過酷な週末を乗り越えました。
始まりは金曜日。
午前の枠を確保した特定健診を控え、本人である私は当然朝食抜き。
空腹を慰めながらお弁当だけはいつも通り準備はしたものの、主人にもお付き合いを強要し朝食はうんと軽め。
たっぷりの朝食が平日の日常の我が家にとって、これは相当な違和感です。
そして翌日は主人の胃カメラ、しかも夕方の4時から。
線虫がん検査で陽性とでた主人が一刻も早くと縋った結果、ほぼ1日、何も食べられないという状態を自ら作り出してしまったという訳。
幸い胃カメラの結果も、数日前に自費で受けたペットの結果も、双方異常なしと言う結果。
これで何かあったらそれは運とばかり、今年も穏やかな年末を迎えられそうです。
さて。
年末を間近に、2021年のお弁当納めと相成りました。
今年最後のお弁当は、なんの変哲もない太巻き寿司です。

数日前、お手製の全粒粉バターロールサンド(☆彡)のフィリングにしたホウレン草オムレツが残っていたのをすっかり忘れておりました。
頂いた『なばな』のお浸し、そして軽く味をからめたアボカドと合わせて太巻き寿司に。

脇から飛び出したアボカドはいつものご愛敬。
ほんのり香る柚子は、アボカドに絡めた柚子ジャムから。
柚子胡椒のために表皮だけを使用した柚子の副産物です。

ご飯はいつもよりちょっとかために炊き上げて酢飯に。
圧力鍋なら加圧3分、今朝も圧力鍋に今朝も助けてもらいました。
圧力鍋なら加圧3分、今朝も圧力鍋に今朝も助けてもらいました。
アボカドはくし形に切り、お手製の柚子ジャム、白味噌、少量の白だし醤油、たっぷりのひねり胡麻で和えておきます。
お行儀よく具を並べたら、迷いなく一気に巻いて仕上げましょう。
包丁で等分して出来上がり。
もちろん、主人の分はちょっと多めですよ。

お行儀よく具を並べたら、迷いなく一気に巻いて仕上げましょう。
![]() | ![]() |
![]() |
包丁で等分して出来上がり。
もちろん、主人の分はちょっと多めですよ。


空腹と胃カメラによる体調不良からすっかり脱した週末日曜日。
元気を取り戻した主人と一緒に、いつも通り畑に行って参りました。
ホウレン草がひろがってしまう理由も師から教わり、茎もふとくなったホウレン草を収穫し、凍てつく畑からは早々に引き上げ久しぶりのワイン。
日常の素晴らしさを感じた日曜日でした。

収穫したホウレン草は、いつもより量が控えめでしたので白和えに。
横着してミルを使用することが多かったのですが、ふと最後のお弁当くらいはと昔ながらのすり鉢で。
ちょっと粗めの白和えとなりました。
畑のホウレン草は赤い軸部分が美味しいのです。
面取りした大根や人参はそぼろ煮に。
もちろん大豆ミートですけどね。
さっと下茹でした蕪の葉っぱを保存容器に並べておき、熱々のそぼろ餡を野菜と一緒に回しかけます。
畑のホウレン草は赤い軸部分が美味しいのです。
面取りした大根や人参はそぼろ煮に。
もちろん大豆ミートですけどね。
さっと下茹でした蕪の葉っぱを保存容器に並べておき、熱々のそぼろ餡を野菜と一緒に回しかけます。
![]() | ![]() |
少々ごちゃごちゃとした太巻き寿司のお弁当。
主人からは労いのメッセージが届きました。


今回の夕方開始の胃カメラ。
主人にとっては初めての胃カメラだったのですが、何より苦痛だったのは空腹感だったようですよ。
当日、コートの胸ポケットにこっそり忍ばせておいた飴とチョコレートが心にしみた、と主人。
やはり我が家の朝食はこうでなくっちゃね。
主食は鰻茶漬け。
お魚は銀鱈の西京漬け、今日の焼きは上々です。
そしてお椀までずっしり重い具沢山なお味噌汁。

週末、胃カメラを終えてヘロヘロで帰宅した主人。
前日、いえ、当日ぎりぎりまで『帰りはバスを使う』そう言い張っていた主人はどこへやら。
タクシーで、しかもタクシーの中で飴をお口に含みながらのご帰宅でした。
帰宅した主人をお迎えしたのは、毎朝食べる具沢山のお味噌汁。
先ずはあまいものが食べたかろうと、行きの途中で寄った老舗和菓子屋さんの銀杏餅、小さな柿のお菓子“牧谿”
目を閉じ、しみじみとお味噌汁を味わう主人を見て私も安堵致しました。
・・・で、ここで止めておけば良いものを。
やんわりと停止するのも聞かず、嬉しそうに釜玉うどんをお口いっぱいに頬張った主人。
やんわりと停止するのも聞かず、嬉しそうに釜玉うどんをお口いっぱいに頬張った主人。
その数分後に訴えた体調不良。
おバカさんですか。
翌日にはすっかり回復し、いつもの食欲を謳歌しておりました。
そんな主人は、先ほど『シマアジのお刺身』とお刺身を食べないわたし用にと『ヒラマサのかま焼き』を手に雪のなか帰宅いたしました。
今宵は雪見酒ですね。
