2022年02月18日

思い付き〜かぼちゃの皮とオートミールのザクザククッキー

冬の間はお休みしていらっしゃいますが、信州から野菜の定期便を届けて頂いております。
とは言っても、野菜の定期便をお願いした時期が晩秋でしたので、先シーズンは冬季のお休み前ほんの2回の定期便で終わってしまったのですが。

魅力的な若いご夫婦とおっとりした大型犬、そして侍気質のネコを想いながら頂く旬の野菜が本当に愛おしくて、ついいつもの貧乏性も手伝って、届いたカボチャの皮まで後生大事に干して冷凍保存してありました。

そろそろ春野菜を見かける季節、このカボチャの皮もお片付けする良い頃合いですよね。

20220218 00006.png

カボチャでなくて、カボチャの皮。
しかも細切りにして天日に晒し、カラカラになったところを冷凍するという念の入れよう。
干しカボチャの皮とオートミールのザクザククッキーなどいかがでしょう。

オートミールより、つなぎに使った全粒粉薄力粉より、何よりカボチャの皮の量がずば抜けて多い、正真正銘カボチャの皮クッキーです。

20220218 00005.png

お片付けだけが先立ってしまわないよう、そして何より作っている私の心が侘しくならないよう、せめて発酵バターをしっかり使用したざくざくクッキーです。

たっぷり生地に混ぜ込んだカボチャの皮に反し、お砂糖の量は随分控えめ。
上に散らしたレモンピールとかぼちゃの皮のおかげでしょうか、食べ心地よい甘さのクッキーが焼き上がりましたよ。

20220218 00007.png





◆材料(直径8センチ、目玉焼きリングに4つ分です)

  • 干したカボチャの皮 72g
  • オートミール 42g
  • 全粒粉薄力粉 10g
  • アーモンドプードル 10g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターにしておきます) 30g
  • てんさい糖 25g
  • 卵(室温に戻しておきます) 1個


  • トッピング用のレモンピール(手作りです) 適量




◆作り方

  1. 厚めにむいたかぼちゃの皮を細切りにし、天日に数日晒して干した後、冷凍しておきました。
    冷凍庫から出してすぐの状態で、ミルで粗く刻んでおきます。

    20220218 00008.png

  2. 溶かしバターにてんさい糖を合わせ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    室温に戻しておいた卵も加え、ぽってりするまでよく撹拌しましょう。

    泡だて器をスパチュラに持ち替え、全粒粉薄力粉とアーモンドプードルを合わせてふるい入れて混ぜ込みます。

    20220218 00009.png

  3. 粉っぽさがなくなったところで、刻んだカボチャの皮・オートミールを加えて混ぜ込みます。

    20220218 00010.png

  4. 目玉焼きリングを使って成形し、刻んだレモンピールをトッピング。
    予熱したオーブンに移します。

    20220218 00011.png

    設定温度 180℃で18〜20分。

    20220218 00001.png

    オーブンシートごとそっと網の上に移して冷ましましょう。
    ざくざく、カボチャ感満載のオートミールクッキーの出来上がり。

    20220218 00012.png






il-plants125-thumbnail2.gif





作り置き料理のお片付けも兼ねた本日のスープ。
ムングダルとひよこ豆、在庫食材を圧力鍋に合わせ、最後に芽キャベツのローストを加えて出来上がり。

昨日、ムングダルを入れ過ぎてお昼にはペースト状になってしまった失敗を活かし、今日はムングダル控えめです。

20220218 00002.png





  1. 粗みじん切り玉ねぎ・セロリの葉っぱ(茎はピクルス、葉っぱだけを冷凍しておきました)・ムングダル・ひよこ豆・ミニトマト・お塩を圧力鍋に合わせ、加圧すること10分間。

  2. ローストした芽キャベツを加えてひと煮たち。
    いつも通りオイスターソースとナンプラーをちょっと加えて出来上がり。

    20220218 00013.png20220218 00014.png






ジャーサラダの蓋を開ける、ふわりと湯気が上がる、この瞬間にいつも和むのです。
今日はスープがペースト状になっていませんように。
あれはあれで美味しかったのだけど。

20220218 00004.png





il-plants125-thumbnail2.gif





金曜日なので、朝食の主食は伊勢うどんの釜玉風。

お気に入りだった伊勢うどんの扱いが突如中止になってしまって、主人が取り寄せてくれた別の伊勢うどん10袋。
毎回毎回、茹で時間や茹で方を変えては、私たち好みの食感に近づくよう試行錯誤致しております。

20220218 00003.png

今朝の食感、惜しい!もうあと1っ歩といったところでしょうか。
金曜日の伊勢うどんとセットのお魚は、マックスバリュブランドのイワシの生姜煮。
具沢山お味噌汁の具に、今週は春キャベツが仲間入りしました。





今日は月にいちどの歯科定期健診。
それが終われば今日は宴会、週末モードに突入です。


illust-moon-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 11:50 | Comment(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月17日

レモンカードのバターロール・一進一退編

木曜日です。
手作りの豆乳ヨーグルトのホエーが溜まり始める木曜日です。

週間ルーティンに則り、今週も全粒粉パンを焼きました。
最近気に入って毎週焼いておりますバターロールを、今週も。

20220217 00007.png

最近ちょっと成形が様になってきた、しめしめとほくそ笑んでおりましたら、今朝はまた大変個性的な佇まいのパンが焼き上がりました。
これはこれで良いのですが、問題は全粒粉生地で『レモンカード』を巻いてしまったこと。

20220217 00006.png

ちょっと考えれば分かることなのですが、レモンカード、溶けますよね、当然ですよね。
成形の段階で気付きました、コリャダメダ、と。

ふんわりと全粒粉生地で巻いたハズのレモンカードはすっかり溶けて、空洞だけが残りました。

20220217 00005.png

正に一進一退、いえ、一進もしていないうちに三退くらいしている気も致しますが。
期待しておりましたレモンカードはすっかり溶けてしまいましたが。

それでも楽しい木曜日のパン作業。
いつもより全粒粉生地がずいぶんとしっとりしているのは、生地に溶け出たレモンカードのせいでしょうか。

20220217 00008.png





◆材料(小ぶりなレモン風味のバターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • フェンネルパウダー(気にしないでください) 1g
  • インスタントドライイースト 1g
  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 95g
  • お塩 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターにしておきます) 10g


  • 手作りのレモンカード 適量
  • ドライブルーベリー 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませてしまいます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・フェンネルパウダー・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
     
    レモンとフェンネルの香りが合うかな、そうフェンネルパウダーを生地に混ぜてみたのですが、見事に存在感を潜めておりました。

    計量したホエーに合わせた粉類の半量を加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。
    お塩、溶かしバターも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    残った粉類にこれを戻し入れ、生地がまとまるまで軽く揉みましょう。

    20220217 00009.png
    20220217 00010.png20220217 00011.png


    生地がまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めてヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促したら、軽く揉んで再度生地の形を整えます。
    同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れ、蓋をしてひと晩野菜室へ。

    20220217 00012.png

  2. ひと晩を野菜室で過ごした生地の姿。
    先ずは野菜室から出して室温に戻しましょう。

    20220217 00013.png

    生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、4等分して生地を引っ張るように丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

    20220217 00014.png

  3. レモンカードは最近拵えたものを小分けして冷凍保存しておきました。
    冷凍してもやわらかなままです。
    保存袋の端をほんのちょっと鋏で切り落とし、ここから絞り出します。

    20220217 00015.png

  4. ベンチタイムを経た生地を手のひらで平らにし、2等辺三角形の要領で両辺・底辺を折り込みましょう。
    これを更に手のひらで圧して平らにしたら、半分に折って両手で転がしながら長い長いしずく型に整えます。

    めん棒で伸ばし、レモンカードを絞り出しブルーベリーを散らしましょう。

    20220217 00016.png20220217 00017.png
    20220217 00018.png


    ひろい面からふわりと巻き、巻き終わりを閉じ、綴じ目を下にして並べます。
    流石にコレハマズイと察知し、各々アルミカップに収めました。

    20220217 00019.png

  5. きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分。
    水溶き卵黄を表面にそっとぬり、予熱したオーブンへ。

    20220217 00002.png

    設定温度を200℃にして12〜13分。

    20220217 00020.png

    意外と、アルミカップに流れ出たと思われるレモンカードの跡は僅かでした。
    やはり生地にしみ込んだのでしょうか。

    なにはともあれ、器量は自慢出来ませんが美味しい全粒粉パンが手元に残りました。
    ポロポロとこぼれ落ちるブルーベリーも、なんだっけ?お寿司屋さんの広告で見る『こぼれイクラ』?
    みたいで愛敬あるのではないかしら。

    20220217 00021.png





w-line84-thumbnail2.gif





昨日イオンネットスーパーさんに配達をお願いしました。
以前は、農協の朝市に行かなければ四季を感じられないと思っておりましたが、いえいえ、イオンネットスーパーでも四季は楽しめます。

つらつらと眺めておりました画面に『春キャベツ』を見つけて早速オーダー。
午前中にオーダーし、当日3時頃に届けて下さいました。
春キャベツをたっぷり使って、本日のお菜はスープに致しましょう。

20220217 00001.png

春キャベツとあおさの春色スープです。
とろみはたっぷりのムングダルで。
ムングダルの黄色が春キャベツとあおさの緑によく合います。




  1. 昨日拵えた鶏ささみの茹で鶏。
    鶏粥に使用した残りの茹で汁をスープストックとして使います。

    圧力鍋に、さっと洗ったムングダル・粗みじんにした玉ねぎ・さいの目人参を合わせ、鶏の茹で汁を注いで加圧すること10分間。

  2. 必要ならばお水や豆乳を足してのばし、ざく切りにした春キャベツの先ずは芯部分から。
    芯がやわらかくなったら、青々としたやわらかな葉っぱ部分も加えてひと煮たち。
    火を止め、乾燥あおさをたっぷり加えてひと混ぜふた混ぜ。

    鶏の茹で汁にしっかり塩味がついているので、いつものオイスターソースもナンプラーも不要です。
    スープジャーに盛り、ほぐした茹で鶏と柚子胡椒を添えます。

    20220217 00023.png20220217 00022.png
    20220217 00024.png







流石スープジャー。
お昼に蓋を開けたら、ムングダルがスープを吸ってほぼペーストと化しておりました。

『このスープみたいなの美味しい!』
主人からのメッセージにクスっ。

20220217 00004.png





w-line84-thumbnail2.gif





バターロールの艶出しに使用した水溶き卵黄。
卵の残りを使って、今朝の主食は釜玉うどんと致しました。
もちろん主人の分は、丸ッとひとつ分の卵です。

20220217 00003.png

諸事情ありまして、今日からお味噌汁のお豆腐は冷凍豆腐を使用致しております。
以前はあまり美味しくないイメージだったのですが、あれ?意外と美味しい。





今朝は焼き鯖の焼き具合が抜群でした。
そして先ほど、今シーズン最後であろう白菜キムチの仕込みが完了致しました。

外は大雪ですが、春がひたひたと近付いております。

mono95-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 14:21 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月16日

おから蒸しパンサンド〜とろける葛クリームとチョコレートガナッシュ編

我が家の定番となりました『おから蒸しパン』
電子レンジ料理が苦手な私は、のんびりじっくりオーブンで湯せん焼きにして仕上げます。

今朝は、ほろ苦いココア風味のおから蒸しパンなど焼いてみましたよ。

20220216 00005.png

ココア風味のおから蒸しパンから、とろりと顔を出す甘いクリーム。
そしてどこからかビターな風味、柑橘系フレイバー。

そう、これ、いつものお片付けサンドウィッチです。

バレンタインディに拵えた『濃厚チョコレートのオートミールタルト ☆彡
使用した生クリームと、タルトカップに流し入れたチョコレートガナッシュの残りが少々。

チョコレートガナッシュはスプレッドに。
生クリームは葛粉でとろりとかためてクリーム、イメージは嶺岡豆腐といったところでしょうか。
レモンピールと一緒に、ココア風味のおから蒸しパンではさみました。

20220216 00004.png

ハイカカオなチョコレートガナッシュ、そして葛のクリームはお口に入れた途端よい具合に溶け出します。
そこにレモンピールのアクセント。
ほろ苦いココア風味のおからパンとの相性も上々で、あら、想像以上に良い出来です。

20220216 00006.png

最後の仕上げの段階、生クリームとアーモンドミルクの葛クリームをおから蒸しパンにぬる場面に出くわした主人。

『また不思議なものを』

・・・そうでしょう、そうでしょう、実は私もそう思いながらの作業でしたから。

でもね、お昼に届いた主人からのお褒めのメッセージに気分は上々。
極少量、中途半端に残っておりましたチョコレートガナッシュがすっきり片付いて更に気分は上々なのです。

20220216 00003.png






◆材料


  ◆おから蒸しパン(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)
  • おからパウダー(生おからからの手作りです) 20g
  • ココアパウダー 8g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 5g
  • ベーキングパウダー 2g
  • お塩 ひとつまみ

  • 卵 2個
  • 豆乳 80g
  • ココナッツオイル(湯せんで液状に溶かしておきます) 10g


    ◆フィリング

  • チョコレートガナッシュ(この時の残りです ☆彡) 適量
  • レモンピール 適量

  • 葛粉 15g
  • アーモンドミルク 90g
  • 生クリーム 60g
  • 蜂蜜 25g
  • バニラビーンズペースト 適量




◆作り方

  1. 生おからをオーブンで乾燥させ、おからパウダーに仕上げます。
    前日の夕方に生おからをオーブンに入れ、時々ざっくりほぐしながら130℃で1時間35分。
    加熱が終わったら、オーブン庫内に朝まで放ったらかし。

    当日の朝、ミルで粉砕してザルでふるいます。
    100gの生おからで、30g前後のおからパウダーが出来ますよ。
    20gを計量し、ココアパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩と合わせてふるう準備。

    20220216 00007.png
    20220216 00008.png20220216 00009.png


  2. ボールに卵と豆乳を合わせてよく混ぜ合わせます。
    ココナッツオイルを少しずつ加えてもったりと混ぜ合わせたら、合わせておいたおからパウダーその他粉類をふるい入れましょう。
    泡だて器でよく混ぜ合わせたら、オーブンシートを敷き込んだ容器に流し入れて表面をならしましょう。

    予熱したオーブンへ移し、設定温度 200℃で30分間湯せん焼きにします。

    20220216 00010.png20220216 00011.png
    20220216 00012.png


  3. オーブン庫内に放置したまま粗熱をとります。
    チョコレートガナッシュは、予熱の残るオーブン庫内に入れてクリーム状に溶かしておきましょう。

    20220216 00013.png

  4. おから蒸しパンの厚さを半分に切ります。

    20220216 00014.png

    チョコレートガナッシュを片方の断面にたっぷりとぬりひろげ、冷蔵庫で冷やしておきましょう。

    20220216 00015.png

  5. チョコレートがかたまる間に、葛クリームの準備。

    葛粉・生クリーム・アーモンドミルクを合わせてよく混ぜます。
    いちど網で漉してから中火にかけ、ぽってりと練り上げましょう。
    火からおろし、バニラビーンズペーストを加えて更に練り混ぜます。

    もう片方のおから蒸しパンの表面にたっぷりとぬりひろげます。
    表面をならしたら、ぴったりとラップで包んでしばらく冷蔵庫で冷やしておきましょう。

    20220216 00016.png20220216 00017.png
    20220216 00018.png


  6. ほどよく固まった葛クリームとチョコレートガナッシュ。

    20220216 00019.png

    レモンピールを散らして重ねましょう。

    20220216 00020.png

    2枚分をつないだワックスペーパーでぴったりと包みます。

    20220216 00021.png

    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。
    涼しい今の時期なら、冷蔵庫に入れず室温で召し上がるのがお勧め。

    20220216 00022.png






il-plants5-thumbnail2.gif





お菜は在庫食材のサラダ。
ひじき、茹で鶏、アボカド、たまねぎ、セミドライミニトマト・・・・兎にも角にも具沢山。

20220216 00001.png





ひじきは真水で戻した後、たっぷりの熱湯を回しかけてしっかり水切りをしておきます。

鶏ささ身は予め室温に戻しておき、たっぷりの熱湯にお酒・お塩を加え再沸騰したところに重ならないよう加えます。
すぐに火を止めてぴったりと蓋をし、そのまま20〜30分ほど。
しっとり茹で鶏の出来上がり。

アボカド・みじん切り玉ねぎ・千切り大葉・たたいた梅干し・ピクルス・お手製のセミドライミニトマト・白胡麻・胡麻油等を合わせ、お塩をほんのひとつまみ。
ちょっと物足りないので、粉砕したペコリーノロマーノも加えて和えれば出来上がり。

20220216 00023.png







il-plants5-thumbnail2.gif





鶏ささ身を茹でた茹で汁で炊く炊き粥、これが我が家の鶏粥です。
そして主人の大好物。

今朝のお魚は、久しぶりの西京漬け。
銀だらに緊張したのか、少々焦げました。

20220216 00002.png

外出自粛を守って参りました我が家ですが、そろそろ主人が行動開始のようです。
相当面白いプランを只今思いついたようで、今宵の宴会は盛り上がりそう。

さ、しっかりお仕事して頂きましょう。
占領しております主人のお仕事部屋、早々にお片付けして後にしましょう。



2018-06-28T14_19_54-fb2ae-thumbnail2-78ff6-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 14:08 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月15日

早春・恒例・ふぐひれご飯

今朝は『ふぐひれご飯』を炊きました。

20220215 00006.png

今年で2回目となりました、和食のお店でお願いするお節料理に添えられる『ふぐひれ』

ふぐ・鰻・鱧をお得意とするそのお店ならでは、お節料理のお重に添えられるこんがり焼き色がついた『ふぐひれ』
先方のお心配り通り、今年こそ『ひれ酒』にするつもりでおりました。
実際、使い勝手の良い酒燗器まで今年は調達致しましたから。

ところがぎっちょん。
主人は一向にひれ酒を準備する気配すら見せやしない。
酒燗器の脇に置いてある『ふぐひれ』をペイッと脇に置いて、いそいそとお燗の準備をする毎日。

おそらくこの時期の恒例になるであろう、我が家の『ふぐひれの炊き込みご飯』です。

20220215 00004.png

今年はひらたけや人参、ついでに切りイカまで加わった具沢山版です。
人参は面取りした切れ端、切りイカはお正月のお好み焼きの残り・・・ではありますが。





昨年の備忘録にも書いてありましたが、ふぐひれを炊き込んだからと言って劇的な変化がある訳ではありません。
ですが、今年は圧力鍋で炊いたからか、または別の何かが功を奏したのか、なぜだか艶々もちもちの炊き上がりと相成りました。

  1. ふぐひれに日本酒を吹きかけてしばらくおきます。

    我が家の料理酒は、安価とはいえ普通に飲める日本酒、料理酒として販売されているものではありません。
    スプレー容器に入れて常備しておくと、本当に便利です。

    20220215 00002.png

  2. いつも通り洗ったお米を、蕎麦の実・もち麦・押し麦・十六雑穀と圧力鍋に合わせます。
    いつも通りの水加減のうち、大さじ1程度を日本酒に置き換え吸水させましょう。

    面取り人参は細かく刻みます。
    ヒラタケは食べやすい大きさに切って。
    おまけの切りイカも刻みましょうか。

    日本酒をふきかけふっくらしたふぐひれと共にお米の上に散らし、加圧すること3分間。
    切りイカの塩分を期待して、お塩は加えません。

    20220215 00008.png

  3. 十分蒸らしたら蓋を開け、ふぐひれを取り出し天地を返します。

    20220215 00009.png

    お塩やお醤油を加えずとも、十分に美味しい、そして何より艶々のふぐひれご飯が炊き上がりましたよ。
    去年よりぐっと美味しいふぐひれの炊き込みご飯が。

    20220215 00010.png






il-plants5-thumbnail2.gif





先日の三連休、その初日だったかしら。
お魚のお刺身が食べられない私にと、主人がイカのお刺身を買ってきてくれました。
イカのお刺身は好きなのです、私。

その時の『ゲソ』を冷凍しておきました。
今朝、初めて解凍してよく見ると立派なワタ付き。
そう言えば、年末に届いた『聖護院大根』を厚切りにして干しておいたんだっけ。
ゲソと干し大根のイカワタ煮、圧力鍋でちょちょいと拵えましょう。

20220215 00007.png





  1. 折角の聖護院大根。
    中央辺りを厚切りに、その他は普通サイズの切り干しに。

    20220215 00001.png

    干した後は冷凍保存しておきました。

    20220215 00011.png

  2. 干し大根・面取り人参・下処理したゲソ・たっぷりの千切り生姜・お酒とひたひたのお水を合わせて煮立てます。
    丁寧にしごき出したイカワタ・みりん・白だし醤油を合わせてよく混ぜ、あくを除いたお鍋に加えます。
    ここでようやく加圧すること5分間。

    5分加圧するとイカもやわらかく仕上がります。
    必要ならば少し煮詰め、オイスターソースとナンプラーを隠し味に仕上げます。
    保存容器に半解凍にした大根葉(さっと茹でて冷凍しておきました)を並べ、熱々のワタ煮を移します。

    20220215 00012.png20220215 00013.png
    20220215 00014.png






作り置き料理と一緒にお弁当箱に詰めます。
厚切り聖護院大根は明日の日本酒のお供です、当然。

20220215 00005.png





il-plants5-thumbnail2.gif





2022年のふぐひれ炊き込みご飯。

20220215 00003.png
また来年、再来年と恒例になる申しはいたしましたが・・・
気まぐれな主人のこと、分かりません。
恒例になろうとなるまいと、楽しいことには違いないのですから良しと致しましょう。



cup.gif




posted by しんさん at 14:04 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月14日

オートミールタルト〜バレンタイン濃厚チョコレート編

バレンタインディなので、今朝はチョコレートをしっかり使用した小さなタルトを拵えました。
主人への深い愛と感謝を込めた濃厚なチョコレートタルトです。

20220214 00009.png

タルト台のエッジがどうも頼りないのは、いつものご愛敬。
そして最近になって、ようやく減量の必要性を感じ始めたらしい主人のためにいつもの悪あがき。

少しでも彼の体重に効果があればと、すがる思いのオートミール・全粒粉生地のタルト台です。

20220214 00005.png

そして濃厚チョコレートは甘栗で嵩増しを謀ります。

生クリームもバターもしっかり使った濃厚なチョコレート。
喜んで頬張る主人の顔が安易に浮かびます。
濃厚チョコレートに潜んだ甘栗が、少しはカロリーダウンに導いてくれるのではないかしら。

淡い期待。

20220214 00004.png

実は随分と前から、今年のバレンタインディは何か素敵なチョコレートを用意しようと色々探していたのですが・・・

主人の好きなザッハトルテ?
・・・ザッハホテルに行くお楽しみが薄れてしまう。
有名店の濃厚チョコレートケーキ?
・・・主人の好み、濃いもの好きは青天井で私ごときが検索不可。
個人的に大好きなタカラヤさんのオレンジチョコ?
・・・既に1月初旬でバレンタインディ用は完売。

20220214 00007.png

イオンネットスーパーさんに届けて頂いたチョコレート、そこにちょい足しで手作りする運びと相成りました。
私の愛情はきっと彼に届いたことでしょう。





◆材料(cottaさんのシルフォーム タルト型(8個取)1枚分です)

  ◆タルト生地

  • オートミール 60g
  • 全粒粉薄力粉 40g
  • アーモンドプードル 30g
  • ココアパウダー 10g
  • フルール・ド・セル 1g

  • 卵 1個
  • 蜂蜜 10g
  • ココナッツオイル(湯せんで液状にしておきます) 20g



  ◆チョコレート生地とトッピング

  • チョコレート 100g
  • 生クリーム 55g
  • 無塩タイプの発酵バター 30g
  • ブランデー 小さじ1


    ◆トッピング用

  • 甘栗
  • オレンジチョコレート
  • クコの実
  • パンプキンシード
    各適量

    20220214 00006.png






◆作り方

  1. 先ずはタルト生地。

    オートミールをミルで粉砕してビニール袋に移し、全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・ココアパウダー・フルールドセルを会わせて振り混ぜておきましょう。

    20220214 00010.png20220214 00011.png


  2. ボールに卵と蜂蜜を合わせてよく混ぜ合わせたところに、液状にしたココナッツオイルを少しずつ加えてよく混ぜます。
    1を加え、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。

    20220214 00012.png20220214 00013.png
    20220214 00014.png


  3. ビニール袋に移し、めん棒で伸ばしては折ってまた伸ばす・・・を数回繰り返しながら長方形にまとめます。
    冷蔵庫のチルドルームで30分ほど冷やしておきましょう。

    20220214 00015.png20220214 00016.png
    20220214 00017.png


  4. 冷えたオートミール生地をめん棒で伸ばします。

    20220214 00018.png

    型で抜いてタルト型に敷き込みますが、想像以上にモロい生地。
    残りの生地でひび割れをふさぎ、苦し紛れの処理を施しからピケをし予熱したオーブンへ。

    20220214 00019.png

    設定温度 180℃で15分。
    タルト型に入れたまま粗熱をとり、冷めたら型から出し甘栗を入れてスタンバイ。

    20220214 00008.png

  5. フィリングを作って仕上げましょう。
    ここからは本当に簡単。

    但し、横着してプラスチックのボールを使わなければ・・・のお話です。
    洗い物を減らしたいがため、プラスチックのボールなど使うものだから湯せん出来ず大変苦労致しました。


    ボールにチョコレートを割り入れておきます。
    生クリームを沸騰しないよう温めてチョコレートに合わせ、滑らかに混ぜ合わせましょう。

    滑らかに混ざったところに、発酵バターを加えて混ぜます。
    ここで湯せんが出来ないと大変苦労致します。
    滑らかにバターが混ざったらブランデーを加えてよく混ぜましょう。

    タルトカップに流し入れ、冷蔵庫で冷やしかためます。
    表面がかたまったら、極少量残ったチョコレートを糊代わりにトッピング。

    20220214 00020.png20220214 00021.png
    20220214 00022.png


    出来の悪いバレンタインチョコですが、主人が喜んでくれたので良しと致しましょう。
    残った分は、週末、主人が淹れてくれる濃いめのコーヒーに合わせます。

    20220214 00023.png







w-line81-thumbnail2.gif





最近お気に入りの食材は『芽キャベツ』
思っていたよりずっと火の通りも良く、何より見た目が愛らしい。
ほんのりした苦みも良いアクセントになります。

週末に拵えたカレーで残ったトマト缶。
トマト風味の芽キャベツゴロゴロスープをお菜と致しましょう。

20220214 00003.png





  1. 粗みじん玉ねぎ・さいの目人参をオリーブオイルで炒め合わせましょう。

  2. トマト缶・赤ワイン・お尻部分に十文字の切れ目を入れた芽キャベツ・セロリの葉っぱ(冷凍しておきました)・ひよこ豆の水煮(同じく冷凍してあったもの)・干し貝柱・お塩を加え、ぴったりと蓋をして弱火で10分ほど。

  3. 最後に刻んだマイタケとヒラタケを加え、オイスターソースで風味付けをしてひと煮たち。
    スープジャーに注ぎ、ミルで粉砕したペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒を添えて出来上がり。

    20220214 00025.png20220214 00024.png
    20220214 00026.png






今朝は時間配分を間違えました。
取り敢えず主人の分だけデコレーション(・・・と言うほどでもありませんが)を済ませます。

残りはゆっくり。
主人をお見送りした後で。

20220214 00002.png





w-line81-thumbnail2.gif





ミルでオートミールを粉砕した後は、大根を粉砕して朝食のおろし蕎麦に。
おろし金を使うのが良いのは重々承知ですが、時間が許してくれないのであれば背に腹は代えられませんもの。

主人がリタイアしたら、我が家の朝食はどんな感じになるのでしょう。

20220214 00001.png

お皿からはみ出してしまうほど大きな大きなイワシ。
全く期待していなかったイオンネットスーパー経由のイワシがすっかりお気に入りです。

気まぐれなイオンネットスーパーさんですから、気に入った頃には取り扱いは終了しているのですが。





イオンさんの薬湯が最近もうひとつのお気に入りです。


illust-flower2-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 15:08 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする