主人がね、また珍しい食材を取り寄せましたよ。
貝好きな少々お口の悪いYouTuberさんに触発され、彼なりに厳選したらしい今回の食材は、その名を言うのもお気の毒な『バカガイ』
・・・をむき身にしたアオヤギです。
丁寧に身を取り出して下処理・下茹でを済ませ、冷凍した状態のアオヤギがひと袋で400g、これを3つ取り寄せた訳です。
1200gのアオヤギ、なかなか一般家庭でお目にかかることも少ないのではないかしら。
先ずはその粒の大きさに少々躊躇しながら、恐る恐る炊き込みご飯にしてみましたよ。
細かな反省点はいつもの通り多々ありますが、いちばん反省すべきは千切り生姜の入れ忘れ。
ですが初めての食材、このアオヤギという輩は見た目と異なりなかなか品の良いお味です。
生姜の風味があれば美味しさも格段と増すのでしょうが、まぁ主人にそれをわざわざ白状せずともといったケアレスミスの類。
次回はちゃんと灰汁をとり、生姜を加えしてご飯を炊こうと存じます。
が、ヌタや佃煮、色々と試してみたいアオヤギ料理が目白押し、アオヤギご飯の二度目が叶うか否かは私のやる気次第ということで。
アオヤギの炊き込みご飯、アオヤギがふっくら仕上がるように炊き上がったご飯に散らす手順で実践致しました。
- 先ずはアオヤギを酒蒸しに。
圧力鍋を使う都合がありましたので圧力鍋で行います。
お酒、少々の白だし醤油を圧力鍋に合わせて煮立て、凍った状態のままアオヤギをここに加えます。
蓋をして圧がかかり、錘が揺れ始めたらすぐに火を止めそのまま圧が抜けるまで放置。
これでアオヤギの酒蒸し出来上がり。
ちょっと見た目がダイナミックでつまみ食いする気にはなりませんが、煮汁と身に分けておきます。 - 分けた煮汁にお水を加え、いつも通り洗ったお米に合わせます。
相変わらずもち麦、押し麦、蕎麦の実、十六雑穀米入りでいつも通り炊き上げましょう。
ここで千切り生姜を加えるのを忘れた訳ですね。 - 炊きあがったご飯に下茹でしたアオヤギを散らして蒸らせば出来上がり。
16センチのストウブで2合弱のお米、たっぷりのアオヤギでは容量がぎりぎりでした。
酒蒸しにしたアオヤギを使ってもう一品。
アオヤギと大葉とチコリのお花、ついでにズッキーニのお花も合わせたかき揚げです。
米粉、冷水、お塩、レモン汁を極少量合わせた揚げ衣に全てを合わせて揚げるだけ。
初めて苗を取り寄せて植え付けをした畑のオクラですが、どうも良い大きさになると竹のようにかたくなって食用に向かないことが判明致しました。
はい、明らかに大失敗です。
なので3cmほどに育った赤ちゃんオクラを収穫しては、市販のオクラに合わせてお料理しております。
今週は胡麻和えに。
モロヘイヤも胡麻和えですが、オクラのほうがちょっと甘めなのが私なりの拘り、と言うか言い訳。
こうして今週もお弁当がスタート致しました。
そうそう、アオヤギと同時に主人が取り寄せたみりん干し。
鯖とサンマの2種のみりん干し、今朝は鯖から焼いてみましたよ。
暑さのせいかどうも最近はお料理に熱が入らないとボヤく反面、主人の食欲は衰え知らず。
それどころか益々お取り寄せ熱が燃え上がっているようで、次ぎはなんだっけ・・・何かしらが届くようなことを言っておりました。
さ、主人に仕事部屋を譲りましょうか。