お待ちかねの金曜日です。
いつもいつも金曜日は楽しみですが、今週の金曜日は格別のお楽しみが今宵の日本酒を盛り上げてくれそうです。
昨日届いたばかりの日本酒を抜栓し、時間が過ぎるのも忘れ、主人も私も二人揃って体重増加傾向なことも忘れ、互いに相手がお開き宣言をしないことを幸いと宴会が続くのでしょう。
なので伏線を張っておきましょう。
今日のお昼は久しぶりの『おから寿司』、甘辛く煮含めた油揚げにおからを詰めた『おから稲荷』ですよ。
酢飯の代わりに、寿司酢をたっぷりおからに含ませ油揚げに詰め込みます。
おからの登場頻度は平均以上であろう我が家ですが、おから寿司はその気楽さもあって随分と前から我が家に定着しております。
そして何より主人もお気に入り。
油揚げは昨日のうちに圧力鍋で一気に煮含めて冷蔵保存しておきました。
なので今朝はちょっと余裕。
ちょっと甘めのしっとり炒り卵、自家製ビーツのピクルス、そして枝豆を添えて彩りおから稲荷に。
甘辛お醤油味の油揚げ、そしてお酢の効いたおからは抜群の相性です。
おからが油揚げの煮汁を無駄なく含んでくれるので、もしかしたら酢飯の定番お稲荷さんより私好み。
これが明朝の体重増加の伏線になるか否かは別として、ですけど。
- その昔は文字通りゆっくりじっくり煮汁を煮含めておりました油揚げ。
いつからか電子レンジを使うようになり、更には電子レンジ調理が苦手だと分かると圧力鍋を頼るようになり今に至っております。
袋状に開いた油揚げを熱湯でさっと茹でて油抜きをし、冷めたら手のひらで挟んでしっかり絞ります。
◆お水 100t
◆お酒・みりん・お醤油・お砂糖 各大さじ1
を圧力鍋に合わせてお砂糖を溶かしたら、油揚げを少しずつずらしながら放射線状に並べ加圧すること2〜3分。
圧が抜けたら蓋を開け、その時の気分で煮汁を煮詰めるなり、保存容器に煮汁ごと移すなり。
1日じっくりとなじませた油揚げは最高に美味しいのです。 - 炒り卵はみりんを多めに加えてしっとり、ちょっと甘めに仕上げます。
◆卵 1個
◆みりん 大さじ1弱
◆お砂糖 小さじ1/2程度
◆お塩 ひとつまみ
をしっかり泡だて器で混ぜたら、テフロン加工のフライパンに流し入れます。
徐に中〜弱火にかけ、フライパンに傷をつけないタイプの泡だて器で常に混ぜながらそぼろに仕上げます。 - フライパンをさっと洗っておからの準備。
◆生おから 100g
◆卵 1個
◆寿司酢(☆彡) 大さじ3
卵を寿司酢を合わせてよく混ぜ、フライパンに流し入れましょう。
ここにおからを加えてしっとりと炒りつけます。
粗熱がとれたらラップを使って丸く握っておきましょう。 - ビーツのピクルスをいちょう切りにし、キッチンペーパーの上で水を切って準備完了。
油揚げに丸めたおからを詰めて形を整え、トッピングをして出来上がりです。
おから稲荷のトッピングにした枝豆は、昨日の肉じゃが全粒粉パン(☆彡)にも使用致しました“牛スジ肉の肉じゃが”の一部です。
そろそろお片付けしないといけない頃合いですからね。
という訳で肉じゃがコロッケ。
・・・を拵えようと昨日思いついたのは良いのですが、我が家にはパン粉を常備していないことに気付いたのはその後のこと。
手っ取り早く姿形が良く似たオートミールを使おうとも思いましたが、以前やってみてどうもしっくりこなかったことを思い出しました。
冷凍してあるバゲットを使おうか。
・・・いえいえ、わざわざ主人がパン屋さんにお願いして焼いて頂いているバゲット、これは失礼でしょう。
以前聞いたことのある高野豆腐は?
・・・すりおろした高野豆腐が衣では、唐揚げや竜田揚げ状態になるのでは?なにより油の吸収率も上昇しそう。
と、色々考えた結果、打って付けの食材がありました。
頂いた素麺、中途半端な量を残してしまい、先延ばしにしていた素麺に白羽の矢。
- じゃが芋を数個茹で、粉吹き芋にして水分をとばしたらフォークでざっくりつぶします。
- 戻したひじきはしっかりと水を切って刻みましょう。
- 以上を、蒸し大豆と一緒に残った肉じゃがに加えます。
ちょっとゆるかったのでオートミールも加えて調整、丸めます。 - 素麺は袋のまま揉むようにしてバキバキに折ります。
めん棒を転がして更に細かくしたらビニール袋に移しましょう。
米粉と炭酸水、極少量のお塩を合わせ、ゆるめのホットケーキ生地程度に混ぜます。
丸めた生地をさっとここに通したら、砕いた素麺をたっぷりまぶしましょう。
意外と沢山つきます。
やや低めの温度でじっくり揚げ焼きにして出来上がり。
残念ながら、途中で素麺がなくなってしまったので残りは冷蔵庫へ。
明日イオンさんに届けて頂く食材に『パン粉』を先ほど追加しておきました。
今朝からランチョンマットを変えました。
・・・なんだかしっくりこない。
金曜日は主人お楽しみの伊勢うどん、そして“イオンいわし”と我が家では呼ばれておりますトップバリュブランドのイワシの生姜煮。
さ、間もなく主人の帰宅時間です。
帰宅途中に寄ったお豆腐屋さんの丸揚げとおからを持って。
そして5時からの宴会スタート。
今日のお開きは8時頃かしら。
思い出話で盛り上がりましょう。