2022年03月15日

ライスバーガー風・オートミールバーガー〜豚の角煮ver.

昨日、主人が『豚バラブロック肉』を沢山買って帰宅致しました。

鶏ささ身肉と一緒に、豚バラブロック肉が1個、2個、3個。
昨日、久しぶりに焼いた『カヌレ』の大撃沈に落ち込む私を思ってのことでしょうね。
とても主人らしい励まし方に少々笑ってしまいました。

冷凍庫は主人が取り寄せた干物で満杯ですが、よしっ!きっちり片付けて豚バラブロックを1本、手に取り早速お料理。
豚の角煮のライスバーガーなどいかがでしょうか。

20220315 00006.png

・・・なんてね。
近頃いよいよ主人のことを笑えなくなってきました、私も含めた悩みの種、体重増加。
ライスバーガーって意外とご飯を多く使うのよね、それがたとえボトムだけのライスバンズでも。

なのでふと思いつきました。
最近よく耳にする『オートミールの米化』
オートミールで拵えるお結びがあるのなら、オートミールでライスバーガー風のライスバンズも出来るのでは?と。
出来ました、ライスバーガー風のオートミールバーガー。

20220315 00004.png

ライスバーガーみたいに成形したオートミールの上に、角煮の煮汁に漬け込んだ卵とトロトロ角煮。
いつものように、やわらかな春キャベツで包んで嵩増しを謀ります。

20220315 00005.png

オートミールに大豆やミニトマトを合わせ、電子レンジで数分加熱。
ライスバーガー用にご飯を炊くより、ぐっとお気軽、ぐっと簡単。
体重への効果は存じませんが、これは簡単でよろしい、登場頻度向上は決まりです。

20220315 00007.png





  1. 先ずは、何はさておき豚の角煮を拵えましょう。
    もちろん圧力鍋で。

    生肉を切るのが苦手なので、先ずは1本そのままたっぷりのお水と一緒に強火にかけてひと煮たち。
    ぬるま湯で全体をそっと洗ったら、お好みの大きさに切り分けます。
    極少量の胡麻油で、お肉全面をしっかりと焼き付けましょう。

    しっかりと全面焼き付けた豚肉は、キッチンペーパーの上に並べて脂をしっかりと落としておきます。

    20220315 00008.png20220315 00009.png
    20220315 00010.png


  2. お水・お酒・お醤油・みりん・オイスターソース・極少量の黒酢とナンプラーを圧力鍋に合わせ、よく混ぜておきます。

    油抜きした豚肉・面取りした大根を圧力鍋に合わせ、ネギの青い部分・細切り生姜をたっぷり加えて加圧すること15分。

    20220315 00011.png

  3. 加圧料理中にオートミールの準備。
    以下の分量ですと、ふたり分のオートミールバンスには少々多過ぎましたので次回は量を検討。

    オートミール 60g
    お水 85g
    半分に切ったミニトマト・蒸し大豆(市販品) 各適量

    以上を耐熱ボールに合わせてよく混ぜ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。
    全体をざっくりと混ぜ、再度ふわりとラップをして1.5分間のレンジ加熱。

    あら、噂通り本当にご飯のようになりましたよ。
    千切り大葉・白胡麻を加えて混ぜ込みます。

    20220315 00013.png20220315 00014.png
    20220315 00012.png


  4. 目玉焼きリングにラップを敷き込み、オートミールを成形します。

    20220315 00015.png

    圧力鍋の方は、既にトロトロの角煮が煮上がっております。
    オートミールの表面に、角煮の煮汁を刷毛で叩くようにぬりましょう。

    20220315 00016.png

    オーブンでこんがり焼きます。
    焼くと、表面がカリッとして崩れにくくなるので持ち運びも安心。

    20220315 00017.png

  5. 保存容器に茹で卵を並べ、出来上がった豚の角煮を煮汁ごと移しましょう。

    太めの生姜は私の為、明日の日本酒のよい肴になるでしょう。
    主人はもちろん角煮を楽しみにしていることでしょう。
    ふたりの好みが異なるって平和。

    20220315 00018.png

  6. ワックスペーパーの上に、しんなりするまでレンジ加熱した春キャベツの水気をしっかり抑えてひろげます。
    オートミールバンズを乗せ、輪切りにした漬け卵、たっぷりの粒マスタード、角煮を重ねます。

    20220315 00019.png

    キャベツでくるりと巻きましょう。

    20220315 00021.png

    更にワックスペーパーでくるりと巻いて出来上がり。

    ご飯で作るライスバーガーより、圧倒出来に短時間で出来ちゃうオートミールバーガー。
    これは良い知恵をつけてしまった。

    20220315 00020.png






w-line84-thumbnail2.gif





という訳で、冷凍庫のお片付けに勤しまなければなりません。
先ずは細かいところで、下茹でして冷凍してあった『めかぶ』に白羽の矢。
ささっとめかぶスープなど拵えました。

20220315 00003.png





お出汁、凍ったままのめかぶ、ついでに冷凍してあるなめこ、ネギ、調味料をお鍋に合わせてひと煮たち。
極少量残ってしまったオートミールご飯も加えてしまおう。
全体に火が通ったら、冷凍アサリを加えてひと煮たち、ハイ出来上がり。

ジャーに移し、刻んだ柚子の皮、白胡麻をひねります。

20220315 00022.png






ライスバーガーより簡単、オートミールバーガー。
オートミールの米化って、本当だったのね。

20220315 00001.png





w-line84-thumbnail2.gif





朝食の主食も、実はオートミールにしようかとも思っておりましたが時間不足。
そもそも主人が悲しい顔をすること、火を見るよりも明らかですものね。
何事もやり過ぎは逆効果。

20220315 00002.png
なので今朝は、主人大好きな釜玉うどんに致しました。
お魚は、火曜日ですのでアボカド・しめ鯖・スライス玉ねぎの組み合わせ。
今の時期は新玉ねぎで楽しめる貴重な時。






最近、月・火と二日連続で禁酒の日を設けることと致しました。
すこぶる睡眠の質も良くなり、体調もまずまず。

週末、ちょっと調子にのって飲み過ぎてしまう傾向にある我が家ですもの、意外と主人も私も習慣に流されていただけだったことに気付きます。
その分、週に4日の飲酒の日が楽しみですが。
もちろん明日は角煮と共に。


illust-flower2-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 14:25 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月14日

衣替えの月曜日

何気なく、今週分の作り置きお惣菜の画像で始まる1週間。
明け方の春の嵐、窓をたたきつける強風と雨で一瞬だけ目を覚ました今日は月曜日です。

20220314 00003.png

今朝の天気予報をそのまま受け取り、それ衣替えだと大張り切り。
裏起毛のフリース割烹着を着替え、背中の開いたいわゆる胸当てエプロンに着替えたら背中がスースー寒いこと。
足元は相変わらず小型のセラミックヒーター、北向きの主人の部屋はそれなりに寒いことに今更ながら気付きました。





それにしても今日は何かと失敗の多い日。
高野豆腐を煮ればパサパサに仕上がるし、何よりこれ。
何年かぶりに焼いたカヌレ・・・の焼成前の姿です。

20220314 00004.png

生地も24時間きっちり寝かせ、バターも型に厚めにぬって工程を進めたハズだったのですが。
以前懲り懲りした焼成中の噴火も穏やかで、シメシメとオーブン越しにほくそ笑んでいたのですが。

悦に入る私のふと頭をよぎった不安が的中してしまいました。
これで型から抜けなかったら悲惨だな、と。

あまりにショックで自嘲する気にもなりません。






line77-thumbnail2.gif







誇らし気な顔でカリカリのカヌレを主人に持たせる予定が、とんだ番狂わせです。
それでも、以前お土産で持たせて頂いた筍ご飯(☆彡)を今朝は朝食にするつもりでおりましたので助かりました。

朝食のお茶碗に盛る筍ご飯を少し減らして、お弁当箱に詰めます。
悪気なく派手に崩れたカヌレを横目に見ながら。

20220314 00002.png






line77-thumbnail2.gif






先週、早春の山菜を頂きにお邪魔した大和さん。
持たせて頂いた筍ご飯、自宅についてもまだほんのり温かかったので即冷凍致しました。
自然解凍して、お酒をしゅっとひと吹きふって温め直せば、大和さんのあの美味しい筍ご飯がおうちの食卓で。

20220314 00001.png

最後だと思っておりました西京漬けが数切れ、冷凍庫の奥から発掘されました。
金目の西京漬けと筍ご飯、今日の陽気にぴったりな組み合わせです。





金目とは思えないくらいの焼き色ですが。
どうも今日は物事があまりうまくいかないようです。

午後からの行動は慎重に。
そして今夜は出来るだけ早く寝てしまおう。
明日に備え、目標は8時就寝です。

2018-06-28T14_19_54-fb2ae-thumbnail2-78ff6-thumbnail2.gif















posted by しんさん at 14:00 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月11日

おから蒸しパンサンド〜アジフライとたっぷりキャベツ編

金曜日、今週最後のお弁当です。

今朝は『おから蒸しパン』を焼きました。
そしてボリューム満点のおから蒸しパンサンドウィッチを拵えましたよ。

20220311 00009.png

うっかりふたつ同時に開封してしまった粒マスタードの瓶、しかも大瓶。
しばらくは粒マスタード主体としたメニュー構成になりそうです。

昨日のバターロール(☆彡)に続き、今日はサンドウィッチで粒マスタード消費の目論見。

100gずつ小分けして冷凍、常備してあるおからで焼くおから蒸しパンは月にいちどは登場する我が家の定番です。
今日はアジョワンシードを生地に混ぜ込んでみましたよ。
同じく冷凍してあるアジフライを揚げ焼きにしてフィリングに致しました。

20220311 00007.png

もちろんおから蒸しパンにはたっぷりの粒マスタード。
たっぷりのキャベツ、野菜の甘酢漬けと一緒におから蒸しパンで挟みます。

20220311 00006.png

前日の夕方、おからを低温のオーブンでじっくり加熱して乾燥させます。
そのまま朝までオーブン庫内に放置し、当日おからパウダーに仕上げて焼くおから蒸しパン。
じっくり湯せん焼きにするので時間はかかりますが、兎に角簡単。

この不器量な断面も何故だか愛らしいのです。

20220311 00008.png





◆材料(※おから蒸しパンは、野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)

  • おからパウダー 20g
  • サイリウム(オオバコパウダー) 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g
  • お塩 ひとつまみ

  • 卵 2個
  • オリーブオイル 10g
  • アジョワンシード ひとつまみ
  • アーモンドミルク 80g


    ◆フィリング

  • 冷凍アジフライ
  • 胡麻油
  • 千切りキャベツ
  • 甘酢漬け野菜
  • マヨネーズ
  • 粒マスタード





◆作り方

  1. 先ずは前日の夕方、冷凍してある生おからをオーブンで乾燥させます。

    オーブンシートを敷いた天板に凍ったままのおからを乗せ、時々フォーク等で崩しながら予熱なしのオーブン 130℃で1時間35分。
    加熱し終わったらそのまま朝までオーブン庫内に放置。
    翌朝、カラカラに乾燥したおからを使ってパウダーにします。

    20220311 00010.png

  2. ミルで少しずつ粉砕し、ザルでふるいましょう。
    20g分を計量し、サイリウム・ベーキングパウダー・てんさい糖・お塩と合わせておきます。

    20220311 00001.png

  3. 別ボールに卵とオリーブオイル、アジョワンシードを合わせ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせたところにアーモンドミルクを少しずつ注ぎながらむらなく混ぜます。
    合わせておいたおからパウダーその他をザルでふるい入れ、泡だて器で混ぜ合わせましょう。

    オーブンシートを敷き込んだ容器に流し入れ、平らにならしたらお湯を張った天板に移しましょう。
    予熱したオーブンに移し、設定温度200℃でゆっくり30分。

    そのままオーブン庫内で粗熱をとりましょう。

    20220311 00011.png20220311 00012.png
    20220311 00002.png


  4. 冷凍アジフライは、凍った状態のまま多めの胡麻油でじっくりと両面を揚げ焼きにします。
    網の上でしっかり冷ましておきましょう。

    20220311 00015.png

  5. オーブン庫内でしっとり粗熱がとれたアジョワンシード風味のおから蒸しパン。

    20220311 00013.png

    オーブンシートをそっと外して厚さを半分に切ります。

    20220311 00014.png

    2枚をつなげたワックスペーパーの上に移し、片方には粒マスタード、もう片方にはマヨネーズをぬりましょう。

    20220311 00016.png

    千切りキャベツをたっぷり盛り、アジフライと甘酢漬けにした野菜を重ねます。

    20220311 00017.png

    崩れないよう、そしてきっちりとワックスペーパーで包み、同じくラップできっちりと巻きます。

    20220311 00018.png

    ラップごとパンナイフで切り分けて出来上がり。
    しっとりおから蒸しパン、しなやかで意外とこのタイプのサンドウィッチに向いているのです。

    20220311 00019.png






w-line81-thumbnail2.gif





今日はスープを止めてサラダを添えましょうか。
作り置きしてあるお惣菜を詰めたサラダです。
これもまた金曜日の定番です、週末に向けてのお惣菜一掃メニュー。

20220311 00005.png






芽キャベツのスープ煮、カリフラワーの塩麴和え、そしてアンチョビとマイタケのドレッシングを順に詰めただけ。
ドレッシングにはもちろん粒マスタードも入っております。





むぎゅっと半ば無理やりに押し込まれました感のおから蒸しパン、何故だか愛おしい。

20220311 00003.png





w-line81-thumbnail2.gif





金曜日の朝食は、伊勢うどんとマックスバリュブランドのイワシの生姜煮。
これが週間ルーティン。

20220311 00004.png

具沢山なお味噌汁、今朝は少々お味噌が少なかったかしら。
毎朝お味噌汁を楽しみにしております主人に可愛そうなことを致しました。





そんな主人が間もなく帰宅する時間です。
今週から、週に2回だった禁酒日を3回に増やしました。
これがなかなか良い調子です。

そして何より良いのが、金曜日が今まで以上に楽しみなこと。
お魚屋さんに寄った主人が、何を手に帰宅するのか楽しみです。
ライフ360に寄ると、後数分で駐車場に到着ですよ。


daisy2-thumbnail2.jpg



posted by しんさん at 14:05 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月10日

全粒粉バターロール〜ハニー粒マスタードとセミドライトマト編

木曜日なので今週もパンを焼きました。
毎朝食卓に上る手作りの豆乳ヨーグルト、窪みに溜まるホエーを使った全粒粉パンを。
そしてやっぱり今週もバターロール、成形が楽しいので最近はこればかり。

ホエーで捏ねた全粒粉生地で、今週はセミドライトマトとハニーマスタードソースを巻いてみましたよ。

20220310 00008.png

つい先日、冷蔵庫の奥から開封済みの粒マスタードの瓶が発掘されました。

あれ?
少し前に開封したばかりのハズなのに、あれ?
開封済みの粒マスタードがあるのを忘れ、ふたつ、しかも大瓶をふたつ、同時に開封してしまった粒マスタード。
しばらくは粒マスタード消費料理が続きそうです。

という訳で、今日は粒マスタードと蜂蜜を合わせてみましたよ。

20220310 00005.png

エルブ・ド・プロヴァンスを程よく効かせた全粒粉生地のロールパン。
そしてハニー粒マスタードソースとセミドライミニトマト、甘くて酸っぱい組み合わせ。
ここにペコリーノロマーノの塩気を添えた全粒粉バターロール。

もちろん、前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくり発酵させて翌朝焼くいつものオーバーナイト発酵スタイル。
木曜の朝、全粒粉の素朴な香りにキッチンが満たされましたよ。

20220310 00007.png





◆分量(小ぶりな全粒粉バターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g
  • エルブ・ド・プロヴァンス ふたつまみ

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトからでた水分です) 84gありました
  • オーツミルク ホエーと合わせて95g計量します

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g
  • お塩 ひとつまみ



  • 粒マスタード 20g
  • 蜂蜜 20g
  • セミドライミニトマト(手作りです) 適量
  • ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・エルブ・ド・プロヴァンスをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    豆乳ヨーグルトのホエーとオーツミルクを合わせて95g計量し、合わせた粉類の半量をここに加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
    お塩、溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    20220310 00009.png

  2. 残った粉類に1を加え、ひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20220310 00010.png20220310 00011.png
    20220310 00013.png



  3. ヨーグルトメーカーから出した生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えます。
    先ほどと同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れて蓋をし、野菜室でゆっくりひと晩発酵を促しましょう。

    20220310 00012.png

  4. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20220310 00014.png

    生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、形を整え4等分します。
    断面を包み込むように丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイムを設けましょう。

    20220310 00015.png

  5. ベンチタイムを経た生地を楕円にのばし、両端を斜めに折り込みます。

    20220310 00016.png

    更に少しのばしてから半分に折り、両手で転がしながら長いしずく型に整えましょう。

    20220310 00017.png

    優しく生地をのばし、粒マスタードと蜂蜜を合わせてぬります。
    セミドライミニトマトとペコリーノロマーノを散らしたら、生地のひろい方からフィリングを包み込むように優しく巻きましょう。

    20220310 00001.png

  6. しっかりと摘まんで巻き終わりを閉じたら、綴じ目を下にして並べましょう。
    湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

    20220310 00002.png

  7. ・・・蜂蜜が流れ出ておりますが気にせず次の工程へ。
    刷毛でそっと水溶き卵黄を表面にぬったら、ペコリーノロマーノを散らします。

    20220310 00018.png

    予熱したオーブンに移し、設定温度を200℃にして12分。

    20220310 00019.png

    網の上で冷まします。

    流れ出たフィリングはお名残り惜しくもありますが、それでも主人好みのバターロールに仕上がってホッ。
    半分は冷凍して週末のロゼに添えましょう。

    20220310 00020.png







table_s.gif





最近、お昼は主食+スープが定番です。

作り置きのお惣菜のお片付けにもなるスープ。
今日は芽キャベツのスープ煮、カリフラワーの塩麴和えに、お豆腐とタラの桜でんぶのお団子を添えたスープに着地致しました。

20220310 00003.png





木綿豆腐にタラの桜でんぶ、ひじき、パンの艶出しで使った卵黄の残り、つなぎの米粉を合わせてお団子にし、煮立ったスープの最後に加えます。
崩れやすいお豆腐のお団子。
加えたら触らずそっと加熱し、火が通ったらそっとそっとスープジャーに移します。

からすみパウダーを散らして出来上がり。

20220310 00021.png






小ぶりな全粒粉バターロールと具沢山スープ。
バターロールでまだまだ遊べそうです。

20220310 00004.png





table_s.gif






今朝の主食は炊き粥、お魚は塩鯖です。

20220310 00006.png

今週の朝食は炊き粥続き。
ことこと炊く炊き粥は確かに時間がかかりますが、お蕎麦やうどんの塩分を考えると炊き粥に軍配。

釜玉うどんを愛する主人は少々悲しそうですが、それでも食べ始めてしまえば隣で美味しそうに頬張っております。





暖かくなって、窓を開ける時間も回数も増えました。
お隣のお庭のサクラはまだまだ開花の気配なし。
昨年に続き、今年も人様のお庭の桜でお花見です。


illust-haruiro-3-thumbnail2.jpg




posted by しんさん at 14:01 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月09日

大和さんへ〜早春の山菜尽くし

春らしい陽気がぐっと際立った昨日、3月8日。
久しぶりの外食は三重県は桑名、多度にあります心落ち着く季節料理のお店『大和さん』

イノシシより、ハマグリより、もちろん鯉より自然薯より、1年でいちばん私が楽しみにしております早春の山菜を頂きに。

春の山菜とは言え、早い時期と深まった時期では全く種類も味も食感も異なる多種多様な春の山菜。
ちょこっと地面から頭を出したやわらかな筍、そしてその時期の筍で炊く筍ご飯。
この味に出会える期間は極々短期、早春の味に包まれて参りましたよ。

20220309 00009.png

頻繁に通っては有難みも薄れてしまう、そんな主人の意向で春の山菜は年にいちど。
早春か晩春か、年代わりです。
今年は嬉しい早春の山菜、揚げ物の藪椿(やぶつばき)が鮮やかです。

今年は藪椿の開花が極僅かだったそう。
貴重な藪椿の天ぷら、再来年まで画像を眺めて楽しみにしております。

20220309 00011.png





il-plants5-thumbnail2.gif





春と秋、何故だかふと季節限定で袖を通したくなる古い古い母親の着物。
何年振りでしょうか、ちょうどこの日が『ミモザの日』であることを思い出して引っ張り出してみましたよ。

暖かい日で羽織もコートも要らないくらいの陽気。
手に抱えておりますのは・・・

20220309 00001.png

・・・バゲットです。

20220309 00003.png

大和さんにお邪魔するときは、ちょっと遠回りをして寄る小さなパン屋さん。
事前に電話をして、お気に入りのバゲットを数本焼いて頂きます。
お店に入った途端、ご挨拶より先に聞いたご主人のお言葉は、

『旅行行きたいですよねぇ』

フランス旅行のお話で主人と小さく盛り上がっておりました。
今回の大和さんは初めて椅子席が設えてありました。
あら、これもなかなか快適。

20220309 00002.png





il-plants5-thumbnail2.gif





むかごのかるかん、蕗味噌の田楽、紫キャベツとこごみの炒め物。
山ウドは不知火と合わせていらっしゃいました。
原木椎茸とタンポポ。
そしてこちらで初めて知った『スイバ』


20220309 00004.png

初めて知ったと書きましたが、スイバ、私、多分知っております。
幼少の頃、近所の川の堤防に生えていたあの赤いツプツプのお花、アレかも。
ちぎって茎を吸うと、酸っぱいアレ、かも。




トマトが妙になじんでおります卵焼き。
何故?なぜ美味しいの?
私、トマトと焼き卵の組み合わせはあまり好きではないのですが、これ、美味しい。




のびると筍のぬた。
のびるの辛みにキリリと目が覚めます。

干し筍とクレソン、ワラビ、筍の姫皮、心が躍りっぱなし。

20220309 00005.png

うるいと筍、セリ、はまぐり。
私でなくとも踊ります。

20220309 00006.png

はまぐりが口を開きましたよ。
私たちはだんまりで頂きましょう。

20220309 00007.png

お味噌を挟んだフキノトウ、ホクホクあまい百合根にキクイモ。
今年は数少ない藪椿。

20220309 00008.png

お待ちかねの早春の筍ご飯も並びました。
お鍋のおつゆをお吸い物代わりに。

まだまだ明るい夕方の刻、ネコたちの行動開始時刻なのでしょうか。
ネコが何匹か庭を横切っていきました。

20220309 00010.png

蓬団子にホッとひと息。
もちろん筍ご飯は詰めて頂きましたよ。

20220309 00012.png





il-plants5-thumbnail2.gif





筍ご飯のお代りまで果たした主人。
当然翌日、今朝の体重は激増しておりましたがそれもほんの一時のこと。

昨日はまだ明るいうちに帰宅し、ゆっくりお風呂に浸かって、早春の味に包まれたまま就寝致しました。
今日のお昼はオートミールでとろみをつけた具沢山スープ。
キャベツにキノコ類、人参にアサリ、オーツミルクに仕上げのあおさ。

20220309 00014.png

バゲットのパン屋さんはカヌレも美味しいのです。
今日のお昼に。

20220309 00015.png

昨日あれだけしっかりお腹が満たされたというのに、今朝はいつも通りお腹が空きました。
心ばかりではありますが、ご飯の量を減らしてみたり、お魚を小ぶりなイワシにしたりと体重対策。

お味噌汁がこれではあまり効果は期待出来ませんけどね。

20220309 00013.png

次回は初夏のはまぐりです。



illust-flower2-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 14:03 | Comment(0) | 鯉自然薯山菜はまぐり 大和さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする