるところからお楽しみが始まるちょっとしたアミューズメントでもあります。

週明けの月曜日。
早く料理してあげたいとウズウズしておりました、ゴールデングリーンさんの黄色と緑の立派なズッキーニ。
随分と前から計画致しておりました、賞味期限切れのノンアルコールビールを有効利用したズッキーニのフリット。
ようやく実現しましたよ。

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届いたその日にお料理してあげたいのはやまやまですが、特に夏野菜は、お料理してからだと保存が利かない野菜たちが多種あります。

どうしても食感が悪くなってしまう冷凍保存は出来るだけ避け、それでも出来るだけ到着した状態を保つようGoogleさんに相談して保存しては、無駄なく愛情をもって野菜たちと接しております。

葉野菜たちは出来るだけその週のうちに使い切り、だんだんとその他比較的日持ちする野菜たちへと視線を移していくのが私の野菜たちとの付き合い方。
今週は、このずっしり重い2色のズッキーニと見事にUの字を描いたお茄子にお付き合いを申し出ます。

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賞味期限切れのノンアルコールビールを使ったズッキーニのフリットは、想像以上の美味しさです。
揚げたての外カリカリ、中トロトロ熱々、主人でなくとも『もうひとつ』つまみ食いの手が伸びること請け合い。

ちらほら見える黒い粒々は『あかもく』です。
3個パックになった味付けのあかもくを、イオンネットスーパーでよく注文するのですが、これを衣に使って大正解。

米粉とコーンスターチ、期限切れのノンアルコールビールを使ったカリカリの衣にあかもくパワー、今まで食べたズッキーニ料理でいちばんお気に入りです。

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干し貝柱を加えて炊いたご飯で、出来るだけふわりとズッキーニのフリットを包んでお結びに。
ズッキーニを始め、茗荷や茄子、添えるお菜も夏野菜真っ盛りですよ。

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ズッキーニのフリット、本当に簡単ですよ。

  1. ズッキーニはやや大ぶり・集めの輪切り、または半月に切り、ビニール袋に2色を合わせます。
    お塩をほんのひとつまみふたつまみふり、全体にまぶして10分ほどおきましょう。

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  2. その間に衣の準備。

    乾いたボールに米粉 80g・コーンスターチ 10gを合わせてよく混ぜておきます。
    ここによく冷えたノンアルコールビール 100g強・あかもく(3個パックになった味付け済みのもの) 1パック(約30g)を加え、よく混ぜ合わせましょう。

    かき揚げの衣がゆるめのホットケーキ目安なら、これはぽてっとしたカップケーキ生地が目安でしょうか。

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  3. 1のズッキーニをザルにとり、特に水を絞ることなくそのまま衣に加えます。

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    全体にしっかり衣を絡めましょう。

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  4. やや低めに熱した太白胡麻油でカリッと揚げれば出来上がり。

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    しっかりと油を切ってから、お結びの分には、熱々のうちに少量のだし醤油を回しかけておきます。

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  5. 干し貝柱と戻した干しシイタケを加えて炊いたご飯で、ラップを使って出来るだけふわりと握って海苔を巻きます。

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大きな大きなズッキーニ。
たっぷりフリットにしてもまだまだお料理が楽しめます。

いつもならば蓮根で拵える『煮なます』を夏限定のズッキーニver.で。
可愛らしく曲がった茄子は、今シーズンお気に入りの揚げ浸し。
頂いた茗荷は、定番の甘酢・茗荷味噌を仕込んだ後で佃煮に挑戦してみました。

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今まで、茄子の油分吸収能力に躊躇しておりました揚げ浸し。
切った茄子に少量のお塩をまぶしてしばらくおけば、茄子の油吸収力を妨げることが出来ると知ってからは揚げ浸し一辺倒。


  1. 茄子は乱切り、もしくは縦半分に切って皮面に斜めの切れ目を数本入れておきます。
    ゴールデングリーンさんの曲がった茄子、イオンネットスーパーの器量良しの茄子、ちょっと食感の違いを楽しむ目論見です。

    極少量のお塩をふって10分ほどおきましょう。

  2. しんなりした茄子の水気をひとつひとつ丁寧にふき取り、熱した太白胡麻油で皮面鮮やかに揚げます。
    同時進行で、お水・お酒・みりん・お醤油・極少量のオイスターソース・鷹の爪を合わせ、戻した干しシイタケと一緒に煮立てておきましょう。

  3. 揚げた茄子の油をしっかりと切り、次々に立った2に加えます。
    ひと煮たちさせて火を止め、冷ませば出来上がり。

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蕪はノンアルコールビールを使ったビール漬けに。
お砂糖はぐっと控えめに仕上げましたよ。

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週末、おそらく40年以上ぶりにのこのこ出かけた『長島ジャンボ海水プール』
うっかり日焼けしてしまった手と足の甲がヒリヒリ痛い週明けです。

お魚は久しぶりに鰆の味醂漬け。

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サンプルで頂いたスキコンを手の甲・足の甲にたっぷり叩き込んでおります。
主人用に買った『美人ぬか 純米美白化粧水』は今日中にAmazonさんが届けてくれるはず。

値段の差は意識の差、ということで。


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posted by しんさん at 13:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする