2021年12月02日

飴色たまねぎたっぷり〜ダレダレ全粒粉パン

木曜日です。
前日の夕方に生地を準備し、木曜の朝に焼く全粒粉パン、木曜朝のお約束。
そしてまた器量の悪いパンを焼いてしまいました。

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良いのです、もはやお約束のオチみたいなものですから。
主人とふたりの好みに合った風味で、食材を無駄にせず、何より主人が気に入ってくれればそれで良し。
その上、本人が納得して楽しんでいるのですから器量など二の次。

なんて負け惜しみを言いながら・・・それにしてもひどい。

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12月に入ったことですしね、そろそろ冷凍庫の中のお片付けも考えなければ、と。
傷みの早かった今年の自家製玉ねぎの救出方法として、飴色たまねぎにして冷凍しておいたのが8月のこと(☆彡
流石にそろそろ使ってしまわないとと、全粒粉生地にたっぷりと混ぜ込んだ結果のこの姿。

おまけに貧乏性の血が騒ぎ、少量残っておりました市販のザワークラウトの漬け汁なんてものを生地に混ぜ込むものだから、もう大変。

でも良いのです。
これが我が家のお料理、家事担当の私の楽しみ方なのですもの。

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◆材料(小さな小さな飴色たまねぎパンが8つ焼けましたよ)
  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • オートミール 15g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 飴色たまねぎ(冷凍してあったものを半解凍の状態で使用致しました) 80g

  • ザワークラウトの漬け汁 56g
  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトから出た水分です) 36g

  • オリーブオイル 10g


     
    ◆仕上げ用

  • 蜂蜜とオーツミルク 各適量
  • すりおろしたペコリーノロマーノ 適量




◆作り方
  1. 生地の準備は前日の夕方に。
    ちらりと触れましたが、市販のザワークラウトを食べてしまった後、その漬け汁で生地を捏ねるという荒技に出ました。

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    先ずは、全粒粉強力粉・スキムミルク・オートミール・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    半解凍にしておいた飴色たまねぎをここに加えてなじませます。

    ザワークラウトの漬け汁とホエーを合わせ、合わせた粉類の半量をここに加えてよく混ぜましょう。
    オリーブオイルも加えて混ぜます。
    ザワークラウトの漬け汁に塩分があるので、いつもここで加えるお塩ですが今日は加えません。

    残った粉類に戻し入れ、何となく生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。

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    相当ゆるい生地ですが、どうにかこうにかまとめてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    いつものようにヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間。

    その後軽く捏ねてガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でゆっくりひと晩発酵を促しましょう。

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  2. 今日はここからスタート。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。
    ダレる生地であることが一目瞭然。

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    軽く揉んでガス抜きをし、15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  3. ビニール袋の上からめん棒(少量なのですりこ木で代用しておりますが)で長方形に伸ばします。

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    ビニール袋を切り開いて形を整え、生地を両側から折りたたんで三つ折りにしましょう。
    形を調節しながら包丁で8等分し、オーブンシートを敷いた天板に並べます。

    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で40分間発酵を促します。

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  4. 仕上げ用の蜂蜜とオーツミルクをよく混ぜ、刷毛でそっと表面にぬってペコリーノロマーノを散らします。

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    210℃に予熱したオーブンに移し、190℃で12〜13分焼いて出来上がり。

    ダレダレな飴色たまねぎ全粒粉パン。
    たまねぎの存在感が顕著です。

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器量の悪い飴色たまねぎパンと対照的に、色白で美しい本日のスープ。

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大変美味しかった、そう主人からメッセージも頂戴致しました。
帰宅した主人が開口一番、『いやぁ、今日のポタージュ美味しかったぁ』嬉しいお言葉も頂きました。

チクっと良心が痛むのは、追熟させ過ぎてしまった『洋梨』のお片付けの結果のスープだから。

マックスバリュでね、とても良い状態の洋梨を見かけたのです。
つい室温に置いたままにしておいたのがマズかった、半分に切ってがっかり。
処分しようと、ゴミの日までラップで包んで冷凍しておきました。
が、つい、また貧乏性の血が騒ぎ、今日のスープに。
ですが、これが本当に美味しいからお料理って面白い。




兎にも角にも、お家にある『白い食材』を圧力鍋に放り込んだスープです。

  1. 少量のバター・にんにく・下仁田ネギの根元部分・カシューナッツ・皮をむいた蕪・・・
    圧力鍋に合わせて炒めます。

  2. スープストックをひたひたに注ぎ、過追熟した洋梨を加え、加圧すること3分間。

  3. ココナッツミルクを注ぎ、お豆腐を加えてひと煮たち。
    フルールドセルと白味噌を加え、バーミックスで滑らかに撹拌して出来上がり。

    スープジャーに分け入れ、すりおろしたペコリーノロマーノを散らし黒胡椒を挽きます。
    この無茶苦茶なスープが本当に美味しいのです。

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家庭料理ならではのセコいお昼ご飯、これで私は大満足なのです。

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今朝は冷凍してあった色々なご飯を盛り合わせで。
銀杏ご飯は新米と古米が入り混じっておりますし、胡桃ご飯も仲間入り。

塩鯖の焼き具合に大満足。

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半分に切ってみて、黒ずんだ断面にがっくりと項垂れた洋梨。
泣く泣くゴミ箱行きを決意したにはしたのですが、どうも腑に落ちないとばかり恐る恐るの味見。

スープに使用して大丈夫だったということは・・・
そう、ヨーグルトにも。
主人が何も言わなかったのが気になりましたが、あれ?美味しい。





ドン引きを引き起こす貧乏性行動はもう差し控えないとね。

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posted by しんさん at 14:22 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする