2022年01月31日

恒例、春を待ち侘ぶ『しじみ祭り』2022

我が家の恒例となりました、題して『春を待ち侘びるしじみ祭り』

2022年、今年のしじみ祭りは節分を間近に控えた昨日、日曜日の開催と相成りました。
お待ちかねのしじみが土曜日に届き、その数時間後にはイオンさんが紹興酒を届けて下さり、早速仕込みに取り掛かり1日じっくり明日を待ちます。

そう、春を待ち侘びる我が家のしじみ祭り、主役は『しじみの紹興酒漬け』

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毎年この頃になると主人が取り寄せてくれる宍道湖の大和しじみ。

ふっくらした大ぶりな大和しじみを、毎年惜し気もなく全て紹興酒漬けにしてしまうのが我が家の恒例、そう、『春を待ち侘ぶしじみ祭り』なのです。

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60℃のお湯にさっとくぐらせ、ほんの少し、ほんの2ミリ程度口を開けたシジミを紹興酒ベースの合わせ調味料に漬け込みます。

紹興酒をたっぷり使った合わせ調味料は紹興酒の存在感が顕著です。
加熱して紹興酒のアルコールをとばしておりません上、しじみはほぼ生といっても良い状態。

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なので食べる相手を選ぶであろう我が家の紹興酒漬け、ですが主人も私もこれが大好き。
ほんの少し残った紹興酒をお燗にし、そしてそれがなくなったら日本酒をお燗にし、2022年も春のしじみ祭りは厳かに開催されたのです。





しじみの紹興酒漬け、詳しい手順は昔の日記にて ☆彡

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まだ半分ほど残っておりますもの。
今宵の日本酒でも楽しめそうです。

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そして、昨日のシメは炒飯でした。
もちろん、しじみの紹興酒漬けの漬け汁を使っての炒飯ですよ。

そう、思えば私、結婚してから炒飯を作ったのって初めてなのではないかしら。

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春のしじみ祭りから一夜明けた本日月曜日。
いつもならば、しじみの紹興酒漬けで炊き込みご飯を炊き、その年のしじみ祭りは終幕となります。
ですがこれも加齢でしょうか、まだ半分ほどしじみが残っておりますので、これで炊き込みご飯という訳には参りません。

千枚漬けを使った押し寿司を拵えました。

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紅芯大根やあやめ蕪、赤い大根らを漬け込んだ愛らしい色合いの千枚漬け。
以前失敗した教訓を活かし、今日はまずまずの出来なのではないかしら。

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そして昨日、ちょっと多めに揚げたアジフライをご飯の間に忍ばせてみました。
さっぱりとした酢飯、そして千枚漬けに、意外と合うアジフライとこってりソース、そして大葉。
上に散らした千枚漬けを前回より小さくしたのも、食べやすさにつながって更に一歩前進といったところです。

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そうは言っても『しじみの紹興酒漬け』がご飯に潜んでおります。
夫婦だからこそ可能な荒業、しじみの殻をお米と合わせて一緒に炊き込んでしまいます。

だしパックには実だけをツルンッとはぎとられたしじみの殻。
炊き上がったご飯からは、ふわりと紹興酒漬けの香りが漂います。

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押し型にラップを敷き込み、半分〜1/4にカットした千枚漬けを並べましょう。

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調理済みアジフライは日本酒をさっと吹きかけてオーブントースターで温め、熱々のうちに濃い口ソースをたっぷり回しかけておきます。

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千枚漬けがずれないようそっと酢飯を敷き詰めたら、ソースの面を下にしてアジフライを並べます。
大葉でご飯を断ち切らないよう、アジフライをふわりと巻くように並べたら、上にも酢飯。

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ラップで包んで程よく押さえ込みましょう。

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具と酢飯がなじんだら、ラップごと切り分けます。

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そっとラップを取り除いて出来上がり。

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前回は大崩壊してしまった主人の分も、今日の出来は上々。

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昨日、どうにもこうにもこじ開けられなかった頑固なしじみが2個。
それもご飯と一緒に炊き込んでしまいました。
圧力鍋の中でめでたくお口を開け、朝食のご飯の中に。

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昨日、畑の帰りに寄ったマックスバリュでまたもや綺麗なイワシを見かけました。
早速昨日のうちにお料理。
先週煮たイワシのお酢煮、一尾分残っていたところに追加しただけですが。
お酒と千切り生姜を足し、新たにイワシを加えて煮ること10分そこそこ。

イワシを足し、煮汁や梅干しやらをつぎ足しして、日付を見ると初日は1月の9日なようです、このイワシのお酢煮。

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明日ことはしじみの炊き込みご飯でしょうか。
先週から温め直しては冷ましして、煮汁を十二分に含んだイワシのお酢煮が抜群に美味しくなっておりました。

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新たに加わった新入りのイワシも、今週末頃には食べ頃を迎えることでしょう。





明日からは2月。
2022年のしじみ祭りも後半です。



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2022年01月28日

お砂糖控えめ、ドライフルーツたっぷり、ハイカカオなブラウニー

お風呂上りに一話だけ、洗濯機が回っている時間に『デスパレートな妻たち』を見て、残り10分ほどという時に洗濯機に呼ばれ、主人とわらわらと洗濯物を干して、ドラマの残りを見て、9時前には消灯、これが我が家の夜の流れ。

これは酷いと思いつつ憎めない彼女たち。
そしてドラマの中でしばしば登場する、アメリカンなスイーツたちも気になります。
ブリーちゃんが焼くバスケットいっぱいの大きなマフィン、そしてアメリカと言えばブラウニー。
ドラマのせいか最近食べたくて仕方がなかったブラウニー、今日のお昼用に焼いてみましたよ。

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材料をどんどん加えては混ぜ、焼くだけ焼きっぱなし、簡単な手順なのに意外と個人差のあるブラウニー。
と言うことは、これを入れちゃダメ、これは入れなきゃダメ、そんな定義は無視してよしと言うことよね。

加えるお砂糖をぐっと控えめにして、チョコレートはイオンさんが届けてくれるハイカカオチョコレート。
ヨーグルトも入れてしまいましょうか。
お砂糖ついでに薄力粉も控えめにして、代わりにアーモンドプードル。
もちろん薄力粉は全粒粉。
胡桃はやっぱり欲しいけれど、甘さを補うドライフルーツもたっぷり生地に混ぜ込みましょうか。
ドライフィグはひと晩ブランデーに浸して風味付けを、と。
そうそう、ほろ苦いハイカカオチョコレートだもの、少し残ったほろ苦い手作りの柚子ジャムを入れても平気よね。

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こうして焼き上がったブラウニーはしっとり濃厚。

もう少し水分を足しても良かったかしら、とも思いましたが、お砂糖を控えたはずの甘さは十分です。
また、ふと思い出した時に焼くとしましょう、気分次第のブラウニー。

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◆材料(野田琺瑯のレクタングル深型 Lサイズにひとつ分です)
  • 無塩タイプの発酵バター 60g
  • チョコレート(イオンさんのオーガニック&フェアトレード ダークチョコレート使用) 1枚(85g)

  • 卵 2個
  • てんさい糖 20g

  • 手作りの豆乳ヨーグルト 60g

  • 全粒粉薄力粉 20g
  • アーモンドプードル 20g
  • 無糖ココアパウダー 30g
  • シナモンパウダー 2g
  • ベーキングパウダー 2g

  • ブランデー 20g
  • ドライフィグ(さいの目に切り、ひと晩ブランデーに浸しておきます) 4個(70g)

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  • 胡桃(ざっくり砕き、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます) 40g
  • レーズン 30g
  • 手作りの微糖柚子ジャム 40g

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◆作り方

  1. チョコレートとバターを合わせて湯せんにかけ、溶かしておきましょう。

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  2. 卵とてんさい糖を合わせ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    豆乳ヨーグルトも加えて混ぜ合わせましょう。

    全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・ココアパウダー・ベーキングパウダー・シナモンパウダーを合わせて2のボールにふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。

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  3. 1のボールと2のボールを合わせます。

    チョコレートとバターをよく混ぜ合わせたところに、2のボールを少しずつ加えて混ぜ込みます。
    最後にチョコレートのボールに戻し入れてしっかり混ぜ込みましょう。

    ブランデーに浸したフィグをブランデーごと加え、ローストした胡桃、レーズン、手作り柚子ジャムも加えて混ぜ込みます。

    オーブンシートを敷いた容器に流し入れて表面をならし、更に底を打ちつけて空気抜きをしたら200℃に予熱したオーブンへ。

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  4. 設定温度を170℃にして、じっくり焼くこと25分。
    焼き上がったら容器に入れたまま冷まし、そっと容器から出して切り分けます。

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    主人も同じことを思ったようですよ。
    『コーヒー飲みたい』って。

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少量とは言え小麦粉を使ったブラウニーは主食、そう私は割り切っております。
ですがやっぱりデザートな存在。
なので、合おうが合おまいが具沢山スープを添えます。

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具沢山スープと言えば聞こえは良いのですが、在庫野菜一掃スープです。
干し貝柱に干しシイタケ、手作りの蒸し干し紅芯大根、たまねぎ、キャベツ、白菜、蒸し大豆を合わせてぐつぐつ煮たら、トマト缶を少々。

これだけ具沢山だと、基本の味付けはお塩だけで十分。
隠し味のオイスターソースとナンプラーは必須アイテムですけどね。

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今日のブラウニー、週末は主人が淹れてくれたコーヒーの脇に添えると致しましょう。

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金曜日の朝食は、伊勢うどんの釜玉風とイオンブランドのイワシの生姜煮。
これが我が家のお約束。

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ですが最近の悩み。

大抵いつでも好きな時に注文出来た大徳食品の伊勢うどん、ひとり分でタレは別、主人も私もこれが大変気に入っていたのですが、突如取り扱い中止となりました。

頼みの綱だった2食入りタレ付きの同社の伊勢うどんも、どうやら取り扱い中止になりそう。
実際に品切れが続いておりますから、おそらくそうなるのでしょう。

主人が取り寄せてくれた伊勢うどん10個・・・これ、あまり好きじゃない。
という訳で、我が家の伊勢うどん事情はひっ迫しております。





・・・たった今主人から宣告されました。
今の買い置きがなくなったら、しばらく伊勢うどんとは距離をおくとのこと。
これも時の流れですね。


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posted by しんさん at 14:05 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月27日

コロコロ不安定な全粒粉バターロール〜グラノーラと干し芋と胡桃ver.

木曜日ですので、今週も手作り豆乳ヨーグルトのホエーを使ってパンを焼きました。
前日の夕方に生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵させ、木曜の朝に焼くいつものオーバーナイト発酵全粒粉パン。

最近凝っております全粒粉バターロール、今週はスキムミルク多めでチャレンジです。

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もはや『バターロール』という定義をすっかりすっ飛ばしてしまった佇まい。

そもそもが豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーを有効利用するため週間ルーティンと致しましたパン作りですから、いつも使用する全粒粉強力粉は100g前後。
小ぶりな上、グラノーラやら胡桃やら干し芋やらを欲張って多めに巻き込もうとするものだから、まぁ危なっかしい、まぁ不安定。

4つのうちひとつは、側面が完全に上を向いた状態で焼き上がってしまったものですから、まるでシナモンロールのような佇まいです。

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『バターロール』と言うのだから普通に焼けば良いものを、そこは技量不足を隠す技。

少量残って手作りの干し芋やら、胡桃やら、ほんのり蜂蜜味がお気に入りのグラノーラやら、全粒粉生地でたっぷり巻くものだから、その出来上がりはずんぐりむっくりコロコロ不安定なお姿。

でも、そこがまた愛らしくもある手前味噌。

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ひと晩野菜室で発酵させた生地が、焼く前から何故だかふわりと良い香り。
そして焼き上がってみると、更にそれを上回る魅惑的な甘い香りに和むのです。

干し芋とグラノーラの穏やかな甘み、胡桃の食感が楽しいずんぐりむっくりな全粒粉バターロール。
週末が待ち遠しい本日木曜日のお昼ご飯ですよ。

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◆材料(小ぶりな自称バターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 90g
  • 全粒粉薄力粉 10g
  • スキムミルク 20g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 80g

  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g



    ◆フィリングその他

  • 干し芋・胡桃・グラノーラ 各適量
  • 水溶き卵黄 適量

    ※グラノーラはカスカディアンファームのオーガニックグラノーラ?オーツアンドハニーを使いました
     



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませてしまいます。

    全粒粉強力粉・全粒粉薄力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したホエーの粉類の半量を加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。
    更にお塩・溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
    残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねましょう。
    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めてヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促します。

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    ヨーグルトメーカーから出した生地を再度軽く揉み、形を整え同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  2. 今朝のスタートはここから。
    ひと晩を野菜室で過ごした生地を冷蔵庫から出し、室温に戻しておきましょう。

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    室温に戻した生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、4等分して丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイムを設けます。

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  3. ベンチタイムの間に、胡桃を粗く砕いて予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    さいの目に切った干し芋・グラノーラと合わせておきましょう。

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  4. ベンチタイムが終了したら成形へと参りましょう。

    ガス抜きを兼ねながら、そっと生地を楕円にのばします。
    2等辺三角形を作るイメージで両端を折り込み、底辺の部分も折り込みます。
    これを更に半分に折ったら、長い長いしずく型を作るイメージで両手で転がしながらのばしましょう。

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  5. めん棒(私はすりこ木を使っております)で生地をそっと平らにのばします。
    フィリングを散らし、幅のひろい側に置いた干し芋をしっかり巻いて芯にしたら、後はふわりと巻いて綴じ目をしっかりと指でつまんで閉じましょう。

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    巻き終わりを下にし、座りが良いよう少し押し付けるようなイメージで天板に並べます。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. 刷毛で水溶き卵黄をそっとぬります。
    生地に巻けずに残ってしまったグラノーラその他も、無駄なく卵黄をぬった上に散らしましょう。

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    220℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12分。
    案の定ひっくり返りましたね。

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    それでも憎めない手作りのパン。
    ほんのり甘い美味しい全粒粉バターロール、香りが抜群に良いのです。

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パンを焼く木曜日。
毎回悩ましいのが、艶出しに使った卵黄の残りをどうするか、です。

今週はスープに使いました。
ちょうど残っておりましたおからパウダー(この日のおから蒸しパンの残りですね ☆彡)と残った卵を合わせてお団子に。
白菜をたっぷり使ったスープのアクセント、おからとひじきのお団子を浮かべます。

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  1. 残った卵に、乾燥ひじき・おからパウダー・ベジミートそぼろ(☆彡)・蕎麦の実等を合わせてお団子にします。

  2. お水・干し貝柱・おろし生姜・白菜・マイタケ等をお鍋に合わせて加熱しておきます。

    ついでに、おつまみで楽しんでおりましたエルブ・ド・プロヴァンス風味のかぼちゃの種もここに。
    程よい塩味を添えてくれます。

    白菜が十分やわらかくなったところに、水溶き葛粉を加えてとろみを添えます。
    お団子を加えてひと煮たち、スープジャーに盛って刻みネギとひねり胡麻を添えて出来上がり。

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小ぶりなのに絶大な干し貝柱の存在感。
温かなスープにホッとする寒さですが、まだまだスープを楽しみたいのでもうしばらく寒さが続いてほしいとも思う昨今。

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今朝の主食は冷凍うどんを半分こ。
すき焼きうどんに、こんがり焼いたお餅と温泉卵を添えました。

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昨年末、お中元で頂いた冷凍うどん。




お正月中に食べようね。
そう主人と話していたのですが、お節料理に飽きた頃にはそれお好み焼きだ、それ焼きそばだと、他のジャンクフードに先を越されて後回し。
冷凍庫を空けてくれないと金太郎イワシが買えない、そんな主人からの苦情に押され、とうとう朝食に登場することと相成りました。


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16センチのストウブにぴったりと収まる冷凍うどん。
なんだか楽しい。

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今日は甲状腺エコーの検査の日です。
もう少ししたら出かけましょう。
今日は上の階がリフォームの工事中、賑やかです。


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posted by しんさん at 14:16 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月26日

野菜の押し寿司〜カラフル千枚漬け編

頂いた色も形も多種多様な大根、畑で収穫した紅芯大根。
我が家の冷蔵庫にはカラフルな大根で漬けた千枚漬けが並んでおります。
それらを使って、今朝は野菜だけの押し寿司を作ってみましたよ。

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最近ちょっと小麦粉使用のお昼ご飯が多いかな、ふとそう思いました。

週にいちど、特に月曜のお昼はご飯を使った主食をルーティーンにはしておりますが、小麦粉使用の主食は油やお砂糖を加えがち。
その楽しさからつい小麦粉を使ったお料理に走ってしまうのですが、折角ですもの、ご飯もしっかり食べましょうとにわかに思い立った今朝の押し寿司。

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圧力鍋で炊いたご飯で酢飯を用意し、既に漬け込んであるカラフルな千枚漬けを押し型に並べただけの野菜の押し寿司。
こんなカラフルな愛らしい色合いに仕上がるのなら、もっと多くの色合いの千枚漬けがあるうちに楽しんでおくべきでした。
これは楽しい。

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常備菜を並べるだけなので本当に簡単ではありますが、型から出して切り分けるのに技術を要することをすっかり忘れておりました。
ですがこの色合い、是非技術をみがいて我が家の定番料理にしたいものです。

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本当に簡単です。
・・・切り分ける工程を除けば、のお話ですが。

  1. ご飯を炊いて酢飯にします。
    お気に入りの寿司酢の配合です ☆彡

  2. ベジミートを熱湯に10分ほど浸してから、キッチンペーパーを敷いたザルにとって水を切ります。
    お酒・お醤油・みりんと合わせて炒りつけ、しっとりとしたベジミートそぼろに仕上げましょう。

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  3. 押し型にラップを敷き込み、千枚漬けと柚子ジャムを並べます。

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    次にアボカドの緑の部分を下に並べます。

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    並べた具がずれないようそっと酢飯を重ねて均しましょう。
    ベジミートそぼろを上に散らします。

    この時、ベジミートそぼろを端ぎりぎりまで散らしてしまうと、切り分ける際にご飯が切断されてしまいます。
    端に余裕を残して。

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    最後にご飯を重ねてラップで覆い、押し型で程よく押さえ込みます。

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    しばらくおいて具がなじんだら押し型を上下返しましょう。

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    ふふふ、この色合い。
    彩りに、冷凍してあったバタフライピーを添えました。

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    そして切り分けます。
    ラップごと切り分けること、そして意外と包丁よりパンナイフを使うこと、今のところ私が言えるのはこの程度でしょうか。






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主人の押し寿司は相当ダメージが強く、誤魔化すのに苦労致しました。

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昨日のおから蒸しパンサンド(☆彡)のフィリング、ひよこ豆のベジバーグをリメイクしたロールキャベツ。
蒸し干しにした紅芯大根のはりはり漬け。
同じく紅芯大根の葉っぱを使った煮びたし。





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圧力鍋で炊いたご飯は、何故だか艶々に炊き上がります。

今朝のイワシは、先週煮たイワシのお酢煮の煮汁に新たなイワシを足して煮たもの。
今、イワシの旬なのでしょうか。
畑の帰りに店頭を覗くと、ちょうど良いサイズでお買い得価格のイワシが並んでおります。

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そうは言っても明日は木曜日。
舌の根の乾かぬ内から、明日焼くであろうパンのことを考えております。



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posted by しんさん at 14:15 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月25日

おから蒸しパンサンドウィッチ〜ひよこ豆のハンバーグ編

今日のお昼はサンドウィッチにしました。

すっかり我が家の定番となりました、オーブンでゆっくりと湯せん焼きするおから蒸しパン。
フィリングは、とろり濃厚なお気楽赤ワインソースをたっぷり絡めたハンバーグをゴロンとふたつ。
塩麴でやわらかな塩味を添えたキャベツもたっぷり。

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月にいちどのお客さまを訪ねた帰り、主人がいつも立ち寄るお豆腐屋さんがあります。

冷凍庫の空き具合を見て、その時いっしょにおからも買ってきてもらいます。
お豆腐屋さんのおからを100gずつに小分けして冷凍しておき、作りたい時に焼くおから蒸しパン。
意外とアレンジも豊富で、今日は極少量残っておりました、粉砕したペコリーノロマーノを加えたほんのりチーズ風味。

・・・多分主人は気づいていない程度のチーズ味ですけどね。

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今週末のお昼にカレーを拵えようと、お水に浸しておいたひよこ豆がありました。
ですがふと、今週はチキンソテーが食べたくなって主人もそれにあっさり賛同。

出来れば毎週カレーを作って欲しい。
そんな主人の気持ちは嬉しいけれど、それもね、なかなかね、叶う願いと叶わない願いがあること分かってほしいのです。

なので、戻したひよこ豆はハンバーグとなりました。
お肉を使用しないかわり、週末のチキンソテーの副産物、鶏油をこっそりひよこ豆生地に忍ばせて。
赤ワインとお好み焼きソースを使ったお気楽赤ワインソースをたっぷり絡めてボリューム満点のフィリングに。

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・・・そうそう、お正月用にと用意した『お好み焼きセット』もそろそろお片付けしなくては。

色々なお片付けの一環が寄せ集まった本日のお昼ご飯、ひよこ豆ハンバーグのおから蒸しパンサンドウィッチ。
無理強いしてハンバーグに落ち着いたひよこ豆ではありますが、鶏油のおかげか大変美味しいベジサンドと相成りました。

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◆チーズ入りおから蒸しパンの材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)

  • おからパウダー 16g(生おから100gで30g程度のおからパウダーが出来ます)
  • ペコリーノロマーノ(ミルで粉砕して) 9g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g

  • 卵 2個
  • オリーブオイル 10g
  • オーツミルク 80g




    ◆ひよこ豆ハンバーグの材料

  • ひよこ豆(しっかり吸水させたもの) 
  • 高野豆腐
  • ひじき
  • オートミール
  • たまねぎ
  • 鶏油(鶏もも肉をソテーした時にでた脂です)
  • フルールドセル


  • 赤ワイン
  • お好み焼きソース
  • オイスターソース
  • 顆粒のコンソメパウダー
  • おろしにんにく
  • ガラムマサラ
  • シナモン
  • フルールドセル




◆作り方

  1. 前日のうちに生おからをオーブンで乾燥させます。

    凍ったままのおからをオーブンシートを敷いた天板の上にのせ、予熱なしの130℃で1時間35分。
    途中でフォーク等を使ってざっくりほぐし、オーブンが切れたら翌朝までそのままオーブン庫内に放ったらかし。

    完全に冷めてカラカラになったおからをミルで粉砕し、ザルでふるっておからパウダーの出来上がり。
    計量し、ペコリーノロマーノ・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダーと一緒にザルに合わせておきます。

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  2. 卵とオリーブオイルを合わせて泡だて器で混ぜます。
    オーツミルクを少しずつ加えて泡だて器でませましょう。
    今日はオーツミルクですが、アーモンドミルクでも豆乳でも、試してはおりませんが牛乳でも大丈夫かと。

    合わせておいたおからパウダーその他をザルでふるって加え、泡だて器で混ぜ合わせて準備完了。
    オーブンシートを敷いた琺瑯容器に流し入れて生地をならしたら、220℃に予熱したオーブン庫内へ。

    天板にお湯を張りって200℃で30分間ゆっくりと蒸し焼きにし、そのままオーブン庫内で粗熱をとります。

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  3. おから蒸しパンはオーブンにお任せし、フィリングのひよこ豆バーグへと参りましょう。

    しっかり吸水させたひよこ豆の水を切り、ミルで粗く粉砕します。
    続いてざく切りにした高野豆腐もミルで粉砕し、合わせておきます。

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  4. フライパンに粗みじんにした玉ねぎ・鶏油を合わせ、ゆっくりと炒め合わせましょう。
    3のボールに加え、乾燥した状態のひじき・オートミール・卵・お塩等を合わせ、しっとりするまでしっかりと捏ねましょう。

    形を整え、極薄く油をひいたフライパンに並べ入れて、先ずは片面を中火でしっかりと焼きかためたら火を弱め、蓋をしてじっくりもう片面も焼きましょう。

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  5. 両面に焼き色をつけたひよこ豆バーグを一旦取り出します。
    赤ワインその他を加え、とろりとするまで軽く煮詰めたらひよこ豆バーグを戻し入れましょう。
    全体にソースをしっかり絡めて火を止めます。

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  6. 千切りキャベツに少量の塩麴を合わせてなじませ、しばらくおいて水気をしぼります。

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  7. 厚さを半分に切ったおから蒸しパンの表面に、マヨネーズとディジョンマスタードを満遍なくぬりましょう。

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    キャベツをたっぷりのせてひよこ豆バーグを並べます。

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    おから蒸しパンでサンドしたら、2枚繋げたワックスペーパーできっちりと包みます。

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    ワックスペーパーごと半分に切って出来上がり。

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意外と手順が多岐にわたったので、今日のお菜は簡単に済ませましょう。
アロエドリンクとアガーを合わせたゼリーに、柚子のジャムとレモンのシロップ煮を添えたあっさりゼリー。

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  1. 予め柚子のジャムを容器に入れておきます。

  2. お水 120gとハーバライフ製のアロエドリンク 30gをお鍋に合わせ、しっかり混ぜたところにアガーを小さじ1/2ふり入れてよく混ぜます。
    アガーをしっかり溶かしたところで火にかけ、沸騰直前まで温めそっと容器に流し入れましょう。
  3. 表面に浮いた泡を取り除き、レモンのシロップ煮を添えます。
    後は室温に置いておけばフルッとかたまりますよ。





こってり赤ワインソースのサンドウィッチにぴったり。
柚子とレモンがほろ苦いあっさりゼリー。
おから蒸しパンはしっかりお腹がふくれますから、この組み合わせがベストかと。

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今朝の主食は、ミルをフル稼動させた山芋とろろをお蕎麦にのせて。
お魚はしめ鯖とアボカド・スライス玉ねぎの組み合わせ、火曜日の定番です。

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どう使おうかと思っておりました鶏油がすっきり片付き、只今達成感に満ち満ちております。
まだまだお片付けすべき食材は山盛りですが、まぁ明日また頑張りましょう。

今日はお酒を控え、プロテインで軽く夕食を済ます火曜日です。
明日の朝食が普段以上に楽しみな火曜の夜。
そろそろシーツの乾燥が終了した頃合いでしょうか。



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posted by しんさん at 14:24 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする