2021年12月23日

ちょこっと蕎麦の実入り・全粒粉バターロール〜ほうれん草オムレツサンド

木曜日なのでパンを焼きました。

毎朝の自家製豆乳ヨーグルトのホエーが程よく溜まる頃合いが水曜日。
水曜の夕方に生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促す全粒粉パンが私の木曜日のルーティーン。
最近、ちょっとその奥深さに目覚めてしまったのがバターロール。

今日のお昼は、焼き立ての全粒粉バターロールで拵えるオムレツサンドなどいかがでしょうか。

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見よう見まねのパン作りですので、器量はとても自慢できるものではありません。
つい在庫食材をあれやこれやと組み合わせたがるので、器量悪しにも拍車がかかります。

ですがどうでしょう。
初めてプレーンな全粒粉バターロールを焼いてみましたが、バターロールに見えなくないこともないのではないでしょうか。

そうそう、ちっっともプレーンなバターロールではありませんでした。
ついまたいつものクセで、少量ではありますが蕎麦の実など全粒粉生地に混ぜ込んでみましたもの。

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そして何より、今日のパンの自慢はそのフィリングです。

嬉しい冬野菜を沢山、本当に沢山頂きました。
ひとつひとつが巨大な、そして何より嬉しいのが畑から収穫してきたばかりの冬野菜を持たせてくださったこと。
その上綺麗に洗って、使いやすいようにまとめて下さって、赤目芋などすぐにお料理出来る状態にただただ感涙。

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白菜もキャベツもほうれん草も、葉っぱが凛としています。
菜花を下茹でした時の、パッと鮮やかな緑に代わるあの瞬間の高揚感。

この野菜たちの中から、サンドウィッチ用に選ばれたのはホウレン草。
バターロールの艶出しに使用した卵黄の残りの卵と合わせ、ベーコンも足して、ホウレン草たっぷりのオムレツをフィリングに致しました。

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しかもこのオムレツ、パンを焼くための予熱の間にオーブンに入れたら、パンの焼き上がりと同時に出来上がりな一石二鳥なラクチンオムレツ。
米麹とトマト缶で拵えた麹ケチャップをたっぷり合わせます。

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これからしばらく、毎木曜ロールパンでも良いかしら。
そう思ってしまうほど、生地作りから成形、その後の応用までが楽しい全粒粉ロールパン。

頂いたホウレン草のオムレツが、ちょっと焦げたロールパンを彩ってくれるのです。

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◆全粒粉ロールパンの材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 15g
  • 蕎麦の実 8g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 75g
  • アーモンドミルク 25g

  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g

  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・蕎麦の実・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    ホエーとアーモンドミルクを合わせたところに、粉類の半量を加えてしっかり混ぜます。
    ここにお塩と溶かしバターを順に加え、その都度しっかりかき混ぜましょう。

    残った粉類に1を加え、生地がひとつにまとまるまで軽くなじませます。

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  2. 形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたら、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。
    殆ど生地に変化はみられませんが、これで大丈夫。

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  3. 生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、形を整え包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸めてまとめ、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  5. 打ち粉の上で生地を転がし、細長い円錐状に整えます。
    更に薄く長く伸ばしますが、長いめん棒を使わずとも小さなすりこ木で十分。

    ひろい側から程よく巻き、巻き終わりを下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べましょう。
    ぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分の最終発酵を促します。

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  6. 気持ちよく膨らんだ生地にそっと水溶き卵黄をぬり、250℃に予熱したオーブンへ。

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    設定温度 220℃で10分間。
    フィリングのオムレツも同時に焼き上がりましたよ。

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  7. 少し巻き戻してフィリングのホウレン草オムレツ。

    艶出しに使用した卵の残りにもうひとつ卵を足し、少量のマヨネーズ・お塩を加えて混ぜておきます。
    ベーコン・粗みじん玉ねぎ・少量のオリーブオイル・エルブ・ド・プロヴァンスを合わせて炒め合わせたら、下茹でしてざく切りにしたホウレン草と一緒にとき卵に加えてざっくり混ぜます。

    オーブンシートを敷き込んだ容器(野田琺瑯レクタングルの浅型Sサイズを使用しました)に流し入れ、オーブンの予熱を開始した段階からオーブン庫内に。
    パン生地を入れ、そのままパンが焼き上がるまで焼いて出来上がり。

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  8. 双方がしっかり冷めたらサンドウィッチに仕上げます。
    先ずはパンを半分に切り、片面の断面にマヨネーズをぬりましょう。

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    4等分したオムレツを乗せ、上にはケチャップをたっぷり。

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    パンで挟んで出来上がり。

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オムレツに使ったベーコンが少量残りましたので、お菜のホットサラダに使いましょう。
カブや白ネギ、冬野菜たっぷりのサラダです。

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  1. 皮をむいていちょう切りにしたカブ、ぶつ切りにしたネギをオーブントースターでうっすら焼き色がつく程度に焼きます。
    ボールに移し、刻んだカブの葉っぱを散らしておきましょう。

  2. ベーコンと極少量のオリーブオイルをお鍋に合わせ、脂が出てくるまでじっくり焼いたらお醤油をチロリ、ジュッ。
    1の上に回しかけて和えます。

  3. アボカドとレモン汁を加え、ざっと和えれば出来上がり。

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木曜日のお魚は焼き鯖のハズですが・・・
今朝は金曜日のお魚でもある『トップバリュブランドのイワシの生姜煮』が並びました。
主食も金曜日の定番、釜玉風伊勢うどんです。

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明日はロマンティックなクリスマスイブ。
お出掛けするつもりはもともとありませんが、少なくともお家でワインくらい・・・のハズが。

明日のクリスマスイブは、私の特定健診により朝食抜き。
そして翌日のクリスマスは、主人の胃カメラにより朝食とお昼抜き、何より前日からお酒抜き。
明日の朝食抜きに備え、主人が楽しみにしております金曜メニューが本日木曜となったわけです。




・・・たまにはこんな荒療治も必要なのでしょうね、主人の食欲には。

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posted by しんさん at 14:34 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする