一時は品切れ状態が続いておりましたオートミール。
最近では以前のように安定して店頭でも見かけるようになった上、例えばイオンネットスーパーでは種類もぐんと増えました。
我が家では基本的にロールドオーツ2種類を常備しております。
その時々に応じ、ロールドオーツの中でも更に扱いやすいクイックオーツと少々粒感の残るロールドオーツの2種。
クイックオーツを使ってシュークリームが作れると小耳に挟んだ昨日。
早速挑戦してみましたよ、オートミールシュークリーム。
あれ?
やはり、薄力粉で作るシュー生地とは勝手が随分異なりました。
オートミール生地で焼いたシュー生地は、高さは貧相なものの一応シュー生地らしく焼き上がりました、確かに、はい。
ですが、いざ、いつものイメージで、生地の底に穴を開けてクリームを絞り込んで・・・とは参りませんでした。
てんでダメ。
ちなみに、生地の中に絞り込もうとしたクリームは、葛粉カスタードクリームと手作りのレモンカード。
いつもならば、クリームが生地の中に吸い込まれると同時にふっくら盛り上がるシュー生地。
いえいえ、オートミール生地ではそうは参りませんでした。
全くクリームが入っていかないのです、生地の中に。
焼き方に問題があったのかもしれません。
ですがとにかくダメ、ちっとも生地が入っていきません。
なのであっさり路線変更、こうなりました。
甘さも程よく、ほんのりバニラ香る葛カスタードクリーム。
そしてレモン風味に満ちた手作りのレモンカード。
その間には、香ばしいオートミールシュー。
なんだこれ、美味しい!
◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分、オートミールシューは小ぶりなもの4つ分です)
◆オートミールシュー生地
- オートミール(ミルで粉砕した状態で) 20g
- お水 35g
- ココナッツオイル 20g
- フルール・ド・セル ひとつまみ
- 卵(室温に戻しておきます) 1個
◆葛粉カスタードクリーム
- 葛粉 10g
- 牛乳 155g
- 卵 1個
- てんさい糖 15g
- バニラビーンズペースト 適量
◆仕上げ用
- 手作りのレモンカード
- 手作りのレモンピール
◆作り方
- オートミールはミルで粉砕し、更に網でふるっておきます。
多めに作っておくと何かと便利。 - シュー生地へと参りましょう。
小鍋にお水とココナッツオイル、フルール・ド・セルを合わせ、中〜弱火でしっかりと煮立てます。
一旦火からおろし、計量したオートミール粉を一気に加えて木べらで素早く混ぜ合わせましょう。
生地がひとつにまとまったら中〜弱火にかけ、練りながら少し水分をとばします。
小麦粉のシュー生地の工程と同じですが、小麦粉の時のように鍋底に膜が張らないので見極めが難しかったのが特徴。
火からおろし、室温に戻しておいた溶き卵を少しずつ加えては練りあげます。
小麦粉のシュー生地のかたさを目安に仕上げ、丸口金をつけた絞り出し袋に移します。 - オーブンシートを敷いた天板に生地を絞り出し、指先をお水で湿らせ尖った先端をそっと抑えましょう。
ふるい残ったオートミールの粒を生地の上に散らします。
霧吹きで軽くお水を吹きかけたら、素早く予熱したオーブン庫内へ。
設定温度 220℃で先ずは18〜20分、その後 180℃に下げて10分、更に150℃に下げて5分焼いたら、そのままオーブン庫内で粗熱をとりましょう。
そう、悲観するほど悪い焼き上がりではないと思うのですが・・・ねぇ。 - 葛粉カスタードクリームへと進みます。
葛粉と牛乳を合わせておきます。
別ボールに卵とてんさい糖を合わせ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせましょう。
2者を少しずつ合わせてはそっと混ぜ、ザルで数回漉して小鍋に移します。
中〜弱火にかけ、ぽってりとするまで混ぜながら加熱しましょう。
火からおろし、滑らかになるまでしっかり練ったらバニラビーンズペーストを加えて仕上げます。
口金をつけた絞り出し袋に移しましょう。 - シュー生地を半分に切って葛カスタードとレモンカードを詰めるも良し。
それならシュークリームらしい佇まいに仕上がるかも。
あくまでもお弁当ですので、持ち運びがしやすいようこのスタイルと相成りました。
見事な路線変更だと自負致しております。
最近凝っております食材、芽キャベツ。
週末に拵えたグラタンで残った牛乳をお片付けしようと、葛カスタードクリームに至ったのですが、思いのほか牛乳の残量が多くありました。
なのでスープにも使用、芽キャベツとムール貝のクラムチャウダー風。
お箸ですっと切れる芽キャベツが抜群に美味しいのです。
週末に拵えたグラタンで残った牛乳をお片付けしようと、葛カスタードクリームに至ったのですが、思いのほか牛乳の残量が多くありました。
なのでスープにも使用、芽キャベツとムール貝のクラムチャウダー風。
お箸ですっと切れる芽キャベツが抜群に美味しいのです。
圧力鍋とオートミール粉でちょちょいのちょい。
シュー生地用にと多めに作ったオートミール粉が早速活躍、よい具合にとろみがつきます。
シュー生地用にと多めに作ったオートミール粉が早速活躍、よい具合にとろみがつきます。
- 粗みじん玉ねぎ、刻んだニンニク、エルブ・ド・プロヴァンスを圧力鍋に合わせ、オリーブオイルで炒め合わせます。
- スープストックを注ぎ、お塩を少々。
お尻部分に十文字の浅い切れ目を入れた芽キャベツを加え、加圧すること1〜2分。 - 牛乳・冷凍ムール貝(イオンさんのこのシリーズは常備メンバーです)・オートミール粉・オイスターソース等を加えてひと煮たち。
ジャーに移し、黒胡椒を挽いて出来上がり。
路線も着地点もあっさり変更できる性分で良かった。
新しい形のオートミールシュークリーム、お昼になっても香ばしい生地の存在感は健在でした。
今朝の主食はいわく付きのおうどん。
温泉卵の脇にそっと添えられているのは『からすみ』です。
昨日、出勤する際に主人が言っておりました『からすみ』
仕事でそちらの方向に行くからと、帰りに馴染みのお魚屋さんに寄って前回見かけた『からすみ』を買って帰るのだと、楽しみに出かけていきました。
いざ帰宅した主人。
いつもの流れで売り切れを期待致しておりましたが、手には『からすみ』
いつもの流れで売り切れを期待致しておりましたが、手には『からすみ』
早速スライスして昭和のお酒菊姫に・・・と、あら、この『からすみ』美味しくない、塩っ辛いだけでしかも生臭い。
今朝、起きてきた主人がこう言うほど。
『昨日のからすみさ、・・・・・・捨てよ』
『昨日のからすみさ、・・・・・・捨てよ』
さっと炙って、ミルで粉砕してボッタルガ風に。
温かいおうどんに添えた温泉卵の脇に。
おろし生姜も忘れずに。
温かいおうどんに添えた温泉卵の脇に。
おろし生姜も忘れずに。
今日も充実した朝食でした。
そろそろシーツが乾いた頃ですよ。