栄養豊富な冬の大和しじみ、宍道湖の寒しじみを紹興酒漬けにして春を待つのが、我が家の恒例しじみ祭り。
週末から昨日にかけ、今年も紹興酒とお醤油を吸ってふっくらしたしじみを主人とふたり存分に堪能致しました。
そして今日のお昼はもうひとつのお楽しみ。

大変地味な佇まいではありますが、しじみと同じくらいお楽しみなしじみご飯。
しじみを漬け込んだ紹興酒もろともご飯に炊き込みます。

もちろん、出来るだけしじみの存在感を尊重したいので、口を大きく開く程度に再加熱したしじみは、炊き上がったご飯に後で散らします。
しじみの旨味をすべて抱え込んだその煮汁で炊き上げたしじみご飯。
今年はヒラタケとマイタケも加わり、更に風味を増しました。
これ見よがしに散らした殻付きのしじみは、紹興酒漬けでは口を開かなかった頑固な輩。
これ見よがしに散らした殻付きのしじみは、紹興酒漬けでは口を開かなかった頑固な輩。

しじみの旨味を無駄なく吸ったしじみご飯をお昼はお結びに。
今年のしじみ祭りも滞りなく幕を閉じました。
保存容器にいっぱいあったしじみの紹興酒漬け、主人を宥めて宥めて、ご飯用にこれだけ残しておきました。
漬け汁を別容器に取り分け、ひたひた程度の漬け汁を残して中火にかけます。
蓋をし、しじみが口を開けたら火を止めしばらくおきましょう。
しじみと煮汁を分け、煮汁にお水を足してご飯を炊きます。
マイタケとヒラタケは大きくざっくり裂くのがお気に入り。
圧力鍋で3分間。

蒸らしが終わったら蓋を開け、殻を除いたしじみを散らしてさっくり混ぜ込みます。

2022年のしじみご飯、去年よりさらに美味しくなりました。
漬け汁を別容器に取り分け、ひたひた程度の漬け汁を残して中火にかけます。
蓋をし、しじみが口を開けたら火を止めしばらくおきましょう。
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しじみと煮汁を分け、煮汁にお水を足してご飯を炊きます。
マイタケとヒラタケは大きくざっくり裂くのがお気に入り。
圧力鍋で3分間。

蒸らしが終わったら蓋を開け、殻を除いたしじみを散らしてさっくり混ぜ込みます。

2022年のしじみご飯、去年よりさらに美味しくなりました。


しじみと入れ替わるように旬を迎えるのが海藻類なのではないかしら。
店頭に生のあおさや茎わかめが並び始めると、暦などすっ飛ばして春を感じてしまいます。
日曜日、畑の帰りに寄ったマックスバリュで生海苔を見つけた時もそう。
心が躍りました。
生海苔の佃煮も大好きだけど、今年初の生海苔は玉ねぎやアボカドと合わせてかき揚げに。

すぐにヘタってしまう春の海藻類、1日だけでも冷凍しておきます。
お料理する前日の夜、冷蔵庫に移して自然解凍。

大きなボールにたっぷりとお水を張ってさっと洗ったら、キッチンペーパーを敷いたザルに移してしっかり水切りをします。

米粉・お水・ほんの数滴のレモン汁・フルールドセルを合わせて衣の準備。
水を切った生海苔と、薄切り玉ねぎ、そしてアボカドを加えて和えましょう。
中温に熱した太白胡麻油で揚げます。
頼りなげなのに存在感のある春の生海苔、かき揚げにしてもその存在感を潜めることはありません。

お料理する前日の夜、冷蔵庫に移して自然解凍。

大きなボールにたっぷりとお水を張ってさっと洗ったら、キッチンペーパーを敷いたザルに移してしっかり水切りをします。

米粉・お水・ほんの数滴のレモン汁・フルールドセルを合わせて衣の準備。
水を切った生海苔と、薄切り玉ねぎ、そしてアボカドを加えて和えましょう。
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中温に熱した太白胡麻油で揚げます。
頼りなげなのに存在感のある春の生海苔、かき揚げにしてもその存在感を潜めることはありません。

主人のお弁当、お結びさんは間に合いませんでした。


しじみの炊き込みご飯を主食に頬張りながら、終わってしまった春のしじみ祭りを振り返ります。
今年のしじみ祭りも良い祭りでした。

しじみの旨味が流れでた漬け汁はまだ少し残っておりますからね。
もう少しだけ。
もう少しだけ、しじみの雰囲気だけでも楽しみますか。
