2021年11月30日

かぼちゃとお豆腐の白玉団子・ぜんざい風〜緑豆ココナッツ餡・紅葉仕立て

以前から要素はあったのでしょうが、すっかり出不精が板についてしまった昨今。
SNSで見る、他人様がご覧になった紅葉ですっかり満足してしまっている自分に驚いております。

これではよろしくない、お家にいながら紅葉気分をすこしでも楽しみましょうと。
いつものお豆腐白玉にカボチャを混ぜ、紅葉カラーの白玉団子に。

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カボチャ色した白玉団子の脇には、丸くくり抜いた柿をあしらいました。
主人の部屋から眺める山の様子は、カボチャ色と鮮やかな柿色が入り混じった正に今こんな感じ。

柿と白玉団子の下には、粗く砕いた全粒粉のジェルブレビスケット。
ココナッツシュガーとココナッツミルクの穏やかな風味が自慢の緑豆餡となじみ、クッキーアンドクリームのような食感です。

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トッピングはローストした胡桃と蕎麦の実。
もっちり白玉団子に、サクッとしたアクセント、これがお気に入りなのです。

緑豆を使った緑豆餡は、圧力鍋でちょちょいのちょい。
渋抜き不要のいつもの簡略版ではありますが、主人も大のお気に入りです。

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◆作り方と大雑把な材料(作りやすい分量です)
  1. 先ずは緑豆餡。


    緑豆は1合程度。
    洗って水を切ったら、圧力鍋でサラリとするまで中〜弱火で乾煎りします。
    3〜4合のお水を注ぎ、15分間加圧しましょう。

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  2. 必要に応じて少し煮詰めたら、お好み量のココナッツシュガーで甘さを添えます。
    ぽってりとしたら仕上げのお塩を加え、はい、出来上がり。

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  3. カボチャとお豆腐の白玉団子へと参りましょう。


    カボチャは皮をむいて正味65g。
    ビニール袋に入れ、やわらかくなるまでレンジ加熱しましょう。

    ここに木綿豆腐 25g・白玉粉 45gを加えます。
    お豆腐とかぼちゃをつぶしながら、白玉粉となじませ生地がひとつにまとまるまで。

    生地がまとまったら、極少量ずつ様子を見ながらココナッツミルクを加えて耳たぶ程度のかたさにし、棒状にまとめて8等分。
    加えたココナッツミルクは小さじ1/2程度でしょうか。

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  4. 白玉生地を真ん丸に丸めたら、たっぷりと沸かした熱湯の中へそっと移しましょう。
    ぐらぐらと煮立たせないよう火を弱め、ふわりと浮かんだらもうひと呼吸。

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    冷水にとって熱をとったら、たっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーの上に並べておきましょう。
    網に入れたままにしておくと、網の目が白玉団子の表面にくっきりついてしまいますからね。

    柿をくり抜き、蕎麦の実と胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしたら、準備完了。

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  5. ジェルブレビスケットを袋の上からすりこ木等で叩いて粗く砕き、ジャーに詰めた緑豆餡の上にたっぷりと。

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    カボチャ白玉団子と柿を並べ、隙間を埋めるようにローストした胡桃。
    緑豆餡をトッピングして蕎麦の実を散らせば出来上がり。

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畑の帰り、早朝のマックスバリュに寄った折、地元野菜コーナーに並ぶ『菊芋』を見つけました。
今の畑の移る前は、菊芋も栽培していてよくお料理しましたものね。
菊芋のソムタムや菊芋チップス、懐かしい。

すぐに黒ずんでしまう菊芋ですが、見かけた菊芋はなかなかの色白美人さん。
ふと隣の主人を見ると懐かしそうな顔。
『食べたいの?』『うん、菊芋のポタージュ』

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菊芋料理でいちばん大変なのは、何と言っても最初の『洗い』作業。

マックスバリュからやってきたこの菊芋ならば、泥は落としてくれてあるしお料理も楽ちん。
以降、見かけたら時々は買ってしまうかも。
少し余った菊芋で、明日は久しぶりの『菊芋ソムタム』もよいかもね。

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在庫野菜をたっぷり入れた菊芋ポタージュ。
こちらも圧力鍋でちょちょいのちょい。

  1. つぶしたにんにく、玉ねぎ、人参を圧力鍋に合わせ、無塩タイプの発酵バターでしっかりと炒めます。

  2. スープストックを注いだら、ぶつ切りにした下仁田ネギ、皮ごと輪切りにした菊芋、そしてくり抜いた後の柿を刻んで加えましょう。
    お塩をひとつまみ加え、加圧すること5分間。

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  3. バーミックスで滑らかなピュレ状にしたら、再度火にかけオーツミルクでのばします。
    白味噌、ほんの隠し味程度のガラムマサラを加えてひと煮たち。

    スープジャーに盛り、赤水菜を散らし白胡椒を挽いて出来上がり。

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柿の甘さが妙になじんだ菊芋のポタージュ。
いつもよりちょっと甘い菊芋のポタージュも、めでたく主人はお気に召したようですよ。

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今朝の主食はとろろ蕎麦です。

以前お料理する当てもないまま日が経ってしまった長芋を、ミルですりおろして冷凍しておきました。
キューブ状にして冷凍してあったおろし山芋をふた山分自然解凍し、茹でたお蕎麦の上にとろりトッピング。
温泉卵と自家製柚子胡椒を添えて、主人ご機嫌の朝食に。

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お魚はしめ鯖。
アボカドと薄切り玉ねぎ、胡麻油、たっぷりの香酢がレギュラーメンバーです。




今宵は禁酒ディですが、昨晩飲んだ『どぶろく』の画像を備忘録ついでに。

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昨年の今頃も同じどぶろくを頂いたのですが、昨年のものより少々おとなしめな仕上がりでした。
昨日は2本のどぶろくを手に帰宅した主人。
同日に頂いた方は生酛造り、もう片方は水もと造りでまた来週、主人独断のどぶろく飲み比べセットなのだとか。

今宵はプロテインでおとなしく就寝しますけどね。

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posted by しんさん at 14:23 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月29日

今シーズン最後の銀杏ご飯〜嬉しい新米編

週末、主人が頼んでおいてくれた新米が届きました。
精米したばかりの艶々のミルキークイーン、先ずはお米の味を堪能したいと思いつつ・・・

銀杏ご飯を炊きました。

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今月中旬に頂いた艶々モチモチの銀杏ひと箱。
甘塩に仕上げた粉吹き銀杏に日本酒、晩秋のお楽しみとばかり主人とふたり夜な夜な繰り広げられる争奪戦。
いちど銀杏ご飯を炊いただけでこの銀杏、なくなってしまうのかしらと思いきや。

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ぎりぎり間に合いました、新米で炊く銀杏ご飯。
いつもよりちょっと丁寧に、洗ったお米の水切りもしっかりと。
薄皮をむいた銀杏を散らし、お酒とほんのちょっとの白だし醤油、お塩を足して慎重に水加減。

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蓋を開ける前の期待感、蓋を開けた時の高揚感、杓文字で切り込む最初のひとすくい。
お待ちかねの新米ですもの。
このくらい楽しんでも良いと思うのです。

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2021年最後の銀杏でそっと握る三角お結び。
今日のお昼ご飯です。

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そうそう、先週北八ヶ岳から届いた野菜たち。
蕪の葉っぱも含め、少量残っております葉野菜らの行く末も大方見えて参りました。
今週はそろそろ根菜に取り掛かりましょう。

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コロンッとした姿も愛らしい真っ白な蕪。
先方さま曰く、『是非生でお召し上がりください』と。

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柿と合わせた大好きなカブと柿の紅白なます。
色合いも含めて大好きなお料理です。

皮をむいてイチョウ切りにした蕪に塩をし、しんなりするまでおきましょう。
これをしっかり絞って柿と合わせ、自家製柚子胡椒・少量のお酢を加えて和えるだけ。
簡単です。

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赤水菜は豚肉と合わせました。

ちょっとひと手間かけてミルで黒練り胡麻づくりから始めます。
予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストした黒胡麻を熱いうちにミルにかけ、しっとりしたところで胡麻油とみりんを加えてペースト状に。

黒胡麻ペーストに少量のお酢、お醤油、オイスターソースを加えて胡麻ドレッシングの出来上がり。
さっと湯がいた豚肉を食べやすく切って和え、赤水菜と合わせます。

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ほうれん草は日曜日に畑で収穫したもの。
さっと茹でて冷水にとり、しっかりと醤油洗いをして胡麻和えに。

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お昼用には豚肉で赤水菜をくるりと巻いて。

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お結びさんにする時間がなかった主人のお昼。

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新米に浮き立つ今朝の食卓。
西京漬けの鮭、お椀から溢れそうなお味噌汁、主人が現役リタイアをした暁にはこの朝食を何時間かけて楽しむのでしょうか。

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カサカサとポリ袋の音とともに、日本酒を数種手にした主人が帰宅しましたよ。
今宵の宴会はいつも通り5時からです。


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2021年11月26日

タルトタタン2021

毎年、秋が深まるこの頃になると主人が信州から名月りんごを取り寄せ、恒例行事で私がタルトタタンを焼いておりました。
過去形なのは、備忘録を読み返すとどうやら昨年は焼いていなかったようなので。

そう言えばいちど、同じ農家さんから取り寄せた洋梨の質が芳しくなくて、名月りんごの取り寄せもなんとなくしないまま昨年は終わってしまったのだっけ。
1年間が空いただけなのに、なんだか懐かしい手作りのタルトタタン。
名月りんごではないけれど、イオンネットスーパーさんに届けて頂いたりんご2個を使って気楽なタルトタタン、焼いてみましたよ。

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りんご2個ですもの、小さな小さな直径11センチのタルトタタンです。
小さなおまけのタルトタタンも2個焼けましたので、今日のお昼はこのプリンカップで焼いた『おまけタルトタタン』を主食にしましょうか。

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少々頼りなげなタルト生地は、今秋週明けに拵えた『おから蒸しパンサンド ☆彡』に使ったおからパウダーのお片付けも兼ねて。
備蓄品のひとつ、全粒粉ビスケットの賞味期限が来月と迫っておりましたのでこれも一緒に。
せっかくおからパウダーなのだからと、オートミールも使ってしまうあたり私の性分なのでしょう。

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晩秋の恒例だったタルトタタンの痕跡を全く残さない新たな形のタルトタタン。
それでも主人は今日のタルトタタンに歓声のメッセージを送ってくれました。

気楽な、だけど今の生活を色濃く表すタルトタタン、無理をしないのがいちばんですものね。





◆材料(直径11センチの小さな丸型1個と、100mlのプリンカップに2個分でした)


  • りんご(王林ともうひとつは何だっけ?) 2個
  • てんさい糖 40g
  • お水 小さじ1
  • 無塩タイプの発酵バター 15g

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    ◆タルト生地

  • おからパウダー 14g
  • アーモンドプードル 15g
  • オートミール 20g
  • ジェルブレビスケット 5枚
  • 無塩タイプの発酵バター 25g

  • 卵黄 5g
  • オーツミルク 5〜6g

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◆作り方

  1. 先ずはりんごを煮ます。
    時間のある時に煮て、容器に敷き込んだ状態で冷蔵庫に入れておきました。

    お鍋にお水・分量の半量(約20g)のてんさい糖を合わせ、キャラメル状になるまで加熱します。
    ここにバターを加え、素早くなじませましょう。

    りんごは予め皮と芯を除き、縦4等分しておきます。
    半量(1個分)をお鍋に加え、キャラメルを全体に絡めましょう。

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    キャラメルがりんごに絡んだら、残りのりんごとてんさい糖を加えます。
    りんごを立てるように並べ、ぴったりと蓋をして弱火でじっくり30分。

    りんごの水分でとっぷりぽってり煮上がったら上下を返し、更に10分弱。
    これ以上煮ると焦げるのでここでストップ。

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    オーブンシートをお水で湿らせて軽く揉み、型に添わせるように敷き込みます。
    粗熱をとったりんごをきっちりと詰め込み、タルト生地を作る日までふわりとラップをして冷蔵庫へ。

    おまけのプリンカップのには、嵩増しの柿のコンポートも紛れております。
    もちろん主人は気づきませんでした。

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  2. りんごのコンポートが冷蔵庫で過ごすこと数日間。
    ようやくタルト生地を作る気になったので先に進みます。

    先ずは全粒粉ビスケットをミルで粉砕します。
    おからパウダー・アーモンドプードル・オートミールは予めビニール袋に合わせて振っておき、ミルに加えて更に粉砕してビスケットとなじませましょう。

    バターをよく冷えた状態でさいの目に切って加え、小刻みに回転させて粉類になじませます。
    これをボールに移し、冷えた卵黄とオーツミルクを加えてさっくりとなじませましょう。

    冷蔵庫から型に詰めたりんごを取り出して上にたっぷり、スプーンの背でしっかりと押さえ込みます。
    30分ほど冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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  3. 210℃に予熱したオーブンに移し、先ずは200℃で3分間、180℃に落として10分間、更に170℃で17分、計30分じっくり焼いたら網の上で冷まします。

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    しっかり冷めてから型から出し、更に冷やして召し上がれ。
    タルトタタン2021、健康をちょっと意識した、そして体力の衰えを気遣った仕上がりとなりました。

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新たにお野菜定期便をお願いしました、北八ヶ岳の農場ゴールデングリーンさん。
冬季はお野菜の出荷をしないそうなので、今期は来月だけではありますが楽しみです。

先日届いた便の中にあったカボチャ。
マヨネーズを使わない、そして何より簡単で抜群に美味しいカボチャのサラダにしましたよ。
たっぷり入ったベーコンがマヨネーズの油を上回っている気も致しますが、美味しいのがいちばん。

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  1. カボチャは皮つき、さいの目に切ってスープストックをひたひたに注ぎます。
    お鍋の蓋をぴったりとし、ことこと10分ほど。

  2. カボチャが十分やわらかくなったら、蓋を開けて加熱し水分をとばします。
    弱火にかけた状態でつぶし、更に水気をとばしましょう。

  3. ベーコンはさいの目に切り、予めたっぷりの熱湯を回しかけておきます。
    2に加えてさっとなじませたら火を止め、粗熱をとりましょう。

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    冷めたところで玉ねぎのみじん切り、ミルで粉砕したペコリーノロマーノ、粗挽き黒胡椒を加えて出来上がり。
    パンプキンシードを散らしたかったのですが、開封してあったヒマワリの種で代用。

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同じゴールデングリーン農園の葉野菜たちを詰め込んで。

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金曜日、今朝の主食は主人お待ちかねの伊勢うどん。
イワシはイオンの生姜煮です。
金曜日のお約束。

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随分と前から楽しみにしておりました、11月26日当日です。

毎金曜日はいつも楽しみなのですが今週は特別、早く時計が3時をまわらないかしら。
そしてイオンネットスーパーさんが届けて下さる『鰆のお刺身』を今宵の日本酒のお供にするのです。

実は私、お魚は大好きですが『お刺身』は食べません。
それでもイオンネットスーパーの予約販売にあった『鰆のお刺身』を注文したのは、もちろん主人のため。

主人も相当楽しみなようでわざわざお醤油を取り寄せたりと、そんな主人を見ていると私も今日の到着が楽しみになってくるのです。





夕方5時開催の我が家の宴会。
間もなくイオンさんがいらっしゃる時間ですよ。


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posted by しんさん at 15:03 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月25日

ほんのりきな粉〜不揃いな全粒粉・緑豆あんぱん

木曜日なのでパンを焼きました。
平日朝食のレギュラーメンバーである豆乳ヨーグルトのホエーを使って焼く全粒粉パン。
前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、翌日木曜の朝に焼くこの全粒粉パンがルーティン化したのは随分前のこと。

今週は、ほんのりきな粉が香る全粒粉パン。
以前、葛切りのために拵えた緑豆餡(☆彡)のお片付けも兼ねたふんわりパンですよ。

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まあ、なんて器量の悪いパンでしょう。

フランスの小ぶりな愛らしいパン、パヴェのような佇まいを期待していたのですが。
艶消しの表面も愛らしいパヴェ、焼き上がったその姿はパヴェとは似ても似つかない不器量なパン。
単に三層に折りたたむだけではつまらない、そう残っていた緑豆餡をたっぷり挟んでみたらこの姿です。

ですがそこは自作のパン。
見ようによっては、思い思いの姿勢で丸まってお休みしているネコのようで愛らしくもあり。

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角度によっては、足がしびれてモジモジしている三名さまの後姿のようでもあり。

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ま、よろしいのではないかしら。

作っていて楽しいし、ココナッツシュガーが効いた緑豆餡は美味しいし、パンの表面にぬった蜂蜜の甘さもちょうど良いことですし、何より主人が美味しいと言ってくれるのですものね。

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◆材料(小ぶりなパン4つ分)
  • 全粒粉強力粉 110g
  • スキムミルク 10g
  • きな粉 9g(昨日の切り餅大福に使用した残りなので半端量です)
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です)75g
  • オーツミルク 20g

  • お塩 ひとつまみ
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんにかけ溶かしておきます)10g


  • 緑豆餡 適量
  • 仕上げ用の蜂蜜とオーツミルク 各小さじ1程度





◆作り方
  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    ホエーとオーツミルクを計量して合わせ、よく混ぜたところに合わせた粉類の半量を加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
    更にお塩・溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    これを残った半量の粉類に加え、ひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    生地がひとつにまとまったところで形を整え、ビニール袋内の空気をぬいて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵させましょう。

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    その後軽く生地を揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えてビニール袋内の空気を抜き端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵させましょう。

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  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげます。

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    その後軽く生地を揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えてビニール袋に戻します。
    15分間のベンチタイムをとりましょう。


  3. ビニール袋に入れたまま、生地を長方形にのばしましょう。
    少量なので、めん棒を使うまでもなく小さなすりこ木で十分。

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    ビニール袋を切り開き、目分量ながら部分部分修正しながら長方形に形を整えます。
    生地の中心1/3部分に緑豆餡を丁寧にひろげましょう。

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    緑豆餡を包むように片方の生地を折りたたんだら、その上にも緑豆餡をぬりひろげます。

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    もう片方の生地を折りたたみ、丁寧に緑豆餡を包みましょう。
    形を整えながらラップでぴったりと包み、冷蔵庫で1時間ほど冷やします。

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  4. 冷やした生地を包丁で4等分します。

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    形を整えながら、オーブンシートを敷いた天板に上に間をあけて並べましょう。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で1時間最終発酵を促します。

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  5. オーツミルクと蜂蜜を合わせて表面にぬります。
    たっぷりと二度ぬりしたら、210℃に予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190℃にして10分間。
    何だか憎めない愛らしさ。

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    良いんじゃない?手作りならではのこの不細工なパンたち。

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北八ヶ岳の農場、ゴールデングリーンさんから届いた旬のお野菜。
先ずは葉野菜からお料理しましょうと、昨日はほうれん草や春菊、野沢菜等を手に致しました。

さて、今日は色鮮やかな『赤からし菜』と『赤水菜』に挑みましょう。
葛粉で優しくとろみを添えた、具沢山なスープにしましたよ。

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赤からし菜と赤水菜の軸部分をたっぷりスープに入れました。
色鮮やかな赤水菜の軸、普通加熱すると緑になってしまうことが多いこの類の野菜ですが、加熱しても赤水菜の軸は色鮮やかなまま。
淡い色のキャベツと相まって、食感だけでなく見た目も優し気なスープに仕上がりましたよ。

主人が大いに気に入った味の秘密は、鶏ささ身の茹で汁。
我が家の定番でもあります鶏ささみの茹で鶏、この茹で汁をブイヨンに使った具沢山スープです。

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  1. 鶏ささみの茹で鶏、茹で汁を特に重宝する我が家の定番です。

    先ずはお湯を沸かし、ここにお酒をお塩を加えます。
    再度にたったところで、予め室温に戻しておいた鶏ささ身を重ならないよう1本ずつ加えます。
    ぴったりと蓋をしてひと呼吸おいて火を止める、それだけ。
    余熱でしっかり、そしてしっとり茹で鶏に仕上がります。

  2. オリーブオイル・つぶしたにんにく・粗みじん玉ねぎ・小ぶりな乱切りにした人参を合わせ、先ずはじっくり炒めましょう。
    そうそう、このニンニクもゴールデングリーン農園のもの。
  3. 油がなじんだら鶏の茹で汁を加えます。
    ざく切りキャベツ・乱切り大根・押し麦、そして赤水菜と赤からし菜の軸部分も加え、ぴったり蓋をして加熱しましょう。

    極少量の白だし醤油・ナンプラー・オイスターソースで味付けをしたら、葛粉をお水で溶いて加えひと煮たち。
    スープジャーに分け入れ、刻んだ赤水菜を散らして出来上がり。

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いちばんひしゃげた緑豆あんぱんは主人のお腹に収まりました。

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今朝の主食は、もちろん鶏の茹で汁で炊いた鶏粥。
いくつかある主人の大・大好物のひとつです。

お魚は鯖のみりん干し、ちょっと焼き過ぎたようですがご愛敬。
納豆には自家製紅芯大根の抜き菜を使った胡桃和えを添えました。

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鶏ささみの茹で汁、そして茹で鶏を使って、赤からし菜の煮びたしを拵えましたよ。
作り置き料理のひとつに。


鶏の茹で汁、少々の白だし醤油、みりんを煮立てます。
直火にかけられ、冷ましてそのまま保存も出来る琺瑯容器は本当に便利。

煮立ったところに、食べやすく切った赤からし菜の、先ずは軸部分を加えます。
色が鮮やかになったところで葉の部分、蓋をして火を止め予熱でしんなり火を通しましょう。
最後に茹で鶏をほぐして加えます。

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赤水菜のお料理は次回に持ち越し。
綺麗に洗って水を切ったら、容器の大きさに合わせて切ってキッチンペーパーで包んで保存容器に入れて冷蔵庫へ。
明日、イオンネットスーパーに届けて頂く豚薄切り肉と合わせましょう。
それまでシャキシャキ感をこれで少しでも保ってくれると良いのだけれど。

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今帰宅した主人が、着替えて今度はガソリンスタンドへと向かいました。
灯油を買いに。
そうね、もう来週は12月ですものね。


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2021年11月24日

野菜がもりもり絶賛増量中

北八ヶ岳から段ボールいっぱいの旬野菜が届きました。
丁寧な手書きのメッセージ、野菜ひとつひとつの名称に加え保存方法やレシピまで書かれたリーフレット、丁寧な梱包。
何よりこの季節に関わらずクール便で届いた、特に葉野菜たちのシャキッと背筋の伸びた佇まいに目を細めました。

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何はさておき、先ずは聖護院大根やカブの葉を切り落とし、的確な保存方法で野菜室で長旅の疲れを癒して頂きます。
そして早速、葉野菜たちから下茹でして綺麗なグリーンに染まって頂きましょう。

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ふわりと土のにおい漂う『ロングなほうれん草』は定番のお浸しに。
さっと湯がいて冷水にとり、しっかり醤油洗いをしてからお出汁に浸します。

お出汁には風味を添える程度のお酒・みりん・白だし醤油を加えてひと煮たち、しっかり冷ましてから色鮮やかなグリーンに染まったほうれん草を漬け込みます。

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葉野菜メンバーの中には高菜の姿もありました。
以前、農協朝市を毎週末覗いていた頃は出会う機会もありましたが、最近はその存在すら忘れかけておりました。
お塩で軽くもんで、極々シンプルな高菜漬けに致しましょう。
今週末には良い具合に漬かるのではないかしら。

気楽にジッパー付き保存袋で事を済ませましょう。
重石はスパイスボールの乳棒というのかしら、棒の方がこの量の高菜にはちょうど良い具合。

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昨日は、久しぶりに主人とランチに出かけました。
向かった先は、車で15分程度のスーパー銭湯。

え?

何年も前、まだ遠い畑で作業をしていた頃、畑作業の後で何度か利用したこともあるスーパー銭湯。
どうやって情報を得たのか、そのスーパー銭湯のフードコートで最近インド人シェフが腕を振るっているらしい、と主人。

ネパール人シェフでもパキスタン人シェフでもなく、スーパー銭湯にいらっしゃる前はインドのマリオットホテルのシェフとしてご活躍だったという経歴のシェフが何故岐阜の、しかもスーパー銭湯にいらっしゃったのか、この当然の疑問は別として。
頂いたビリヤニが兎にも角にも美味しかった。

スーパー銭湯の暖簾をくぐり、お風呂には入らず、ビリヤニを食べて帰宅する主人はその高揚感に任せ、スーパー銭湯のフロント女性にビリヤニの美味しさをくどくどと説く始末。





翌日になっても興奮冷めやらぬ我が家。
私に至っては美しい野菜にさらに魅せられたのでしょうか、お弁当の主食として拵えた『切り餅大福』でうっかりミス。

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ひと切れ残っておりました切り餅をさいの目に切って、お水をひたひたに注いで、電子レンジで加熱すること3分間。


加熱時間が長すぎたようで、お餅はすっかり溶け重湯状態になっておりました。
これをどうにか追加のレンジ加熱によって水分をとばし、胡桃や蕎麦の実を加えて打ち粉の上に。

先週、葛切り用に拵えた緑豆餡(☆彡)を包んでどうにかこうにか着地はしたもののトホホな仕上がりにトホホ。

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お菜は、届いた野菜の中から葉野菜3種を使って。

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赤からし菜・赤水菜・春菊を合わせ、極少量のレモン汁を絡めたアボカドを加えて和えるだけ。
味付けの代わりに、先日畑で抜いてきた紅芯大根の抜き菜で拵えた胡桃和えを使いました。

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香りの強い春菊、農家さんのリーフレットには『生がお勧め』とありました。
それを聞いて主人が言いました。
『昔さ、どぅちゃん(わたしのことです)が作ってくれたよね、熱々の胡麻油をジュッって生の春菊に回しかけるやつ』

あぁ!
という訳で、今朝の主食は春菊ご飯。

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春菊の葉先のやわらかい部分を炊き立てご飯の上にたっぷりと。
中央を少し空けて、温泉卵をぽとり、お醤油をちろり、胡麻をひねります。

胡麻油を煙が立つほどにしっかり熱し、春菊目掛けてジュッ!!!
はい、出来上がり。
瑞々しい茎部分はさっと茹でて醤油洗いをした後、香り高い胡麻和えとなりました。

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主人『これ、何?』
わたし『え、昨日ワンちゃん(主人のことです)が言ってたやつよ』
主人『まさかご飯の上になるとは思わなかった』

大喜びで頬張っておりました。

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明日は他の葉野菜たちをご接待致しましょうか。
今、我が家のワインセラーは背の高い葉野菜たちが陣取っております。

主人に仕事部屋を譲りましょうね。

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