立春を過ぎた頃からの容赦ないこの寒さ。
分厚い綿入り半纏を羽織って、温かな甘い葛湯をフゥフゥ言いながら暖をとりたい・・・のは山々ですが、お弁当でそれは無理。
流石に無理。
なのでうんと妥協して、葛粉のプリンを拵えてみましたよ。

すりおろした生姜をたっぷり加えた葛粉のプリン。
最初は生姜汁だけを加えるつもりでおりましたが、冷凍保存してあった生姜だからでしょうか。
想像しておりました程に生姜汁が絞れませんでしたので、ならばとおろし生姜をそのまま使用。
アーモンドミルクの葛粉プリンは、やっとかたまった状態のフルフル食感です。
葛粉とたっぷりの生姜、これはまさに葛湯鉄板の組み合わせですもの、きっと冷えた体を内側から温めてくれるはず。

プリンに生姜風味を添えるだけに止まらず、添えたお豆腐白玉も生姜風味、ついでに添えたデーツシロップもがっつり生姜風味です。
良いタイミングで昨日仕上げたレモンピールを添えて。
金柑とレモンの柑橘フレイバーが、地味な葛プリンにふわり華を添えます。
冷蔵庫で冷やし過ぎない、常温で召し上がるのをお勧めします。

◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分)
- 葛粉 10g
- アーモンドミルク 150g
- 卵 1個
- てんさい糖 15g
- すりおろし生姜 10g
※生姜は、冷凍してあった大ぶりな一欠けらを凍った状態でざく切りにしミルで粉砕しました
◆トッピング用 - 木綿豆腐 50g
- 白玉粉 35g
- すりおろし生姜 5g
- デーツシロップ 30g
- すりおろし生姜 15g
- レモンピール
- 金柑(冷凍してあったもの)
- 胡桃
- アーモンド
- 蕎麦の実
※胡桃・アーモンド・蕎麦の実は、合わせて予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます
◆作り方
- 先ずは葛粉プリンから。
葛粉とアーモンドミルクを合わせてふやかしておきます。
別ボールに卵とてんさい糖を合わせてしっかりと混ぜ合わせ、葛粉のかたまりがなくなったアーモンドミルクを少しずつ加えて混ぜ合わせましょう。
ザルで漉しながら小鍋に移し、粉砕した生姜を加えます。
中〜弱火で滑らかに練り上げ、容器に分け入れ常温に置いておきます。 - 生姜風味のお豆腐白玉に参りましょう。
木綿豆腐と白玉粉をビニール袋に合わせます。
ほぼまとまったところで粉砕した生姜も加えて捏ねあげましょう。
棒状にのばして包丁で4等分し、真ん中を少し窪ませて丸めます。
ぐらぐらと煮立たせない程度の熱湯にそっと移し、フワリと浮いてきたらもうひと呼吸おいて冷水に。
たっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーに挟んで乾燥を防ぎましょう。
葛プリンも常温でフルッとかたまっております。 - ミルの容器を使ってソースの準備。
デーツシロップと粉砕生姜を合わせ、湯せんで温めるだけ。
手っ取り早く電子レンジ加熱でも良かったのですが、デーツシロップの扱いには敏感な質なので。 - フルッとかたまった葛プリンの上に、白玉団子を乗せてデーツソースをたっぷりと。
金柑、ローストしたナッツと蕎麦の実、レモンピール、ついでにレモンピールから落ちたグラニュー糖も一緒にトッピング。
あまり冷やさず室温で。
生姜の風味ががっつり効いておりますよ。

お正月に食べようと、イオンさんにお好み焼きセットを注文し半分がそのままになっておりました。
そろそろ使ってしまいましょう、と。
オーブンで、野田琺瑯で、横着なお好み焼きを焼きました。
オーブンで、野田琺瑯で、横着なお好み焼きを焼きました。

- 冷凍してあったすりおろし山芋。
自然解凍し、卵・切りイカ・お好み粉と一緒に生地に加えます。 - ざく切りキャベツも加えて混ぜたら、オーブンシートを敷いた容器に2/3程度を分け入れましょう。
- 食べやすく切った豚肉とネギを並べ、残った生地をこの上に。
- 予熱したオーブンに移し、設定温度を200℃にして18〜20分。
焼き上がったらお好みソースとマヨネーズ、たっぷりの鰹節を散らして出来上がり。
意外なお菜に、見た目よりパンチの効いたデザート。
葛粉プリンの魅力に目覚めてしまったかも、です。


お好み焼き粉と同じく、お正月辺りから冷凍庫にデンッと陣取っておりました冷凍うどん。
今朝の主食に致しましょう。
こんがり焼いた焼きおにぎりを添えた具沢山うどんです。

真上の大規模リフォームは今日が山場のようで大賑わいです。
完成したら真っ先に見に行こう、絶対に。
