2021年10月28日

胡桃と甘酒の全粒粉パン〜今週を振り返って

美味しい全粒粉パンが焼けました。
昨日のことですけどね。

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いつもは木曜日に焼くパン。
それもただ単に、ヨーグルトメーカーで1週間分用意する自家製豆乳ヨーグルトのホエーが溜まる頃合いだから、という理由だけで。
木曜日にもなると、ヨーグルトの窪みに水分、所謂ホエーが溜まるのです。

濃いヨーグルト好きの主人には、この水分が少々不本意なようで、その有効利用として焼き始めた木曜日のパン。
今週は少々訳あって昨日水曜日に焼きました。

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もちろん前日火曜日の夕方、ビニール袋でちょちょいと生地を準備して当日焼くお手軽お気軽オーバーナイト発酵スタイルで。
胡桃が大好きなあの人のために、そしてちょっと甘く仕上がるようにと甘酒とホエーを合わせて生地を捏ねたちょっと不格好な全粒粉パン。

不器量ではありますが美味しかったので、今週初めての備忘録。
いつもは全粒粉強力粉が100g前後と決まっておりますが、今回に限っては154gで。
ちょっと中途半端ですが、開封済みの強力粉がこれで最後になりましたので。





◆材料(小ぶりな全粒粉丸パン 6つ分です)
  • 全粒粉強力 154g
  • スキムミルク 20g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 2g

  • お塩 2g
  • ココナッツオイル 8g

  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトから出た水分です) 67g
  • 甘酒 78g(ホエーと足して145g計量しました)

  • 胡桃 60g

  • 無塩タイプの発酵バター 適量
  • きな粉 適量
  • 蜂蜜 適量




◆作り方
  1. 生地の準備は前日の夕方に。
    胡桃は予め手で細かく割り、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして粗熱をとっておきましょう。

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  2. 全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したホエーと甘酒をよく混ぜたところに、合わせた粉類の半量を加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
    お塩・ココナツオイル(液状に)を順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    ビニール袋に半量残った粉類に1の胡桃を入れて振り混ぜたら、イースト液をここに加えて生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。

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  3. 生地がまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵させましょう。

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    これが済んだら、軽く揉んで再度形を整えます。
    もういちどビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れてひと晩野菜室へ。

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  4. 当日のスタートはここから。
    先ずは野菜室から生地を出して室温に戻してあげましょう。
    蓋を跳ね飛ばすほどガスが溜まっておりました。

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    ガス抜きのイメージで軽く捏ねたら、ビニール袋から出して形をまとめ包丁で6等分します。
    断面を包み込むように丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  5. ベンチタイムを経た生地を丸め直し、綴じ目を下にして並べます。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で40分間の最終発酵タイム。

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  6. ふっくらした生地に茶こしを通してきな粉を振りかけます。
    切れ目を入れ、小さく切ったバターを良く冷えた状態でここに押し込みます。
    蜂蜜も少し隙間に垂らしましょう。

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  7. 予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして15分。

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    甘酒とホエーのダブル使い、これ最近のお気に入りです。
    ちょっと蜂蜜がベタつくのが気になりますが、あ、あと不器量なのもちょっと気にはなっておりますが、それでも美味しいお気に入りのパンです。

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実は昨日、我が家に久しぶりのお客様をお招き致しました。
前日がとても良いお天気だったこともあり、ふと胡桃のパンを焼きたくなったのがこのささやかなランチの会に繋がったという訳。

仕事が忙しいからと、最初は乗り気でなかった主人も仕事を午前中で切り上げ、気づけばランチにちゃっかり参加しておりました。
パンの脇に添えたポテトサラダに惹かれたことも、主人参加の一因でありましょうが。

ランチと言っても、冷蔵庫の中の作り置き料理を並べただけの簡単なもの。
ですがそれもあって、今週は週明けから作り置き料理につい力が入ってしまいお弁当が少々お座なりになってしまいました。
それでも折角拵えた我が家のお昼ご飯、そして朝食、ざっくりとではありますが絵日記程度の備忘録を残しておきましょう。





先ずはパンを焼いた当日、水曜日の朝食。
塩鯖の焼き具合がかつて最高なほど完璧でした。

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その前日、火曜日のお昼ご飯。

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冷凍してあった酢飯を温め直し、新たに少量の寿司酢を足した簡略版最高峰の酢飯。
ランチ会用に準備しておいた山芋のポン酢漬けを筆頭に、生姜が効いた鰻の佃煮、アボカド、ビーツのピクルスなどを並べて太巻き寿司に。

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この日は、同じくランチ会当日の『おから稲荷寿司』用にと甘辛く煮た油揚げを朝食のうどんに。
油揚げ、山芋、そして温泉卵のトリプルうどんに主人は脇目も振らず集中しておりました。
この日で取り寄せた二子芋がおしまいになったんだっけ。

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そして週明け月曜日。
この日は先週の作り置き料理、マコモダケの醤油漬けを漬け汁ごと炊き込みご飯にしてお片付け。

ランチ会用にと、圧力鍋で丸ごと玉ねぎの煮込みを拵えていて時間がなくなり、見るからに間に合わせなお昼ご飯。

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この日はみりん干しのサバが真っ黒になって、少々落ち込んだ朝食でした。
それでも美味しいと言ってくれる主人が頼もしかった。

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取り敢えず備忘録は残しました。
気付けば明日で今週のお弁当はおしまい。
それにしても早い1週間でした。




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そして今朝、本日の朝食に戻って今週今日までのまとめはおしまい。

昨日食べ過ぎたポテトサラダが祟り、主人の体重は激増。
朝食の主食はあっさりおろし蕎麦。
西京漬けが上手に焼けました。

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お持たせて頂いたケーキ、ふたつはおふたりでどうぞと嬉しいお言葉に甘えて朝からケーキ。
久しぶりのお喋りにいまだに高揚しております。





主人の卒園日記、小学生時代の修学旅行記、通信簿。
そして卒園作品なのでしょう、仮面ライダーV3の絵皿・・・

晴天の秋の空気に晒され、虫干しがそろそろ完了した頃です。


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2021年10月22日

サクサクのホロホロ〜お片付けオートミールクッキー

北向きの主人の仕事部屋、スチール机から伝わる冷えが全身に染み入る季節になってきました。
つい数日前までは、今年の残暑はいつまで続くんだとボヤいておりましたのが懐かしい。

さて。
金曜日ですので、乏しいながらも在庫食材のお片付け。
お片付けクッキーなど焼いてみましたよ。

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『お片付けクッキー』?

オートミールは非常時に備える意味でも多めに常備してあります。
金曜日の冷蔵庫には中途半端に残った食材が多種多様、フライに使用したチーズ入りのパン粉でしょ、水曜日に拵えたおから蒸しパンに使用した自家製おからパウダーが極少量、ビニール袋に入れて口をキュッと縛った状態で冷蔵庫に並んでおります。

これらを全部合わせたクッキー、なので文字通りのお片付けクッキーという訳です。

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卵はお弁当の副食に使用したかったので、クッキーには不使用です。
バターもちょっと重いので、ココナッツオイルで代用致しました。
お砂糖を出来るだけ控えたかったので、デーツシロップと自家製の干し芋で不足した甘さを補いました。

その結果、想像以上に私好みのクッキーが焼き上がりました。
生地をまとめるために少量加えたマヨネーズが功を奏したのかもしれません。
香りはうっとりするほど、甘さも程よく食感はサクサク、ちょっとチュゥイーな干し芋が良いアクセントです。

但し、ちょっと油断すると崩れてしまうモロさが玉に瑕。
扱いは慎重に。

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◆材料(8枚分といったところでしょうか、ふたり分には少々多め)
  • オートミール 45g

  • パン粉(粉砕したペコリーノロマーノ入りです) 15g
  • 自家製おからパウダー(☆彡) 10g
  • アーモンドプードル 10g
  • てんさい糖 5g
  • ベーキングパウダー 2g
  • 干し芋(☆彡) 80g

  • デーツシロップ 15g
  • ココナッツオイル 40g
  • マヨネーズ 10g





◆作り方
  1. オートミールはミルで粉砕します。

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  2. 粉砕したオートミール・チーズ入りパン粉・おからパウダー・アーモンドプードル・てんさい糖・ベーキングパウダーをボールに合わせてよく混ぜます。

    ここにさいの目に切った干し芋を加えて混ぜたら、デーツシロップを加えてスパチュラで切るようになじませましょう。

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    液状にしたココナッツオイルも加えて混ぜ込みます。
    最後にマヨネーズを加えてなじませます。
    全体がしっとりとした大ぶりなそぼろ状になりました。

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  3. ひろげたラップの上に移し、しっかりと包んでかためながら長方形に形を整えます。
    めん棒でしっかりと押し固めながら平らにしたら、30分以上冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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  4. しっかりと冷え固まった生地を包丁で8等分します。

    ピケをしますが、フォークを使うと生地が崩れてしまいます。
    100均ショップで買った千枚通しをキッチン専用に愛用致しております、これが便利。

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  5. オーブンシートの上に並べ、200℃に予熱したオーブンへ。

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    設定温度を160℃にして22〜25分。
    焼き立ては更に脆いので、そのままの状態で冷ましておきましょう。

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    冷めた後も扱いは慎重に。
    緊張を強いるクッキーです。

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金曜日は大抵食材が貧相なのですが、今日ほど貧相だったことはかつてそうないのではないかしら。
それでもどうにかなってしまうので、このスリルを楽しんでみたりもしているのですが。

乾物をたっぷり使ったオープンオムレツ。

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オープンオムレツであり、オーブンオムレツでもあります。
とにかく卵液を耐熱容器に流し込んだら、後はオーブン任せなので簡単なのです。
フライパンで焼くよりぐっと簡単で失敗知らず、使用する油も少量なので主人のお腹にも安心。





  1. 粗みじんにした玉ねぎ・さいの目人参、やや大ぶりに切ったじゃが芋は合わせてオリーブオイルで炒めて冷ましておきます。

  2. ひじきは戻して水をしっかり切り、刻んでおきましょう。
    干し貝柱と干しシイタケは、少量のお水で戻しておきます。

  3. 卵・干し貝柱とシイタケの戻し汁・数日前に拵えたベジミートそぼろを合わせてよく混ぜます。
    冷ましておいたじゃが芋その他・細切りにした干しシイタケ・ほぐした干し貝柱・刻んだひじき・市販の蒸し大豆を卵に加え、お塩をほんのひとつまみ。

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    よくなじませたら、耐熱容器に移してスパチュラで表面をぎゅっと押さえつけ平らにならしましょう。
    耐熱容器には、軽く揉んでお水で湿らせたオーブンシートを予め敷いてあります。

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  4. 200℃のオーブンで25分ほど焼き、そのままオーブン庫内で粗熱をとります。
    形が落ち着いたところでオーブンシートを持って容器から出し、包丁で切り分けて出来上がり。

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具沢山のオープンオムレツ。
ピクルスがよく合います。

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今朝の主食は、週にいちどのお楽しみでもある伊勢うどん。
そして伊勢うどんの日は、必ず脇にトップバリュブランドのイワシの生姜煮。
金曜日の我が家の朝食はこのふたつがセットになっております。

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そしてもうひとつ、お片付けメニュー。

今週、久しぶりに拵えた鯖の味噌煮。
主人も嬉しそうでした。
煮詰めて煮詰めてとろりとした煮汁、真鯖の旨味が溢れたこのお味噌を残すことなくお片付け。

鯖缶をここに加えてひと煮たち。

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お酒を加えて少しのばした煮汁に、鯖缶を並べ入れます。
スプーンで煮汁を回しかけながら軽く煮て出来上がり。

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あれ!
まだ鯖残っていたの!!!
主人、嬉しそうに誤解してくれました。






大根おろしを添えて、今宵の日本酒に添えましょうね。
鯖缶の味噌煮でしっぽり日本酒の金曜日です。



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2021年10月21日

ふわんふわん全粒粉シナモンロール〜甘酒と干し芋ver.

木曜日なので今や週課となりましたパンを焼きました。
今週のパンは、ふわんふわんな全粒粉シナモンロールです。

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いつもの通り、前日の夕方に生地を捏ねてひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促すオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉シナモンロール。
1週間分まとめて週末に拵える手作り豆乳ヨーグルト、窪みに溜まったホエーを有効利用するのはいつもと同じです。

今週はふと思い付き、ホエーに加えて甘酒も一緒に全粒粉生地に加えてみましたよ。

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甘酒効果でしょうか。
いつもよりやわらかな生地、そして何より焼き上がりがふわふわです。

そしてパンが焼き上がる時の魅力的な香り、表面に振りかけたプロテインコーヒーの効果も見逃せません。

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少し加糖もしてあるお手頃価格の市販の甘酒。
手作りの干し芋をひと晩じっくり甘酒に漬け込み、全粒粉生地で包んでみました。

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穏やかな甘さが美味しい、ふわふわのシナモンロールが焼き上がりましたよ。

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◆材料(小ぶりなシナモンロール4つ分です)
  • 全粒粉強力粉 90g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 3g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 65g
  • 甘酒 20g

  • ココナッツオイル 7g
  • お塩 ひとつまみ




  • 干し芋(☆彡)冷凍してあったものを刻んで使いました 85g
  • 甘酒 生地に使用した残り全部(170g)

  • シナモンパウダー 適量
  • 仕上げ用のコーヒープロテイン 適量




◆作り方
  1. 前日の夕方に生地を準備します。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したホエーと甘酒を混ぜ、合わせた粉類の半量をここに加えて混ぜ合わせます。
    お塩、ココナッツオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせたら残った粉類に加えます。

    生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねたら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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    少し温かな生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促します。

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  2. 生地に加え、今日は干し芋の準備も。
    冷凍してあった干し芋を小口に切って保存容器に移し、残った甘酒を注ぐだけ。
    容器の蓋をし、ひと晩冷蔵庫へ。

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  3. 今朝のスタートはここからです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    室温に戻した生地を軽く捏ねてガス抜きをし、再度まとめてビニール袋に戻します。
    15分間のベンチタイムを設けます。

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  4. 干し芋も冷蔵庫から出し、ザルにあけて干し芋と甘酒に分けておきます。

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  5. ベンチタイムが終了した生地をビニール袋に入れた状態で長方形に伸ばします。
    ビニール袋を切り開き、糊代を残して干し芋を漬け込んであった甘酒を刷毛でぬりましょう。

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    干し芋をたっぷり散らし、シナモンパウダーをふります。

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  6. 切り開いたビニール袋を巻きすのように使いながらきっちりと巻きます。

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    巻き終わりをしっかりと指でつまんで閉じたら、生地を4等分しましょう。
    包丁を使うより、木綿糸を使う方が簡単で断面が綺麗です。

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  7. きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で40分間の最終発酵。
    ふわりと膨らんだ生地に、茶こしを通してプロテインコーヒーをふりましょう。

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    ハーバライフ製のプロテインコーヒー。
    甘過ぎずほろ苦い風味がお気に入り、何より茶色とグリーンの色合わせが好き。

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  8. 予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして15分。

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    甘酒の効果でしょうか。
    パンのためだけに、またイオンさんに甘酒を届けて頂こうかと思うほどお気に入りのパンが焼けましたよ。

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週末が近付いておりますので、野菜室ががらんとしています。
ネットスーパーは余分な食材を買わないとは言いつつ、週末が近付くとあまりの生鮮食品の不足に焦ることもしばしば。

それでもどうにかなってしまう、在庫食材お片付け能力。
具沢山のトマトスープをシナモンロールに添えましょう。

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  1. オリーブオイル、つぶしたにんにく、粗みじん玉ねぎ、さいの目人参と大根、カシューナッツ、エルブ・ド・プロヴァンス、粗挽きガラムマサラ・・・圧力鍋に合わせて炒め合わせます。

  2. トマト缶とお水を加え、茹でて冷凍してあるひよこ豆、軽く干して冷凍しておいたマイタケ、同じく冷凍してある蓮根、更には冷凍しておいた飴色たまねぎ、じゃが芋・・・圧力鍋に加えて加圧すること2分弱。

  3. オーツミルクで少しのばし、フルール・ド・セルで味を調えて出来上がり。
    これだけ具沢山だと、スープストックなど不要でお塩だけで十分美味しいのです。
    スープジャーに盛って黒胡椒がりりで出来上がり。

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ちょっとパンクしてしまったシナモンロール。
この程度ならばいつものご愛敬なのです。

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今朝の主食は圧力鍋で炊く炊き粥です。
2018年製の自家製梅干を添えて梅粥に。

そしてお魚はしっかり煮詰めた鯖の味噌煮。

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朝食に添えた大根のお漬物。
干し芋を漬け込んだ甘酒のリメイクべったら漬け風です。


5〜8ミリ厚さのいちょう切りにした大根の尻尾部分。
お塩で揉んでしばらくおき、水がたっぷり出たところでしっかりと絞って残った干し芋風味の甘酒に漬け込むだけ。

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このべったら漬け風大根の浅漬け。
明日は自家製柚子胡椒を添えて日本酒の脇に添えられるのでしょう。
今夜はそれを楽しみに、主人とふたりプロテインの夕食を乗り切ることと致します。


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posted by しんさん at 14:32 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月20日

今週のおから蒸しパンサンド〜牛スジ肉じゃがコロッケ・もりもりレタス

何となく1週間か2週間にいちどの頻度で拵えております、おから蒸しパンサンド。
今週はコロッケサンドです。
おから蒸しパンで、コロッケとたっぷりのレタス、ベジミートのそぼろをサンドしましたよ。

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小分けして冷凍してある生おからを前日オーブンで乾燥させ、当日の朝ミルで粉砕しておからパウダーに。
このおからパウダーを使ってオーブンで湯せん焼きにするおから蒸しパン。

取り寄せたじゃが芋で牛すじ肉の肉じゃがを拵えたのは先週のこと。
牛すじ肉じゃがパン(☆彡)を拵えたり、更にはパン粉の在庫切れに気付かず変則牛すじ肉じゃがコロッケ(☆彡)を拵えたりとリメイクも楽しんだ末のコロッケサンド。

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冷凍してあったコロッケに、ソース代わりにベジミートそぼろをたっぷりと重ねました。

たっぷりも過ぎるかしらと躊躇するほどでしたが、濃いめに味付けした甘辛お醤油味のベジミートそぼろ、ちょっとニゲラを効かせたおから蒸しパンとの相性がなぜか良いのに驚きました。

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手間要らずで食感良し、扱いやすさは上々、主人もお気に入り、何より在庫食材のお片付けに最適、おから蒸しパンは私にとっても好都合でしかありません。
木曜日のホエー全粒粉パンと並び、ルーティン化するのも時間の問題です。

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  1. 先ずは前日のおからの下準備。

    凍ったままのおからをオーブンシートをひろげた天板に置き、予熱なしのオーブン 130℃で1時間35分。
    時々フォーク等で崩しながら乾燥させたら、後は翌朝までオーブン庫内に放ったらかし。

    当日の朝、これをミルで粉砕してザルを通せば、おからパウダーの出来上がり。
    100gのおからで、30g前後のおからパウダーが出来ます。

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  2. おから蒸しパンを拵えましょう。



    ● 卵 2個
    ● オリーブオイル 10g

    ● 豆乳 80g

    ● おからパウダー 20g
    ● サイリウム(オオバコパウダーです) 5g
    ● てんさい糖 5g
    ● ベーキングパウダー 2g
    ● お塩 ひとつまみ

    ● オートミール 10g
    ● ニゲラ(カロンジ等呼び方は多々あるようです) ひとつまみ


    卵とオリーブオイルをボールに合わせ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    豆乳も加えて混ぜ合わせましょう。

    ※オリーブオイルはココナッツオイル等お好みのオイルで。
    ※最近はココナッツミルクが品切れなので今日は豆乳を使いましたが、オーツミルクでも何でも自由自在。

    おからパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩をザルに合わせてふるい入れたら、オートミールとニゲラも加えて泡だて器で混ぜます。

    オーブンシートを敷き込んだ耐熱皿(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズを使っております)に流し入れましょう。

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    素早く表面を平らにならし、天板にお湯を注いで予熱したオーブンへ。
    設定温度200℃で30分間湯せん焼きにして出来上がり。

    早々に容器から出し、網の上で冷ましておきましょう。
    電子レンジを使うより、オーブンに入れたら放ったらかしのこちらの方が私には合っているのです。

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  3. おから蒸しパンが冷めたら仕上げましょう。
    厚さを半分にし、量断面にマヨネーズ、片方にはディジョンマスタードをぬります。

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    しっかり水切りをしてちぎったたっぷりレタスを盛り、冷凍してあったコロッケを自然解凍して重ねます。
    コロッケの隙間を埋めるようにベジミートそぼろを続けましょう。
    こぼれ落ちたベジミートそぼろも、きっちり押し込むのでご安心を。

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    いちどラップでぴったりと包み、おから蒸しパンとフィリングをなじませます。

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    形が落ち着いたところで、断面を考慮しながらワックスペーパーで包みなおしましょう。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

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おから蒸しパンがかなりのボリュームなので、お菜はちょっと添える程度の形だけで十分でしょう。
小さなコーヒームース。

実はプロテインコーヒーを葛粉でもっちりと寄せかためただけ。
ボトムのビスケット生地は、非常時用に常備してあるビスケットをミルで粉砕しただけ。
ほろ苦いコーヒープロテイン、ビスケットとちょっとと垂らしたデーツシロップの甘み、うん、美味しい。

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  1. ビスケットは約35g、5枚分です。
    ココナッツオイル 5gと合わせてミルで粉砕し、容器の底に敷き詰めておきましょう。

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  2. コーヒープロテイン 25g・葛粉 10gを乾いたボールに合わせて混ぜておきます。
    ここに豆乳 140tを注いでしばらくおき、葛粉がふやけたところでザルで漉しながらお鍋に移しましょう。

    ぽってりするまで中〜弱火で練り上げます。

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    ビスケット生地の上に流し入れて表面をならします。
    このままだとコーヒープロテインが相当苦めなので、デーツシロップを少し垂らして出来上がり。

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おから蒸しパンのコロッケサンド。
見た目以上のボリュームです。

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ミルで大根をすりおろし、今朝の主食は温かなおろし蕎麦に致しましょう。
自家製柚子胡椒も忘れず添えて。
肌寒い朝には嬉しいお蕎麦。

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朝の換気に勇気がいる寒さになりました。
それでも今朝は、ほんの一瞬雲の端に見えた大きなお月さまが西の空に綺麗でしたよ。

羽毛布団にくるまって寝るのが安らぐ季節です。

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posted by しんさん at 14:34 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月19日

蒸しパンのういろう化が止まらない〜栗蒸しパン編

お題の通りです。
『蒸しパンのういろう化』って言うのですって、この症状。

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もういいです、蒸しパンは奥深い、よく分かりました、そして私は蒸しパンと相当相性が悪い。
だけど蒸しパンミックスを使う気は今のところありませんし、何より数年前、もう蒸しパンと向き合うのは止め止めとばかりに、欲しくて欲しくてクロワッサンで買った蒸し器を処分したのでしたもの。

だけど折角のご縁、また忘れた頃に挑戦すると致します、蒸しパンと加水率に。

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良い気になって挑んでしまった栗蒸しパン。

昨日栗ご飯にした残りの栗は、栗きんとんやマロングラッセを拵えるつもりでおりました。
ところが圧力鍋で蒸したこの栗があまりに美味しくて、お砂糖をたっぷり使ったおなじみの栗菓子を作る気には毛頭ならず。
出来るだけ蒸し栗の甘さを活かしたいと、蒸しパンに再挑戦することと致しました。

栗の入れ過ぎが原因だとは思いつつ、それでも膨らむ蒸しパンを想像してお鍋の蓋を開けた時の敗北感。
いつか、またいつか蒸しパンに挑むときのための備忘録。





昨日栗ご飯にした蒸し栗のほんの一部、鬼皮だけを剥いて蒸しパン用に除けておきました。

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思いの外手間取った渋皮は、I字型のピーラーでどうにか突破。

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  1. 栗にはほうじ茶が良いと、茶葉を豆乳で煮だして使いました。

    豆乳は200g。
    お鍋で沸騰直前まで温めたら一旦火を止め、ほうじ茶葉 10gを加えます。
    よくなじませたところで弱火にかけ、膜がはらないようそっと混ぜながら3分ほど。

    茶こしで自然に漉し、温かいうちにココナッツシュガー 15gを溶かしておきます。
    漉したほうじ茶は63gになっていました。

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  2. 1のほうじ茶に豆乳 30gを足し、更にココナッツオイル 5gも加えてよくなじませます。

    全粒粉薄力粉 60g・ベーキングパウダー 2gを合わせてふるい入れたらさっくりと混ぜ込みます。
    途中でざく切りにした蒸し栗 105g分も加え、粉っぽさがなくなる程度に混ぜ込みます。

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  3. あ、もう備忘録はここまでで。

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敗北感に打ちひしがれ、半ばやけっぱちで拵えたお菜は温かなこんにゃく麺。
昨日からぐっと秋らしくなり、いよいよ温かなスープを兼ねたお菜が嬉しい季節となりました。

それでも主人共々ちょっと体重増加が気になる昨今、たっぷりのレタスで嵩増ししたピリ辛こんにゃく麺。
豆板醤を効かせたひき肉風のトッピングはもちろんベジミートです。

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  1. お酒・みりん・お醤油・豆板醤・オイスターソース・おろし生姜をお鍋に合わせ、ここにお湯で戻して水切りしたベジミートを加えます。
    煮汁がなくなるまで炒りつければ出来上がり。

  2. さっと湯掻いたこんにゃく麺をスープジャーに予め入れておきます。

    手でちぎったレタスをたっぷり上に。
    レタスは押し込むくらいたっぷりと。
    熱々のスープをレタス目掛けて注ぎます。

  3. 1のベジミートをたっぷりと盛り、おまけに作り置き料理のきんぴらゴボウも。
    ベジミートの戻し汁は朝食のお味噌汁に有効利用致します。

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ちょっと物憂い本日のお昼ご飯。
ういろう化したとは言え、蒸した栗はやっぱり美味しかったのが救いです。

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栗蒸しパンは失敗しましたが、イオンさんが届けて下さった栗には存分に楽しませて頂きました。
そしてまだまだ、イオンさんが届けて下さった秋の味覚は続きます。

今週は久しぶりに“鯖”を煮ましたよ。

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ネットスーパーで不便を感じないとは言いながら、鮮魚にはあまり恵まれていないのは事実。
鯖やイワシ、鮮魚の状態ではなかなか手に入りませんから。

ですがそこはイオンさん。
予約販売で立派な真鯖、そしてサンマ、届いた双方とてもきれいで大満足です。
特に真鯖に関しては、三枚おろしだったところを二枚おろしにして下さったりと対応も良心的。





おかげで以前よく拵えておりました鯖の味噌煮を今週は楽しめます。
琺瑯容器で煮込みから保存まで済ませてしまう我が家の味噌煮。

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鯖の味噌煮ならば主食は白いご飯でしょ?
そう思って主人に昨晩尋ねたところ、意外な答えが返ってきました。
今朝の主食は温泉卵添えのきつねうどん。
アンチ三角食べの主人は、好きなものが並べば並ぶほど良い朝食なのだそうですよ。

今日も私、大変褒められました、朝食を。

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posted by しんさん at 14:21 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする