2021年12月31日

年末恒例キャロットケーキ

主人のお正月休みが始まり、普段より1時間遅い起床で始まる年末をゆったり楽しんでおります。
簡単な大掃除を主人と済ませ、私の年末のお仕事は黒豆を煮ておしまい。
黒豆を煮るのとほぼ同時進行で焼き上げた今年のキャロットケーキです。

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お正月用に人参と大根で紅白のねじれ梅を拵えます。

大根の切れ端はミルですりおろして大根おろしに。
冷凍して保存しておきます。
そして人参の切れ端は、同じくミルですりおろした状態にしてキャロットケーキ、これが毎年の流れ。

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今年は甘いフロスティングをなくしたシンプルなキャロットケーキを焼いてみました。
使用した小麦粉は相も変わらず全粒粉ではありますが、お砂糖は我が家にしては珍しく上白糖。

そう、黒豆を煮た残りの上白糖を使い、ねじり梅を作った切れ端の人参で焼くキャロットケーキが年末の恒例。
今年は頂いたレモンがたくさんありましたので、表皮をすりおろして生地に加えたら抜群に美味しく仕上がりました。

敢えてレーズンは加えず胡桃と人参、フロスティングなしのシンプルなキャロットケーキ。
今後はこれが恒例になりそうなお気に入りの焼き上がりです。

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◆材料(直径16センチの丸型1個分)

  • 人参(ねじり梅の残りの切れ端です) 正味106g

  • 全粒粉薄力粉 80g
  • アーモンドプードル 40g
  • ベーキングパウダー 5g

  • 卵 2個
  • 上白糖 70g
  • オリーブオイル 50g
  • レモンの表皮 1/2個分
  • 胡桃 30g
  • シナモンパウダー 2g


  • 仕上げ用の和三盆 適量

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◆作り方

  1. 人参の切れ端はミルで粉砕し、すりおろした状態にしておきます。
    胡桃は予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    卵は室温に戻し、粉類は合わせておきましょう。
    レモンは塩で揉み洗いした後、しっかり水気をふき取っておきます。
    型にオーブンシートを敷いておきましょう。

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  2. 卵をよく溶きほぐしたところに、上白糖を一気に加えて白っぽくふんわりするまで泡立てます。

    スパチュラに持ち替え、すりおろし人参、オリーブオイルを加えて混ぜ込みます。
    レモンの表皮もすりおろして加え、シナモンパウダーも一緒に混ぜ込みましょう。

    合わせておいた粉類をふるい入れ、スパチュラで混ぜ込みます。
    粉っぽさが残る状態で胡桃も加え、練らないようさっくりと混ぜ込みましょう。

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  3. 型に生地を流し入れたら、軽く空気抜きをして予熱したオーブンへ。

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    設定温度を180℃にして35分。

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  4. しっかり冷ましてから型から外し、和三盆を茶こしを通してたっぷりふりかけて出来上がり。

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    紅白のねじり梅は保存容器で煮てしまいます。
    明日のお雑煮に華を添えてくれることでしょう。

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流石に明日の朝はお節料理を頂きます。
実際、先ほど雪の中春日井まで行って予約しておいたお節料理を受け取って帰宅したところですもの。

それでも出来るだけ普段の生活を心がけようと、昨日、その前は平日の朝食を準備しました。
昨日は木曜日でしたので、いつも通り朝食のお魚は焼き鯖。
今年最後の焼き鯖らしく見事な焼き色でした。
主食は冷凍しておいたサツマイモご飯でちょっと楽をさせてもらいましたが。

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そしてその前日の水曜日。
この日のみりん干しは少々焼き色濃いめ、はい、焦がしました。

今年の年末、ここしばらくお邪魔しておりませんでしたが『かご豆腐』をよく買いに行っていたお豆腐屋さんが閉店されることと相成りました。
主人のお正月休み初日、以前のように早朝7時にかご豆腐を買いにお邪魔しましたよ。
ほんのり温かなかご豆腐を朝食に。

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先ほどお節料理を取りに行き、その帰りに花びら餅を買い、今年の予定は全て完了。
雪の中、お千代保稲荷さんに健やかに過ごした今年のお礼も告げました。
ここ数年、我が家では『初詣』でなく『年末のお礼詣』に落ち着いております。

唯一残念だったのは、この大雪のためにいつもお千代保さん参拝の帰りにお邪魔する『百合子さん』がおやすみだったこと。
あと2時間ほど待てば百合子さんにお礼も言えたのですが、年末の忙しさもあって帰宅を選びました。

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イオンネットスーパーさんに届けて頂いた今年の鏡餅。
ガスの元栓の大きさと比べると、その可愛らしさが伝わるかしら。



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2021年12月28日

クッキーみたい〜全粒粉とてんさい糖のさっくりマドレーヌ

2021年のお弁当作りも昨日で最後。
昨晩は、1年間のお弁当作りの労をねぎらい主人が買ってきてくれた『ひらまさのかま焼き』で乾杯。
主人はお刺身、私はかま焼き、私の一応の仕事納めでありました。

そして今日は主人の仕事納めです。
お弁当は要らないよ、とのことで朝からマドレーヌなど焼いてみましたよ。

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お正月の間にちょっと摘まむ焼き菓子は重宝するもの。

イオンネットスーパーにも色々と有名洋菓子屋さんのお楽しみ袋が陳列されてはおりましたが、どれもこれも素晴らしいのだけれどどうも決め手にかけるとあれこれ悩んでいるうちに、予約期間が終了してしまいました。
ならばと焼いた久しぶりのマドレーヌ。

いつもならばつい量を控えてしまうお砂糖もバターも、教科書通りお砂糖・バター・小麦粉を同量ずつ(小麦粉にはアーモンドプードルを足して、ですが)しっかり使用したマドレーヌです。

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基本は『nonnoお菓子百科』記載のマドレーヌレシピ。
但し小麦粉は全粒粉、お砂糖はてんさい糖、そこばっかりは譲れませんし、そもそも我が家にはそれしかありません。

そしてマドレーヌパンに収まらなかった生地で焼くおまけも忘れずに。

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発酵バターをしっかり使用した全粒粉のマドレーヌ。
マドレーヌの証とも言える『オヘソ』は顕著ではありませんが、まぁ全粒粉だからと言い訳してさらりスルー。

レモンの風味が心地よい、表面はまるでクッキーのようなさっくりとしたマドレーヌが焼き上がりましたよ。







◆材料(松永製作所のマドレーヌパンに2枚+おまけの9号カップに3つ分)

  • 全粒粉薄力粉 90g
  • アーモンドプードル 20g
  • ベーキングパウダー 3g

  • 無塩タイプの発酵バター 110g

  • 卵 2個
  • てんさい糖 110g

  • レモンの表皮 1/2個分
  • ブランデー 小さじ1
  • バニラビーンズペースト 適量


  • 型にぬる溶かしバターと強力粉 各適量




◆作り方

  1. 〜下準備〜

    バターは50〜60℃程度の湯せんにかけて溶かし、使用するまで保温しておきます。
    粉類は合わせてふるいます。
    卵は室温に戻しておきましょう。

    型に溶かしバターをぬり、茶こしを通して強力粉をふり余分な粉ははたいておきます。
    使用するまで冷蔵庫へ。

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  2. 室温に戻しておいた卵をボールに割り入れ、泡だて器でしっかりと溶きほぐしておきます。
    ここにお砂糖を一気に加え、白っぽくふんわりするまで撹拌しましょう。

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  3. レモンの表皮をすりおろして加え、ブランデーとバニラビーンズペーストも加えて混ぜ込みます。
    ふるった粉類も加え、練らないようスパチュラで混ぜ込みましょう。

    最後に温めておいた溶かしバターをスパチュラに沿うように加えたら、底からすくうように混ぜ込みます。
    用意しておいた型に7〜8分目程度に流し入れ、空気抜きをして200℃に予熱したオーブンへ。
    生地を型に流し入れる時は、絞り出し袋に入れるひと手間を是非推奨いたします。

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  4. 設定温度 170℃で焼くこと18〜20分。
    うっとりするような良い香り。

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    松永製作所のマドレーヌ型は型離れが良いことが何より魅力的。
    裏返すだけでコロコロとこぼれ落ちます。

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お弁当は昨日で終わりと言ったのに・・・
ひらまさのかま焼きで労をねぎらってくれたのに・・・

本当はもう一日、今日までお弁当があると助かる。
主人は今朝までその一言を言えずにいたようです。
アタシ、そんなに怖い?

あり合わせのスープで、今度こそ2021年最後のお弁当にまとめましょう。
最近気に入っております、お餅入りのスープをトマトベースで。

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  1. 圧力鍋で蕪と人参をオリーブオイルで炒めたら、トマト缶を加えます。
    蒸し大豆(市販品)と冷凍蓮根、少量のスープストックも加え、加圧すること1分強。

    その間に小ぶりに切ったお餅をほんの軽く、表面だけが少し膨らむ程度にオーブントースターで焼いておきます。

  2. お塩、オイスターソース、少量のナンプラー等で味を整え、予め熱湯を注いで温めておいたスープジャーに注ぎましょう。
    お餅を散らし、すりおろしたペコリーノロマーノと青菜を散らして出来上がり。

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少々予定変更もありましたが、うまい具合に着地出来ました。
これが今年最後のお弁当、今度こそ最後、おまけのマドレーヌがあって助かりました。

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そして本来の目的でしたもの、焼いたシェル型マドレーヌは全てお正月用に冷凍保存。
・・・は、もちろん主人に阻止されました。

どうしても今日食べたいのですって、コーヒーと一緒に。
ほんの一部は冷凍せずにおきましょう。

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明日から主人もお休みに突入致します。
が、出来るだけいつものリズムは崩したくないもの。
プロテインの朝食が長期にわたるのは、何より私が耐えられない。

今朝の主食はおろし蕎麦の予定でしたが、急きょお弁当を拵えることになりあっさり変更。
冷凍してあった山芋を使ったお座なりとろろ蕎麦となりました。

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畑の紅芯大根がそろそろひび割れてきました。
収穫をはやめた方が良さそうです。

試しに拵えてみた紅芯大根のべったら漬け風。
塩麴に蜂蜜や柚子ジャムを足して漬け込みました。
まだまだ改善が必要な味ですが、目の付け所はまずまずなのではないかしら。

そろそろ2021年のお仕事を納めた主人が帰宅します。
今日はお酒を控える火曜日のハズですが、さて、どうなるのでしょうか。


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2021年12月27日

2021年のお弁当納め

過酷な週末を乗り越えました。
始まりは金曜日。

午前の枠を確保した特定健診を控え、本人である私は当然朝食抜き。
空腹を慰めながらお弁当だけはいつも通り準備はしたものの、主人にもお付き合いを強要し朝食はうんと軽め。
たっぷりの朝食が平日の日常の我が家にとって、これは相当な違和感です。

そして翌日は主人の胃カメラ、しかも夕方の4時から。
線虫がん検査で陽性とでた主人が一刻も早くと縋った結果、ほぼ1日、何も食べられないという状態を自ら作り出してしまったという訳。

幸い胃カメラの結果も、数日前に自費で受けたペットの結果も、双方異常なしと言う結果。
これで何かあったらそれは運とばかり、今年も穏やかな年末を迎えられそうです。


さて。
年末を間近に、2021年のお弁当納めと相成りました。
今年最後のお弁当は、なんの変哲もない太巻き寿司です。

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数日前、お手製の全粒粉バターロールサンド(☆彡)のフィリングにしたホウレン草オムレツが残っていたのをすっかり忘れておりました。
頂いた『なばな』のお浸し、そして軽く味をからめたアボカドと合わせて太巻き寿司に。

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脇から飛び出したアボカドはいつものご愛敬。
ほんのり香る柚子は、アボカドに絡めた柚子ジャムから。
柚子胡椒のために表皮だけを使用した柚子の副産物です。

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ご飯はいつもよりちょっとかために炊き上げて酢飯に。
圧力鍋なら加圧3分、今朝も圧力鍋に今朝も助けてもらいました。

アボカドはくし形に切り、お手製の柚子ジャム、白味噌、少量の白だし醤油、たっぷりのひねり胡麻で和えておきます。

お行儀よく具を並べたら、迷いなく一気に巻いて仕上げましょう。

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包丁で等分して出来上がり。
もちろん、主人の分はちょっと多めですよ。

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空腹と胃カメラによる体調不良からすっかり脱した週末日曜日。
元気を取り戻した主人と一緒に、いつも通り畑に行って参りました。

ホウレン草がひろがってしまう理由も師から教わり、茎もふとくなったホウレン草を収穫し、凍てつく畑からは早々に引き上げ久しぶりのワイン。
日常の素晴らしさを感じた日曜日でした。


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収穫したホウレン草は、いつもより量が控えめでしたので白和えに。
横着してミルを使用することが多かったのですが、ふと最後のお弁当くらいはと昔ながらのすり鉢で。
ちょっと粗めの白和えとなりました。
畑のホウレン草は赤い軸部分が美味しいのです。

面取りした大根や人参はそぼろ煮に。
もちろん大豆ミートですけどね。
さっと下茹でした蕪の葉っぱを保存容器に並べておき、熱々のそぼろ餡を野菜と一緒に回しかけます。

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少々ごちゃごちゃとした太巻き寿司のお弁当。
主人からは労いのメッセージが届きました。

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今回の夕方開始の胃カメラ。
主人にとっては初めての胃カメラだったのですが、何より苦痛だったのは空腹感だったようですよ。
当日、コートの胸ポケットにこっそり忍ばせておいた飴とチョコレートが心にしみた、と主人。

やはり我が家の朝食はこうでなくっちゃね。
主食は鰻茶漬け。
お魚は銀鱈の西京漬け、今日の焼きは上々です。
そしてお椀までずっしり重い具沢山なお味噌汁。

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週末、胃カメラを終えてヘロヘロで帰宅した主人。
前日、いえ、当日ぎりぎりまで『帰りはバスを使う』そう言い張っていた主人はどこへやら。
タクシーで、しかもタクシーの中で飴をお口に含みながらのご帰宅でした。

帰宅した主人をお迎えしたのは、毎朝食べる具沢山のお味噌汁。
先ずはあまいものが食べたかろうと、行きの途中で寄った老舗和菓子屋さんの銀杏餅、小さな柿のお菓子“牧谿”

目を閉じ、しみじみとお味噌汁を味わう主人を見て私も安堵致しました。

・・・で、ここで止めておけば良いものを。
やんわりと停止するのも聞かず、嬉しそうに釜玉うどんをお口いっぱいに頬張った主人。
その数分後に訴えた体調不良。
おバカさんですか。





翌日にはすっかり回復し、いつもの食欲を謳歌しておりました。
そんな主人は、先ほど『シマアジのお刺身』とお刺身を食べないわたし用にと『ヒラマサのかま焼き』を手に雪のなか帰宅いたしました。
今宵は雪見酒ですね。



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2021年12月24日

赤目芋(セレベス)ベジバーガー

クリスマス前日で金曜日。
ですが今年は訳あって、出来るだけクリスマスを意識しないよう今日まで過ごして参りました。
極力地味に、浮かれず騒がず控えめな本日、クリスマス前日24日のお昼ご飯です。

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・・・主人がひとめ見てこう言いました。
『うわっ、可愛いねぇ』

今日の主役の食材はこちら。

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『赤目芋』・・・私はずっと赤芽芋だと思っていたのですが、赤目芋の方が一般的なようですね。
そしてさらには『セレベス』と言ったほうが認知度が上がるかもしれません。

先日頂いたどっさり冬野菜。
その中にひと際地味な佇まいを放っていたのがこちらの赤目芋。

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おそらくお料理しやすい、形の良いものを選りすぐって、更には皮をむくときに怪我などしないよう綺麗に洗って持たせてくれたのでしょう。
そんなこれら野菜が愛おしくてたまりません。

地味な赤目芋を主役にしてあげたい。
そこで思いついたのが『ベジバーガー』
輪切りにした赤目芋をバンズ代わりに、そしてパテはお肉不使用のお豆腐ハンバーグ。

主人の好きなこってり照り焼き風に仕上げたお豆腐ハンバーグを、ほっこりソテーにした赤目芋で挟みます。

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そしてもひとつ。
頂いた冬野菜の中から、お浸しにしておいた『なばな』を彩りに添えて仕上げました。

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里芋ほどねっとり感はなく、ほっこりとした食感の赤目芋。
ちょうど、根尾の伯母がよく持たせてくれたヤツガシラの親芋のような食感かしら。

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形の良い赤目芋を持たせてくださったが故のベジバーガー。
少々地味ではありますが、2021年のクリスマスイブは真心嬉しい赤目芋のベジバーガーと相成りました。

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意外と簡単なのです。
もしかしたら、通常のバンズのバーガーより、ライスバーガーより簡単かも。

  1. 先ずはお豆腐パテの準備から。

    お豆腐は熱湯でしっかり茹でてからザルにとり、しばらくおいてしっかり水切りをしておきます。
    ボールに移し、すりおろした蓮根・刻みネギ・乾燥ひじき・粉砕したペコリーノロマーノ・お塩を加えてよく捏ねましょう。

    蓮根は煮物用に冷凍してあったものをミルで粉砕、ペコリーノロマーノも蓮根の前にミルで粉砕しておきました。
    ひじきは戻さずそのまま加え、お豆腐の水分を更に抑えてもらいます。

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  2. 赤目芋は皮をむき、厚さ1.5センチ程度の輪切りにします。
    胡麻油をひいたフライパンで、やんわりと焼き色がつくまで蓋をして焼きましょう。

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    裏返して両面焼いたら、 網の上に取り出します。

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    お豆腐パテも一緒に焼き、同時進行で仕上げてしまいましょう。
    パテの中央に小さなくぼみを作っておくことをお忘れなく。

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  3. フライパンに残ったお豆腐パテに味付けをしましょう。

    お酒・みりん・お醤油・少量のオイスターソースと蜂蜜。
    以上をよく混ぜて鍋肌から流し入れ、とろりとするまで少し煮詰めながら絡めるだけ。

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  4. パテを赤目芋の上にそっと重ねます。

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    なばなも添え、焼き色が綺麗な方が上になるよう赤目芋のソテーを重ねて出来上がり。
    美味しいのです、これ。

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いよいよスープジャーの熱々スープが嬉しい寒さになりました。
今日のスープはキャベツとザーサイのスープ。
最近凝っているのが、スープジャーに入れる滑らかなお餅。

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実はこのキャベツ。
やはり先日頂いた冬野菜の中のひとつなのですが、大きな外葉を使って大きなロールキャベツを作るつもりで下茹で致しました。
ところが体力切れとなりまして、手軽なキャベツのナムルとなったわけです。

山ほどできてしまったキャベツのナムル。
これを使ったお手軽スープ、ですが抜群に美味しいのです。




スープストック・キャベツのナムル・ざく切りにしたザーサイ・桃屋のきざみ生姜お塩・粉砕したペコリーノロマーノ。
以上を合わせて煮立てましょう。

この間に、さいの目に切った切り餅をオーブントースターでさっと焼きます。
焼き色がつくかつかないか、表面が膨らんだかな?膨らんでいないかな?この程度で止めるのがポイント。

葛粉でスープにとろみをつけ、予め熱湯で温めておいたスープジャーに注ぎます。
お餅を散らし、粉砕したペコリーノロマーノと黒胡椒を散らして出来上がり。
焼き餅とはまたちょっと異なる滑らかなお餅が美味しいのです。

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最近たまに拵えるこのタイプのお餅スープ。
冬至の日には、カボチャぜんざいを主人に持たせたっけ。

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はい、お待ちかねの朝食・・・

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はい、今日、私は特定健診のために朝食抜きです。
主人も道連れにとも思いましたが、出勤する主人に朝食抜きはあまりに残酷。

冷凍してあった焼きおにぎりさんに熱々昆布だし、自家製柚子胡椒で、まるで晩酌の〆のような朝食を。

そして明日は主人が朝食抜き。
いえ、それどころか主人が控えておりますのは胃カメラ、しかも夕方近くの。
今宵お酒抜きの夕食を早めに済ませたら、明日の朝とお昼は一環して抜き、これは惨い。





出来るだけクリスマスを考えないようにしておりましたのはこんな理由から。
ですが明日が過ぎたら、もう楽しいことしか考えません。
食事が何よりの楽しみな主人が明日・・・考えただけでも可哀そうです。

ベランダでは今、主人が大好きな白菜キムチを漬けるべく白菜の水切り真っ只中。
明日の夜は好きなものを好きなだけ準備しますからね。

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2021年12月23日

ちょこっと蕎麦の実入り・全粒粉バターロール〜ほうれん草オムレツサンド

木曜日なのでパンを焼きました。

毎朝の自家製豆乳ヨーグルトのホエーが程よく溜まる頃合いが水曜日。
水曜の夕方に生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促す全粒粉パンが私の木曜日のルーティーン。
最近、ちょっとその奥深さに目覚めてしまったのがバターロール。

今日のお昼は、焼き立ての全粒粉バターロールで拵えるオムレツサンドなどいかがでしょうか。

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見よう見まねのパン作りですので、器量はとても自慢できるものではありません。
つい在庫食材をあれやこれやと組み合わせたがるので、器量悪しにも拍車がかかります。

ですがどうでしょう。
初めてプレーンな全粒粉バターロールを焼いてみましたが、バターロールに見えなくないこともないのではないでしょうか。

そうそう、ちっっともプレーンなバターロールではありませんでした。
ついまたいつものクセで、少量ではありますが蕎麦の実など全粒粉生地に混ぜ込んでみましたもの。

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そして何より、今日のパンの自慢はそのフィリングです。

嬉しい冬野菜を沢山、本当に沢山頂きました。
ひとつひとつが巨大な、そして何より嬉しいのが畑から収穫してきたばかりの冬野菜を持たせてくださったこと。
その上綺麗に洗って、使いやすいようにまとめて下さって、赤目芋などすぐにお料理出来る状態にただただ感涙。

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白菜もキャベツもほうれん草も、葉っぱが凛としています。
菜花を下茹でした時の、パッと鮮やかな緑に代わるあの瞬間の高揚感。

この野菜たちの中から、サンドウィッチ用に選ばれたのはホウレン草。
バターロールの艶出しに使用した卵黄の残りの卵と合わせ、ベーコンも足して、ホウレン草たっぷりのオムレツをフィリングに致しました。

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しかもこのオムレツ、パンを焼くための予熱の間にオーブンに入れたら、パンの焼き上がりと同時に出来上がりな一石二鳥なラクチンオムレツ。
米麹とトマト缶で拵えた麹ケチャップをたっぷり合わせます。

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これからしばらく、毎木曜ロールパンでも良いかしら。
そう思ってしまうほど、生地作りから成形、その後の応用までが楽しい全粒粉ロールパン。

頂いたホウレン草のオムレツが、ちょっと焦げたロールパンを彩ってくれるのです。

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◆全粒粉ロールパンの材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 15g
  • 蕎麦の実 8g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 75g
  • アーモンドミルク 25g

  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターに) 10g

  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・蕎麦の実・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    ホエーとアーモンドミルクを合わせたところに、粉類の半量を加えてしっかり混ぜます。
    ここにお塩と溶かしバターを順に加え、その都度しっかりかき混ぜましょう。

    残った粉類に1を加え、生地がひとつにまとまるまで軽くなじませます。

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  2. 形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたら、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。
    殆ど生地に変化はみられませんが、これで大丈夫。

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  3. 生地を軽く揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、形を整え包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸めてまとめ、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  5. 打ち粉の上で生地を転がし、細長い円錐状に整えます。
    更に薄く長く伸ばしますが、長いめん棒を使わずとも小さなすりこ木で十分。

    ひろい側から程よく巻き、巻き終わりを下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べましょう。
    ぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分の最終発酵を促します。

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  6. 気持ちよく膨らんだ生地にそっと水溶き卵黄をぬり、250℃に予熱したオーブンへ。

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    設定温度 220℃で10分間。
    フィリングのオムレツも同時に焼き上がりましたよ。

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  7. 少し巻き戻してフィリングのホウレン草オムレツ。

    艶出しに使用した卵の残りにもうひとつ卵を足し、少量のマヨネーズ・お塩を加えて混ぜておきます。
    ベーコン・粗みじん玉ねぎ・少量のオリーブオイル・エルブ・ド・プロヴァンスを合わせて炒め合わせたら、下茹でしてざく切りにしたホウレン草と一緒にとき卵に加えてざっくり混ぜます。

    オーブンシートを敷き込んだ容器(野田琺瑯レクタングルの浅型Sサイズを使用しました)に流し入れ、オーブンの予熱を開始した段階からオーブン庫内に。
    パン生地を入れ、そのままパンが焼き上がるまで焼いて出来上がり。

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  8. 双方がしっかり冷めたらサンドウィッチに仕上げます。
    先ずはパンを半分に切り、片面の断面にマヨネーズをぬりましょう。

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    4等分したオムレツを乗せ、上にはケチャップをたっぷり。

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    パンで挟んで出来上がり。

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オムレツに使ったベーコンが少量残りましたので、お菜のホットサラダに使いましょう。
カブや白ネギ、冬野菜たっぷりのサラダです。

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  1. 皮をむいていちょう切りにしたカブ、ぶつ切りにしたネギをオーブントースターでうっすら焼き色がつく程度に焼きます。
    ボールに移し、刻んだカブの葉っぱを散らしておきましょう。

  2. ベーコンと極少量のオリーブオイルをお鍋に合わせ、脂が出てくるまでじっくり焼いたらお醤油をチロリ、ジュッ。
    1の上に回しかけて和えます。

  3. アボカドとレモン汁を加え、ざっと和えれば出来上がり。

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木曜日のお魚は焼き鯖のハズですが・・・
今朝は金曜日のお魚でもある『トップバリュブランドのイワシの生姜煮』が並びました。
主食も金曜日の定番、釜玉風伊勢うどんです。

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明日はロマンティックなクリスマスイブ。
お出掛けするつもりはもともとありませんが、少なくともお家でワインくらい・・・のハズが。

明日のクリスマスイブは、私の特定健診により朝食抜き。
そして翌日のクリスマスは、主人の胃カメラにより朝食とお昼抜き、何より前日からお酒抜き。
明日の朝食抜きに備え、主人が楽しみにしております金曜メニューが本日木曜となったわけです。




・・・たまにはこんな荒療治も必要なのでしょうね、主人の食欲には。

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posted by しんさん at 14:34 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする