木曜日なので今週もパンを焼きました。
手作り豆乳ヨーグルトのホエーで捏ねる全粒粉パン。
前日の夜に生地を準備するお気楽オーバーナイト発酵スタイル。
いつものこれらに加え、最近すっかりその成型の楽しさに魅せられてしまった全粒粉バターロールを今週も。
段々とそれらしくなってきたのではないでしょうか。
成形技術のなさをカバーするのは、全粒粉生地にこっそり忍ばせるフィリング。
器量の悪さは、意外性で楽しむしかないと思っておりますので。
今週は、ほんのり甘いペーストにたっぷりの胡桃。
お砂糖不使用のこのペーストの正体は、みりん粕(こぼれ梅とも)とみりん、そしてきな粉です。
毎年末に干支ラベルのみりんを取り寄せます。
その年の干支ボトルに移し換え、気分良くみりんを使用するために。
昨年末に取り寄せた寅ラベル。
みりんと一緒に、ちょっと興味があって取り寄せたみりん粕がこちらです。
イメージするみりん粕(こぼれ梅)のホロホロした佇まいとは異なる、扱いやすいペーストになったみりん粕。
出来れば加熱の必要がないお漬物等に使いたいのは山々ですが、そう言って開封しないまま終わるのだけは避けたいもの。
穏やかなみりん粕とみりんの甘みに、香ばしいきな粉、そして胡桃のちょっとオイリーなさっくり食感。
少量のきな粉を混ぜた全粒粉生地との相性も抜群です。
艶感も増した美味しいバターロールが焼けましたよ。
◆材料(やや小ぶりなバターロール4つ分です)
- 全粒粉強力粉 95g
- スキムミルク 10g
- きな粉 5g
- てんさい糖 5g
- インスタントドライイースト 1g
- ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です)73g
- オーツミルク ホエーと合わせて90g計量しました
- お塩 ひとつまみ
- 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます)10g
◆きな粉ペースト - きな粉 20g
- みりん粕ペースト 35g
- みりん 40g弱
- 胡桃 適量
- 仕上げ用の水溶き卵黄 適量
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に。
全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
ホエーとオーツミルクを合わせて90g計量します。
よく混ぜたところに、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
お塩と溶かしバターを加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く揉みましょう。
形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促します。
その後軽く揉んでから再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。 - 今朝はここからのスタートです。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。
その後軽く生地を揉んでガス抜きをし、形を整え4等分しましょう。
断面を包み込むように丸め、ベンチタイム15分。
その間に、ざっくりと砕いた胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。 - きな粉とみりん粕のペーストの準備もベンチタイム中に済ませてしまいます。
きな粉とみりん粕を合わせ、少しずつ様子を見ながらみりんを足してのばすだけ。
やわらかなパン生地にぬりやすいよう、滑らかなペーストにします。 - 極少量の打ち粉の上に生地をおき、そっと手のひらで圧しながらガス抜きをします。
平らになった生地の両端を折り込み、更に底辺部分も折り込んでざっくり2等辺三角形のイメージに。
これを少し平らにならしてから半分に折りましょう。
後は両手で転がしながら長い長いしずく型にのばします。
この作業、楽しいのです。
そっとめん棒(気楽なミニすりこ木で代用)でのばしたら、ペーストをぬって胡桃を散らします。
胡桃を芯にするようにそっと巻き、巻き終わりをしっかり閉じて綴じ目を下に並べます。
水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。 - 水溶き卵黄を刷毛でそっと表面にぬり、予熱したオーブンへ。
設定温度を200℃にして12〜13分。
楽しい成形、巻き込むフィリングアレンジの楽しさ。
まだまだロールパンへの愛情が褪せることはなさそうです。
イオンネットスーパーで届けて頂く『スチームあさりのむき身』
以前は普通に買えたのですが、最近在庫切れが続いておりますのが少々不安です。
ですが使い勝手は格別。
あり合わせの材料でクラムチャウダー風のスープもちょちょいのちょい。
本当にあり合わせなのですが、大抵美味しく仕上がるのがあさりの底力。
クラムチャウダー風とはしながら、胡麻油で和風テイスト寄りに。
あり合わせの材料でクラムチャウダー風のスープもちょちょいのちょい。
本当にあり合わせなのですが、大抵美味しく仕上がるのがあさりの底力。
クラムチャウダー風とはしながら、胡麻油で和風テイスト寄りに。
- 圧力鍋に人参・玉ねぎ・セロリを合わせ、胡麻油でさっと炒めたところに米粉を加えてなじませます。
お水を注いでもち麦、お塩を加え、加圧すること1分間。 - 圧が抜けたらオーツミルクを加えてなじませましょう。
ざく切りにして冷凍してあった白菜、刻んだマイタケ、冷凍あさりも加えてひと煮たち。
オイスターソースとナンプラーを少量加えて出来上がり。
スープジャーに盛りつけ、冷凍してあったセロリの葉っぱを散らします。
具沢山の熱々スープと具沢山な全粒粉ロールパン。
スープジャーは買って本当に良かったもののひとつです。
お椀から溢れそうな主食は、圧力鍋でちょちょいのちょいの炊き粥です。
加圧すること3分×2。
大ぶりな赤目芋、ひじきと梅干し、そしてバターロールの艶出しに使用した卵黄の残りでふわり溶き卵。
皮をむいて冷凍しておいた赤目芋は圧力鍋のおかげでとろとろ。
主人が唸るほどの美味しさでした。
久しぶりの焼き魚は鯖。
今日も食べ過ぎなほどの朝食でした。
明日からの3連休。
クーラーバックを持って出勤した主人。
今宵は宴会ですね。