2021年12月28日

クッキーみたい〜全粒粉とてんさい糖のさっくりマドレーヌ

2021年のお弁当作りも昨日で最後。
昨晩は、1年間のお弁当作りの労をねぎらい主人が買ってきてくれた『ひらまさのかま焼き』で乾杯。
主人はお刺身、私はかま焼き、私の一応の仕事納めでありました。

そして今日は主人の仕事納めです。
お弁当は要らないよ、とのことで朝からマドレーヌなど焼いてみましたよ。

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お正月の間にちょっと摘まむ焼き菓子は重宝するもの。

イオンネットスーパーにも色々と有名洋菓子屋さんのお楽しみ袋が陳列されてはおりましたが、どれもこれも素晴らしいのだけれどどうも決め手にかけるとあれこれ悩んでいるうちに、予約期間が終了してしまいました。
ならばと焼いた久しぶりのマドレーヌ。

いつもならばつい量を控えてしまうお砂糖もバターも、教科書通りお砂糖・バター・小麦粉を同量ずつ(小麦粉にはアーモンドプードルを足して、ですが)しっかり使用したマドレーヌです。

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基本は『nonnoお菓子百科』記載のマドレーヌレシピ。
但し小麦粉は全粒粉、お砂糖はてんさい糖、そこばっかりは譲れませんし、そもそも我が家にはそれしかありません。

そしてマドレーヌパンに収まらなかった生地で焼くおまけも忘れずに。

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発酵バターをしっかり使用した全粒粉のマドレーヌ。
マドレーヌの証とも言える『オヘソ』は顕著ではありませんが、まぁ全粒粉だからと言い訳してさらりスルー。

レモンの風味が心地よい、表面はまるでクッキーのようなさっくりとしたマドレーヌが焼き上がりましたよ。







◆材料(松永製作所のマドレーヌパンに2枚+おまけの9号カップに3つ分)

  • 全粒粉薄力粉 90g
  • アーモンドプードル 20g
  • ベーキングパウダー 3g

  • 無塩タイプの発酵バター 110g

  • 卵 2個
  • てんさい糖 110g

  • レモンの表皮 1/2個分
  • ブランデー 小さじ1
  • バニラビーンズペースト 適量


  • 型にぬる溶かしバターと強力粉 各適量




◆作り方

  1. 〜下準備〜

    バターは50〜60℃程度の湯せんにかけて溶かし、使用するまで保温しておきます。
    粉類は合わせてふるいます。
    卵は室温に戻しておきましょう。

    型に溶かしバターをぬり、茶こしを通して強力粉をふり余分な粉ははたいておきます。
    使用するまで冷蔵庫へ。

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  2. 室温に戻しておいた卵をボールに割り入れ、泡だて器でしっかりと溶きほぐしておきます。
    ここにお砂糖を一気に加え、白っぽくふんわりするまで撹拌しましょう。

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  3. レモンの表皮をすりおろして加え、ブランデーとバニラビーンズペーストも加えて混ぜ込みます。
    ふるった粉類も加え、練らないようスパチュラで混ぜ込みましょう。

    最後に温めておいた溶かしバターをスパチュラに沿うように加えたら、底からすくうように混ぜ込みます。
    用意しておいた型に7〜8分目程度に流し入れ、空気抜きをして200℃に予熱したオーブンへ。
    生地を型に流し入れる時は、絞り出し袋に入れるひと手間を是非推奨いたします。

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  4. 設定温度 170℃で焼くこと18〜20分。
    うっとりするような良い香り。

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    松永製作所のマドレーヌ型は型離れが良いことが何より魅力的。
    裏返すだけでコロコロとこぼれ落ちます。

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お弁当は昨日で終わりと言ったのに・・・
ひらまさのかま焼きで労をねぎらってくれたのに・・・

本当はもう一日、今日までお弁当があると助かる。
主人は今朝までその一言を言えずにいたようです。
アタシ、そんなに怖い?

あり合わせのスープで、今度こそ2021年最後のお弁当にまとめましょう。
最近気に入っております、お餅入りのスープをトマトベースで。

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  1. 圧力鍋で蕪と人参をオリーブオイルで炒めたら、トマト缶を加えます。
    蒸し大豆(市販品)と冷凍蓮根、少量のスープストックも加え、加圧すること1分強。

    その間に小ぶりに切ったお餅をほんの軽く、表面だけが少し膨らむ程度にオーブントースターで焼いておきます。

  2. お塩、オイスターソース、少量のナンプラー等で味を整え、予め熱湯を注いで温めておいたスープジャーに注ぎましょう。
    お餅を散らし、すりおろしたペコリーノロマーノと青菜を散らして出来上がり。

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少々予定変更もありましたが、うまい具合に着地出来ました。
これが今年最後のお弁当、今度こそ最後、おまけのマドレーヌがあって助かりました。

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そして本来の目的でしたもの、焼いたシェル型マドレーヌは全てお正月用に冷凍保存。
・・・は、もちろん主人に阻止されました。

どうしても今日食べたいのですって、コーヒーと一緒に。
ほんの一部は冷凍せずにおきましょう。

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明日から主人もお休みに突入致します。
が、出来るだけいつものリズムは崩したくないもの。
プロテインの朝食が長期にわたるのは、何より私が耐えられない。

今朝の主食はおろし蕎麦の予定でしたが、急きょお弁当を拵えることになりあっさり変更。
冷凍してあった山芋を使ったお座なりとろろ蕎麦となりました。

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畑の紅芯大根がそろそろひび割れてきました。
収穫をはやめた方が良さそうです。

試しに拵えてみた紅芯大根のべったら漬け風。
塩麴に蜂蜜や柚子ジャムを足して漬け込みました。
まだまだ改善が必要な味ですが、目の付け所はまずまずなのではないかしら。

そろそろ2021年のお仕事を納めた主人が帰宅します。
今日はお酒を控える火曜日のハズですが、さて、どうなるのでしょうか。


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posted by しんさん at 14:32 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする