2022年06月30日

ダブルトマト使いの全粒粉テーブルロール

今週も間もなく毎度お楽しみな週末です。

それなのに未だ残る週末の名残。
日曜のお昼に拵えたカレー、使用したトマト缶の残りが使うあてなく冷蔵庫に鎮座しております。

本日木曜日はパンを焼く日。
ならばこの開封済みのトマト缶、パン生地に混ぜ込んでしまいましょう。

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名付けて『ダブルトマト使いの全粒粉テーブルロール』

いつもならば豆乳ヨーグルトから出た水分(ホエー)で捏ねる全粒粉生地、今週はトマト缶も足してみましたよ。
ほんのりトマト色した全粒粉生地、それだけでは物足りずセミドライミニトマトも追加で。

エルブ・ド・プロヴァンスを効かせたトマト風味の全粒粉生地に、甘みの強いセミドライミニトマト、そしてコロッとペコリーノロマーノ。
ちろりとフルール・ド・セルを散らしました。
うん、美味しい。

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但し、いつも通りの思い付きレシピですので、生地はうんとゆるめ。
成形するにも勝手が違いますし、当然焼き上がりはダレっとしたゆるめの佇まい。

・・・ホエーの量を控えるべきでしたね、当然ですね。
いつかまた同じようなパンを焼く日のために、今日も備忘録致します。

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◆材料(小ぶりなテーブルロール4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 3g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 70g
  • トマト缶(カットタイプ) 40g

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g



  • セミドライミニトマト(オーブンでセミドライにしたものを冷凍してあります)適量
  • ペコリーノロマーノ 適量

  • 仕上げ用水溶き卵黄 適量
  • 仕上げ用フルール・ド・セル 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・エルブ ド プロヴァンス・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ホエーとトマト缶を合わせてよく混ぜ、合わせた粉類の半量をここに加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
    ここにフルール ド セル・オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    残った半量の粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く揉みましょう。

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    20220630 00009.png20220630 00010.png


  2. 生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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    ヨーグルトメーカーから生地を出し、ガス抜きの要領で軽く揉みます。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。

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  3. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    軽く揉んでガス抜きをしたら形を整え、包丁で4等分して断面を包み込むように丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。
    生地がゆるくて悪戦苦闘。

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  4. 生地をそっとのばし、セミドライミニトマトとさいの目にきったペコリーノロマーノを散らします。

    いつものように生地を円錐形にのばすなんて無理なゆるさ。
    ゆるッゆるです。
    が、どうにかこうにかの作業が繰り広げられます。

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  5. 綴じ目を下にして並べ、湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 40℃で45分間。

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    どうにかこうにか形を保っている状態。
    水溶き卵黄をそっとぬって、フルール・ド・セルをちろり。
    予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を200℃にして12〜13分。

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    形はともかく、エルブ・ド・プロヴァンスとトマトの相性は言うまでもなく素晴らしいのです。

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野菜室の隙間が目立つ週末間近。
取り敢えずあるものでどうにかしてしまおう、をコンセプトにしたやけっぱちサラダです。

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人参を鬼おろしで粗くおろし、アボカド・ベジミートそぼろを加え、レモンと蜂蜜、オリーブオイルをちろり。
温泉卵を添えて、せめてもの彩り、2色のラディッシュピクルスを飾ります。

高温対策の梅肉おかかと白胡麻をトッピング。

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残ったアボカドは、極少量のレモン汁をまぶして冷凍保存。
週にたった2回の禁酒ディ、夕食代わりのプロテインに活躍してくれます。
今宵はプロテインとアーモンドミルク、アボカドのシェイクですね。

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木曜日のお魚は塩鯖です。
皮がパリっ、身はふわりな焼き鯖、今日の焼き具合は最高。

主食は炊き粥。
小鯛のお出汁でコトコト炊きました。

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蕎麦の実・もち麦・押し麦・十六雑穀・キヌアの入った賑やかな炊き粥。
パンの仕上げに使用した卵の残りをお片付けするのにもひと役買ってくれています。
小鯛の煮干し、存在感がありますよ。

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明日の主食は、何ヵ月かぶりの伊勢うどん。
毎週食べてはおります伊勢うどんですが、イオンさんが届けてくれる伊勢うどんが復活したのがつい先日のこと。

他社の伊勢うどんを食べ比べては首をかしげておりましたのが、はてさて明日の原点が吉と出るか凶とでるか。
楽しみなのです。


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2022年06月29日

小麦粉不使用・オートミールと冷凍卵白のカップケーキ

クーラーの効いた部屋。
窓を開けるのも躊躇するほど、いえ、窓を開けなくても感じる屋外の熱気。

一体全体どうしちゃったの?
そう尋ねたくなるほど早朝からの猛暑のなか、スーツを着て出勤していく主人の後姿を見送ります。
そして感謝します。

今朝は小さなカップケーキを焼いてみました。

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主な材料は、オートミールと冷凍卵白、控えめなお砂糖とココナッツオイルです。
そう、小麦粉は一切使用しておりません。

もう少しふくらむかと期待していたのですが、ふと目を離した焼いている途中でシュン、と。
あらら、といった感じです。

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でもまぁ、生地はそれなりにふんわり、甘さも私好みの甘さでまぁ良しと致しましょう。

色気のないアルミのカップは、随分前、まだ100均ショップに足繁く通っておりました頃につい買い溜めてしまったもの。
最近、折を見てはせっせと消費するよう心掛けているのです。

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◆材料(8号サイズのアルミ製おかずカップに12〜13個分といったところ)

  • オートミール(ミルで粉状に粉砕した状態で) 70g
  • シナモンパウダー 3g
  • お塩 ひとつまみ

  • 卵白(冷凍してあったもの) 5個分(正味155g)
  • てんさい糖 30g
  • 蜂蜜 25g

  • アーモンドミルク 80g
  • ココナッツオイル 40g
  • レモン汁 5g



◆作り方

  1. 先ずは卵白を泡立てます。
    1個分ずつラップに包んで冷凍してあった卵白を、半解凍状態でボールに出して使用します。

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    シャリッと半解凍状態の卵白を泡だて器で崩しながら泡立て始め、氷の塊がなくなったらてんさい糖と蜂蜜を加えて泡立てます。

    8分立てといったところでしょうか。
    艶ッと泡立てた卵白は出番まで冷蔵庫へ。

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  2. 泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま次の工程へ。

    別ボールにアーモンドミルクとココナッツオイル(液状)を合わせ、泡だて器でよく撹拌しましょう。
    粉状に粉砕したオートミール・シナモンパウダー・お塩を合わせてふるい入れます。

    レモン汁も加え、泡だて器で更に撹拌します。

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  3. 冷蔵庫のからメレンゲを出し、2と合わせていきましょう。

    先ずは泡だて器でメレンゲをひとすくい。
    しっかりと混ぜ込みます。

    スパチュラに持ち替えてもうひとすくい。
    今度は出来るだけメレンゲをつぶさないよう、底からすくうように混ぜ込みます。

    最後にメレンゲのボールに戻し入れ、出来るだけメレンゲを傷付けないようそっと底からなじませましょう。

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  4. カップにふわりと流し入れ、予熱したオーブン庫内へ素早く移します。

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    設定温度を170℃にして25〜28分。

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    理屈がシフォンケーキなので、一応逆さにした状態で冷ましてみました。
    紙カップの方は、いつものようにハンガーのクリップで留めておきましたが、さて、アルミケースの方は?

    うーんと考えた結果、このような姿に。

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    ふっくら状態を保とうと一応は私なりに努力したこと、これでご理解いただけるでしょうか。
    また冷凍卵白が溜まったら焼くと致しましょう。

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我が家の夏の風物詩、今年も『折戸なす』が届いてから早1週間が過ぎました。
主人は塩もみが大のお気に入りのようですが、作り置きが出来ない茄子の塩もみはタイミングが難しい。


丁寧に出来るだけ日持ちするよう保存を心掛けてはおりますが、茄子にしてみれば早々に食べてもらえるのがいちばん。
折戸なすと、近所のマックスバリュで購入した平均的な茄子を揚げて食べ比べ。

お昼用にはジャーに詰めてサラダ仕立てに仕上げましたよ。

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  1. 折戸なすと標準茄子。
    それぞれ分かるよう切り方に少し変化をつけ、ビニール袋に合わせます。

    お塩を極少量ふって優しく全体になじませたら、10分ほどおきましょう。

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  2. その間に、揚げた茄子を漬け込む合わせ調味料の準備。
    干しシイタケのお出汁・お酒・お醤油を合わせてひと煮たち。

  3. 10分経つと、茄子からうっすらと水が出てきます。
    丁寧にひとつひとつ拭き取り、太白胡麻油で揚げましょう。

    うっとりするほど綺麗な茄子紺。
    お塩のひと手間で、気持ち良いほど茄子が油を吸収しないのです。

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  4. しっかりと油を切ったら、切ったそばから合わせ調味料に漬け込みましょう。
    今宵の日本酒のお供が出来ました。

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  5. 茄子がしっかりと冷めたら、ジャーの底に詰めます。
    更にビーツのピクルスを詰めます。
    ひよこ豆・ミニトマト・鴨の燻製・ベジミートそぼろ等を合わせて和え、ぎゅっと詰め込んで出来上がり。

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茄子とビーツが合わさると、最高に地味な色合いとなることが判明致しました。

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今朝の主食は久しぶりのお蕎麦。
鴨蕎麦にしましょうね。

お魚は金太郎イワシですよ。
小ぶりですが本当に美味しい。


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そろそろ箸置きをガラスの亀さんから夏用に変えないとね。


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2022年06月28日

コーヒー葛切り〜デーツシロップとココナッツチップス編

今朝は葛切りなど拵えてみました。

夏になると食べたくもなるし、作りたくもなる葛切り。
吉野の本葛粉を使った真っ黒な葛切りに、たっぷりのデーツシロップ、そしてココナッツチップス。

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真っ黒な葛切りの正体はこちら。
何かのおまけで頂いたアイスコーヒーです。

最近、主人が淹れてくれたコーヒー(簡易ドリップタイプですが)をゆっくり飲むのが、週末の朝限定の楽しみでもあります。
ですが、どうしたことか何故だかふたりともがアイスコーヒーというものに全く興味がないようで。

開封されるアテもなさそうなこのたったひとつのアイスコーヒーを葛切りにしてしまった、という訳です。

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当初の予定では、デーツシロップでもココナッツチップスでもなく、開封済みのアーモンドミルクか何かを煮詰めてコンデンスミルクにして添えるつもりでおりました。

ですが時間切れにてあっさり予定変更、いつものことです。
黒蜜に良く似た風味のデーツシロップをたっぷり回しかけ、ココナッツチップスを添えて本人ご満悦。

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透き通った葛切りに求める例の清涼感はあまり感じれらませんが、何と言っても材料ありきの我が家の料理ですもの。
まっ黒なコーヒー葛切りとデーツシロップ、ココナッツチップスの小さなデザート。

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クーラーの効いたお部屋で外を眺めておりましたら、先ほどドンくさいスズメのぴこ太郎(☆彡)がベランダに止まってこちらを向き、何やら懸命にアピールしておりましたよ。





◆材料(底辺約110×160の小ぶりなバットに1枚分、ささやかなふたり分です)

  • 濃いめに淹れたコーヒー 75g
  • 葛粉 25g
  • デーツシロップ 適量
  • ココナッツチップス 適量

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◆作り方

  1. 濃いめに淹れたコーヒーを計量して冷ましておきましょう。
    しっかり冷めたコーヒーに分量の葛粉を加え、しっかり混ぜて溶かします。

  2. バットをさっとお水にくぐらせ、1を漉しながら注いで表面の泡をそっとすくい取りましょう。

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  3. 予めバットが余裕で入るお鍋やフライパンにお湯を沸かしておきます。

    ぐらぐらと煮立たせない程度に火を加減します。
    先ずはバット内にお湯が入らないよう気を付けながら、『紙漉き』のイメージでそっとバットを揺らしながら表面がかたまるまで加熱します。

    表面がかたまって波打たないようになったら、一気にお湯の中にバットごと沈めましょう。
    10秒そこそこで透き通った綺麗な生地になります。

  4. 氷水を用意しておき、バットごと沈めて冷やします。
    冷えたら氷水のなかでそっと取り出しましょう。

    お湯が入らないようゆらゆらとバットを揺らす作業、茶わん蒸し用のトングが重宝するのです。

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  5. 包丁で切り分けて器に移します。

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    デーツシロップをたっぷりと回しかけ、ココナッツチップスを添えて出来上がり。

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最近気に入ってよく拵えるのが、スープジャーに詰めた『冷たい伊勢うどん』

温泉卵や肉味噌(大豆由来のベジミートですが)、たっぷりのレタスやアボカド、茗荷や大葉・・・
具はその時野菜室や冷蔵庫にあったものを適当に、がコンセプト。
たっぷりの具の下には、例のもっちりした伊勢うどんがレタスと絡み合って潜んでおります。
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  1. ゴールデングリーンさんに届けて頂いたジャンボサニーレタス。
    今週の木曜日で3週間になるというのに、このシャキシャキっとした凛々しい姿。
    流石に今日で使い切りますけどね。

    伊勢うどんをたっぷりの熱湯で茹でたら、冷水にとってしっかり冷やします。
    しっかりと水をきったら、ちぎったレタスと合わせて『伊勢うどんのたれ』をしっかりと絡めましょう。

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  2. スープジャーは、予め氷水を入れてしっかりと冷やしておきます。
    氷水を捨て、レタスを絡めた伊勢うどんを詰めましょう。
    その上に具をたっぷりと。

    アボカドには梅おかか(☆彡)を白胡麻を加えて和えておきます。
    大葉にレタス、温泉卵、茗荷、ベジミートの肉味噌(☆彡)、胡麻で和えたオクラ・・・とにかく何でも乗せてしまいましょう。

    伊勢うどんはおおらかですからね。

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夏も大活躍してくれそうな我が家のスープジャー。

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暑さにそなえて梅干しの効果に縋りましょう。
梅おかかを朝食でも。
十六雑穀・押し麦・もち麦・蕎麦の実、ついでにキヌアまで入った炊き粥の上にたっぷりの梅おかか。

火曜日のお魚はしめ鯖ですよ。
たっぷりの玉ねぎ、アボカド、香酢の組み合わせが定番です。

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本当にね、先ほどベランダにスズメのぴこ太郎が止まって、こっちをガン見して鳴いていたのです。

あのドンくさそうな痩せっぽっちなスズメはそうそういるものではありませんもの。
あれは絶対ぴこ太郎。

暑いでしょうに、外は。
日陰くらいなら提供させていただきますからね、遠慮なさらずどうぞ。





外干しをしなくなった我が家はスズメにも寛大です。
さ、シーツが乾いたようですよ。

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2022年06月27日

夏の定番〜折戸なすの柴漬け風

6月最後の月曜日。
早朝からあと一歩で30℃という驚異的な暑さに驚いた週明けです。

そして異例の早さとも報道された東海地方の梅雨明け。
真夏到来、まだ暑さに慣れていない身体が心なしかクラクラ致します。
さ、今朝は久しぶりに『いなり寿司』など拵えてみましたよ。

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普段より幾分ふっくらとした上品な佇まいの油揚げ。
こちら様、普段お世話になっておりますマックスバリュ油揚げとは一線を画す、伊勢丹ご推薦の油揚げです。

月にいちどのペースでお世話になっております『伊勢丹ドア(ISETAN DOOR)』
初回特典のひとつだった『ISETAN Daily+』で、無料で届けられたこの油揚げを圧力鍋でふっくら甘辛お醤油味で煮含めました。

酢飯を控えめに詰めてもふっくらと・・・
・・・でなく、今朝の主役は地味なこちら。

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我が家の夏がやってきました。

昨年初めて頼んでみて、その愛らしさと味に主人も私も大のお気に入り、我が家の夏の風物詩となったわけです。

正直、私は茄子の塩もみはあまり好きなお料理ではありませんでした。
が、折戸なすに関してだけは別。
頼りない肉質のよくある茄子とは全く異なる、筋肉質な折戸なすで拵える塩もみは本当に美味しい。

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そして、塩もみを上回る我が家の折戸なすレシピは、何と言っても『折戸なすの柴漬け風』
ちょうど折戸なすが届く頃、梅干しを漬けるための赤紫蘇が出回る頃合いですもの。

今回は、梅に加える赤紫蘇をちょっと拝借して折戸なすに。
今年はちょっと楽して市販の『もみしそ』を使ってみましたよ。

夏には夏の旬野菜、相性も料理方法も全て理にかなっていると感心するのです。





去年のレシピ(☆彡)とほぼ変わっていないようではありますが、今年は今年の備忘録。
キュウリではなく、ズッキーニを使うのは我が家のオリジナルです。

◆材料

  • 折戸なす 2個
  • 茗荷 3個
  • ズッキーニ 1本
  • 生姜 適量

  • 塩(材料の正味分の約2%)

  • 白梅酢(梅干し過程で梅から出た水分です)適量
  • もみしそ 適量
  • みりん 大さじ1

  1. 折戸なすは棘に気を付けながらヘタを除き、先ずは縦8等分に。
    更に斜めに3等分してお水に晒します。

    茗荷は縦半分に切ってから更に縦4〜5等分。
    ズッキーニは横4等分してから、更に縦6等分。
    生姜は千切りにします。

  2. 水を切ってビニール袋に移し、計量しておいた2%量のお塩を加えて軽く揉み込みましょう。

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    ビニール袋内の空気を出来るだけ抜いてしばり、1キロの重石をして半日〜1日おきます。

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    今年は特に暑いのでワインセラーに。
    冷蔵庫より高めの10℃に設定してある我が家のワインセラーは、この類の保管場所にぴったりなのです。

  3. 1日下漬けした折戸なすをワインセラーから出し、もみしそと合わせます。
    ここは梅干し作業と同時進行です。

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    先ずはもみしそを袋から出してボールに移します。
    梅干しの白梅酢を適量加え、丁寧にほぐしましょう。

    しっかりと水を絞った折戸なすその他を新しいビニール袋に移し、ほぐしたもみしそを散らします。
    軽く揉んで全体をなじませたら、再度ビニール袋内の空気を抜いてしばりましょう。
    1キロの重石をし、再度半日〜1日ワインセラーへ。

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  4. 夏の味、折戸なすの柴漬け風。
    冷蔵庫でゆっくりと発酵させ、柴漬け本来の酸味を味わいたいのですが・・・無理でしょうね。
    発酵前に食べてしまうでしょうから。

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    茄子の色合いを良くするため、先ほどもう一度、今度はミョウバンに晒してから漬け込みました。
    折戸なすの柴漬け風、早くも第2弾仕込み中です。

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月曜日は、今週分の作り置き料理をせっせと仕込みます。


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先週久しぶりに拵えた肉じゃがは、おからとなって煮汁ごとお片付け。

丸ごとピーマンの煮物は、圧力鍋でちょちょいのちょい。
熱々の煮汁に、さっと塩ゆでにしたオクラ・全体を爪楊枝で突いたミニトマトを漬けこんでお浸しに。

塩茹でにしたオクラは定番の胡麻和えにも。







先日の乳がん検診にお邪魔した帰り、時間つぶしに一宮駅周辺をウロウロしておりました際に立ち寄った『安藤鰹節店』
そこで出会った『小鯛の煮干し』と、2019年生の梅干をご飯に炊き込んでみました。


洗ったお米ともち麦・押し麦・十六雑穀・蕎麦の実を合わせ、お酒適量と合わせてお水をいつも通り。
加圧3分、十分蒸らしたら梅干しの種を除き、小鯛を丁寧にほぐして混ぜ込みます。

油揚げは袋状に開いて甘辛く煮含めたものを、ひとつひとつラップに包んで冷凍してありました。
自然解凍して、酢飯にしたご飯を詰めるだけ。

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ふっくらお揚げのいなり寿司。
その横にそっと添えた折戸なすの柴漬け風に夏を感じます。

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もちろん朝食の主食は、小鯛煮干しと梅干しの炊き込みご飯。
炊き立ては炊き立てでやっぱり美味しい。

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そして折戸なすの柴漬け風。
猛暑に備えて体力をつけておかないと。

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今朝のお魚は久しぶりの西京漬け、ふわふわな銀鱈でした。





主人の仕事部屋はクーラーが期待以上に頑張っております。
これ以上PCの前にいると凍えそうなので、主人に仕事部屋をお返ししましょう。


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2022年06月23日

全粒粉あおさバターロール〜小刻みな上達日記

今朝、今は随分と成長した子ツバメが2羽、明らかに普段とは異なる様子で窓のすぐ傍を飛んでいきました。
戯れながらまるで我が家を覗き込むかのように。
今年のツバメは格段に出来の悪い子が2羽混じっております。

さ、今日は木曜日なのでパンを焼く日ですよ。
これで何週連続かも分からなくなって参りましたが、今週も『全粒粉あおさバターロール』です。

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素朴な全粒粉の香りに先立ち、あおさがふわりと香る全粒粉あおさバターロール。
毎回生地がゆるかったり、成形が上手くいかなかったり、挙句成形は上手くいっても発酵後に崩壊したり。

なかなか思うようにいかない『全粒粉あおさバターロール』ではありますが、ちょっとこの上手くいかない工程を自身楽しんでいるきらいがあるのもまた事実。

でも、どうでしょう。
これだけ回数を重ねれば、ちょっとバターロールっぽくなってきたのではないでしょうか。

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材料の分量はほぼ変化ありません。

水分が豆乳ヨーグルトのホエーだけになったり、追加分がアーモンドミルクやオーツミルクになったりと僅かな違いはありますが、分量はほぼ一緒。
ですが、小刻みな上達記録として今週もきっちり備忘録致します。

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◆材料(小ぶりなバターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • あおさ 3g
  • 白胡麻 3g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出る水分です) 75g
  • オーツミルク 15g(ホエーと合わせて90g計量します)

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターにしておきます) 10g

  • 仕上げ用の水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
    更に白胡麻・出来るだけ細かくちぎったあおさも加えて振り混ぜましょう。

  2. ホエーを計量し、足りなければオーツミルクやアーモンドミルクを足して90g計量します。
    1の半量をここに加え、スプーンでしっかりと混ぜ合わせましょう。

    お塩・溶かしバターも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
    残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。

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  3. 生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促します。
    僅かですが、生地がふっくらとします。

    ガス抜きの要領で軽くもみ、再度形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    ふっくらとした生地を先ずは野菜室から出し、室温に戻してあげましょう。

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    常温に戻った生地を軽く捏ねてガス抜きをし、形を整え包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸め、10分間のベンチタイム。

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  5. ハラハラドキドキの成形タイム。

    ラップで挟んで生地を丸くのばします。
    2等辺三角形のイメージで両端と上辺を折ってのばすのですが、今日は鋭角と鈍角、2種の2等辺三角形で試してみました。

    そして、いつもはお座なりにしておりましたそもそもの生地ののばし方。
    薄過ぎず、そして何より均一の厚さが重要なようです。
    生地が薄過ぎると、発酵を経てそこから生地がちぎれてしまうことに今更ながら気付きました。

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    ひろい側から巻く時も、ゆる過ぎず、ちょっと生地を引っ張る感じできっちり巻きます。
    そして巻き終わりもきっちりと。

    コロンっとした鈍角の方が好みかな?

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  6. お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵を促します。
    水溶き卵黄をそっと表面にぬって、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を200℃にして12〜13分。
    ・・・ですが、今日はうっかり最初5分以上を220℃で焼いてしまいました。
    が、それが良かったのでしょうか、私好みのこんがり濃いめのきつね色。

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    いつもよりあおさの風味も全粒粉の素朴な風味も顕著な気すら致します。

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木曜日、パンを焼く日は意外と余裕があります。

本来ならば“時短”目的で使用することの多い圧力鍋を、今日は何回『回せるか』に挑戦。
ひよこ豆を茹でて冷凍し、面取りした蕪を煮て葛餡かけを仕上げ、面取りした蕪の切れ端でスープを作り、そして最後は朝食の鶏粥。

3回転目のスープが今日のお昼です。

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  1. ひと晩お水に浸しておいたひよこ豆。
    浸け水ごと圧力鍋に移し、必要ならばお水を少し足してフルール・ド・セルをほんのひとつまみ。

    加圧すること15分。
    今日使用しない分は小分けして冷凍しておきましょう。

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  2. ひよこ豆の加圧中に、蕪の皮をむいて面取りをしておきました。
    胸肉の茹で汁と合わせ、加圧すること3分間。

    白だし醤油で淡い味付けをしたら、葛粉でとろみを添えて仕上げます。
    明日の日本酒の良いお供になることでしょう。

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  3. 空いた圧力鍋をさっと洗い、面取りした蕪の切れ端、お豆腐、マイタケ、たまねぎを合わせます。
    胸肉の茹で汁をひたひたに注ぎ、加圧すること3分間。

    オーツミルクを注ぎ、バーミックスで滑らかなピュレ状に。
    必要ならばお塩を足し、茹でたひよこ豆を加えてひと煮たち。

    スープジャーに移して茹で鶏の欠片を少々、黒胡椒を挽いて出来上がり。

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時間が限られている朝。
ちょっとしたスリルも楽しめる圧力鍋回転技でした。

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圧力鍋回転技の最後は朝食の鶏粥でフィニッシュ。

今朝のお魚は焼き鯖です。
黄金色に輝く焼き鯖、今朝はまれに見る完璧な焼き上がり。

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そして嬉しいサプライズ。

イオンネットスーパーで購入できる『伊勢うどん』が何故だか気に入って、金曜日の朝食に取り入れてはおりましたが、突如品切れ。
品切れ状態は何ヵ月も続き、あちこちから色々なメーカーの伊勢うどんを取り寄せては首をかしげておりました。

が、何故だか今朝、復活しておりました。
土曜日に届けて頂く予定です。
来週の金曜日は嬉しい懐かしい伊勢うどん。




・・・じゃ、先日取り寄せたばかりの残り8袋の伊勢うどん。
はて、どうしましょうか。


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posted by しんさん at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする