主人のお弁当が不要な今週の木・金曜日。
この二日間を利用し、訳あってカヌレの焼成に挑んでおります。
今思えばビギナーズラックだった初回を除き、あれやこれやと惨敗続きだった私のカヌレ。
材料は常備してある全粒粉・牛乳以外のミルク(豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク)・てんさい糖で、もちろん常備していない蜜蝋は不使用。
そんなカヌレを、まるでクッキーを焼くように気楽に焼きたいのです。
そんな夢に一歩近づいたような今朝のカヌレ。
いつもの大きな空洞がなく、全体に生地が行き渡りつつ『ス』がしっかり入っています。
型離れの悪さは、型を空焼きすることで克服致しました。
型を空焼きをすることで、楽しいくらいにするりと型から転がり出るようになりました。
そしてギョッとするほど多過ぎるお砂糖は、たった20gですが減らしても問題なしと判明。
ただ単にお砂糖を減らせば良いかと言えば、そう単純でないのがお菓子作りと化学反応が直結している面白さ。
ふくらみが目立っていたりとまだまだ改善点は多々ありますが、とりあえずこれで『空洞』の問題はクリアしたのではないかしら。
在庫食材で焼く全粒粉カヌレ、小さくまた一歩前進です。
基本的な材料は以前と同じです ⇒ ☆彡 2022年04月04日
但し、開封してあったのがアーモンドミルクでなく豆乳でしたので、今回は豆乳編です。
但し、開封してあったのがアーモンドミルクでなく豆乳でしたので、今回は豆乳編です。
生地は前日の朝に準備し、『落としラップ』をして冷蔵庫で丸1日休ませます。
当日の朝、何よりもまずは生地を冷蔵庫から出して室温に戻します。
型にぬるバターも一緒に戻しておきましょう。
型に極薄く太白胡麻油をぬって、予熱なしのオーブン 180℃で15分空焼きしたら、型を逆さにして冷ましておきます。
型が完全に冷めたところで、刷毛でバターを丁寧にぬりましょう。
室温に戻した生地を優しく混ぜて容器に分け入れます。
ここまでは前回、前々回と同じ。
★型に生地を流し入れたら、そっと底を打ちつけて空気抜きをしましょう。
★更に、型に流した生地を室温で30分間休ませます。
★残り10分ほどになったらオーブンの予熱をスタート。
★予熱したオーブンに移したら、先ずは250℃でガンガン13分ほど、その後240℃に落として2分ほど、後はいつも通り190℃で50分。
生地のふくらみが目立ちますが、その辺はご愛敬の範囲内と大らかに。
型をひっくり返すと、コロンっとお転婆に転がり出てくる焼き立てのカヌレたち。
実は今朝カヌレを焼きながら、明日の朝焼く生地の準備も致しました。
今度は生地の配分も、手順も少々異なるカヌレ。
明日、土曜日の朝は、主人が淹れてくれた濃いめのコーヒーにカヌレの食べ比べです。
カヌレに夢中になって、肝心の朝食を忘れるところでした。
ですが金曜日の朝は、伊勢うどんとマックスバリュブランドのイワシの生姜煮。
なんの手間がありましょうか。
空洞のない、全体に『ス』が行き渡った焼き立てのカヌレを主人と半分こ。
昨日、今日と検査のために朝食抜きの主人、それに付き合った私の体重がコトンと落ちました。
お酒も控えたこの二日間。
今宵はその反動が押し寄せることでしょう。
お楽しみの週末です。