お題の通りです。
『蒸しパンのういろう化』って言うのですって、この症状。
もういいです、蒸しパンは奥深い、よく分かりました、そして私は蒸しパンと相当相性が悪い。
だけど蒸しパンミックスを使う気は今のところありませんし、何より数年前、もう蒸しパンと向き合うのは止め止めとばかりに、欲しくて欲しくてクロワッサンで買った蒸し器を処分したのでしたもの。
だけど折角のご縁、また忘れた頃に挑戦すると致します、蒸しパンと加水率に。
良い気になって挑んでしまった栗蒸しパン。
昨日栗ご飯にした残りの栗は、栗きんとんやマロングラッセを拵えるつもりでおりました。
ところが圧力鍋で蒸したこの栗があまりに美味しくて、お砂糖をたっぷり使ったおなじみの栗菓子を作る気には毛頭ならず。
出来るだけ蒸し栗の甘さを活かしたいと、蒸しパンに再挑戦することと致しました。
栗の入れ過ぎが原因だとは思いつつ、それでも膨らむ蒸しパンを想像してお鍋の蓋を開けた時の敗北感。
いつか、またいつか蒸しパンに挑むときのための備忘録。
昨日栗ご飯にした蒸し栗のほんの一部、鬼皮だけを剥いて蒸しパン用に除けておきました。
思いの外手間取った渋皮は、I字型のピーラーでどうにか突破。
- 栗にはほうじ茶が良いと、茶葉を豆乳で煮だして使いました。
豆乳は200g。
お鍋で沸騰直前まで温めたら一旦火を止め、ほうじ茶葉 10gを加えます。
よくなじませたところで弱火にかけ、膜がはらないようそっと混ぜながら3分ほど。
茶こしで自然に漉し、温かいうちにココナッツシュガー 15gを溶かしておきます。
漉したほうじ茶は63gになっていました。 - 1のほうじ茶に豆乳 30gを足し、更にココナッツオイル 5gも加えてよくなじませます。
全粒粉薄力粉 60g・ベーキングパウダー 2gを合わせてふるい入れたらさっくりと混ぜ込みます。
途中でざく切りにした蒸し栗 105g分も加え、粉っぽさがなくなる程度に混ぜ込みます。 - あ、もう備忘録はここまでで。
敗北感に打ちひしがれ、半ばやけっぱちで拵えたお菜は温かなこんにゃく麺。
昨日からぐっと秋らしくなり、いよいよ温かなスープを兼ねたお菜が嬉しい季節となりました。
それでも主人共々ちょっと体重増加が気になる昨今、たっぷりのレタスで嵩増ししたピリ辛こんにゃく麺。
豆板醤を効かせたひき肉風のトッピングはもちろんベジミートです。
- お酒・みりん・お醤油・豆板醤・オイスターソース・おろし生姜をお鍋に合わせ、ここにお湯で戻して水切りしたベジミートを加えます。
煮汁がなくなるまで炒りつければ出来上がり。 - さっと湯掻いたこんにゃく麺をスープジャーに予め入れておきます。
手でちぎったレタスをたっぷり上に。
レタスは押し込むくらいたっぷりと。
熱々のスープをレタス目掛けて注ぎます。 - 1のベジミートをたっぷりと盛り、おまけに作り置き料理のきんぴらゴボウも。
ベジミートの戻し汁は朝食のお味噌汁に有効利用致します。
ちょっと物憂い本日のお昼ご飯。
ういろう化したとは言え、蒸した栗はやっぱり美味しかったのが救いです。
栗蒸しパンは失敗しましたが、イオンさんが届けて下さった栗には存分に楽しませて頂きました。
そしてまだまだ、イオンさんが届けて下さった秋の味覚は続きます。
今週は久しぶりに“鯖”を煮ましたよ。
今週は久しぶりに“鯖”を煮ましたよ。
ネットスーパーで不便を感じないとは言いながら、鮮魚にはあまり恵まれていないのは事実。
鯖やイワシ、鮮魚の状態ではなかなか手に入りませんから。
鯖やイワシ、鮮魚の状態ではなかなか手に入りませんから。
ですがそこはイオンさん。
予約販売で立派な真鯖、そしてサンマ、届いた双方とてもきれいで大満足です。
特に真鯖に関しては、三枚おろしだったところを二枚おろしにして下さったりと対応も良心的。
おかげで以前よく拵えておりました鯖の味噌煮を今週は楽しめます。
琺瑯容器で煮込みから保存まで済ませてしまう我が家の味噌煮。
琺瑯容器で煮込みから保存まで済ませてしまう我が家の味噌煮。
鯖の味噌煮ならば主食は白いご飯でしょ?
そう思って主人に昨晩尋ねたところ、意外な答えが返ってきました。
今朝の主食は温泉卵添えのきつねうどん。
アンチ三角食べの主人は、好きなものが並べば並ぶほど良い朝食なのだそうですよ。
今朝の主食は温泉卵添えのきつねうどん。
アンチ三角食べの主人は、好きなものが並べば並ぶほど良い朝食なのだそうですよ。
今日も私、大変褒められました、朝食を。
ラベル:蒸しパンういろう化