2022年01月17日

柿ピーご飯〜今日は一緒に摘まもうね

スナック菓子とはあまり縁のない我が家ではありますが、いつからだったか、『柿ピー』だけは常備してあります。

イオンネットスーパーさんに届けて頂くベストプライスな柿の種、そして、オレイン酸を多く含んだと謳ったピーナッツ。
開封したらまずはこれらをニコイチにし、シャカシャカふり混ぜたら定位置に。
柿ピーをひとつの小皿にだし、カウンターを挟んで主人とふたりでちびちび摘まみながら宴会の準備をするその時間もまた楽しいものです。

ところがぎっちょん。
その楽しいはずのひと時が、昨日はあまり楽しくありませんでした。
そして残ってしまった小皿の柿ピー。
ご飯に混ぜてしまいましょう。

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折角の日曜日でしたが、昨日はいつもの日曜日とは少々勝手が違っておりました。
なのでいつも残すことなどない柿ピーがね、小皿にモリッと残ってしまったのです。

『袋に戻そうか?』
遠慮がちに提案する主人、やめて下さいね、絶対やめて下さいね。

そうは言っても、はて、どうしましょう。
昔見たことがあります、柿ピーを衣代わりにしたフライ・・・手間です。
消去法で思いついた柿ピーとご飯の組み合わせ。
そうしたらば、意外とすでに市民権を得た組み合わせであることが判明、あら、ならば心強いわ、と。
ついでにもうひとつ、常備してありますプロセスチーズも一緒に炊き立てご飯に混ぜ込んでみましたよ、柿ピーを。

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柿の種のほんのりお醤油味、ピーナッツのちょっと情けない食感、ご飯、そして仲介役のチーズ。
これは立派なジャンクフードの類になるのではないかしら。
でも意外と美味しい、私の好きな食感。

これに『海苔』でもないでしょうと、2色の甘酢漬け大根でくるりと包んで仕上げましたよ。
柿ピーとご飯の組み合わせも斬新でしたが、柿ピーご飯と甘酢漬け大根の組み合わせもまた斬新で新鮮でしたよ。

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作り方・・・も何もないですね。
普通に炊いたご飯に、軽く砕いた柿ピーを混ぜ込むだけです。
さいの目に切ったプロセスチーズと一緒にね。

後は2色の甘酢漬け大根を巻き付けるだけ。

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日曜日、畑に行って紅芯大根を全て抜いて参りました。

初めて栽培に挑戦した紅芯大根は、収穫量も期待以上でまずまず。
但し紅芯大根の難しいところは、追肥や収穫時期に気を付けないとぱっくりと割れてしまうことだとか、早く教えて下さいな。
師がお笑いになった通り、ぱっくりダイナミックな割れめの紅芯大根。
そろそろ甘酢漬けにも飽きてきた収穫後半は、紅芯大根の切り干し大根にチャレンジしてみましたよ。

切り干し紅芯大根、いえ、それを更に進化させた『蒸し干し紅芯大根』で拵えた『はりはり漬け』を今週の作り置き料理と致しましょう。

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かぼちゃとベジミートのそぼろ煮、そして蒸し干し紅芯大根のはりはり漬け、最後は普通の切り干し大根とベーコンの炒め煮。
紅芯大根の蒸し干し大根ってね、主人が『え?これサツマイモ?』、そう言うくらい甘くねっとり仕上がるのです。





紅芯大根の蒸し干し大根。
初めての食感にちょっと躊躇致しましたが、これはなかなか面白い保存方法なのではないかしら。
ワクワクします。

皮つきのままやや太めに切った紅芯大根を数日間冬の天日冷風に晒します。
日中は外、夜は乾燥する冷蔵庫のなか、そんな感じで数日間。

圧力鍋で3分蒸したら、再度冬の冷風に1日晒して出来上がり。
冷蔵庫、または冷凍して保存するつもりでおりましたが、すぐに使い切ってしまいそうです。

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第一弾ははりはり漬け。
蒸し干し紅芯大根をさっと水で洗ったら、軽く水を切ってしばらくおきます。
千切りにした人参はお塩を軽く揉み込み、しばらくおいてしんなりしたら水を絞っておきましょう。

お醤油2・お酢とお酒とみりん1・鷹の爪少々の割合で合わせ、ひと煮たちして冷ましたら細切り昆布と一緒に漬けこみます。
甘い甘い蒸し干し紅芯大根のはりはり漬け、ちっともはりはりしていませんがはりはり漬け。
よく考えたら、私、はりはり漬けって食べたことあったかしら。

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鶏ひき肉でない、ベジミートを使ったかぼちゃのそぼろ煮。
熱湯に数分浸して戻したベジミートの水切りをしたら、かぼちゃと一緒に圧力鍋へ。
千切り生姜を散らし、お酒・みりん・お醤油・極少量のオイスターソースを加えお水をひたひた、加圧すること1分弱。

かぼちゃを保存容器にそっと移し、さっと茹でて冷凍してあった紅芯大根の葉っぱを切ってその脇へ。
煮汁に水で溶いた葛粉を加えてひと煮たち、熱々の状態でたっぷり回しかければ出来上がり。
紅芯大根の葉っぱも良い具合に味がしみます。

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柿ピーご飯と甘酢漬け大根のおにぎり。
今夜は一緒に摘まもうね、柿ピー。

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昨日のお昼は茄子がいっぱい入ったカレー、酸味の効いたコリアンダーチャツネを添えて主人はご機嫌で頬張っていました。
季節外れの茄子、折角なので朝のお味噌汁に使いましょうね。

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先週拵えたイワシのお酢煮がずいぶんとなじんできました。
今夜は美味しい日本酒が飲めそうですよ。


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2022年01月14日

黒豆お片付け・全粒粉パウンドケーキ2022〜黒豆と黒胡麻、小豆ときな粉

昨晩は久しぶりにプロテインシェイクだけで早々と夕食を済ませました。

週に2回、お酒を控えプロテインシェイクのみの夕食で帳尻合わせを続けて参りましたが、主人とわたし二人ともが年末年始に伴う不摂生に身を任せておりました。
お正月明けの三連休を含む週も週末を迎えたことですし、そろそろ本気で日常を取り戻しましょう。

恒例の黒豆プリンに続く(☆彡)黒豆お片付けスィーツは、お正月気分を締めくくる黒豆パウンドケーキです。

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全粒粉生地のどこを切っても大粒な黒豆がゴロゴロ現れます。
黒豆の合間合間に見える小ぶりな陰は、昨日の全粒粉ベーグル(☆彡)生地にも使用した小豆の水煮。
お砂糖を加えず極少量の塩味で煮た小豆です。

そしてやはり昨日の全粒粉ベーグルに登場した金柑のコンポート。
シナモンとカルダモンで風味付けした金柑コンポートの煮汁を、焼き立てのパウンドケーキの上にたっぷりとしみ込ませました。
もちろん黒豆の煮汁も一緒に、ね。

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全粒粉に加え、きな粉とアーモンドプードルを足した生地・・・

いえ、それだけでは満足できず、使う当てもなく冷蔵庫に鎮座しておりました手作りの黒胡麻ペーストも生地に練り込んだ『黒豆全粒粉パウンドケーキ 2022』
発酵バターの風味と共鳴し、焼き菓子好きな主人からも高得点を頂戴致しました。

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黒豆、小豆、黒胡麻、きな粉と和風な素材が盛沢山のパウンドケーキ。

週末になれば生地が落ち着いて更に風味豊かになること請け合い。
主人が淹れてくれる濃いめのコーヒーに添えて、もうあとほんの少しだけお正月の黒豆を偲ぶと致しましょう。

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◆材料(底辺約200×70・H60のやや小ぶりなパウンド型に1本分です)

  • 無塩タイプの発酵バター 100g(室温に戻しておきます)
  • お砂糖(以前お土産で頂いた“島ザラメ”を使いました) 45g

  • 卵 2個(室温に戻しておきます)


  • 全粒粉薄力粉 60g
  • きな粉 15g
  • アーモンドプードル 15g
  • ベーキングパウダー 3g
     ※粉類は合わせてふるっておきます。

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  • お正月用に煮た黒豆・甘くない小豆の水煮 合わせて150g(合わせて軽く煮汁を切っておきます)
  • 黒胡麻ペースト(手作りです、この時のもの ☆彡) 20g

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  • 黒豆の煮汁・金柑コンポートの煮汁 適量

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◆作り方

  1. 室温に戻しておいたバターを撹拌します。
    滑らかになったバターにお砂糖を加え、ふわりとするまで更に撹拌しましょう。

    室温に戻しておいた卵を軽く溶きほぐし、分離しないよう少しずつバターに加えては泡だて器で混ぜ込みます。
    もしボゾボゾとした感じに分離してしまったら、人肌より低い湯せんにかけながら滑らかに混ぜ込みましょう。

    黒胡麻ペーストも加えて混ぜ込みます。

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  2. 合わせてふるっておいた粉類を一気に加え、スパチュラで練らないよう混ぜ込みましょう。
    粉っぽさが残る段階で、合わせておいた黒豆と小豆も加えて混ぜ込みます。

    黒豆は極少量残しておきましょう。

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  3. オーブンシートを敷いたパウンド型に生地を移し、軽く空気抜きをして表面を平らにならします。
    とっておいた黒豆を生地に散らして軽く埋め込みましょう。

    せっかく煮汁を切ったのに、ここで痛恨のミス、煮汁が生地の上に・・・
    気を取り直し、220℃に予熱したオーブンへ。

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  4. 設定温度を180℃にし、焼くこと40〜45分。
    黒豆が多いので、通常のパウンドケーキに比べて焼く時間は長めです。

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  5. オーブンから出したら、熱々のうちに刷毛で金柑コンポートの煮汁と黒豆の煮汁を、表面に叩き込むようにしてぬりましょう。
    そっと型から出して網の上で冷まします。

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    やや厚めに切って召し上がれ。

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パウンドケーキをお昼の主食にしておいて、お菜もなにもあったものではないのですが、これがいつもの我が家のスタイル。

昨日お酒を控えたので、本日週末の晩酌はいつも以上に楽しみです。
それは主人も同じなようで、昨日のうちに今宵飲むお酒を宣言しておりました。

お正月にお屠蘇として頂いた“鈿女〜うずめ”
そしてお正月気分を封じ込める今宵のお酒は“猿田彦”
なんて素敵なのかしら。

そんなことを考えているものだから、拵えるお菜は猿田彦に合いそうな金平牛蒡と相成りました。
金平牛蒡と冷蔵庫にあった作り置き料理を合わせて詰めれば、今週最後のお弁当の出来上がり。

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イオンさんが届けてくれたゴボウを全て使った金平牛蒡。
ピーラーを使って出来るだけ華奢なささがきにしたゴボウはボールにいっぱい。

さっと胡麻油で炒めるとぐっと嵩が減る姿が楽しくて。
お酒・みりん・お醤油・少々のオイスターソースで炒りつけた後は、粗く砕いた胡桃を加えて仕上げるのがお気に入り。

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年にいちど買う干支ラベルのみりん。
今日、ようやく丑年から寅年へと干支のバトンが移りました。

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必要なものは大抵届けてくれるイオンネットスーパー。
ですが初めてのピンチを只今迎えております。

毎週金曜日、主人のお楽しみでもありました、イオンさんが届けてくれる“伊勢うどん”
ひと袋単位でたれなしというのが気に入っておりましたのに、突如取り扱い中止の非常事態に。
来週の金曜日はどうなることやら。

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だからという訳ではありませんが、いつも金曜日の食卓に上っておりましたイオンさんのイワシの生姜煮が今日はお手製のイワシのお酢煮に。

甘酢漬けらっきょうの煮汁を有効利用したイワシのお酢煮は、以前は頻繁に拵えておりました主人お気に入りの一品。
久しぶりでしたので相当不安ではありましたが、隣で頬張る主人の顔を見てひと安心。
味がなじんで今後はさらに美味しくなることでしょう。





先ほどまでチラチラとしておりました雪は今どうなっているのでしょう。
私が歯医者さんの定期健診に行く日、大抵お天気が特徴的なのよね。


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posted by しんさん at 13:48 | Comment(0) | リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月13日

たっぷり小豆の全粒粉ベーグル〜お砂糖不使用カボチャ餡サンド

木曜日なので今朝はパンを焼きました。

2022年を迎えた最初の手作りパンは全粒粉ベーグル。
小豆をたっぷり包み込んだ全粒粉100%のベーグルで、気分も華やぐ彩り鮮やかなカボチャ餡のベーグルサンドを拵えました。

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水煮にした甘くない小豆をたっぷり包み込んだ全粒粉ベーグル。
サイズは相当小ぶりです。

もちろん前日の水曜日に生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促して当日焼くオーバーナイト発酵スタイル。
自家製豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用するのも、昨年と変わらず引き継いでおります。

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フィリングにしたかぼちゃ餡は、お砂糖を使わず麹と合わせゆっくり発酵させた・・・そうね、カボチャベースの甘酒とでも申しましょうか。
前日のうちにヨーグルトメーカーで仕込んでおきました。
かぼちゃの特徴でもある、瓜っぽい青臭さがなく美味しいかぼちゃ餡に仕上がりましたよ。

色鮮やかなかぼちゃ餡に、ほんのりシナモンとカルダモンの香りをまとった金柑のコンポート。
そしてアクセントのかぼちゃの種。
うん、見た目も味も私好みのサンドウィッチに仕上がりました。

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ただしこのベーグル、見る方向を変えると・・・
生地が少々かた過ぎた、とかの問題ではない、それでも楽しい今朝のベーグル全工程をきっちり備忘録致します。

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◆材料(相当小ぶりなベーグル3つ分です)

  • 全粒粉強力粉 90g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 4g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエーとオーツミルク 合わせて65g
  • お塩 ひとつまみ


  • ケトリング用の蜂蜜 1リットルの熱湯に対して大さじ1強
  • 仕上げ用のオリーブオイル 適量





◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    豆乳ヨーグルトから出た水分(ホエー)、今週は47gでした。
    ここにオーツミルクを足して65g計量し、合わせた粉類の半量をここに加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
    お塩をひとつまみ加えて更に混ぜ合わせたら、残った半量の粉類にこれを加えてなじませます。

  2. 生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促したらガス抜きをしましょう。
    再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れて野菜室へ。
    ひと晩ゆっくりと発酵を促します。

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  3. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しておきましょう。

    その後ガス抜きをしたら形を整え包丁で3等分し、断面を包み込むように丸め10分間のベンチタイムを設けます。

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  4. ベンチタイムが終了したら、綴じ目を上にして長方形に伸ばします。
    糊代を多めに残して茹で小豆をひろげ、しっかり巻いて、左右も忘れずしっかり閉じましょう。

    軽く生地を伸ばしながら、綴じ目をしっかりとなじませます。
    生地の片方を平らにのばしたら、生地を軽くひねるようにドーナツ型に整え、のばした片面でもう片面をしっかりと包み込みます。

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  5. オーブンシートを敷いた天板に並べ、きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかぶせ、オーブンの発酵機能 40℃で40分。

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    小さな四角にのばした生地、そして多めの茹で小豆・・・
    成形が苦手とかそういったレベルではなく、誰がどう見ても無謀な成形、40分が経った生地は綴じ目が崩壊しています。

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  6. 片面45秒ずつのケトリングを施したら速やかに予熱したオーブンへ。

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    210℃で18〜20分。
    焼き上がったら、熱々のうちに表面に艶出しのオリーブオイルをぬりましょう。

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  7. 焼き上がったベーグルを網の上で冷まします。

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    反対側を見ると・・・我ながらダイナミックなはじけ具合。

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    何食わぬ顔で厚みを半分に切り、かぼちゃ麹をたっぷり、金柑のコンポートを並べ、かぼちゃの種を散らしましょう。

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小さ過ぎるベーグルはもう少し技術を身につけてから。
そんな当たり前の教訓が身に染みた2022年初の手作りパンでした。

お菜はカリフラワーのサラダ。
畑で根っこから掘り起こしてきたコリアンダー、根っこも使ったドレッシングがめまい誘うサラダです。

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  1. 畑の隅、オリーブの根元で自生しております大迫力なコリアンダー。

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    根もきれいに洗い(専用に歯ブラシを1本用意しておくと便利です)、先ずは根っこ部分をスライスし、レモン、オリーブオイル、お塩等と合わせてミルで粉砕致しましょう。
    その後で葉っぱ部分も加え、一緒に玉ねぎ・マヨネーズ等も加えてミルで撹拌します。


  2. さっと塩ゆでにしたカリフラワー、アボカド、茹で卵(先ずはざく切りにした白身のみ)刻んだドライフィグ、追加のマヨネーズと一緒に和えれば出来上がり。

    ジャーに詰める際、残しておいたゆで卵の黄身をほぐして散らします。

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今朝の主食は久しぶりの釜玉うどんです。

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そして釜玉うどんと同じくらい、主人が楽しみにしておりましたのが鯖の味噌煮。
煮詰めては保存を繰り返し、いよいよ今日で最後、そう、正に醍醐味です。

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昨日のうちに主人には確認致しました。
明日の朝、最後の鯖の味噌煮にする予定だけど主食は?やっぱり白いご飯よね?と。

主人は悩み、そして朝まで悩み、悩んだ結果釜玉うどんを選びました。
食べ終わった主人の言葉。
僕の選択は間違っていなかった、と。




さ、今日の備忘録はおしまい。
主人に仕事部屋を譲りましょう。


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posted by しんさん at 14:22 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月12日

黒豆プリン 2022〜オーツミルクver.

お正月気分のお片付けが緩々と進むなか、今朝は黒豆プリンを拵えましたよ。

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お世話になった方々に、私なりのお礼を込めて毎年煮ておりました黒豆。
ですが昨今のこの状況では、手作りの黒豆をお渡しするのも返ってお気を使わせてしまうから。
前年よりさらに黒豆の量は減少し、今年は150gの黒豆をことこと煮るに落ち着きました。

ですがそれもまた感慨深いもの。
主人とふたり、日本酒の肴に摘まめる程度の量の黒豆を煮て、黒豆のために開封した普段使用しない上白糖を年にいちどこの時期だけ使用し、そして何よりお楽しみな黒豆プリンを拵えお正月気分に幕を引く。

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長年同じレシピで拵えて参りました黒豆プリンではありますが、実は年を重ねるごと気付けばマイナーチェンジも施しているのです。
長らく牛乳だったのが今年はオーツミルクになっていたり、少量残っていたバニラビーンズペーストを加えてみたり。

お節料理の黒豆お片付け、お楽しみの恒例ふるふる黒豆プリン。
卵黄だけでかためたちょっと贅沢ないつものレシピですが、2022年はバニラビーンズペースト入り、オーツミルクver.ですよ。

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◆材料(iwaki製 100mlのプリンカップに4つ分です)
  • オーツミルク 200t
  • 黒豆の煮汁 100t

  • 卵黄 2個分
  • スキムミルク 大さじ2
  • バニラビーンズペースト 適量

  • 黒豆 適量




◆作り方
  1. オーツミルクと黒豆の煮汁を小鍋に合わせ、中〜弱火でゆっくり沸騰しないよう温めます。

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  2. ボールに卵黄とスキムミルクを合わせ、滑らかにすり混ぜましょう。
    温めた1を少しずつ加え、バニラビーンズペーストも加え、泡だて器でそっと混ぜながらなじませます。

    ザルで2〜3回漉してプリン液の出来上がり。

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  3. 容器にそっと分け注ぎ、表面に浮いた泡を丁寧にスプーンですくい取ります。

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  4. フライパンの底にキッチンペーパーを2枚重ねて敷き、その上にひとつひとつアルミホイルで蓋をしたカップを並べましょう。
    カップの半分程度の高さにまで熱湯を注ぎ、フライパンの蓋をぴったりしてうんと弱火で10分間。

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    8分程度経過したら、ひとつアルミホイルの蓋を外してかたまり具合をチェックしましょう。
    そっと揺らしてみて、表面がフルフルッと膜を張ったような状態になっていれば加熱は完了です。

    アルミホイルの蓋をし直してフライパンに戻し、フライパンの蓋もしっかりし直し火を止め20分ほど蒸らしましょう。

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    蒸らし終わったら粗熱をとって黒豆を飾ります。
    もしかしたらこの黒豆プリンが食べたくて、年々少量になりながらも毎年黒豆を煮るのかもしれません、私。

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黒豆プリンに使用するのは卵黄のみ。
卵白が残ります。
冷凍しておくのもテですが、今の我が家の冷凍庫はぎゅうぎゅう詰め、余裕はありません。
お菜に使いましょう。

お肉を使わない大豆ミートのベジバーグ。
ついでに、週末拵えたカレーで残ったトマト水煮もソースに有効利用してお片付け。
更についでに、冷凍して現実逃避が続いておりました、1枚だけ残った冷凍食パンの端っこもお片付け。

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  1. 冷凍した食パンの端っこ。
    凍った状態のまま出来るだけ細かくちぎってボールに移し、卵白2個分を加えてふやかしておきます。

  2. ミンチタイプのベジミート(大豆ミート)は熱湯で5分ほど戻したら、キッチンペーパーを敷いたザルにとって水切りをしておきましょう。
    ベジミートの戻し汁、私はお味噌汁に使ってしまいますがどうなのかしら。

  3. 端パンに卵白がなじんだところで、戻して水切したベジミート・刻みネギ・おろし生姜・柚子ジャム(柚子胡椒の副産物、甘さはぐっと控えめです)・乾燥ひじき等を加え、しっかりと捏ねましょう。

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  4. 小ぶりな小判型に整え、極少量の胡麻油をすり込んだフライパンで両面焼きます。
    一旦別皿に取り出し、空いたフライパンでソース作り。

    トマトの水煮・赤ワイン・お好み焼きソース・オイスターソース・蜂蜜・ナンプラー・お塩・・・
    合わせて少し煮詰めたら、最後に刻んだマイタケを散らしベジバーグを戻し入れます。
    そっとソースを絡めて出来上がり。

    頂いた甘いキャベツで拵えたお正月のお好み焼きの名残り、ここでもお片付けが進んでおります。

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主人も私もお待ちかねの朝食です。
そしてやっぱり朝食でもお正月のお片付け。

お節料理の一の重に入っていた子持ち鮎の甘露煮。
冷凍してあったものを使って、今朝の主食、子持ち鮎の甘露煮のお茶漬けに致しましょう。
添えた柚子ももちろん・・・はい、鉄皮柚子釜に使われていた柚子の器の表皮です。

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主人は気づかなかったようですが、ご飯が心なしかピンク色ではないですか?

畑で収穫した紅芯大根でね、簡略版のべったら漬け風お漬物を拵えたのです。
輪切りにして塩漬けにした紅芯大根を、酒粕・蜂蜜等に漬け込んだだけのべったら風。
紅芯大根から思った以上にお水が出ましてね、いつものように思ってしまったのです・・・

この漬け汁、何かに使えないかしら、と。
お焦げ香ばしいピンク色のご飯が炊き上がりましたよ。

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自然解凍した子持ち鮎を炊き立てご飯の上に。
柚子の皮を添え、主人がいつもよりちょっと濃いめに淹れてくれたほうじ茶を注ぎます。

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お魚は久しぶりのしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせ。





イオンさんが届けてくれるアボカドはいつも本当にきれいです。
アボカドって、実は意外と日持ちも期待出来るお野菜なのです。
事実、今朝切ったこのアボカド、ラベルを見ると昨年 12月の19日にイオンさんが配達してくれたもの。

少々かためのアボカドは、ひとつひとつラップに包んで小ぶりな保冷バッグに入れて野菜室へ。
今日が1月12日だから・・・その日持ちたるや相当なものです。
そしてまだまだお正月食材のお片付けは小分けに続くのです。


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posted by しんさん at 15:13 | Comment(0) | リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月11日

鏡開き2022〜かぼちゃぜんざい

そろそろバレンタインディのチョコレートを検索しながらも、まだまだお正月気分から抜け出せずのほほんと不摂生を続けております1月も上旬過ぎ。

気付けば今日は1月11日、鏡開きの日です。
今日のお昼はお正月に飾った鏡餅を頂くことに致しましょう。
スープジャーに熱々のかぼちゃぜんざい、2022年の鏡開きです。

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充填スタイルの鏡餅は毎年のことですが、今年はイオンさんに届けて頂いたミニサイズの充填鏡餅。
そのサイズの愛らしいことと言ったら。
届いた瞬間に先ず歓喜の声を上げ、飾ったその愛らしい姿を見るたび笑みを浮かべしたお正月でありました。

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昨年12月、北八ヶ岳のゴールデングリーン農園さんから届いた2021年度最後の野菜定期便に入っておりました大きなカボチャ。
冬至の夜に食べようと思っていたのですが、生憎その日は別ルートからやってきたカットかぼちゃを煮て完結。
丸ごとかぼちゃの日持ちに甘え、今日までワインセラーの中で鎮座しておりましたカボチャにようやく包丁をいれることと相成りました。

大きなカボチャと比べたミニ鏡餅のサイズ感、伝わるかしら。

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黒豆や栗の渋皮煮など、極少量残って冷凍してあったお節料理の名残も一緒に。
2022年の鏡開きは、ぽってりカボチャ餡のカボチャぜんざいと相成りました。

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  1. カボチャは皮を厚めにむき、やわらかくなるまでレンジ加熱しザルにとります。
    びっしり種の詰まった良いカボチャです。

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  2. かぼちゃをお鍋に移し、オーツミルクを注いで押し麦を少々。
    ぴったり蓋をし弱火でコトコト、かぼちゃが十分やわらかくなるまで煮込みましょう。

    火を止め、オーツミルクを少量加えてバーミックスで撹拌します。
    かぼちゃと相性の良いココナッツシュガーを加え、必要ならばオーツミルクを少量足して中〜弱火で練り上げます。
    仕上げにお塩をひとつまみ。

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  3. 鏡餅はオーブントースターでこんがり手前まで焼いておきます。
    包丁で切らざるを得ない状況を神様にお詫びしながら。

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    スープジャーは予め熱湯を注いで温めておきましょう。
    胡桃・オートミール・蕎麦の実は予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    栗の渋皮煮や黒豆らを添えて出来上がり。

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かぼちゃぜんざいを拵えたは良いけれど、ふと思い出しました。
小豆の厄除けは?と。

幸い、冷凍庫には甘みを添えず水煮にした小豆がありました。
週末、畑で摘んできたパクチーもありました。
ここは力業の小豆料理、小豆とパクチーのかき揚げなどいかがでしょう。

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小豆の赤が厄除けならば、パクチーの強い香りも何かしら除けてくれそう。
そんな屁理屈からなる今年の鏡開き、今年の小豆料理はパクチーとコラボしたフリッター風です。





  1. 卵黄・米粉、そして牛乳代わりのべったら漬けの漬け汁。

    色合いが独特なのは、栽培した紅芯大根を漬け込んだから。
    紅芯大根と酒粕、蜂蜜等を合わせて漬け込んだ簡略版べったら漬け、漬け汁の有効利用をつい狙ってしまいました。

    よく混ぜたところに小豆の水煮、ざく切りパクチー、ついでに紅生姜とかぼちゃの欠片を合わせて和えます。
  2. 卵白はお塩を加えてよく泡立ててておきます。
    ここに1を加えてさっくりと和えましょう。

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  3. 後は中温に熱した太白胡麻油で揚げるだけ。

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    しっかりと油を切って出来上がり。

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2022年は風変わりな鏡開きとなりました。

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お正月休みが明けたと思った先の三連休もあり、なかなかお正月気分が抜けずに今日まで。
お正月休み中も簡略版ながらお味噌汁は拵えてはいたのですが、畑に行かなかったこともあってネギは端折っておりました。

週末、ちゃんと掘り起こしてきましたよ、畑の九条ネギを。
やはりネギです、冬のお味噌汁には特に、香りの強い畑の九条ネギ。
そして主食は鶏粥、今朝は特別の鏡餅入り。

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随分と煮詰まった鯖の味噌煮、酸味が程よくなってきた納豆の上の自家製キムチ。
そして何より主人が淹れてくれるほうじ茶。
そろそろ本気でお正月気分を払拭する頃合い。


さて、今宵の晩酌はどうするつもりなのでしょうか、主人は。


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posted by しんさん at 14:18 | Comment(0) | お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする