2022年03月31日

みりん粕入りテーブルロール〜大失敗の鯖缶だんごお片付け編

木曜日なのでパンを焼きました。
毎朝食べる手作りの豆乳ヨーグルトから出る水分、ホエーを使って生地を捏ねる全粒粉パンを。

前日の水曜日の夕方、ビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促すオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パン、これが木曜日の週間ルーティン。
今週は、もっちり全粒粉テーブルロールにフィリングをたっぷり、テーブルロールサンドですよ。

20220331 00006.png

ここ週週間は、手作りのコンデンスココナッツミルクを生地にたっぷり混ぜ込んだ全粒粉パヴェ(☆彡 ☆彡)が続いておりました。

流石にコンデンスココナッツミルクも使い切りましたし、今週はまたバターロールに戻ろうかとも思いましたが。
ふと、好奇心で取り寄せた『みりん粕』が随分と前に開封済みなのを思い出しました。

そこで今週は、バターを使用せずオリーブオイルを混ぜ込んだバターロールならぬテーブルロール。
もちろん全粒粉生地にはみりん粕、もっちり食感の全粒粉テーブルロールが焼き上がりましたよ。

20220331 00003.png

相変わらずの成形下手は気にしません。

ところどころ裂けてしまった生地を隠すように切り込みを入れ、そして数日前に大失敗した“鯖缶だんごの成れの果て”をフィリングとして詰め込みます。
うん、こうしてみれば『リエット』に見えなくもない気がしてくるから前向きです。

20220331 00004.png





◆材料(小ぶりなテーブルロール4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 85g
  • みりん粕(ペースト状のものを使いました) 25g

  • お塩 1g
  • オリーブオイル 10g


  • 仕上げ用の水溶き卵黄 適量
  • フィリング




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
    先ずは、計量したホエーとみりん粕を合わせ、よく混ぜておきましょう。

    20220331 00010.png

    ビニール袋に全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストを合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ホエーとみりん粕を合わせた中に、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    更にお塩とオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    半量の粉類が残ったビニール袋に戻し入れ、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    まとまった生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20220331 00011.png
    20220331 00012.png20220331 00013.png


  2. その後軽く生地を揉んでガス抜きをしたら、再度生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促しましょう。

    20220331 00014.png

  3. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

    20220331 00016.png

    その後生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、4等分して断面を包み込むようにして丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイムを設けます。

    20220331 00015.png

  4. ベンチタイムを経た生地を打ち粉の上にとり、手のひらでぐっと圧して平らにします。
    両端を折りたたみ末広にしたら、更にそれを半分に折って綴じ目をしっかりと指でつまんで閉じます。

    両手で転がしながら長いしずく型にのばしましょう。

    20220331 00018.png20220331 00019.png
    20220331 00020.png


    更にそれを平らにのばし、ひろい方から巻いて形を整えます。

    20220331 00021.png

    間をあけて天板に並べたら、きつく絞ったキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分。

    20220331 00017.png

  5. 今日は特にダイナミックな生地の裂け。
    成形って本当に苦手です。

    20220331 00022.png

    そっと水溶き卵黄をぬって、予熱したオーブン庫内へ。
    設定温度を200℃にして12分。

    20220331 00009.png

  6. 焼き上がったテーブルロールは網の上でしっかりと冷ましておきましょう。

    20220331 00002.png

    切れ目を入れ、少量のマヨネーズと粒マスタードをぬり大葉を挟みます。
    フィリングをたっぷり、本当にたっぷり詰め込んで出来上がり。

    20220331 00008.png






il-plants125-thumbnail2.gif




テーブルロールのフィリングは、前述の通り『鯖缶だんご』の大失敗作。
鯖缶にひじきや玉ねぎ、蒸し大豆等を合わせてお団子にし、油でからりと揚げるつもりだったのが大撃沈。
油の中でバラバラになり、泣く泣く網ですくって出来るだけ油を切ったもの。

油の吸収量は相当なものでしょうから、あっさりとした薄味のサラダを添えましょう。

20220331 00007.png





在庫食材をとにかく合わせます。

みじん切りにした新玉ねぎ・アボカド・トマト・茹で鶏・ドライフィグ・オーブンでローストしたナッツ類と蕎麦の実・千切りにした大葉を合わせ、オリーブオイルとフルールドセル、レモン汁で和えるだけ。

20220331 00023.png







鯖缶だんごの大失敗作は、これですっきりお片付け完了致しました。
お隣の桜も咲き始めたことですし、晴々とした気分の良い週末を迎えられそうです。

20220331 00005.png





il-plants125-thumbnail2.gif





昨日の主食、炊き立てご飯に卵、旬の青のりを白だし醤油で煮詰めた佃煮、この組み合わせが想像以上に美味しくて。
今朝はそのうどんver.
釜玉うどん+青のりの佃煮です。

20220331 00001.png

なんて美味しいの。

木曜日のお魚は塩鯖です。
皮はパリ、ふわっと上がる湯気、塩鯖に関してだけは焼きはマスター致しました。
多分ね。





今日ひと晩お酒を控えたら明日は金曜日。
明日の日本酒は、おそらく満開になるであろうお隣の桜を眺めながら、お家のリビングから花見酒です。
今にも降り出しそうな雨空ですが、明日には晴れるそうですよ。

illust-rainydaybk-thumbnail2.jpg



posted by しんさん at 14:04 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする