2022年03月10日

全粒粉バターロール〜ハニー粒マスタードとセミドライトマト編

木曜日なので今週もパンを焼きました。
毎朝食卓に上る手作りの豆乳ヨーグルト、窪みに溜まるホエーを使った全粒粉パンを。
そしてやっぱり今週もバターロール、成形が楽しいので最近はこればかり。

ホエーで捏ねた全粒粉生地で、今週はセミドライトマトとハニーマスタードソースを巻いてみましたよ。

20220310 00008.png

つい先日、冷蔵庫の奥から開封済みの粒マスタードの瓶が発掘されました。

あれ?
少し前に開封したばかりのハズなのに、あれ?
開封済みの粒マスタードがあるのを忘れ、ふたつ、しかも大瓶をふたつ、同時に開封してしまった粒マスタード。
しばらくは粒マスタード消費料理が続きそうです。

という訳で、今日は粒マスタードと蜂蜜を合わせてみましたよ。

20220310 00005.png

エルブ・ド・プロヴァンスを程よく効かせた全粒粉生地のロールパン。
そしてハニー粒マスタードソースとセミドライミニトマト、甘くて酸っぱい組み合わせ。
ここにペコリーノロマーノの塩気を添えた全粒粉バターロール。

もちろん、前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくり発酵させて翌朝焼くいつものオーバーナイト発酵スタイル。
木曜の朝、全粒粉の素朴な香りにキッチンが満たされましたよ。

20220310 00007.png





◆分量(小ぶりな全粒粉バターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g
  • エルブ・ド・プロヴァンス ふたつまみ

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトからでた水分です) 84gありました
  • オーツミルク ホエーと合わせて95g計量します

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g
  • お塩 ひとつまみ



  • 粒マスタード 20g
  • 蜂蜜 20g
  • セミドライミニトマト(手作りです) 適量
  • ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・エルブ・ド・プロヴァンスをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    豆乳ヨーグルトのホエーとオーツミルクを合わせて95g計量し、合わせた粉類の半量をここに加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
    お塩、溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    20220310 00009.png

  2. 残った粉類に1を加え、ひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20220310 00010.png20220310 00011.png
    20220310 00013.png



  3. ヨーグルトメーカーから出した生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えます。
    先ほどと同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れて蓋をし、野菜室でゆっくりひと晩発酵を促しましょう。

    20220310 00012.png

  4. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20220310 00014.png

    生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、形を整え4等分します。
    断面を包み込むように丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイムを設けましょう。

    20220310 00015.png

  5. ベンチタイムを経た生地を楕円にのばし、両端を斜めに折り込みます。

    20220310 00016.png

    更に少しのばしてから半分に折り、両手で転がしながら長いしずく型に整えましょう。

    20220310 00017.png

    優しく生地をのばし、粒マスタードと蜂蜜を合わせてぬります。
    セミドライミニトマトとペコリーノロマーノを散らしたら、生地のひろい方からフィリングを包み込むように優しく巻きましょう。

    20220310 00001.png

  6. しっかりと摘まんで巻き終わりを閉じたら、綴じ目を下にして並べましょう。
    湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

    20220310 00002.png

  7. ・・・蜂蜜が流れ出ておりますが気にせず次の工程へ。
    刷毛でそっと水溶き卵黄を表面にぬったら、ペコリーノロマーノを散らします。

    20220310 00018.png

    予熱したオーブンに移し、設定温度を200℃にして12分。

    20220310 00019.png

    網の上で冷まします。

    流れ出たフィリングはお名残り惜しくもありますが、それでも主人好みのバターロールに仕上がってホッ。
    半分は冷凍して週末のロゼに添えましょう。

    20220310 00020.png







table_s.gif





最近、お昼は主食+スープが定番です。

作り置きのお惣菜のお片付けにもなるスープ。
今日は芽キャベツのスープ煮、カリフラワーの塩麴和えに、お豆腐とタラの桜でんぶのお団子を添えたスープに着地致しました。

20220310 00003.png





木綿豆腐にタラの桜でんぶ、ひじき、パンの艶出しで使った卵黄の残り、つなぎの米粉を合わせてお団子にし、煮立ったスープの最後に加えます。
崩れやすいお豆腐のお団子。
加えたら触らずそっと加熱し、火が通ったらそっとそっとスープジャーに移します。

からすみパウダーを散らして出来上がり。

20220310 00021.png






小ぶりな全粒粉バターロールと具沢山スープ。
バターロールでまだまだ遊べそうです。

20220310 00004.png





table_s.gif






今朝の主食は炊き粥、お魚は塩鯖です。

20220310 00006.png

今週の朝食は炊き粥続き。
ことこと炊く炊き粥は確かに時間がかかりますが、お蕎麦やうどんの塩分を考えると炊き粥に軍配。

釜玉うどんを愛する主人は少々悲しそうですが、それでも食べ始めてしまえば隣で美味しそうに頬張っております。





暖かくなって、窓を開ける時間も回数も増えました。
お隣のお庭のサクラはまだまだ開花の気配なし。
昨年に続き、今年も人様のお庭の桜でお花見です。


illust-haruiro-3-thumbnail2.jpg




posted by しんさん at 14:01 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする