2022年01月24日

アンチョビと干し貝柱の炊き込みご飯〜タコのから揚げ天むす風

金曜の昼下がり、ちょっと寄り道をして鰆のお刺身と『タコ』を手に帰宅した主人。

鰆のお刺身はもちろん主人がぺろりと平らげました。
お刺身を口にしない私にと、主人が買ってきてくれた『タコ』を残しておいて本日月曜日のお弁当に。

ふわりと握ったご飯の上には、タコのから揚げ。
今日のお昼は、タコカラの天むす風ですよ。

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しっかりと生姜風味をまとったタコのから揚げ。
つまみ食いをした主人の目が輝きます。

タコのから揚げも良いけれど、ご飯にも注目してほしいところ。
週末に使用した開封済みのアンチョビをご飯に炊き込んでみました。
アンチョビだけではつまらないと、同じく週末のチキンソテーに添えたマッシュルームも。
ふと思いついて、干し貝柱も入れて炊き上げたご飯。

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アンチョビとマッシュルームと干し貝柱の炊き込みご飯。
アンチョビの風味が吉と出るか凶と出るか、そんな不安は取り越し苦労。

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言われればアンチョビかな?
程度の、アンチョビの存在感のなさが程よく美味しい、艶やかなご飯が炊き上がりましたよ。
そして意外と顕著な干し貝柱の旨味。
炊き込みご飯って本当に面白い。

そんな炊き込みご飯でタコのから揚げをふわりと包んだ小ぶりな三角お結び。
主人が気に入らないハズがない、そんなお昼ご飯で今週はスタートです。

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コツも手順もあってないようなもの。

いつも通りに洗って水切りをしたお米、十六雑穀に押し麦、もち麦、蕎麦の実を合わせてストウブに。
お酒を足していつも通りの水加減にし、干し貝柱にマッシュルーム、刻んだアンチョビを散らします。
アンチョビのオイルもちろりと回しかけましょうか。

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後はいつも通りに炊いて蒸らすだけ。

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蒸らしが終わって蓋を開けた瞬間のこの満足感。

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タコのから揚げも本当に簡単。

  1. ぶつ切りにしたタコをビニール袋に。
    お醤油とおろし生姜(桃屋の刻みしょうがをぞっこん愛用中)を合わせて揉み込み、しばらくおいたら米粉を加えて全体にまぶします。
    突如マッシュルームが乱入しておりました。

  2. 中温に熱した太白胡麻油でカリッと揚げれば出来上がり。
    油がハネるので、油はね防止ネットの使用を強くお勧めします。

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タコのから揚げがチョコンっと顔を出すよう、ふわりとご飯で包んで三角お結びに。

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日曜の畑の帰り、綺麗なイワシをマックスバリュで見かけました。
早速前回のお酢煮の煮汁を有効利用、梅干しを足し、日本酒も足しして、ぶつ切りにしたイワシを煮つけました。

そのまま鍋代わりにもなる琺瑯製の保存容器って本当に便利。

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畑と言えば、今シーズン絶好調だった紅芯大根の栽培もおしまいです。

全部抜いて、大根は蒸し干し大根に、葉っぱはさっと下茹でして冷凍しておきました。
紅芯大根の葉っぱ、茹でる前はちょっとチクチクして、はてさてこれは食材として大丈夫かしらとも不安でした。
いえいえ、きちんと冷凍すれば本当に便利で美味しい、そして彩りにもなる頼れるヤツなのです。

紅芯大根の葉っぱ、最近お気に入りの料理が煮びたし。

  1. お酒・みりん・だし醤油・お出汁を琺瑯容器に合わせて煮立てます。
    今日は細切りにした干しシイタケも追加して。

  2. 紅芯大根の葉っぱは、お塩を加えた熱湯でさっと茹でて冷水にとり、巻きすを使ってしっかり絞った状態で冷凍してあります。
    半解凍の状態でラップを外して食べやすい長さに切りそろえます。

    煮立てた合わせ調味料の火を止め、熱々の状態で半解凍の紅芯大根の葉っぱを漬け込むだけ。
    はい、冷めれば出来上がり。

    シャキッとした食感、鮮やかな緑、箸休めにもぴったりなのです。

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もう一品、鴨蕎麦にした合鴨のロースト(市販品)の残りを使って、合鴨とネギの治部煮風。

  1. ネギの白い部分はぶつ切りにし、油をひかずにお鍋でコロコロ転がしながら焼き色がつくまで焼きます。

  2. お鍋にお出汁・お醤油・みりんを合わせて煮立てましょう。

  3. 合鴨のローストに米粉をまぶします。
    横着して、タコのから揚げに便乗させてもらいました。
    煮立ったお鍋に加えてさっと加熱して、ハイ、出来上がり。

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あら、なんだかとってもお弁当らしいお弁当です。

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先週は鯖の味噌煮やイワシのお酢煮、なかなか焼き魚の出番に恵まれませんでした。
今朝は久しぶりの西京漬け、久しぶりの鯖・・・

気合だけが先走ってしまったのでしょうか。
トホホな真っくろ焦げ。

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大丈夫だよ、致命的ではないよ、美味しいよ。
そう慰めてくれる主人。
そうよ、あなたのはまだマシな焼き色だったのだから。





タコのから揚げ、このいわゆる居酒屋メニューを主人は大変お気に召した様子です。
そして大変嫌な予感。

主人が『タコ』を大量に購入する、そしてもはやその計画を着々と進めている・・・
そんな気がするのは私の間違いであってほしい。
冷凍庫の中には、まだまだ『アジフライ』が大量に眠っているのですから。




・・・予感は的中。
年末の特定健診の結果を聞きに行ったかかりつけ医の待合室で、ピロロと主人からのメッセージ。
『タコ、いっぱい買うからね』


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posted by しんさん at 14:13 | Comment(0) | リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月21日

うっかりタルト〜オートミールのタルトカップ・お砂糖不使用のかぼちゃ麹餡

今年の年明け早々、主に製菓食材の調達で時折お世話になっております『cotta〜コッタ』でお買い物を致しました。
たいへん幸運なことに新春セール真っ只中、以前よりちょっと気になっておりました品物を格安で購入することが出来ました。

早速それらを使って本日のお昼ご飯。

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小さな小さなひと口サイズのタルトです。

cottaさんで購入したのは、シリコン製のメッシュ状シートで出来たタルト型。
そしてちょっと大ぶりなクッキー型。

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このタルト型、やわらかなメッシュ状シートで少々頼りない気も致しますが、とんでもない。
大変優れたお品で、兎にも角にもタルトが気楽にストーンなしでピケもなしで簡単に楽して出来る、頼りになる小道具なのです。

クッキー型で抜いた生地を敷き込んで焼いても良し、また型を逆さにして生地を型の裏側に沿わせて焼いても良し、と。

そんな新しい小道具についのぼせ上がってしまったのでしょうか。

オートミールをたっぷり使ったざくざくクッキー生地のタルト台。
つなぎ程度に薄力粉を加える予定が、あららうっかりミス、全粒粉強力粉を加えておりました。

極少量残っておりました手作りの黒胡麻ペーストを生地に混ぜ込んで、風味良く焼き上がったオートミール生地のタルトカップ。
これで薄力粉と強力粉を間違えなければ、いったいどんな生地に仕上がっていたのか、そう思っても後の祭り。

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予定ではタルト型にオートミール生地を敷き込んで、底の深いタルトカップを焼くはずでした。
ですがそういった訳で生地を敷き込むのに無理が生じ、仕方なくタルト型をひっくり返して焼いたオートミールのタルトカップ。

見た目よりはフィリングがたくさん入ってひと安心。

・・・そうそう、フィリングはお砂糖を使用せず、麹と合わせて発酵させ甘さを引き出した『かぼちゃ麹餡』です。
先週のベーグルサンドにも使用した(☆彡 2022年01月13日)かぼちゃの麹餡を、オートミールのカップにたっぷりと詰め込みました。


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せっかく麹で発酵させたかぼちゃ麹餡、出来れば加熱しないで麹の威力を存分に発揮させてあげたいもの。
焼かずに、オーブンの余熱で溶かしたチョコレートとナッツ数種で仕上げます。

これならゆるいかぼちゃ麹餡が主人の移動中に流れ出ることもなく、麹の恩恵に十分に与ることが出来ますものね。


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◆オートミールのタルトカップ(直径6センチのタルト型に8つ分と、おまけのクッキー付き)
  • オートミール 60g
  • アーモンドプードル 15g
  • 全粒粉強力粉(次回は薄力粉で) 40g
  • てんさい糖 20g
  • 卵 1個
  • 黒胡麻ペースト 10g
  • ココナッツオイル 20g



◆かぼちゃ麹餡(作りやすい材料です)
  • かぼちゃ 正味320g弱
  • お水 150g

  • 米麹 60g




◆作り方


  1.  ※先週のベーグルサンドの際に使用したかぼちゃ麹餡。
      当日の備忘録に手順を記載し損ねてしまったので、ここに残しておきます。

    先ずは皮をむいたかぼちゃとお水をお鍋に合わせ、ぴったりと蓋をして20分、かぼちゃが十分にやわらかくなるまで加熱します。

    これをスパチュラでつぶし、60℃程度に冷ましてから米麹を加えよく混ぜます。
    ヨーグルトメーカーに移し、60℃で7時間。

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    ブレンダーでピュレ状にして出来上がり。
    穏やかな甘さのかぼちゃ麹餡、言うなればかぼちゃの甘酒ペーストといったところでしょうか。

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  2. タルトの備忘録へと戻りましょう。

    オートミールはミルで粉砕します。
    アーモンドプードル・全粒粉強力粉・てんさい糖も加えてミルで撹拌しましょう。

    ボールに卵と黒胡麻ペーストを合わせてよく混ぜます。
    合わせたオートミール粉末を加え、スパチュラで切るように混ぜ込みましょう。
    湯せんで液状にしたココナッツオイルを加え、さっくりと混ぜ込みます。

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    大きめにカットしたラップの上に移し、形を整えながらぴったりとラップで包みひと晩冷蔵庫へ。

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  3. ようやく、ここからが今朝の作業です。
    ひと晩ゆっくりと冷蔵庫で休ませたオートミール生地をめん棒でのばします。

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  4. タルト型を裏返し、クッキー型で抜いたオートミール生地をそっと型の中央にかぶせましょう。
    切れ端を重ねてめん棒でのばし、型で抜いては型にかぶせていきます。

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    最後に残った生地は小さな小さな丸型で抜いておまけのクッキーに。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度 160℃で30分・・・
    ・・・のハズがここでもケアレスミス、設定温度が170℃になっておりました。

    こんがり色黒なのは、黒胡麻ペーストのせいだけでもないですよね、きっと。

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  5. 焼き上がったオートミールカップにかぼちゃ麹餡を詰めます。
    絞り出し袋に入れるのをお勧めしますが、そこは気楽に。

    ビターなチョコレートを上にのせ、余熱が残るオーブン庫内へ。

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    チョコレートがとろりととろけるまで庫内に放置しましょう。

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    ナッツ類は必要なものは予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておきます。
    とろりととろけたチョコの上に散らし、後は自然にチョコレートが冷えてかたまるのを待てば出来上がり。

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さて。
今日も温かなスープを拵えました。
以前からいちど作ってみたかったスープ、冷凍あさりを使ったお気楽クラムチャウダーです。

あり合わせではありますが、これは絶対に主人が大喜びするタイプのスープですよ。

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  1. バター・玉ねぎ・小ぶりな乱切りにした人参をお鍋に合わせ、ゆっくりと炒め合わせましょう。
    ここにざく切りにした白菜も加えて炒め、しんなりしたところで米粉を加えて全体になじませます。

  2. アーモンドミルク(もちろん豆乳や牛乳でも)を加えてなじませたら、スープストックでのばします。
    冷凍あさりとマイタケを加えてひと煮たち。
    お塩・オイスターソース・ナンプラー・極少量の白だし醤油で味付けをしてスープジャーに盛付けましょう。

    白胡椒を軽く挽いて出来上がり。

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使い捨てのプラスチック容器をさかさまにして。
これならゆるいかぼちゃ麹餡でも安心して持ち運び可能、重ねることも出来るのでお弁当でも大丈夫。

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今朝の主食は伊勢うどん。


毎週金曜日の朝は伊勢うどんの釜玉風、これが我が家の週間ルーティンだったのですが大変な事態となりました。
イオンネットスーパーでいつも買っておりました釜玉うどんが、最近突如取り扱い中止となったのです。

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さぁ大変。
『よし、僕に任せたまへ』
そう胸をたたいた主人が取り寄せてくれた伊勢うどんが10個、早速今朝から試してみましたが・・・

がっくりと首を垂れる主人と私。
違う、これじゃぁない。





冷凍あさりの品切れに続き、伊勢うどんまで販売中止のイオンネットスーパーさん。
ま、しばらくは代替品で楽しむと致しましょう。

代替品の美味しくない伊勢うどんがあと9袋残っていますけどね。


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posted by しんさん at 14:24 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月20日

ころころむちむち全粒粉バターロール〜干し芋と柚子のジャムver.

木曜日ですので、週間ルーティンに則り今日はパンを焼きました。

お手製の豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーと全粒粉をビニール袋に合わせて生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促し翌朝焼くオーバーナイト発酵の全粒粉パン。
最近お気に入りの全粒粉バターロールを今週も。

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だんだんとバターロールらしい形にまとまってきましたよ。

まだまだ一進一退の全粒粉バターロール。
生地がやわらか過ぎるという改善点は大ありですが、打ち粉があれば成形出来ない程でもなし。
何と申しましても、このコロコロむちむちとした小太りなバターロールが何だか愛らしいのです。

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小太りバターロールの理由は、全粒粉生地に忍ばせたたっぷりの自家製干し芋、そして甘さをぐっと控えた柚子のジャム。

柚子胡椒を拵える際の副産物、表皮だけを削られた大量の柚子を使った甘さ控えめ、苦み顕著な柚子ジャム。
これを干し芋と一緒に、全粒粉生地でくるくると巻き込みました。
なので、もしかしたらですが、これくらい水分量多めの生地でないと着地不可なのかもしれません、ね。

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◆材料(相当ゆるめな生地です。やや小ぶり、ですが小太りなバターロール4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 20g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 73g
  • アーモンドミルク ホエーと合わせて100g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g
  • お塩 ひとつまみ


  • 干し芋と柚子ジャム 各適量
  • 艶用の水溶き卵黄 適量



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ホエーとアーモンドミルクを合わせて100g計量したらよく混ぜ、合わせた粉類の半量をここに加えてよく混ぜましょう。
    お塩・溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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    残った粉類にこれを加え、生地が何となくまとまるまで軽く揉んでなじませましょう。
    生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促します。

    その後、再度軽く揉んでから形を整えます。
    同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れ野菜室でひと晩、ゆっくりと発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    その後ガス抜きをした生地をまとめ、包丁で3等分した後丸めて15分間のベンチタイムを設けます。
    相当生地がやわらかいので難儀致します。

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  3. 打ち粉の上に生地をおいて手のひらで平らにつぶします。
    両端を織り込み、更にそれを半分に折ってしっかりと閉じます。

    両手で転がしながらしずく型にのばし、更にそれをめん棒(私は小さなすりこ木を愛用しております)でのばしましょう。
    まな板に収まらないくらい長くのばします。
    刻んだ干し芋・柚子ジャムをのばした生地の上に散らし、幅のある方から軽く生地を引っ張るイメージで巻きましょう。

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    巻き終わりをしっかりと閉じ、巻き終わりを下にして天板に並べます。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵を促します。

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  4. ふわりと発酵した生地に、そっとそっと水溶き卵黄をぬりましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を220℃にして10分間。
    まぁ可愛らしい。

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    ほんのり甘い干し芋に、ちょっと酸味際立つ柚子のジャム。
    まだまだバターロール熱は治まりそうにありません。

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しばらくお昼のお菜はスープと決めた今、圧力鍋が大活躍です。
ひと晩お水に浸して戻さずとも、ひよこ豆のスープがちょちょいと出来てしまう圧力鍋の魅力。

イオンさんに玉ねぎを届けて頂いたことですし、今日はひよこ豆とちび玉ねぎをたっぷり使ったスープなど。
ちび玉ねぎが丸ごとゴロンっと入った具沢山なスープです。

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  1. ひよこ豆・もち麦・ひたひたのお水を圧力鍋に合わせ、加圧すること10分間。
    その間にちび玉ねぎの皮をむき、お尻部分に十文字の切り込みを入れておきましょう。

  2. 圧が抜けたら蓋を開け、用意した玉ねぎを加えて刻んだアンチョビを散らします。
    再度加圧すること3分間。

  3. アーモンドミルクを注ぎ、干し貝柱・刻んだマイタケ・お塩・オイスターソース・ナンプラー等を加えひと煮たち。
    スープジャーに盛り、粉砕したペコリーノロマーノをたっぷり散らし黒胡椒をガリリ。

    貝柱の旨味に和みます。

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温かなスープが待ち遠しい冬のお弁当。
明日のスープは何にしましょう。
今から楽しみです。

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今朝の主食は、久しぶりの鴨蕎麦です。
市販の真空パックされた鴨肉ですが、お蕎麦の上に並べネギをたっぷり、熱いお出汁を回しかけるとジワリ脂が溶けだして、香りがふわりと立ち上ります。

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お昼のスープ用にとろりと加圧したちび玉ねぎは、それだけで立派な一品に。
イワシの脇に添えてカサ増しを図ります。





今シーズンは大根や蕪の甘酢漬けを頻繁に拵えました。

甘酢まで真っ赤に染まった紅芯大根や赤大根の甘酢漬け。
漬け汁を何かに有効利用できないものかと、ふと思いついてスライスした玉ねぎを漬け込んでみました。
毎朝の納豆に添えて、甘酢漬けの漬け汁まで完全にお片付け。

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ピンク色した玉ねぎというのもまた愛らしいものです。



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2022年01月19日

飴色たまねぎたっぷり〜オートミールマフィン

冷凍庫のスペースを確保するため、在庫の冷凍野菜のお片付けに勤しんでおります。
今朝冷凍庫を開け、きらりと目を付けた食材は『飴色たまねぎ』

飴色たまねぎをたっぷりとオートミール生地に混ぜ込んだ、オートミール100%のオートミールマフィンなどいかがでしょうか。

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小麦粉を使用せず、その代用としてミルで粉砕したオートミールを使ったオートミール100%のマフィンです。
冷凍してあった飴色たまねぎをざくざく刻み、ベーコンやペコリーノロマーノと一緒にオートミール生地に混ぜ込みました。

飴色たまねぎはこの時のもの(☆彡
ずいぶんと長い期間ねかせたものです。
ですがそこは流石飴色たまねぎの底力、焼き上がりの深い香りにクラクラしそうなほど。

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オートミール100%の生地に具沢山、焼き上がりが不安でしたがちゃんとマフィンらしく仕上がっているのではないかしら。
小ぶりに焼いたのが悔やまれるほど、私好みの風味です。
うん、美味しい。

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長らく品切れになっておりました、たまねぎがようやくイオンネットスーパーで今朝再開したのを確認致しました。
ちまちま使っておりました玉ねぎがこれで思う存分使えます。

こんなに美味しいオートミールマフィンですもの、また飴色たまねぎを多めに拵えて冷凍しておかなくては。
そして次回は、もう少し大ぶりなオートミールマフィンを焼くと致しましょう。

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◆材料(松永製作所のマフィンパンに1枚分、但したいへん小ぶりなマフィンです)

  • オートミール 80g
  • ベーキングパウダー 3g

  • 卵 2個
  • てんさい糖 5g
  • オリーブオイル 10g

  • 飴色たまねぎ (冷凍した状態で)72g
  • ベーコン 50g
  • 粉砕したペコリーノロマーノ 20g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 適量
  • アーモンドミルク 55g


  • トッピング用のペコリーノロマーノとパンプキンシード 適量




◆作り方

  1. オートミールとベーキングパウダーを合わせ、ミルで粉砕しておきます。
    冷凍してあった飴色たまねぎとベーコンは、ザクザク刻んで合わせておきましょう。

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  2. 卵を軽くほぐしててんさい糖を加え、ふわりとするまで泡だて器で撹拌します。
    オリーブオイルも加えて撹拌しましょう。

    粉砕したオートミールを加え、スパチュラで混ぜ込みます。
    混ざりきらない状態で、合わせておいた飴色たまねぎとベーコン、粉状に粉砕したペコリーノロマーノ、エルブ・ド・プロヴァンスも加えて混ぜ込みます。

    アーモンドミルクも加えて混ぜ込めば生地の出来上がり。
    ・・・どうやら、卵を泡立てる工程は不要だったようですね。
    極々薄く油をぬったマフィンパンに生地を分け入れ、パンプキンシードと粉砕したペコリーノロマーノを散らします。

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  3. 予熱したオーブンに素早く移し、設定温度180℃で先ずは15分弱、その後170℃に下げて合計25分。

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    マフィン史上最高にうっとりしてしまう飴色たまねぎの香り、どうしてもっと大きなマフィンを焼かなかったのかしら。

    また飴色たまねぎをせっせと拵えて冷凍しないと。
    我が家の冷凍庫がなかなか片付かないのは、私のせいかもしれませんね。

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少し残ったベーコンを使って、今日も具沢山スープを拵えました。
温かなスープが嬉しい昨今。
しばらくは毎日お昼のお菜は具沢山スープ、そんなおおらかな献立も良いかも。

先日頂いた白菜を使って、今日はたっぷり白菜のトロトロ具沢山スープですよ。

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  1. 圧力鍋にざく切り白菜をたっぷり敷き詰めます。
    さっと洗ったムングダル・同じくさっと洗った切り干し大根・厚切りベーコンを上に散らし、お水をひたひたに注いで加圧すること1分間。

  2. 圧が抜けたら蓋を開け、ざく切りにしたマイタケを散らします。
    アーモンドミルクを加え、白味噌・ナンプラー・オイスターソース・お塩等を控えめに加えて味付け完了。

    ひと煮たちさせてスープジャーに盛り、ローストしてざく切りにしたカシューナッツを散らして出来上がり。

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オートミールマフィンに凝ってしまう予感。
幸い主人も相当お気に召したようですし、オートミールマフィンを自由に焼きこなす人間になりたい。
『あら、今日は食材が何もないわ、オートミールマフィンで良いかしら、あなた』なんて言いたい。

・・・あなた、なんて呼んだことありませんけどね。

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スープに引き続き、圧力鍋を使って今朝の主食は切り干し大根入りの炊き粥です。
慈悲深い切り干し大根の旨味、大根おろし、自家製の梅干・・・
こういったものがしみじみ美味しいと思える環境に居られて良かった。

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久しぶりに拵えたイワシのお酢煮。

脂がのったイワシに主人は大喜び。
魚屋さんを覗いた時にイワシがあったら買っても良いか?と。

ダメです。
絶対にダメ。
ここで甘い顔をして、大変な目にあったことが過去に多々ありますから。





今日、15時以降に届けて頂くイオンさんのお品の中に、主人の大好物のカツオのお刺身がこっそり身を潜めております。
甘いんだな、やっぱり。


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posted by しんさん at 14:15 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月18日

ざっくりスコーン〜おからと全粒粉、たっぷりクズかぼちゃ

毎朝4時起床なので、当然今の時期外は真っ暗。

とても寒いのですが、何年も続けております朝の習慣に則り先ずは西の窓を開けます。
窓を開ける前から、障子越しに感じるその明るさで分かるのです、あ、そろそろ満月だな、と。
霞んではおりましたが、今朝は西の空にぼんやり見えるお月さまが綺麗でしたよ。

さて。
今朝は久しぶりに『おからのスコーン』など焼いてみましたよ。

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最近、おからと言えばオーブンで湯せん焼きにする『おから蒸しパン』が主流でした。
ですが今日はなんだかざくざくとした食感のものが食べたくなったので、そこはスコーンの登場。
思い付きで拵えた輪切りレモンの蜂蜜煮を添えて。

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そもそも、おからを今日の食材に選んだのは、完全に収納容量を超えてぎゅうぎゅう詰めになってしまった我が家の冷凍庫救済のため。
今日は冷凍庫のお片付けに着目しての献立作り。

冷凍してあるおから、ケーキ用に表皮だけを削り冷凍してある輪切りレモン、ここに飛び込んだのがかぼちゃの切れ端。
昨日拵えたかぼちゃのそぼろ煮、面取りや皮の一部をむいた切れ端をおからと全粒粉生地に混ぜ込みます。





◆材料(小ぶりなスコーン4つ分)

  • おから 100g
  • 全粒粉薄力粉 50g
  • アーモンドプードル 15g
  • ベーキングパウダー 3g
  • てんさい糖 8g
  • お塩 ひとつまみ

  • かぼちゃの切れ端 35g

  • 無塩タイプの発酵バター 30g



    ◆レモンの蜂蜜煮

  • 冷凍レモン(表皮だけを削った後、輪切りにして冷凍してありました) 適量
  • お水 適量
  • 白ワイン 適量
  • 蜂蜜 適量
  • カルダモンとシナモン 適量。

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◆作り方

  1. 先ずは圧力鍋を使った輪切りレモンの蜂蜜煮。
    皮つきなので多少の苦みはありますが、こうして加熱しておいた方が使い勝手はぐんと良くなります。

    レモンを凍ったまま圧力鍋に入れ、お水と白ワインを合わせてひたひたに。
    蜂蜜をググっと回しかけたら、軽く温め蜂蜜を溶かします。
    莢を半分に切ったカルダモン、シナモンの欠片を加え、加圧すること1.5分。
    後はふたをとり、煮汁がとろりとするまで煮詰めて出来上がり。

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  2. スコーン生地に参りましょう。

    解凍したおから・全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って振り混ぜましょう。

    ミルで粉砕したかぼちゃの切れ端も加えて振り混ぜます。

  3. さいの目に切ったバターをよく冷えた状態で加えます。
    全体が何となくしっとりするまで、指先でバターをつぶして粉をまぶすようにしながらなじませます。

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  4. ビニール袋を使って生地を何となく長方形にまとめたら、袋を切り開いて生地を取り出します。
    包丁で2等分して重ね、軽くならしてまた2等分、重ねてならす・・・を数回繰り返しながら生地をまとめましょう。

    ぴったりとラップで包み、30分以上冷蔵庫で冷やします。

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  5. 生地を包丁で4等分し、天板に並べましょう。
    レモンの蜂蜜煮を上にのせ、煮汁をスプーンでちろり。

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    予熱したオーブンに速やかに移し、設定温度180℃で25分。

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    かぼちゃの皮がたっぷり入ったおからと全粒粉のスコーン、ざっくり焼き上がりました。

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レモンを煮た後の圧力鍋、さっと洗ってお菜のスープへと参りましょう。
寒い日が続きますもの、熱々のスープを楽しめるジャーサラダは本当に重宝致します。

今日は冷凍野菜の具沢山スープ。
そう、今日は冷凍庫のお片付けが何より大事なのですから。

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  1. 冷凍野菜凍ったまま、をどんどん圧力鍋に合わせましょう。
    蓮根でしょ、白ネギでしょ、赤目芋でしょ、蕪でしょ、ついでに野菜ではないけれどベーコンでしょ。

    ひたひたにスープストックを注いだら、加圧すること3分間。

  2. アーモンドミルクを注ぎ、マイタケ、オートミールを加えます。
    オイスターソースと極少量のナンプラーで味付けをしたら、スープジャーに注いで粉砕したペコリーノロマーノをちろり。

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スコーンと熱々のスープ、今の時期はこれが抜群に嬉しい。
赤目芋がとろとろで美味しいこと。

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冷凍食材のお片付けは朝食にも。

主食は久しぶりのお蕎麦、冷凍してあった大根おろしを添えて、ね。
キューブ状のままお椀にドボン、ではあまりに素っ気なかったかしら。

そしてお魚はしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせ。
しめ鯖も冷凍食材ですからね。

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昨日に引き続き、今朝も季節外れの茄子のお味噌汁です。

胡麻油で炒めた茄子のお味噌汁、そしてお味噌3種のブレンド、煮干しだし。
主人とふたりで試行錯誤して生まれた我が家のお味噌汁、やっぱり美味しいのです。





さ、洗ったシーツが乾いている頃。
帰宅した主人があれこれチョッカイ出さないうちに片付けましょう。


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posted by しんさん at 14:30 | Comment(0) | おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする