今日のお昼は久しぶりの高野豆腐サンドウィッチです。
パンの代わりに高野豆腐を使った小さな小さなサンドウィッチ。
体重の高値固定が続く主人と私にとって、僅かばかりの期待も込めてのお昼です。

2ヵ月以上待った調理器具が、昨日ようやく届きました。
業者さんから出荷完了のメールを頂いた時は小躍りするほどのお待ちかね、その名も『スーパーベンリナーNo.95』
お刺身好きの主人が、自分で買ってきたお刺身をつま無しで頬張る横顔が歯痒くて。
かと言って、自ら名乗りを上げ得意気に大根のつまに挑戦したら惨敗で。
色々検索した結果『ベンリナー』に辿りつくも、注文後まさかの業者さんからメーカー欠品中、再入荷は未定とのご連絡。
半ば諦めておりました頃の嬉しい知らせ。
届いたお品のサイズに少々驚きましたが、もうつまよりなにより使ってみたくてウズウズ。

きんぴらごぼうを拵えようと買ってあったゴボウ、つま用の替え刃を使って『極細きんぴらごぼう』にしましたよ。
昆布だしで戻した高野豆腐をバターで焼いて、アボカドと一緒にたっぷりサンド。
お腹の満たされ具合もちょうど良く、何より極細のきんぴらごぼうがこの手軽さにまた小躍り。
少々コツがいる様子ですが、小ぶりなまな板サイズのスーパーベンリナー、優れものです。

- 高野豆腐は昆布と一緒に戻します。
袋の裏書通りに戻したら、両手で挟んでしっかりと水気を絞り厚さを半分に。
少量の発酵バターで両面焼いておきます。 - 実は、高野豆腐を戻している間、フライパンを使う前にささっと一品。
主人が『生臭くて塩からいから捨てて』こう言い放った『からすみ』
昨日の『からすみうどん』を目を細め頬張っていたのは記憶に新しいところ。
以降はボッタルガ風に使いましょう。
フライパンで両面さっと色が変わる程度に焼いたら網の上で冷まし、一気にミルで粉砕します。 - からすみを焼いて、高野豆腐を焼いて、ここでようやくきんぴらごぼうの出番です。
つま用の細刃を使って人参とゴボウをスライスしたら、後は普通にきんぴらごぼうに仕上げます。
隠し味のオイスターソース、仕上げの胡桃は私の定番。
高野豆腐を戻すのに使用した昆布は細切りにして加えました。
加えて、今日はカサ増しにしめじなど。 - こんがり焼いた高野豆腐が冷めたら、表面に極薄くマヨネーズをぬりましょう。
パンのように水気を吸っても問題ないので、極少量で大丈夫。
大葉を並べ、アボカドを並べ、からすみをふりましょう。
お待ちかねの極細きんぴらごぼうをたっぷりと。
ワックスペーパーできっちりと包んだら、ペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。
小さな小さな高野豆腐サンドウィッチ。
少しでも増えたままの体重を良い方向に導いて下さい、そんな勝手な願いを込めて。

初めてのスーパーベンリナーの取り扱いに悪戦苦闘しておりました。
今日のお菜は、作り置き料理を詰め込んで、ハイ、おしまい。


今朝の主食はひじき粥です。
高野豆腐を戻すのに使用した昆布だしを使って、ストウブでことこと30分ほど。
仕上げにたっぷりからすみを。
ほら、主人が美味しそうに嬉しそうに頬張っていますよ。

金太郎イワシの在庫がなくなって随分経ちます。
今週末にまとめて届くそうですが、惰性で注文したイオンネットスーパーのイワシがなかなかどうして美味しい。
その大きさに少々主人は引いておりましたが、スーパーベンリナー、主人のお刺身が待ち遠しい。
・・・私が食べるのはつまだけですけどね。
