2021年09月13日

アジフライのお片付け太巻き寿司

肌寒いと思えば急に夏のような日差し、そして雨空、どこに基準を合わせて良いやら難儀な昨今。
畑以外はほぼ外出もせず、クーラーのスイッチオン・オフで快適環境を探る初秋を楽しんでおります。

気付けば重陽のお節句も素通りしてしまい、季節感のない日々は続く外出自粛のせいなのかしら。
週明け月曜日のお昼ご飯は、季節感のない太巻き寿司ですよ。

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週末、いつ主人が取り寄せたかも忘れてしまったアジフライとカキフライで日本酒を楽しみました。
夏の名残とばかりに多めに茹でた素麺のおかげか、1尾分残ったアジフライに主人も手を付けませんでした。

これはシメたとばかりに、本日のお弁当として有効利用。
何かしらの『軸』があると、お料理の献立も立てやすいものね。
何を巻いても様になる太巻き寿司は本当に頼りになります。

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週末は千切りにしてアジフライに添えたキャベツを、今日はさっと茹でて生姜味に。
アボカド、甘酢漬けにした茗荷と一緒にアジフライに添えます。
週明けはこのくらい気楽なお料理がよろしいかと。

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キャベツは適当に切って、しんなりするまでレンジ加熱。
ザルにとって粗熱をとったら、しっかり水気を絞っておろし生姜・塩麴で和えます。

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アジフライ・アボカド・甘酢漬け茗荷にキャベツ、海苔の上にひろげた酢飯の上にお行儀よく並べます。

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きっちり巻いたらしばらくおき、酢飯と具がなじんだところで切り分けて出来上がり。

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今シーズン初めて苗を植え付けたオクラ。
実を付けた当初はまるで武器のように厳ついオクラに驚き、そして武器そのものの硬さに二度驚いたものでした。

原因は不明ですが、今になってようやく食用として受け入れられる食感になったものの、オクラの根本には随分とオクラの残骸が。
実った量の半量程度は捨てられたのではないかしら。
今頃になって名誉挽回とばかり、実を付けてくれてはおりますが。

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小ぶり(とは言っても平均より大ぶりですが)な他の夏野菜らと一緒にオクラはお浸しに。
大ぶりなものは、胡麻和えばかりでは能がないとばかりに今回は胡麻・胡桃和えにしてみました。
主人には全く気付いてもらえませんでしたが。

最後の最後に実った小さなズッキーニ、一部は煮物、一部は蓮根や人参と合わせて煮なますにしましたよ。
今週分の作り置き料理です。




作り置き料理で隙間を埋めて、本日のお昼ご飯と致します。

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今朝のお魚はサンマのみりん干し。

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今年の新サンマは、過去類を見ないほど痩せっぽっちで小ぶりだという噂。

数年前、新サンマを焼こうとお魚焼き網を使い、換気扇の通気口から信じられないほどの煙が出てご近所さまにご注意賜ったことがあります。
以来、我が家では新サンマから目を背けております。





まだまだクーラー稼動中の我が家ではありますが、それでも早朝や就寝時等、クーラーのお世話にならない時間帯も日に日に増えております。

昨日の畑では、小ぶりとは言え今シーズンも随分と収穫させてもらったズッキーニを抜き、そして目の保養として小さなブルーのお花を沢山咲かせてくれたチコリを抜き、冬野菜に備えて土を耕して参りました。
気になっておりました、九条ネギと下仁田ネギの植え替えも済ませました。

越冬を見越し、繁殖力旺盛なチコリの根だけを残しておいたのですが、ちょっと目を離したすきに主人が目ざとくそれを見つけ掘り起こしていたのだけが想定外ではありましたが。

流石にあの主人の執拗なまでの攻撃には敵いますまい。
2年続いたワイルドなチコリも、おそらくこれで根絶やしです。


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2021年09月09日

ベシャメルソースたっぷり・グラタン全粒粉パン〜楽々成形編

目が覚めたら窓越しに梅雨時のような雨音。
外が明るくなって、主人と外を眺めながらボヤいていたのがまるで嘘のような只今快晴です。
おまけに暑い。

重陽のお節句に菊を愛で栗ご飯を拵えなどかなわぬ理想、クーラー再稼働の我が家であります。
今日は木曜日ですのでパンを焼きましたよ。

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毎週末、翌週1週間分をヨーグルトメーカーで仕込む自家製の豆乳ヨーグルト。

その豆乳ヨーグルトの窪みに溜まる水分、いわゆるホエーが溜まるのにちょうど良い頃合いの水曜日の夕方に全粒粉生地を仕込みます。
水曜日の夕方ビニール袋で気楽にパン生地を仕込み、翌日木曜日の朝にパンを焼くのが私のルーティン。

ひと晩ゆっくり野菜室で発酵させる気楽なオーバーナイト発酵パンに加え、最近は全粒粉強力粉は毎回決まって100g。
そんな気楽さが重なってルーティン化しております全粒粉ホエーパン。
ホエーで捏ねる全粒粉生地は、生地の段階から素朴な香りが楽しめます。

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そして今週はベシャメルソースをたっぷり生地で包んだグラタンパンです。

いつだったかな?
グラタンが大好きな主人にせがまれて拵えた週末のグラタン、多めに拵えて冷凍しておいたベシャメルソースをつい先日冷凍庫の奥から発掘致しました。

ベシャメルソース、そして同じく冷凍してあった飴色たまねぎ(☆彡)、塩分補給のためのペコリーノロマーノを包んだ全粒粉パン。

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包むと言っても、成形が苦手な私が無理をして致命傷を負うのは避けたいところ。
生地をのばして包むより、クラフトカップに詰めた生地でベシャメルソースを挟むように成形します。

圧倒的に簡単で、主人が大好きなベシャメルソースを格段にたっぷり包むことが出来ますよ。

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◆材料(底の直径 約7.5cmのNペットカップに3つ分です)

  • 強力粉 100g
  • スキムミルク 15g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g
  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 90g

  • お塩 1g
  • オリーブオイル 5g


    ◆フィリング

  • ベシャメルソース 適量
  • 飴色たまねぎ 適量(☆彡
  • ペコリーノロマーノ 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したホエーに合わせた粉類の半量を加え、菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩・オリーブオイルを順に加えてその都度しっかり混ぜ合わせたら、残った粉類に戻し入れましょう。
    生地がひとつにまとまるまで軽く揉みます。

    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促します。

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    軽く膨らんだ生地のガスを抜くように軽く揉み、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、ひと晩野菜室で発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    軽く揉んでガス抜きをしたら形を整え、各70g程度に包丁で3分割します。

    それを更に、各々多少の大小(ほんの数グラムの差ですが)をつけて2分割します。
    ビニール袋に並べ、15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  3. 大きな方の生地をクラフトカップに敷き込み、中央にスプーンでくぼみを作りましょう。
    自然解凍したベシャメルソースをくぼみにたっぷりと。

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    飴色たまねぎとペコリーノロマーノを添えます。
    ベシャメルソースから出た水分はキッチンペーパーで少し抑えましょうか。

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    もう片方の生地を平らにのばし、切り込みを入れて上にかぶせましょう。
    無理に指でつまんで閉じなくても大丈夫、上にかぶせてあるだけです。

    お水で湿らせた布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で40分間最終発酵を促します。

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  4. 発酵した生地にそっと水溶き卵黄をぬりましょう。

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    220℃に予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度を200℃にして12〜15分。

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    もっちりとした全粒粉生地にたっぷりのベシャメルソース。
    素朴な全粒粉パンはご飯党の主人も大のお気に入りです。

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具沢山な全粒粉パンに添えるのは具沢山なスープ。

急に使いたくなるひよこ豆。
ひと晩お水に浸さずとも、圧力鍋の時間差調理でホクホク調理完了です。

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  1. 洗った乾燥ひよこ豆、かぶる量のお水、お塩ひとつまみ、ローリエの葉っぱ。
    圧力鍋に合わせて加圧すること10分間。

    その間に他の食材の準備をします。

  2. 圧が抜けたら蓋を開け、10分加圧したひよこ豆にトマト缶、ニンニク、生姜、少々残った飴色たまねぎ、人参、茄子、マイタケ、くし形たまねぎ、押し麦・・・要するに在庫食材を加え、再加圧すること3分間。

  3. オーツミルクでのばしてひと煮たち。
    白味噌ジェノベーゼ(☆彡)や必要ならばお塩等で味を調えて火を止めます。

    スープジャーに盛って黒胡椒を挽き、ピマンデスペレットを添えて出来上がり。

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パンの艶出しに使用する水溶き卵黄。
毎度その残りの使い道に悩むのですが、主食に使えるとなるとお話は別。

少々私の分の卵黄は少なくはなりますが、主人も大好きな釜玉うどんとおろし生姜の組み合わせ。
主人は今日も朝の主食に大喜びです。

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塩鯖には白いご飯でしょ。
昨晩はそう言っておりました主人はどこへやら、お口いっぱいの頬張って幸せを噛みしめております。

さ、今宵ひと晩お酒を控えれば明日は金曜日。
楽しい週末です。
そうそう、来週分の食材調達をイオンさんにお願いしなくては。


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2021年09月08日

白味噌ジェノベーゼとチーズのクッキー〜おからとグラノーラ編

肌寒い朝でした。
主人と私、各々早朝の体操が終わると同時にクーラー稼動が日課だった夏がいよいよ終わった気が致しました。

あら、でも週末はまた暑くなるのですって。
今朝はクッキーなど焼いてみましたよ。

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昨日の『おから蒸しパン〜オーブン編(☆彡)』用に拵えた自家製のおからパウダーが極少量、10gほど残っておりましたのでそのお片付けのクッキーです。

ですがただのクッキーでは面白味もないということで、同じく昨日拵えた白味噌ジェノベーゼをたっぷり生地に混ぜ込んでみましたよ。
おからパウダーにオートミールを足してカサ増しをした、ジェノベーゼ風味のクッキーです。

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甘い白味噌を使ったジェノベーゼに加え、『みりん』を潤滑油として相当量使用致しておりますので、お砂糖は不使用でも甘みはそこそこ。

あまり甘みを強調したくなかったので、バジルと相性の良いチーズも生地に混ぜ込んだらイタリアの軽い白ワインとでも合わせたくなるようなクッキーに仕上がりましたよ。

白味噌ジェノベーゼとおからパウダーは昨日のうちに準備完了しておりますので、とてもとても簡単ですよ。

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◆材料(丸型6枚分といったところかしら)
  • 白味噌ジェノベーゼ 50g
  • 無塩タイプの発酵バター(室温に戻しておきます) 20g

  • おからパウダー 10g
  • オートミール 25g
  • カシューナッツ 20g
  • ペコリーノロマーノ 20g

  • ピーナッツ(塩味) 適量




◆作り方
  1. 室温に戻したバター・白味噌ジェノベーゼを合わせてよく撹拌します。

  2. おからパウダー・オートミール・粗く刻んだカシューナッツ・細かく刻んだペコリーノロマーノを加え、さっくりと混ぜ込みましょう。
    生地を6等分して丸めます。

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  3. 丸いクッキー型を使って生地を平らにのばします。
    冷蔵庫で30分ほど冷やしておきましょう。

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  4. ざっくりと刻んだピーナッツを上に散らし、180℃に予熱したオーブンへ。
    設定温度を170℃にして12〜15分。

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    焦げやすいので、様子を見て途中から温度を下げる等して焼き上げます。
    網の上で冷まして出来上がり。

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クーラー不要な寒い雨の一日になりそうです。
秋バテという言葉もちらほら耳にする季節、葛粉でとろみをつけたスープにこんにゃく麺を合わせましょう。

自家製の梅干し風味のさっぱりしたスープが自慢です。
が、それだけでは主人が物足りないでしょうから、こってりベジミートのそぼろを添えましょう。

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  1. ベジミートそぼろ、多めに作っておくと色々と使えてとても重宝致します。
    特に週末が近付く今頃には。

    ひき肉タイプのベジミート(大豆ミート)はたっぷりの熱湯に数分浸してから、キッチンペーパーを敷いたザルにとって水を切ります。

    お酒とお醤油 各大さじ2
    みりん 大さじ1
    お砂糖 大さじ1/2
    たっぷりのおろし生姜

    をお鍋に合わせ、水を切ったベジミートを加えて水気がなくなるまで炒りつけましょう。

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  2. 大根と人参、昆布だし、梅干し、少量の白だし醤油を圧力鍋に合わせ、加圧すること3分間。

  3. さっと湯がいたこんにゃく麺の水を切ってスープジャーに分け入れ、1と2の野菜類、梅干しを上にトッピング。
    作り置き料理として煮た干瓢も一緒にトッピング。

    残った2の煮汁に水で溶いた葛粉を加えてとろみをつけ、たっぷり上から注げば出来上がり。

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今朝の主食は鰻茶漬け。
こってりと煮た鰻に熱々の昆布だし、そして自家製の柚子胡椒。

自然の風が空気を動かす朝のキッチン、熱々の昆布だしがお腹を温めます。
主人、物も言わずに集中しております。

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今朝のお魚は小ぶりな金太郎イワシ。
良い焼き色です。





先ほど帰宅した主人。
リビングでは今日初めてクーラーが除湿に励んでいるのではないかしら。



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2021年09月07日

おから蒸しパン・オーブン編〜リメイクボリュームサンド

先日拵えました“おから蒸しパン”(☆彡 2021年08月20日)
小麦粉等不使用・おから100%、電子レンジで仕上げる、すっかり市民権を得て久しいレシピ多様なおから蒸しパン。

ですが大きな問題は、私が電子レンジを全く使いこなしていない、ということ。

おから蒸しパンに適した電子レンジ対応容器を持っておりませんし、電子レンジに対する苦手意識は顕著なまま。
なのでプランb。
『電子レンジでなくオーブンで仕上げるおから蒸しパン』、私にとってはこちらの方がうんと気楽ですもの。
オーブンで湯せん焼きにしたおから蒸しパンで、ボリューム満点のサンドウィッチを拵えましたよ。

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極まれに使用することがあるので『オーブンレンジ』を選んで日々愛用致しておりますが、電子レンジを使うのは週にいちど程度かそれ以下、圧倒的な頻度でオーブンを使用致します。

吹きこぼれやしないか、薄切りにした食材がチリチリとめくれ上がって焦げやしないか、終始覗き込んでいなければ安心できない電子レンジに感情移入できずに今日まで。
電子レンジの『自動温め機能』の類も全く信用致しておりませんので、それが返って和解を遠ざけているのでしょうがそれもかまいません。

時間はかかりますが、オーブンの湯せん焼きの方が私にとっては気楽なのですもの。
生おからから拵えたおからパウダー、そしてオーブンで仕上げるしっとりもっちり食感のおから蒸しパン。

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おから蒸しパンサンドのフィリングは、週末に拵えたあり合わせのコック・オ・ヴァン。

随分前、主人が是非作ってほしいと見せてくれた三國シェフの動画(☆彡)がお気に入りで、何度か作っているうちにすっかり我が家の週末料理の定番と相成りました骨付きもも肉のコック・オ・ヴァン。
三國シェフのオリジナルからは随分と端折ったり脱線したりもしておりますが、特別な材料も不要で何より簡単、そして美味しいのです。

週末、普段ならば主人に半分食べてもらうところを今回は予め保存容器にとっての試みです。
主人はちょっと悲しそうでしたが、ご自身の体重を考えると何も言えなかったようですよ。

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チキンとたっぷりの野菜、そしてバジルペーストを従えたおから蒸しパンのサンドウィッチ。

野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズを型にしたら、前回拵えた電子レンジver.よりずっとサンドウィッチに適したおから蒸しパンに仕上がりましたよ。

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おから蒸しパンの断面に見える白い粒々は、ダマではなくて蕎麦の実です。

冷凍して常備してあるおからですもの。
おからが凍ったまま作る荒技おからパウダー作りも含め、このオーブンで仕上げるおから蒸しパンは今度こそ我が家の定番になりそうです。

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◆番外編、もとは三國シェフのレシピから派生した我が家の横着コック・オ・ヴァン。

  1. 骨付き鶏もも肉、イオンネットスーパーのそれが程よく切れ目も入っていていちばんのお気に入りですが、両面に塩・胡椒をすり込んでフライパンに移します。
    極少量のバターで両面をカリッと焼いたら、圧力鍋に移しましょう。

  2. ブランデーを少量注ぎ、玉ねぎ、人参、じゃが芋・マッシュルームを加えます。
    赤ワインをひたひたに注ぎ、つぶしたにんにく・トマトピュレ・ローリエ・ブーケガルニを加えて加圧すること5分間。

  3. 鶏肉を別皿にとり出し、蜂蜜等を加えソースを煮詰めて仕上げます。
    ・・・と、こんなところでしょうか。

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◆おから蒸しパン・オーブン編◆材料(型は野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズを使いました)

  • おからパウダー(自家製です) 20g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 5g
  • ベーキングパウダー 2g

  • 蕎麦の実 10g

  • 卵 2個
  • ココナッツオイル 10g
  • オーツミルク 80g
  • お塩 ひとつまみ




◆作り方

  1. 生おからで作る自家製おからパウダー。
    前回作った時は、冷凍してあったおからを解凍してからの工程でした(☆彡
    今回は冷凍庫から出してすぐ、凍ったまま事を進めます。

    オーブンシートを敷いた天板に置き、130℃のオーブンで1時間と55分。
    途中でばらしたりほぐしたりしながら、オーブンでじっくりと乾燥させます。
    前日に乾燥までさせたらひと晩オーブン庫内に放ったらかし、翌朝ミルで粉砕してザルでふるいます。

    100gの生おからが31gのおからパウダーになりました。

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  2. 卵・ココナッツオイル・オーツミルク・お塩を合わせて泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。

    おからパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダーを合わせてここにふるい入れましょう。
    蕎麦の実も加えて泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。

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  3. 前回のおから蒸しパンより相当ゆるい生地です。
    オーブンシートを敷き込んだ容器に流し入れ、表面をさっと均して200℃に予熱したオーブンに移します。

    天板にお湯を注ぎ、設定温度180℃で湯せん焼きにすること30分。

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    断面を押して程よい弾力を感じられれば蒸し上がり。

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    容器から出し、網の上で冷ましましょう。

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  4. 冷めたら厚さを半分に切ります。

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    片面にはバジルペースト、もう片面にはマヨネーズを薄くぬり、ほぐしたコック・オ・ヴァン・アボカド・薄切り玉ねぎをたっぷり並べます。

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    自家製ビーツのピクルス、作り置き料理のひとつでもあるパプリカの焼きびたしは、キッチンペーパーの上で水気をしっかり抑えてから重ねましょう。

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    おからパンでサンドし、ラップでぴったりと包んでしばらくおきなじませます。

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  5. ラップをそっと除き、ワックスペーパーで包みなおします。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

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おから蒸しパンの片面にぬったバジルペースト。
畑の隅ですくすく成長する1株だけのバジル、そろそろ花も咲き始めて終盤といったところですが、まだまだ青々と香りのよい葉を茂らせております。

スーパーで買うバジルより格段に香りが強い自家製バジル。
ふと思いついて、白味噌と合わせた和風のバジルペーストに挑戦してみました。
使い勝手は上々、白味噌バジルペースト。

先の週末の日本酒用にと主人が買ってきたカツオのたたき、お刺身を食べない私は早々に半量を冷凍しておきました。
白味噌バジルペーストと合わせてお昼のお菜にリメイク致しましょう。

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  1. おなじみのバジル、変色しやすいのが扱い辛いところです。
    変色防止として、さっと熱湯に通して氷水にとり、しっかり水気を絞ってからペーストにします。

  2. ローストした胡桃・白味噌・酒粕・白だししょうゆ・みりんをミルに合わせて先ずはペースト状にしましょう。
    ここにバジルを加えてペーストにします。
    潤滑油代わりのみりんは結構な量を使います。

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  3. 鰹のたたきは半解凍の状態でさいころ状に切って、白味噌バジルペーストをたっぷり絡めましょう。
    おろし生姜も少々。

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    オーブンでほんのり焼き色がつくまで焼けば出来上がり。

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おからパウダー、バジルペーストと役をこなしたミルにもうひと仕事。
朝食用に大根おろしをミルしてもらいましょう。
今朝の主食はたっぷりの大根おろしを添えたおろし蕎麦ですよ。

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我が家ではしめ鯖とセットのアボカド、そしてスライス玉ねぎ。
アボカドの色が少々黒ずんでいたのが残念ですが、食用には差し障りないと判断していつもの姿に。




今日は火曜日。
寝室のシーツを全てめくってお洗濯の日です。
この麻ケットの出番も今シーズンは残り僅か、随分と秋めいて参りました。


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2021年09月06日

冷やし葛湯〜バタフライピー編

昨年、畑の隅に種を撒いたバタフライピー。
意外と場所をとるので今年は育てるのを断念したのですが、こぼれた種が1本だけ健気に成長しております。

ツルムラサキに巻き付き花を咲かせるバタフライピー。
1本だけなので僅かばかりのお花を摘む気はなかったのですが、流石こぼれ種の生命力。
盛夏を過ぎ、収穫物も減ったこともあり次々と咲くブルーのお花を摘んで参りました。

怪しげな色合いのクールな葛湯、冷やし葛湯などいかがでしょうか。

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エディブルフラワーとして時々花を摘んでは楽しんでおりましたチコリが終幕を迎え、その代打とばかりに咲き誇るバタフライピー。
チコリほど傍若無人な繁殖力はないものの、ハッと目を引くこのバタフライピーブルーの存在感はチコリ以上です。

摘んでしまえば色褪せるばかりのチコリのお花の儚さとは裏腹。
お水で湿らせたティッシュの上に並べ、保存容器の蓋をして冷蔵庫で保存すれば翌日でも活き活きしたブルーに魅了されます。

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ハーブティーではお昼用に持ち歩くのも至難の業ですが、葛粉でちょちょいととろみをつけて葛粉にしてしまえば、9月だというのに24℃に設定されている我が家のリビングの冷え対策にも一役買ってくれるのではないかしら。

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お砂糖で補う甘みはダイレクトで美味しいけれど、出来るだけ習慣にはしたくないもの。
高価な吉野葛を使うのであればなおさらです。
蜂蜜でぎりぎりの甘さを添えたら、後はデーツシロップで甘さの補充。

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比重の差で底に沈みながらマーブル模様を描くデーツシロップ。
バタフライピーの葛湯とデーツシロップの怪しげな色合いがクールな冷やし葛湯に仕上がりました。

アクセントに沈めたドライブルーベリー、光にかざすとその姿を現します。

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もう少し葛粉を増やせば、ゼリー風としても楽しめるのではないかしら。
甘さをぐっと抑えたバタフライピーの冷やし葛湯。

盛夏を過ぎた今時分のおやつに良さそうです。

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◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分です)
  • バタフライピー 9輪くらいでしょうか
  • お水 500tほど

  • 葛粉 15g
  • 蜂蜜 25g
  • レモン汁 5g
  • ドライブルーベリー 適量
  • デーツシロップ 適量




◆作り方
  1. バタフライピーを煮出します。
    さっと洗ったバタフライピーをお鍋に移してお水を注ぎ、蓋をして中火で煮立てましょう。
    火を弱めて5分ほど煮だしたら、そのまましばらく蒸らしてから漉します。

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  2. バタフライピーティー(漉して363gになりました)を少し冷ましたら、計量した葛粉に少しずつ注いではダマが出来ないよう混ぜ合わせます。
    葛粉のダマがなくなったら数回漉してお鍋に移し、蜂蜜を加えて中火にかけましょう。
    ぽってりとするまで練り上げたら、半量を別容器にとってレモン汁を加えます。

    ジャーに予めドライブルーベリーを数粒入れておき、葛湯を少しずつ交互に注ぎましょう。

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  3. 室温でフルッとなったら、最後に数粒ドライブルーベリーを散らしてそっとデーツシロップを注ぎます。
    冷蔵庫で程よく冷やして召し上がれ。

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今週分の作り置き料理を拵える月曜日。
日曜日の畑で収穫したモロヘイヤとオクラ、モロヘイヤは定番の胡麻和えに。
オクラは小ぶりなものはお浸し、大ぶりなものは堅さ確認も必要なので小口に切って胡麻和えにします。


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色鮮やかなパプリカは焼きびたしにするのがお気に入り。
焼いたら薄皮を剥いて浸すのが一般的なパプリカですが、私は焼いたらそのまま浸します。

適当に切ったら、旨味がこぼれないよう並べてオーブンで加熱、熱々のところを漬け込めば準備完了。

干瓢の下茹では圧力鍋で。
さっと洗って塩もみをし、10分ほど真水に浸した干瓢を圧力鍋で3分加圧。
粗熱をとったら食べやすく切りそろえ、合わせ調味料に漬け込みます。

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最近、我が家になくてはならない『柿の種』
ビール(最近はもっぱらノンアルコールですが)はもちろん、日本酒にだって合わせてしまいます。
主人に至っては、柿の種が食べたいからビールを飲むようなものだ、と。

お気に入りは、イオンネットスーパーで頼む柿の種とピーナッツのミックス技。
ピーナッツ多めの柿の種、先ずはこれをポリポリお口に運びながら日本酒ちびちびが宴会のスタートです。

今朝はふと思いついて、ピーナッツをお米と合わせてみましたよ。

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ピーナッツ、面取りした根菜の切れ端、切りイカの炊き込みご飯です。
お醤油やお塩なしで十分な味付けです。

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お弁当には軽く握って小ぶりな三角お結びに。

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ピーナッツの炊き込みご飯、朝は炊き立てを召し上がれ。
今朝のお魚は鯖のみりん干し。

月曜日はちょっと甘めのお魚の日なんですって。
みりん干しに加え、間もなく西京漬けも箱でやってくるようですよ。

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長らく自家製玉ねぎのお世話になっておりました、毎朝の納豆に入れる刻み玉ねぎ。

ベランダにぶら下がる器量の悪い自家製玉ねぎが残り少なくなってきた頃、いよいよイオンネットスーパーの出番と発注したのが先日。
昨日届いた段ボールには、小ぶりな玉ねぎがぎっしり5キロ。

今年は梅雨明けが読めず大部分の自家製玉ねぎを無駄にしてしまうだろうと覚悟しておりましたが、9月に差し掛かるまでどうにかこうにか我が家の食卓を支えてくれました。






早朝、白湯を沸かす間たった10分間のストレッチが習慣となって何年になるのでしょうか。
日中はともかく、窓を開けると明らかに秋の空気。
まだまだ我が家のクーラーは24℃に設定されておりますけど、ね。


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posted by しんさん at 14:15 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする