金曜の昼下がり、ちょっと寄り道をして鰆のお刺身と『タコ』を手に帰宅した主人。
鰆のお刺身はもちろん主人がぺろりと平らげました。
お刺身を口にしない私にと、主人が買ってきてくれた『タコ』を残しておいて本日月曜日のお弁当に。
ふわりと握ったご飯の上には、タコのから揚げ。
今日のお昼は、タコカラの天むす風ですよ。

しっかりと生姜風味をまとったタコのから揚げ。
つまみ食いをした主人の目が輝きます。
タコのから揚げも良いけれど、ご飯にも注目してほしいところ。
週末に使用した開封済みのアンチョビをご飯に炊き込んでみました。
アンチョビだけではつまらないと、同じく週末のチキンソテーに添えたマッシュルームも。
ふと思いついて、干し貝柱も入れて炊き上げたご飯。

ふと思いついて、干し貝柱も入れて炊き上げたご飯。

アンチョビとマッシュルームと干し貝柱の炊き込みご飯。
アンチョビの風味が吉と出るか凶と出るか、そんな不安は取り越し苦労。

言われればアンチョビかな?
程度の、アンチョビの存在感のなさが程よく美味しい、艶やかなご飯が炊き上がりましたよ。
そして意外と顕著な干し貝柱の旨味。
炊き込みご飯って本当に面白い。
そんな炊き込みご飯でタコのから揚げをふわりと包んだ小ぶりな三角お結び。
主人が気に入らないハズがない、そんなお昼ご飯で今週はスタートです。
主人が気に入らないハズがない、そんなお昼ご飯で今週はスタートです。

コツも手順もあってないようなもの。
いつも通りに洗って水切りをしたお米、十六雑穀に押し麦、もち麦、蕎麦の実を合わせてストウブに。
お酒を足していつも通りの水加減にし、干し貝柱にマッシュルーム、刻んだアンチョビを散らします。
アンチョビのオイルもちろりと回しかけましょうか。

後はいつも通りに炊いて蒸らすだけ。

蒸らしが終わって蓋を開けた瞬間のこの満足感。
お酒を足していつも通りの水加減にし、干し貝柱にマッシュルーム、刻んだアンチョビを散らします。
アンチョビのオイルもちろりと回しかけましょうか。

後はいつも通りに炊いて蒸らすだけ。

蒸らしが終わって蓋を開けた瞬間のこの満足感。

タコのから揚げも本当に簡単。
- ぶつ切りにしたタコをビニール袋に。
お醤油とおろし生姜(桃屋の刻みしょうがをぞっこん愛用中)を合わせて揉み込み、しばらくおいたら米粉を加えて全体にまぶします。
突如マッシュルームが乱入しておりました。 - 中温に熱した太白胡麻油でカリッと揚げれば出来上がり。
油がハネるので、油はね防止ネットの使用を強くお勧めします。
タコのから揚げがチョコンっと顔を出すよう、ふわりとご飯で包んで三角お結びに。



日曜の畑の帰り、綺麗なイワシをマックスバリュで見かけました。
早速前回のお酢煮の煮汁を有効利用、梅干しを足し、日本酒も足しして、ぶつ切りにしたイワシを煮つけました。
そのまま鍋代わりにもなる琺瑯製の保存容器って本当に便利。

畑と言えば、今シーズン絶好調だった紅芯大根の栽培もおしまいです。
全部抜いて、大根は蒸し干し大根に、葉っぱはさっと下茹でして冷凍しておきました。
紅芯大根の葉っぱ、茹でる前はちょっとチクチクして、はてさてこれは食材として大丈夫かしらとも不安でした。
いえいえ、きちんと冷凍すれば本当に便利で美味しい、そして彩りにもなる頼れるヤツなのです。
紅芯大根の葉っぱ、最近お気に入りの料理が煮びたし。
紅芯大根の葉っぱ、最近お気に入りの料理が煮びたし。
- お酒・みりん・だし醤油・お出汁を琺瑯容器に合わせて煮立てます。
今日は細切りにした干しシイタケも追加して。 - 紅芯大根の葉っぱは、お塩を加えた熱湯でさっと茹でて冷水にとり、巻きすを使ってしっかり絞った状態で冷凍してあります。
半解凍の状態でラップを外して食べやすい長さに切りそろえます。
煮立てた合わせ調味料の火を止め、熱々の状態で半解凍の紅芯大根の葉っぱを漬け込むだけ。
はい、冷めれば出来上がり。
シャキッとした食感、鮮やかな緑、箸休めにもぴったりなのです。
もう一品、鴨蕎麦にした合鴨のロースト(市販品)の残りを使って、合鴨とネギの治部煮風。
- ネギの白い部分はぶつ切りにし、油をひかずにお鍋でコロコロ転がしながら焼き色がつくまで焼きます。
- お鍋にお出汁・お醤油・みりんを合わせて煮立てましょう。
- 合鴨のローストに米粉をまぶします。
横着して、タコのから揚げに便乗させてもらいました。
煮立ったお鍋に加えてさっと加熱して、ハイ、出来上がり。
あら、なんだかとってもお弁当らしいお弁当です。


先週は鯖の味噌煮やイワシのお酢煮、なかなか焼き魚の出番に恵まれませんでした。
今朝は久しぶりの西京漬け、久しぶりの鯖・・・
気合だけが先走ってしまったのでしょうか。
トホホな真っくろ焦げ。

大丈夫だよ、致命的ではないよ、美味しいよ。
そう慰めてくれる主人。
そうよ、あなたのはまだマシな焼き色だったのだから。
そう慰めてくれる主人。
そうよ、あなたのはまだマシな焼き色だったのだから。
タコのから揚げ、このいわゆる居酒屋メニューを主人は大変お気に召した様子です。
そして大変嫌な予感。
主人が『タコ』を大量に購入する、そしてもはやその計画を着々と進めている・・・
そんな気がするのは私の間違いであってほしい。
冷凍庫の中には、まだまだ『アジフライ』が大量に眠っているのですから。
・・・予感は的中。
年末の特定健診の結果を聞きに行ったかかりつけ医の待合室で、ピロロと主人からのメッセージ。
『タコ、いっぱい買うからね』
