2021年12月09日

全粒粉あんバターロール〜ふわふわ・きな粉風味

木曜日なのでパンを焼きました。

毎朝食のレギュラーメンバーである自家製の豆乳ヨーグルト、その窪みに溜まるホエーが溜まり始める週の後半。
前日の夕方、そのホエーを使って全粒粉を捏ね、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵させて木曜の朝に焼く全粒粉パン。
今週の全粒粉パンはふわっふわなバターロールです。

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成形は相も変わらず大の苦手、不格好なパンが今週も並びます。
バターロールと呼ぶのも躊躇するほどの不器量ですが、ふわり漂うきな粉の香りに和みます。
そう、昨日のお昼に拵えた『切り餅大福 ☆彡』に使用したきな粉の残りを生地に混ぜ込みましたから。

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きな粉の効果とは思えませんが、かつてないほどフワフワな焼き上がり。
焼き立ては指の跡がついてしまうくらいのフワッフワマシュマロ肌。

ふわふわ全粒粉生地の隙間にこっそり忍ばせたのは、前日の大福にも使用した緑豆餡。
緑豆餡と発酵バターを全粒粉生地でくるりと巻いて焼いた『全粒粉あんバターロール』です。

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次回はもう少し器量を改善したい。
そう思いつつ、また来週はお片付けしたい食材が異なるのでしょう、そして暴走してしまうのでしょう。
一期一会のパン作り、それは主人も認めておりますものね。

そうそう、このパンを見た主人がひとこと。
『さかえパン』みたい、と。
実は私もそう思いました、生まれも育ちも岐阜市内のふたりならではの感想です。

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◆材料(さかえパンサイズのバターロール4つ分です)
  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 15g
  • きな粉 10g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトから出た水分です) 75g
  • オーツミルク 20g

  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんにかけて溶かしておきます) 10g



     ◆フィリング用

  • 緑豆餡 適用
  • 無塩タイプの発酵バター 適量


  • 仕上げの水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    ホエーとオーツミルクを合わせてよく混ぜておき、合わせた粉類の半量をここに加えてしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩と溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

    残った粉類のこのイースト液を加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    まとまった生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  2. ヨーグルトメーカーから生地を出し、ビニール袋に入れた状態で軽く捏ねてガス抜きをします。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。

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  3. 今朝のスタートはここからです。
    先ずは生地を野菜室から出し、室温に戻してあげましょう。

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  4. 室温に戻した生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、形を整えて包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  5. 生地を楕円に丸め、しずく型にのばします。
    横着して菜箸を使ったのが不器量な原因、次回はせめてすりこ木を使います。

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    緑豆餡・よく冷えた状態のバターを生地の広い側にのせ、餡を包み込むようにくるりと巻いて形を整えましょう。
    両端と巻き終わりをしっかりと指でつまんで閉じたら、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけてオーブンの発酵機能 40℃で40分間の最終発酵。

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  6. ふくらんだ生地の表面に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬりましょう。
    200℃に予熱したオーブン庫内に速やかに移し、設定温度を180℃にして12〜15分。

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    ・・・餡が流れ出してしまった子もチラホラ。
    それもやっぱりいつものご愛敬。

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    生地の段階できな粉の効果か良い香り。
    焼き立ては本当にフワンフワンですよ、美味しいの。

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ジャーサラダで熱々、具沢山スープを添えましょうか。
大根、人参、じゃが芋にカボチャ、要はいつもの在庫野菜のスープです。
更に体が温まるよう、葛粉でとろみを添えました。

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お庭に生ったから、そう頂いたレモンの端っこを刻んで加えてみました。

レモンの皮の苦みが顕著で、こりゃ失敗とも思いましたが、トッピングで加えたチーズやベジミートトマトソース、温泉卵のおかげでしょうか。
お昼に食べた頃には、レモンの皮の苦みも程よいアクセントと化しておりました。
主人もお気に召したようで、ホッ。





  1. にんにく、人参・エルブ ド プロヴァンスを圧力鍋に合わせ、オリーブオイルで炒め合わせます。

  2. スープストックを注いで大根も加え、刻んだレモンの皮も加えます。
    お塩をひとつまみ加え、加圧すること2分間。

  3. 更にじゃが芋やカボチャを時間差で加え、次は加圧1分弱。
    圧が抜けたらオイスターソースやナンプラー等で味を調え、お水で溶いた葛粉を加えてとろみを添えます。

    スープジャーに盛り、すりおろしたペコリーノロマーノ・ベジミートトマトソース(☆彡)・温泉卵をトッピング。

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そうね、次回は横着せずに、ちゃんと適切な道具を使って成形しましょう。

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今朝の主食は釜玉うどん。
パンの艶出しに使用した水溶き卵黄、残りの卵を有効利用するのにいちばん合理的なので。
その上、主人が大喜びですもの、これ以上ない連鎖です。

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お味噌汁の具に大根が加わるようになりました。
いくらお買い得価格であっても、そろそろイオンネットスーパーで茄子を買うのは控えようかと思います。

今日は木曜日。
パンを焼くのもそうですが、4時を過ぎたらイオンネットスーパーのお買い物を楽しむのも日課のひとつ。
小さな小さな鏡餅の品切れが補充されていると良いのだけれど。


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posted by しんさん at 14:20 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする