2022年02月10日

ほんのり甘い全粒粉バターロール〜きな粉・胡桃・みりん粕ver.

木曜日なので今週もパンを焼きました。

手作り豆乳ヨーグルトのホエーで捏ねる全粒粉パン。
前日の夜に生地を準備するお気楽オーバーナイト発酵スタイル。
いつものこれらに加え、最近すっかりその成型の楽しさに魅せられてしまった全粒粉バターロールを今週も。

20220210 00008.png

段々とそれらしくなってきたのではないでしょうか。

成形技術のなさをカバーするのは、全粒粉生地にこっそり忍ばせるフィリング。
器量の悪さは、意外性で楽しむしかないと思っておりますので。
今週は、ほんのり甘いペーストにたっぷりの胡桃。

20220210 00005.png

お砂糖不使用のこのペーストの正体は、みりん粕(こぼれ梅とも)とみりん、そしてきな粉です。

毎年末に干支ラベルのみりんを取り寄せます。
その年の干支ボトルに移し換え、気分良くみりんを使用するために。

昨年末に取り寄せた寅ラベル。
みりんと一緒に、ちょっと興味があって取り寄せたみりん粕がこちらです。
イメージするみりん粕(こぼれ梅)のホロホロした佇まいとは異なる、扱いやすいペーストになったみりん粕。

20220210 00001.png

出来れば加熱の必要がないお漬物等に使いたいのは山々ですが、そう言って開封しないまま終わるのだけは避けたいもの。

穏やかなみりん粕とみりんの甘みに、香ばしいきな粉、そして胡桃のちょっとオイリーなさっくり食感。
少量のきな粉を混ぜた全粒粉生地との相性も抜群です。

艶感も増した美味しいバターロールが焼けましたよ。

20220210 00009.png





◆材料(やや小ぶりなバターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 95g
  • スキムミルク 10g
  • きな粉 5g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です)73g
  • オーツミルク ホエーと合わせて90g計量しました
  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます)10g



    ◆きな粉ペースト

  • きな粉 20g
  • みりん粕ペースト 35g
  • みりん 40g弱

  • 胡桃 適量
  • 仕上げ用の水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に。


    全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ホエーとオーツミルクを合わせて90g計量します。
    よく混ぜたところに、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    お塩と溶かしバターを加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
    残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く揉みましょう。
    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促します。

    20220210 00011.png
    20220210 00012.png20220210 00013.png


    その後軽く揉んでから再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。

    20220210 00014.png

  2. 今朝はここからのスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20220210 00015.png

    その後軽く生地を揉んでガス抜きをし、形を整え4等分しましょう。
    断面を包み込むように丸め、ベンチタイム15分。

    20220210 00016.png

    その間に、ざっくりと砕いた胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。

    20220210 00017.png

  3. きな粉とみりん粕のペーストの準備もベンチタイム中に済ませてしまいます。

    きな粉とみりん粕を合わせ、少しずつ様子を見ながらみりんを足してのばすだけ。
    やわらかなパン生地にぬりやすいよう、滑らかなペーストにします。

    20220210 00002.png

  4. 極少量の打ち粉の上に生地をおき、そっと手のひらで圧しながらガス抜きをします。
    平らになった生地の両端を折り込み、更に底辺部分も折り込んでざっくり2等辺三角形のイメージに。
    これを少し平らにならしてから半分に折りましょう。

    20220210 00003.png20220210 00018.png
    20220210 00019.png


    後は両手で転がしながら長い長いしずく型にのばします。
    この作業、楽しいのです。

    20220210 00020.png

    そっとめん棒(気楽なミニすりこ木で代用)でのばしたら、ペーストをぬって胡桃を散らします。
    胡桃を芯にするようにそっと巻き、巻き終わりをしっかり閉じて綴じ目を下に並べます。

    20220210 00021.png

    水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

    20220210 00022.png

  5. 水溶き卵黄を刷毛でそっと表面にぬり、予熱したオーブンへ。

    20220210 00023.png

    設定温度を200℃にして12〜13分。

    20220210 00024.png

    楽しい成形、巻き込むフィリングアレンジの楽しさ。
    まだまだロールパンへの愛情が褪せることはなさそうです。

    20220210 00010.png






w-line81-thumbnail2.gif





イオンネットスーパーで届けて頂く『スチームあさりのむき身』
以前は普通に買えたのですが、最近在庫切れが続いておりますのが少々不安です。

ですが使い勝手は格別。
あり合わせの材料でクラムチャウダー風のスープもちょちょいのちょい。
本当にあり合わせなのですが、大抵美味しく仕上がるのがあさりの底力。
クラムチャウダー風とはしながら、胡麻油で和風テイスト寄りに。

20220210 00004.png





  1. 圧力鍋に人参・玉ねぎ・セロリを合わせ、胡麻油でさっと炒めたところに米粉を加えてなじませます。
    お水を注いでもち麦、お塩を加え、加圧すること1分間。

  2. 圧が抜けたらオーツミルクを加えてなじませましょう。
    ざく切りにして冷凍してあった白菜、刻んだマイタケ、冷凍あさりも加えてひと煮たち。
    オイスターソースとナンプラーを少量加えて出来上がり。

    スープジャーに盛りつけ、冷凍してあったセロリの葉っぱを散らします。

    20220210 00025.png20220210 00026.png






具沢山の熱々スープと具沢山な全粒粉ロールパン。
スープジャーは買って本当に良かったもののひとつです。

20220210 00006.png





w-line81-thumbnail2.gif





お椀から溢れそうな主食は、圧力鍋でちょちょいのちょいの炊き粥です。

加圧すること3分×2。
大ぶりな赤目芋、ひじきと梅干し、そしてバターロールの艶出しに使用した卵黄の残りでふわり溶き卵。

20220210 00007.png

皮をむいて冷凍しておいた赤目芋は圧力鍋のおかげでとろとろ。
主人が唸るほどの美味しさでした。

久しぶりの焼き魚は鯖。
今日も食べ過ぎなほどの朝食でした。





明日からの3連休。
クーラーバックを持って出勤した主人。
今宵は宴会ですね。


twig-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 14:33 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする