2022年03月07日

めかぶとオートミールのダイエットランチ

雨にたたられた先々週の日曜日。
久しぶりに畑作業が中止になり、のんびりした午前を過ごしました。

雨にたたられた先々週の日曜日、今週こそは畑に行ってネギを掘ってこよう。
そう張り切って主人とふたりつなぎに着替え、車に乗り込んだ途端フロントガラスには大粒なみぞれ。

畑作業を中止して近所のマックスバリュに向かい、お買い物を終えてひろがる青い空、なかなか思うようには参りません。

今朝は最近主人共々少々増え気味の体重対策として、オートミールをお昼に選びました。

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昨日、マックスバリュの店頭で見かけて即お買い物カゴに収めた今シーズン初の『生めかぶ』
刻んでたっぷり、オートミールと一緒にスープジャーに詰めました。

オートミールと一緒に、何気なく赤目芋も潜んだ和風寄りのオートミールジャーランチ。
週明け月曜日、今日は軽いお昼と参りましょう。





  1. めかぶを茹でます。

    茎の部分は刻まず長いまま、めかぶ部分は細切りにしてたっぷりの熱湯でさっと茹でましょう。
    さっと色が変わる程度に茹でたら冷水にとる、そうお料理本にはありますが、水っぽくなるのがイヤなので団扇で扇いで冷まします。

    茎わかめの部分は、細切りにして甘酢漬けに。
    細切りにしてザルに入れたまま、熱湯にくぐらせるように茹でためかぶ部分。
    これを更に刻むのは意外と大変、あっさりミルの力を借ります。

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  2. 面取り人参と大根の切れ端を刻み、さいの目セロリと合わせてスープストックでさっとひと煮たち。
    お塩・オイスターソース等で軽めに味付けをしておきましょう。

  3. スープジャーは予め熱湯を注いで温めておきます。
    熱湯を捨て、オートミールをスプーンに3倍ほど、そして調理済み・味付け済みの赤目芋と大豆(☆彡)

    2を熱々の状態で注いだら、刻んだめかぶ・すりおろしたペコリーノロマーノ・からすみパウダー(☆彡)等を添えて出来上がり。
    急いで蓋をし、お昼は熱々トロトロのオートミールスープを楽しみましょう。

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月曜日ですので、今週分の作り置きお惣菜を準備します。

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緑ががったカリフラワーは、近所のマックスバリュの地元産野菜コーナーから。
ブロッコリーに比べて人気があまりないのがお気の毒。
さっと茹でて、塩麴和えにします。

最近すっかりお気に入りの芽キャベツ、今週は干し貝柱と干しシイタケ風味の煮浸しに。
圧力鍋で1分加圧するだけ。

先週拵えたロールキャベツは、お好み焼きソースのお片付け料理でした。
その煮汁で鶏手羽肉を煮て徹底お片付け。

茎ワカメも入った野菜の甘酢漬け。
塩してしんなりした人参、セロリ、カリフラワーの軸部分等々、干しシイタケと昆布を合わせてひと煮たちさせた甘酢を冷まして漬けこみます。
アジフライに添え、今週のいつか南蛮漬け風に整える目論見で。





出来上がった今週分の作り置きお惣菜。
ちょちょいと詰めて主人に持たせます。

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今朝の主食はおから寿司、先週拵えたもの。
具沢山のお味噌汁で食欲を満たします。

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月曜日のお魚は『ちょっと甘いもの』が週間ルーティン。
西京漬けの在庫がなくなった今、先日主人が取り寄せた『鰆のみりん干し』が並びます。

いつもならば、ひっくり返さずグリルパンで仕上げる焼き魚。
先週焼いたみりん干しの焼き上がりが腑に落ちず、今朝は先ずは皮面上で強火、その後ひっくり返して弱火でじっくり。
もちろん焼く前の日本酒ひと吹きも忘れずに。
驚くほどふっくらと焼き上がりました。





今週から、今まで火曜・木曜だけだった禁酒ディを月・火・木用の3日間に増やす案が突如浮上致しました。
金・土・日と規制なく楽しんだお酒を月曜日で落ち着かせ、火曜日もう1日労わる、と。
飲酒の連続はあるのに、禁酒の連続がないことに気付いた主人の提案。
そして月曜の夜はゆっくりと良い映画を見る、と。





明日は春の味を楽しみに、久しぶりのお出かけですよ。


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posted by しんさん at 13:53 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月04日

ひとくちサイズのおから寿司〜いなり寿司風

今朝は久しぶりに『おから寿司』を拵えました。

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酢飯の代わりに、寿司酢と卵で炒りつけたしっとりおから。
手まり寿司風に仕上げることも多いのですが、今日はいなり寿司風に。
お出汁の効いた甘辛いお味を煮含めた油揚げに、お酢を効かせたおからを詰めます。

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この時期、いつもならば桜でんぶや卵そぼろ、青菜などで春らしく飾ることも多いいなり寿司風おから寿司。
今日は主人の都合で、兎にも角にも食べやすく、と。
ひと口サイズの三角いなり寿司風に仕上げました。

小さないなり寿司風がバットにずらりと並んだ姿、これはこれで愛らしいものでした。

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甘辛お醤油味をしっかりと煮含めた油揚げ。
私なりの拘りで、以前は圧力鍋を使うなど言語道断だと思っておりました。

それがいつしか電子レンジを使うようになり、更には電子レンジ調理が苦手な私、今では圧力鍋で気楽に甘辛油揚げ。
だって簡単なのですもの、そして美味しいのですもの。




油揚げは昨日のうちに煮ておきました。

  1. 菜箸を転がした後、油揚げを三角に切って丁寧に開きます。
    熱湯でさっと茹でてザルにとり、粗熱が取れたら1枚1枚両手でしっかり絞っておきましょう。
    圧力鍋でも電子レンジでも、この工程だけは端折りません。

  2. お水 200t
    お酒・みりん・生砂糖・お醤油 各大さじ2

    以上を圧力鍋に合わせ、予めお砂糖を溶かしておきます。
    下準備した油揚げをお行儀よく並べ、加圧すること5分間。

    煮汁ごと保存容器に移し、冷めたら冷蔵庫へ。
    多めに作っておくと何かと便利。
    黒い粒々は、加えたお醤油の半量を山椒入りのお醤油にしたから。

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  3. おからは100g。

    先ずは寿司酢(☆彡) 大さじ3と卵 1個をよく混ぜ合わせます。
    寿司酢の昆布も刻んで一緒に。

    ここにおからを加えてよくなじませたら、中〜弱火でしっとりした状態になるまで炒りましょう。
    粗熱が取れたら、ラップを使って小さく丸めます。
    油揚げを丁寧に裏返してスタンバイ完了。

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  4. 裏返した油揚げにおからを乗せ、油揚げをそっとひっくり返しながら丁寧に包みます。
    ずらりと並んだこの姿、可愛らしい。

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今日のお昼は出来るだけ食べやすいものにしてね、それが主人からのお言いつけ。
いつものように遊んではいけませんよ、きっと主人はこう言いたかったのでしょう。

それでも少しは遊びたい。
私が拵えた今日のお昼のメンバーです。

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圧力鍋を出したついでに、イカと赤芽芋の煮物を拵えました。

いつだったかな?
お刺身好きの主人、お魚屋さんに寄ったついでに買ってきてくれた小ヤリイカの煮物。
お刺身を食べられない私にと、そんな主人の気持ちが嬉しくて何だか食べられなくて今日まで。
大ぶりに切って冷凍してあった赤芽芋と一緒に、煮汁まで一緒に圧力鍋でひと加圧。


小ヤリイカの煮汁にお水・お酒・みりん・お醤油等を合わせて圧力鍋に。

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干しシイタケや干し貝柱も入れてしまいましょうか。
煮立ったら凍ったままの赤芽芋を加え、加圧すること5分弱。

圧が抜けたら赤芽芋や干しシイタケを取り出し、蒸し大豆(市販品です)と筒切りにしたヤリイカの煮物を加えて炒りつけます。
はい、一品出来上がり。

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これだけで済ませてしまおうと思ったのですが、あまりに彩りが地味でしたので急きょもう一品。

春キャベツの芯を切り取り、しんなりするまでレンジ加熱。
粗熱がとれたら丁寧にひろげ、大葉・セロリのピクルス・からすみパウダー・たらの桜でんぶ等を並べて巻きます。

こちらの黒い粒々、これは大徳寺納豆を刻んだものです。
豆鼓のような風味で、時々ふと食べたくなるのです。
冷蔵庫奥の主です。

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キャベツのロールサラダをひと口サイズに切り分けて。
大豆は楊枝にさして。

あら、何だか羨ましいお弁当。
私のお昼もこのスタイルにしておけば良かった。

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金曜朝のメンバーは、伊勢うどんとマックスバリュブランドのイワシの生姜煮。

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以前はイオンネットスーパーでひと袋単位で普通に買えていた伊勢うどん。
もちもちした食感がお気に入りだったのですが、急に販売停止になって随分経ちます。

画像だけは甦ったので期待していたのですが、まだまだ在庫切れの状態が続いております。

主人がまとめて取り寄せてくれた伊勢うどん。
最初はあまりの食感の違いに、主人と顔を見合わせたのですが、最近は私たちの好みの茹で方を習得しかけているようです。





今日はお待ちかねの金曜日。
いつもなら5時スタートの宴会ですが、今宵主人は帰宅が遅くなるとか。
6時頃の帰宅、これは遅いと気を張る我が家はたいへん平和です。


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posted by しんさん at 15:38 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月03日

コンデンス ココナッツミルクたっぷり〜全粒粉バターロール

木曜日なのでパンを焼きました。
そして、やっぱり今週もバターロールを。
週にいちど、毎週木曜日の全粒粉パン作り、随分とバターロールらしい佇まいになってきましたよ。

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毎朝食べる手作りの豆乳ヨーグルト。
週の半ばともなると、ヨーグルトの窪みに溜まってくるホエーを有効利用して焼く全粒粉パン。

前日、水曜日の夕方にちょちょいとビニール袋で生地を準備し、翌朝水曜日に焼き上げる全粒粉パンが私の週間ルーティンです。

型も不要、そして意外と遊べる全粒粉バターロール。
成形が楽しくて、まだまだバターロールが今後も続きそうです。

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全粒粉100%のパンが焼けるいつもの香ばしい香りに加え、今週は甘いふくよかな香りがキッチンに漂います。
全粒粉生地にたっぷり混ぜ込んだのは、手作りのコンデンス ココナッツミルク。

賞味期限ぎりぎりだったココナッツミルクにココナッツシュガーを合わせて煮詰めた、手作りの練乳、手作りのコンデンス ココナッツミルクです。

コンデンスミルクだけではどうせ溶けて空洞になってしまうだろうと、粗く砕いたバナナチップを一緒に全粒粉生地で巻いてみましたよ。
バナナチップがしっとりして、そしてほんのりココナッツの風味。
思惑以上の美味しさです。

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コンデンス ココナッツミルクたっぷり、ほんのりバナナ風味の全粒粉バターロール。
そう、バターロールって応用自在の楽しいパンなのです。

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◆材料(小ぶりなバターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g 
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 65g
  • コンデンスココナッツミルク 25g
     (この時に拵えたものです 2022年02月25日☆彡

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  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターにしておきます) 10g


    ◆仕上げ用

  • コンデンスココナッツミルク 適量
  • バナナチップ 適量
  • パールシュガー 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したホエーとコンデンスココナッツミルクを合わせ、よく混ぜ合わせましょう。
    ここに合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜます。
    お塩・溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    これを残った粉類に戻し入れ、生地がまとまるまで軽く捏ねます。

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  2. 生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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    その後軽く生地を捏ねてガス抜きをしたら、再度形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促します。

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  3. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    その後軽く生地を捏ねてガス抜きをしたら、形を整え包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

    その間に、バナナチップをすりこ木で軽くたたいてざっくり砕いておきましょう。

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  4. ベンチタイムが終了したら、ワクワクの成形へと参りましょう。

    今日はいつもとほんの少し異なる方法を試してみました。
    軽く打ち粉をした上に生地を移し、先ずは楕円にのばします。

    伸ばした生地の両端を折りたたみ、先すぼまりの形にしたら軽くのばし、更にそれを半分に折ります。
    両手でコロコロ転がしながら、長い長いしずく型に整えましょう。

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    伸ばした生地をそっとめん棒(小ぶりなすりこ木を使います)で伸ばしたら、表面に薄くコンデンスミルクをぬってバナナチップを散らします。

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    幅のある方から程よく巻き、巻き終わりをしっかり閉じます。
    巻き終わりを下にして並べ、水で湿らせたキッチンペーパーをラップをふわりとかけます。

    オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  5. オーブンを予熱している間に、水溶き卵黄をそっと表面にぬります。
    生地を引っ張り過ぎて切れてしまったパン、これは私が責任をとって頂きます。

    パールシュガーを散らしたら予熱したオーブンに移しましょう。

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    設定温度 200℃で12分。

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    バターロールって楽しい。
    今度は何を巻こうかしら。

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そうは言っても今日は3月3日。
木曜日でなかったら、お雛祭りカラーの散らし寿司などをお昼にしたいところ。

主食は叶いませんでしたので、せめてスープをお雛様カラーに。
芽キャベツのグリーン、からすみの黄色、よく分かりませんがタラのそぼろは食紅でピンク色。
ベースはムングダルの黄色が愛らしい、お豆とムール貝のスープです。

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・・・あ、黄色でなく白だったかしらね、そうですね。
間違えました。
雪を通り越して菜の花になったということで。





圧力鍋+ひきわりムングダルなら、お豆のスープだってほんの数分でちょちょいのちょい。
  1. 粗みじん玉ねぎ・ムングダル・さいの目人参を圧力鍋に合わせ、スープストックとお塩をほんのひとつまみ。
    加圧すること3分間。

  2. 圧が抜けたら蓋を開け、オーツミルクと隠し味のナンプラーを少々。
    冷凍ムール貝・刻んだしめじ・芽キャベツ(既にスープ煮にしてあります)を加えてひと煮たち。

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    ムングダルのとろみがまた美味しい。
    スープジャーに盛り、これ見よがしに芽キャベツを覗かせます。
    からすみパウダー(☆彡)と手作りの桜でんぶを散らして出来上がり。





    お手頃価格の『タラのあら』で拵えた桜でんぶ。
    たっぷりのお湯を沸かしたところにお塩を少々、お酒を加えます。
    再度煮立ったところにあらを加え、身がほろほろになるまで10分弱、しっかり茹でてザルにとります。

    しっかりと水を切ったら皮を除き、身をほぐしながら骨を取り除きましょう。
    お酒・みりん・白だし醤油で身をほぐしながら炒りつけ、水で溶いた食紅で淡く色づけして出来上がり。

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桃の節句。
先ほど、ベランダの非常用はしごの点検で窓を開けました。
春の陽気でした。

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スープに使用した後、圧力鍋をさっと洗って油揚げを煮ました。
甘辛お醤油味をたっぷり煮含めた油揚げ。
今朝の主食は早速のきつね蕎麦、手作りの柚子胡椒を添えて。

塩鯖の焼き具合が抜群でした。

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圧力鍋で炊く甘辛お醤油味の油揚げ。
ポイントは、しっかり油抜きした油揚げをしっかり両手で挟んで絞ってから味付けすること、これだけ。

圧力鍋を開けた時のこの姿にいつも和むです。

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主人が仕事部屋を使いたがっています。
明日はこの油揚げを使って、うんと楽をさせてもらいましょう。


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posted by しんさん at 14:13 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月02日

極細きんぴらごぼう〜高野豆腐サンド編

今日のお昼は久しぶりの高野豆腐サンドウィッチです。
パンの代わりに高野豆腐を使った小さな小さなサンドウィッチ。
体重の高値固定が続く主人と私にとって、僅かばかりの期待も込めてのお昼です。

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2ヵ月以上待った調理器具が、昨日ようやく届きました。
業者さんから出荷完了のメールを頂いた時は小躍りするほどのお待ちかね、その名も『スーパーベンリナーNo.95』

お刺身好きの主人が、自分で買ってきたお刺身をつま無しで頬張る横顔が歯痒くて。
かと言って、自ら名乗りを上げ得意気に大根のつまに挑戦したら惨敗で。

色々検索した結果『ベンリナー』に辿りつくも、注文後まさかの業者さんからメーカー欠品中、再入荷は未定とのご連絡。
半ば諦めておりました頃の嬉しい知らせ。
届いたお品のサイズに少々驚きましたが、もうつまよりなにより使ってみたくてウズウズ。

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きんぴらごぼうを拵えようと買ってあったゴボウ、つま用の替え刃を使って『極細きんぴらごぼう』にしましたよ。
昆布だしで戻した高野豆腐をバターで焼いて、アボカドと一緒にたっぷりサンド。

お腹の満たされ具合もちょうど良く、何より極細のきんぴらごぼうがこの手軽さにまた小躍り。
少々コツがいる様子ですが、小ぶりなまな板サイズのスーパーベンリナー、優れものです。

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  1. 高野豆腐は昆布と一緒に戻します。

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    袋の裏書通りに戻したら、両手で挟んでしっかりと水気を絞り厚さを半分に。

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    少量の発酵バターで両面焼いておきます。

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  2. 実は、高野豆腐を戻している間、フライパンを使う前にささっと一品。
    主人が『生臭くて塩からいから捨てて』こう言い放った『からすみ』

    昨日の『からすみうどん』を目を細め頬張っていたのは記憶に新しいところ。
    以降はボッタルガ風に使いましょう。
    フライパンで両面さっと色が変わる程度に焼いたら網の上で冷まし、一気にミルで粉砕します。

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  3. からすみを焼いて、高野豆腐を焼いて、ここでようやくきんぴらごぼうの出番です。

    つま用の細刃を使って人参とゴボウをスライスしたら、後は普通にきんぴらごぼうに仕上げます。
    隠し味のオイスターソース、仕上げの胡桃は私の定番。

    高野豆腐を戻すのに使用した昆布は細切りにして加えました。
    加えて、今日はカサ増しにしめじなど。

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  4. こんがり焼いた高野豆腐が冷めたら、表面に極薄くマヨネーズをぬりましょう。
    パンのように水気を吸っても問題ないので、極少量で大丈夫。

    大葉を並べ、アボカドを並べ、からすみをふりましょう。

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    お待ちかねの極細きんぴらごぼうをたっぷりと。

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    ワックスペーパーできっちりと包んだら、ペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

    小さな小さな高野豆腐サンドウィッチ。
    少しでも増えたままの体重を良い方向に導いて下さい、そんな勝手な願いを込めて。

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初めてのスーパーベンリナーの取り扱いに悪戦苦闘しておりました。
今日のお菜は、作り置き料理を詰め込んで、ハイ、おしまい。

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今朝の主食はひじき粥です。
高野豆腐を戻すのに使用した昆布だしを使って、ストウブでことこと30分ほど。

仕上げにたっぷりからすみを。
ほら、主人が美味しそうに嬉しそうに頬張っていますよ。

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金太郎イワシの在庫がなくなって随分経ちます。
今週末にまとめて届くそうですが、惰性で注文したイオンネットスーパーのイワシがなかなかどうして美味しい。





その大きさに少々主人は引いておりましたが、スーパーベンリナー、主人のお刺身が待ち遠しい。
・・・私が食べるのはつまだけですけどね。


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posted by しんさん at 14:46 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月01日

路線変更〜オートミールシュー・パフェver.

一時は品切れ状態が続いておりましたオートミール。
最近では以前のように安定して店頭でも見かけるようになった上、例えばイオンネットスーパーでは種類もぐんと増えました。

我が家では基本的にロールドオーツ2種類を常備しております。
その時々に応じ、ロールドオーツの中でも更に扱いやすいクイックオーツと少々粒感の残るロールドオーツの2種。

クイックオーツを使ってシュークリームが作れると小耳に挟んだ昨日。
早速挑戦してみましたよ、オートミールシュークリーム。

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あれ?

やはり、薄力粉で作るシュー生地とは勝手が随分異なりました。
オートミール生地で焼いたシュー生地は、高さは貧相なものの一応シュー生地らしく焼き上がりました、確かに、はい。

ですが、いざ、いつものイメージで、生地の底に穴を開けてクリームを絞り込んで・・・とは参りませんでした。
てんでダメ。

ちなみに、生地の中に絞り込もうとしたクリームは、葛粉カスタードクリームと手作りのレモンカード。

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いつもならば、クリームが生地の中に吸い込まれると同時にふっくら盛り上がるシュー生地。
いえいえ、オートミール生地ではそうは参りませんでした。
全くクリームが入っていかないのです、生地の中に。

焼き方に問題があったのかもしれません。
ですがとにかくダメ、ちっとも生地が入っていきません。
なのであっさり路線変更、こうなりました。

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甘さも程よく、ほんのりバニラ香る葛カスタードクリーム。
そしてレモン風味に満ちた手作りのレモンカード。
その間には、香ばしいオートミールシュー。

なんだこれ、美味しい!

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◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分、オートミールシューは小ぶりなもの4つ分です)

 ◆オートミールシュー生地
  • オートミール(ミルで粉砕した状態で) 20g

  • お水 35g
  • ココナッツオイル 20g
  • フルール・ド・セル ひとつまみ

  • 卵(室温に戻しておきます) 1個


 ◆葛粉カスタードクリーム
  • 葛粉 10g
  • 牛乳 155g

  • 卵 1個
  • てんさい糖 15g
  • バニラビーンズペースト 適量

 ◆仕上げ用
  • 手作りのレモンカード
  • 手作りのレモンピール




◆作り方

  1. オートミールはミルで粉砕し、更に網でふるっておきます。
    多めに作っておくと何かと便利。

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  2. シュー生地へと参りましょう。

    小鍋にお水とココナッツオイル、フルール・ド・セルを合わせ、中〜弱火でしっかりと煮立てます。
    一旦火からおろし、計量したオートミール粉を一気に加えて木べらで素早く混ぜ合わせましょう。

    生地がひとつにまとまったら中〜弱火にかけ、練りながら少し水分をとばします。
    小麦粉のシュー生地の工程と同じですが、小麦粉の時のように鍋底に膜が張らないので見極めが難しかったのが特徴。

    火からおろし、室温に戻しておいた溶き卵を少しずつ加えては練りあげます。

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    小麦粉のシュー生地のかたさを目安に仕上げ、丸口金をつけた絞り出し袋に移します。

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  3. オーブンシートを敷いた天板に生地を絞り出し、指先をお水で湿らせ尖った先端をそっと抑えましょう。
    ふるい残ったオートミールの粒を生地の上に散らします。

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    霧吹きで軽くお水を吹きかけたら、素早く予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度 220℃で先ずは18〜20分、その後 180℃に下げて10分、更に150℃に下げて5分焼いたら、そのままオーブン庫内で粗熱をとりましょう。
    そう、悲観するほど悪い焼き上がりではないと思うのですが・・・ねぇ。

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  4. 葛粉カスタードクリームへと進みます。

    葛粉と牛乳を合わせておきます。
    別ボールに卵とてんさい糖を合わせ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせましょう。

    2者を少しずつ合わせてはそっと混ぜ、ザルで数回漉して小鍋に移します。
    中〜弱火にかけ、ぽってりとするまで混ぜながら加熱しましょう。

    火からおろし、滑らかになるまでしっかり練ったらバニラビーンズペーストを加えて仕上げます。

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    口金をつけた絞り出し袋に移しましょう。

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  5. シュー生地を半分に切って葛カスタードとレモンカードを詰めるも良し。
    それならシュークリームらしい佇まいに仕上がるかも。

    あくまでもお弁当ですので、持ち運びがしやすいようこのスタイルと相成りました。
    見事な路線変更だと自負致しております。

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最近凝っております食材、芽キャベツ。

週末に拵えたグラタンで残った牛乳をお片付けしようと、葛カスタードクリームに至ったのですが、思いのほか牛乳の残量が多くありました。
なのでスープにも使用、芽キャベツとムール貝のクラムチャウダー風。
お箸ですっと切れる芽キャベツが抜群に美味しいのです。

圧力鍋とオートミール粉でちょちょいのちょい。
シュー生地用にと多めに作ったオートミール粉が早速活躍、よい具合にとろみがつきます。

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  1. 粗みじん玉ねぎ、刻んだニンニク、エルブ・ド・プロヴァンスを圧力鍋に合わせ、オリーブオイルで炒め合わせます。

  2. スープストックを注ぎ、お塩を少々。
    お尻部分に十文字の浅い切れ目を入れた芽キャベツを加え、加圧すること1〜2分。

  3. 牛乳・冷凍ムール貝(イオンさんのこのシリーズは常備メンバーです)・オートミール粉・オイスターソース等を加えてひと煮たち。
    ジャーに移し、黒胡椒を挽いて出来上がり。

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路線も着地点もあっさり変更できる性分で良かった。
新しい形のオートミールシュークリーム、お昼になっても香ばしい生地の存在感は健在でした。

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今朝の主食はいわく付きのおうどん。
温泉卵の脇にそっと添えられているのは『からすみ』です。

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昨日、出勤する際に主人が言っておりました『からすみ』
仕事でそちらの方向に行くからと、帰りに馴染みのお魚屋さんに寄って前回見かけた『からすみ』を買って帰るのだと、楽しみに出かけていきました。

いざ帰宅した主人。
いつもの流れで売り切れを期待致しておりましたが、手には『からすみ』
早速スライスして昭和のお酒菊姫に・・・と、あら、この『からすみ』美味しくない、塩っ辛いだけでしかも生臭い。

今朝、起きてきた主人がこう言うほど。
『昨日のからすみさ、・・・・・・捨てよ』






さっと炙って、ミルで粉砕してボッタルガ風に。

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温かいおうどんに添えた温泉卵の脇に。
おろし生姜も忘れずに。

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今日も充実した朝食でした。
そろそろシーツが乾いた頃ですよ。


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posted by しんさん at 14:27 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする