2021年08月31日

“酸っぱいもの好き”専用〜ビーツピクルス液のふるふるゼリー

このまま秋になっちゃうよね・・・
そう主人としんみり語っていたのが滑稽なほど、往生際悪くぶり返したここ数日間の蒸し暑さに辟易しております。

まとわりつく湿気に対抗するには、まるで真夏に戻ったかのようなすっきりスイーツ。
今朝はアガーでフルッとかためたゼリーなど拵えてみましたよ。

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すっきりした食べ心地のゼリーは夏の定番。
ゼラチンを使うと神経質になりがちな持ち運びも、アガーならば気楽でお弁当でも安心です。

使用するアガーの量を極力おさえ、フルッと食感よくかためました。
サクサクのグラノーラとキウイ、そして少々色あせてしまいましたが畑で摘んだチコリの花をトッピング。

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実はこのゼリー、自家製ビーツのピクルス液を使ったお片付け料理です。

オーブンでじっくりローストしてから皮をむいた自家製ビーツを、シンプルなピクルス液(基本はお酢1・お水1・お塩ひとつまみ)に漬けこんだ我が家のピクルス(☆彡
その時の気分によってスパイスやハーブを加えるのですが、こんな発色良いピクルス液をむざむざと捨ててしまうなんて私には出来ません。

ザルで漉して有効利用しようと、ビーツのピクルスが残りわずかになるとあれこれ頭をひねるのです。

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少々のお水でのばし、お砂糖と蜂蜜で甘さを補ったビーツのピクルス液のゼリー液。
ジャーの底には、ビーツカラーが溶けだしたゼリー液の色にも屈しないドライブルーベリーとセミドライのミニトマト。

まるでジャムのように甘いセミドライミニトマトが意外と好相性でした。

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◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分)
  • ビーツのピクルス液 163g
    (お水1、米酢1、お塩少々、ローリエその他スパイスにローストして皮をむいたビーツを漬け込みました)
  • お水 100g
  • 蜂蜜 15g

  • アガー 小さじ1
  • てんさい糖 15g


    ◆トッピング その他
  • セミドライミニトマト(オーブンで乾燥させます ☆彡) 適量
  • ドライブルーベリー 適量
  • グラノーラ 適量
  • キウイ 適量
  • クコの実 適量




◆作り方
  1. 乾いたお鍋にアガーとてんさい糖を合わせ、予めよく混ぜておきましょう。

  2. ビーツのピクルス液を漉してお水と合わせ、アガーがかたまらないようまずは少量1のお鍋に注ぎます。
    少しずつピクルス液を足しては混ぜ、アガーとてんさい糖がしっかり溶けたら蜂蜜も加え中火にかけましょう。

    混ぜながら沸騰直前まで温めたら火を止めます。

  3. 容器に予めドライブルーベリーとセミドライミニトマトを入れておき、ここにゼリー液を漉しながらそっと注ぎましょう。

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    セミドライミニトマトは軽いのでふわりと浮いてきます。
    粗熱がとれたら冷蔵庫に移して冷やしかためましょう。

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  4. ゼリー液がフルッとかたまったところでグラノーラを散らし、キウイを添えます。
    クコの実、ドライブルーベリーを隙間にあしらって出来上がり。

    酸っぱいもの好きの私には元気回復な夏の味、お酢でよく咽ている主人には・・・健闘を祈ります。

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お菜は夏の名残りの冷製こんにゃく麺。

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さっと湯がいたこんにゃく麺にバジルペーストを絡めます。
バジルペーストはニンニクやチーズを使用せず、白胡麻と太白胡麻油で拵えたシンプルなもの。

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温泉卵、梅干し、スライスした玉ねぎとアボカド、鯖缶そぼろを添えて出来上がり。






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鯖缶そぼろで使った残り、正確に言えば少々残しておいた鯖ひと切れと缶汁。
朝食のお味噌汁の具の一員用に残しておくのが我が家の常識。
いつもより更に具沢山となる鯖缶入りのお味噌汁、主人の大好物です。

主食はたっぷりの大根おろしを添えたおろし蕎麦。

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ゼリーだけでは使い切れなかったビーツのピクルス液。
毎朝の納豆に添える玉ねぎドレッシングに少量加え、更にピクルス液お片付け計画は進みます。





さてさて。
ちょうど乾燥機のブザーがなりました。
シーツが乾いたようです。


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2021年08月30日

お気楽天むす〜夏野菜のかき揚げver.

我が家の快適度が益々上昇した週末でした。

先ずは何を置いてもトイレ。
ニューヨーク往復ファーストクラスを断念した2020年の秋、その無念をさほど表に出さなかった主人ではありますが相当鬱々としていたようで。
ある日いきなり無謀とも言える計画を発表しました。

ニューヨーク往復ファーストクラスがダメなら、せめてトイレをファーストクラスに。

斯くして先週末の金曜日、我が家にTOTOの最高級トイレがめでたく設置されたのであります。
コロンっとしたデザイン、何が何やら分からないほどきめ細やかな機能、少なくとも金曜日からいまだにトイレに行くのが楽しみで仕方がないのは事実。
主人共々まだまだしばらくは自宅トイレで楽しむことが出来そうです。

そして軽量掃除機、京都俵屋旅館宿泊の際にオーダーしたお昼寝マットと、我が家を快適にすべくグッズが次々届いた週末。
我が家のおうち快適改善計画は着々と効果を表しているのです。

と、散々トイレトイレと繰り返した後で躊躇われるのですが、話題は今日のお昼ご飯へといつもの流れに戻しましょうか。
月曜日ですので、昨日畑で収穫して参りました慎ましやかな収穫物を使った作り置き料理が主要です。

作り置き料理の片手間で拵えた野菜のかき揚げを天むすに。

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畑の夏野菜と言ってもそろそろ終盤です。

巨大化する力もなくなったズッキーニ、そして終盤になってようやくやわらかな実を付けてくれるようになったオクラ、それらを横目に傍若無人な成長を続けるモロヘイヤ。
そんな代わり映えもしない野菜たちを、定番の胡麻和えやお浸しに仕上げます。


で、ふと思い出しました。
先日おうちでイオンさんが届けて下さっただだちゃ豆、固ゆでにして冷凍してあります。
枝豆やオクラ、彩りの人参やらを合わせてかき揚げに、そしてそれを天むすに、と。

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冷凍で届いた『あおやぎ』の貝ひもや小柱も加えたら、味は言うまでもなく見栄えもそこそこなかき揚げに仕上がりましたよ。

先週末に拵えた『ずんだ大福 ☆彡』の餅とり粉代わりに使用したコーンスターチのお片付けも兼ねた野菜のかき揚げ。
コーンスターチ効果か、いつもよりサクサク感アップな良い揚がり具合です。

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かき揚げ、以前は苦手料理のひとつでしたが、米粉を使い始めてから少しまとまりが良くなってきた気が致します。

先ずは莢から出しただだちゃ豆(塩茹で済み)、あおやぎの小柱と食べやすく切った貝ひも、そして塩茹でにして小口に切ったオクラ、千切り人参をボールに合わせ、コーンスターチをまぶしましょう。

別ボールに冷水、極少量の白だし醤油、更に少量のお酢、そして米粉を合わせ、やや緩めのパンケーキ生地を目安に混ぜましょう。
コーンスターチをまぶした具をここに加えて和えれば準備完了。

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いえ、最後にチコリのお花も加えましょうか。

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熱した太白胡麻油でカラリと揚げます。

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いちばん期待しておりましたチコリのお花の存在感が沈下してしまったのは不本意ですが、まぁいつものご愛敬。

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慎ましやではありますが、我が家で収穫した終盤の夏野菜たち。
そしてそんな夏野菜で拵えた今週分のお惣菜。

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・・・を詰め込んだ週明け月曜日のお弁当です。

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小ぶりに揚げたかき揚げをふわりとご飯で包んで、ふわりと握って小ぶりな三角お結びに。
だし醤油を極少量、ちろりとかき揚げ目掛けて垂らしたら、長襦袢を着せるように海苔を巻きます。

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小柱と貝ひものかき揚げがお気に入りの主人。
冷凍あおやぎが我が家の必須食材になるようですよ。

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今朝のお魚はサンマのみりん干し。
平日5日間では回転しない種類のお魚が我が家の冷凍庫に収まっております。

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そうそう、我が家の快適計画の一環として主人が提案したタブレット。
コエンザイムやら亜鉛やらビタミンdやらを最低量タブレットで摂取することにしたようです。

取り敢えず平日はコエンザイムだけ、と。





今日から始まったお昼寝推奨計画。
週末届いたお昼寝マットに横たわって、20分間のお昼寝をするのが主人からの命令です。
これが意外と気持ち良い。

来年は僕のマットも買おうかな、そう主人が言い出しそうです。

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2021年08月27日

切り餅大福〜ずんだ餅風ver.

冷凍庫のスペースを確保するため、冷凍食材のお片付けをいちばんに考えた今週のお弁当作り。
おかげさまで、先ほど届いた朝食用の塩鯖24切れ分はギリギリとは言え見事に収納出来ました。

それでも、またいつ主人が上目づかいで『取り寄せていい?』と来るかは彼の興味次第。
そんな時に備え、冷凍食材のお片付けはしばらく続きそうです。

緑豆餡おはぎ(☆彡)餅生チョコレート(☆彡)に続く今週三度目の食材ですが、『冷凍お餅』で今週はしめくくり。
切り餅を使った切り餅大福などいかがでしょう。

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数日前、イオンさんが届けて下さった山形県鶴岡市産だだちゃ豆。
もちろん届いたその日に塩茹でにし、日本酒のお猪口を片手に一部は冷凍保存、そして一部はお口の中に。

その中のごく一部、少々莢が黒ずんだり特に器量の悪いものを選り分けて莢から出しておきました。

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大福生地から、うっすらと透けて見える緑のフィリングは枝豆餡。
そう、ずんだ餅風切り餅大福といったところです。

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但し、莢から出して冷蔵保存してあるだだちゃ豆は極々僅か。
なので、昨日のお弁当にも使った『焼き芋ペースト』でカサ増しを致しました。

焼き芋ペーストとだだちゃ豆の枝豆餡、そしてやわらかな切り餅の大福生地。
蜂蜜も含め、お砂糖は極少量しか使用しておりませんので、焼き芋やだだちゃ豆の風味を存分に楽しめますよ。

そして何よりとっても簡単なのです。

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材料(以下の分量で小ぶりな切り餅大福4つ分です)

  • 切り餅 1.5個分(重さにして85gほどでした)
  • オーツミルク 30g
  • てんさい糖 5g


  • 焼き芋ペースト(じっくり低温で焼いた焼き芋の皮をむき、粗くつぶしただけです) 適量


  • だだちゃ豆(茹でて莢から出し、薄皮を剥いた状態で)55g
  • 酒粕 20g
  • みりん 10g
  • 蜂蜜 5g


  • コーンスターチ 適量





◆作り方

  1. 焼き芋ペーストは既に使える状態で冷蔵保存してあります。
    だだちゃ豆も茹でて莢から出した状態に。

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    だだちゃ豆をお水を張ったボールに移し、軽く表面をしごいて薄皮を剥きましょう。
    水気を切り、酒粕・みりん・蜂蜜を合わせてミルでペースト状にします。
    かために茹でてあるのでペースト状にはなりませんでしたが、まぁご愛敬。

    丸めた焼き芋ペーストをだだちゃ豆餡で包んでおきましょう。

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  2. 大福生地へと参りましょう。

    切り餅は抵当に刻んで耐熱ボールに移します。
    オーツミルク(お水でも豆乳でも何でも良いかと)とてんさい糖も加え、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで様子を見ながら2分ほど加熱しましょう。

    杓文字をお水で小まめに湿らせながら、加熱したお餅を滑らかになるまで練ります。
    予めコーンスターチをひろげておき、やわらかく練ったお餅をここに移します。

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  3. スケッパーでお餅を4等分し、丸めておいた餡にコーンスターチの面をかぶせるようにして包みましょう。

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    お餅を軽く引っ張るように閉じれば出来上がり。

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お菜はスープ代わりのこんにゃく麺。

さっと湯がいたこんにゃく麺に、鶏ささ身の茹で鶏をスープごと合わせるだけ。
温泉卵と2019年度製の自家製梅干し、そして一か八かのバジルペーストを合わせてみました。

シソ科のバジルですもの。
そしてバジルペーストとは言い、白胡麻と太白胡麻油のバジルペーストですもの。

こんな和風な組み合わせでも、どうにかなじんでくれるのではないかしら、と半ばやけっぱちな気もする組み合わせ。

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主人からのメッセージが楽しみです。

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焼き芋ペーストや莢から出しただだちゃ豆、これらに加えて今日中に使い切ってしまいたかったのが、今週明けに拵えた緑豆とココナッツミルクの緑豆餡。

はてさてどうしたものかと考えた結果、久しぶりの『蕎麦がき』と合わせることに致しました。
久しぶりの『蕎麦がきぜんざい』を大好きな緑豆餡で。
大福で残った極少量のお餅も焼いて添えましょう。

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久しぶりの蕎麦がき。
以前と異なるのは、16cmのストウブで練ったこと。
これがとても練りやすくて、後片付けも簡単です。

蕎麦粉 大さじ4をお鍋に入れ、湯冷まし 150tを少しずつ加えてはダマが出来ないように混ぜ合わせます。
しっかり混ざったところで強火にかけ、ぽってりするまで力を込めて練り上げれば出来上がり。

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お湯より、お水に浸しておけばするりと綺麗に落ちますよ。





さ、今日は忙しいですよ。
塩鯖のお片付けが終わってホッとするのも束の間、間もなくトイレのリフォーム業者さんがいらっしゃいます。
長年使ったトイレが生まれ変わります。
色々とお届け物も今日はめじろ押し。

夕方にはゆっくり日本酒片手に主人とふたり語らいましょう。



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posted by しんさん at 12:02 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月26日

焼き芋・全粒粉・シナモンロール

冷凍保存してあった焼き芋を使って拵えた、昨日のお昼は『焼き芋葛プリン ☆彡』でした。
そして半分以上残った焼き芋を使って、今朝は全粒粉シナモンロールを焼いてみましたよ。

焼き芋ペーストが主役と言っても良いほど、全粒粉生地でたっぷり巻いたシナモンロール。
胡桃やドライフィグらの脇役を従え、穏やかな甘さが自慢です。

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全粒粉生地に多少のてんさい糖は使用しておりますものの、焼き芋ペーストにはお砂糖不使用。
160℃のオーブンで1時間以上、じっくり焼いた紅はるか(☆彡)の焼き芋はお砂糖不要の甘さです。

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前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促すいつものオーバーナイト発酵スタイルのお気軽パン。
自家製豆乳ヨーグルトから出る水分、いわゆるホエーの有効利用としてすっかり我が家に定着した木曜日の手作りパンです。

最近は使用する全粒粉強力粉は100gがお約束で、ますますお気軽になった手作りパン。
但し、今回は開封済みの全粒粉強力粉が100gに少量及ばず、そば粉を足しての力業ではありますが。

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蕎麦粉に足してもうひとつ。
ものは試しと、小耳に挟んだ仕上げの卵白を試してみました。
いつもは水溶き卵黄を使う生地表面の艶感を今朝は卵白で挑戦。

・・・結果、今後は悪あがきせずに水溶き卵黄を使うことにします。





◆材料(直径7〜8センチの焼き芋シナモンロール 4つ分です)
  • 全粒粉強力粉 本来ならば100g
    (強力粉が86gしかなかったので、そば粉を足して100gにしました)

  • スキムミルク 15g
  • てんさい糖 10g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトから出た水分です) 70g
  • お塩 1g
  • ココナッツオイル 10g


  • 焼き芋ペースト(自然解凍した冷凍焼き芋の皮をむいてつぶしただけです)適量

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  • 胡桃・ドライフィグ 適量
  • シナモン 適量
  • 卵白(艶出し用) 適量
  • 黒胡麻 適量




◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備します。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したホエーに粉類の半量を加え、菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩・ココナッツオイルを順に加えてその都度しっかりと混ぜ合わせたら、残った粉類に戻し入れます。
    生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねましょう。

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  2. 生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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    その後軽く生地を揉んでガス抜きをしたら、再度形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促します。

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  3. ひと晩おいた生地はこんな感じ。
    先ずは野菜室から出して室温に戻してあげます。

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    その後軽く生地を揉んでガス抜きをしたら、生地を引っ張るように丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  4. ビニール袋を利用し、生地を長方形に伸ばします。
    強力粉が100gと少量なので、めん棒でなくすりこ木で事足りてしまうのも嬉しいお気楽ポイント。

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    焼き芋をスパチュラ等で軽くつぶしてペースト状にし、生地に糊代分を少量残してたっぷりとぬりひろげましょう。

    胡桃は予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして粗く砕いておきます。
    刻んだドライフィグと一緒に焼き芋ペーストの上に散らし、シナモンパウダーをたっぷりふります。

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  5. きつめに生地を巻き、巻き終わりを指でつまんでしっかりと閉じましょう。
    軽くお水で濡らした包丁を使って4等分。

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    形を整えながら、オーブンシートを敷いた天板に上に並べましょう。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふわりと被せ、オーブンの発酵機能 35℃で40分間の発酵タイム。

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  6. 最終発酵を経た生地の表面に卵白をぬります。
    が、以降はいつも通り水溶き卵黄に落ち着くことと致しましょう。

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    黒胡麻を散らし、210℃に予熱したオーブンへ。
    設定温度を190℃にし、様子を見ながら15分。
    我が家のオーブンでは、最初の10分は190℃、その後180℃にして5分間で良い感じに焼き上がりました。

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    網の上で冷まして出来上がり。

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1株だけ発芽したバジルが香り高くもっさり茂っております。
気のせいか、認知しておりますバジルより一段と香りが強い気が致します。

摘んだバジルはせっせとペースト状にして保存しております。
お塩やニンニクを使わず、その時々に好都合なナッツ類や油を足して拵えるバジルペースト。

今週分のバジルペーストは、白胡麻と太白胡麻油を使ったもの。
こんにゃく麺をバジルペーストで和え、ライスペーパーで包んで生春巻き風のサラダに。

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さっと湯がいたこんにゃく麺の水気をしっかりと切り、粉砕したペコリーノロマーノとバジルペーストで和えます。
シナモンロールで残った卵はホロホロの炒り卵に。

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お湯に1滴2滴の胡麻油を垂らしてライスペーパーを戻し、焼きびたしにしたパプリカ、莢から出しただだちゃ豆と一緒に包むだけ。





以前はこんにゃく麺にも随分お世話になりましたが、最近はすっかりプロテインにその株を奪われてしまっております。
お酒を飲まない日の夕食用にと多めに取り寄せたこんにゃく麺、そろそろお片付けに取り掛からねばならない頃合い。
集中してせっせとお弁当にも取り入れていきましょう。

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今朝の主食は鶏粥です。
塩鯖の焼き具合が今朝は抜群、お魚が上手に焼けるととても気分がよろしい。

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今日で最後の塩鯖でしたが、そこは手際のよい主人のこと。
既に塩鯖24切れ分を発注済み、明日届きます。
明日のお弁当も冷凍スペースの確保をお題に、メニューを考えると致しましょう。




そして明日はいよいよトイレのリフォーム工事が始まります。
今日は今までお世話になった小さな空間を動画に収めることと致しましょう。

ますますお家が快適になることを期待して。



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2021年08月25日

ジャースィーツ〜『焼き芋葛プリン』と『切り餅生チョコ』

我が家の朝食に欠かせないのがお魚です。
平日5日間を基準に、しめ鯖・塩鯖・金太郎イワシ・イワシの生姜煮(トップバリュブランド)は常備品。
ここに西京漬けだったり、みりん干しだったりが、主人の意向・売り出し状況等によって加わります。

さて。
間もなくやってくる塩鯖24切れ、そして箱買いしたらしいみりん干しに備え、冷凍庫のスペース確保が早急に求められています。
在庫冷凍食材を使った本日のお昼、甘さ控えめのジャースィーツですよ。

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以前サツマイモを取り寄せた際、じっくり時間をかけて仕上げた焼き芋(☆彡)の数本を非常時用に冷凍しておきました。

幸いにも非常時に使うことにならず、こうして冷凍庫の場所確保のために解凍したわけですが。
ジャーの底に敷き詰めたオートミールとナッツの上に、葛粉でフルッと寄せかためた焼き芋葛プリン。
焼き芋がしっかり甘いので、極少量の蜂蜜だけで十分な甘さが楽しめます。

そしてその上に、同じく冷凍してあった切り餅を使った生チョコ風をトッピング。

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切り餅とチョコレートの意外な組み合わせ、これが違和感なくとても美味しいのです。

使用したチョコレートは、イオンネットスーパーに届けて頂くフランスの大手スーパーのプライベートブランド『Casino Bio』の74%有機ダークチョコレート。
甘さをぐっと控えたハイカカオチョコレートと切り餅を合わせ、仕上げにきな粉をたっぷりとまぶしました。 

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この食感、もちろん主人はこれが切り餅だなんて全くの予想外だったようですよ。

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今日の和風なジャースィーツ。
経緯はどうあれ大変美味しい、そして食べ心地も大変よろしい仕上がりと相成りました。

チョコレートはしっかり使用してはおりますが、それでもこの程度のお砂糖ならばさほど問題ではないのではないかしら。

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まだまだ冷凍庫のスペース確保に尽力すべく状況は変わりませんが、まぁ、こんな感じでのらりくらりと冷凍庫の食材を片付けて参りましょう。
とにかく美味しい和風デザート、備忘録へと進みます。

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◆材料(245ccのメイソンジャーにふたつ分です)

  • オートミール 30g
  • アーモンド 10g
  • 胡桃 10g
  • 蕎麦の実 10g
  • ドライフィグ 1個

  • デーツシロップ(トッピング) 適量



    ◆焼き芋葛プリン

  • 焼き芋(正味135g)
  • 葛粉 10g
  • オーツミルク 150g

  • 練り胡麻 小さじ1
  • 蜂蜜 5g



    ◆切り餅チョコレート(野田琺瑯のレクタングル深型Sにひとつ分)

  • 切り餅 1個(約65g)
  • チョコレート(Casino Bio74%有機ダークチョコレート) 1枚(100g)
  • オーツミルク 35g・30g(計65g)

  • きな粉 適量





◆作り方

  1. オートミール、ナッツ類、蕎麦の実は予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。

    ナッツ類とフィグをざっくり刻み、蕎麦の実と一緒にオートミールに合わせてジャーの底に敷き詰めておきましょう。
    オートミール以外はトッピング用に少し残しておきます。

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  2. 切り餅チョコレートに参りましょう。

    切り餅は予め自然解凍しておき、細かく切って耐熱性ボールに移します。
    オーツミルク 35gを加え、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで1〜1.5分加熱しましょう。

    十分お餅がやわらかくなったら、滑らかに練ってチョコレートを割り入れます。
    オーツミルク 30gも加えて再度ふわりとラップをして1分弱のレンジ加熱、滑らかに練ります。

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    オーブンシートを敷いた容器に流し入れ、上にもオーブンシートを被せてしっかりと押し固めましょう。
    冷蔵庫で冷やしておきます。

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  3. 焼き芋葛プリンへと進みます。
    焼き芋は昨日のうちに冷凍庫から冷蔵庫に移し、自然解凍しておきました。

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    皮を除き、分量分をミルにとって蜂蜜と練り胡麻を加え、滑らかに練ってペースト状にしておきます。

    お鍋に葛粉とオーツミルクを合わせてしばらくおき、葛粉を少しふやかしたところでしっかりと混ぜて葛粉のかたまりを溶かしましょう。
    葛粉のかたまりがなくなったら徐に中火にかけて練り上げます。
    火を止めて焼き芋ペーストを加え、滑らかに練り上げます。

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    1の上に流し、スプーンで表面を平らにならしておきましょう。

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  4. 切り餅チョコレートが冷えた頃合いです。
    予めきな粉をたっぷりビニール袋に入れておき、包丁で切り分けた切り餅チョコレートにたっぷりとまぶしましょう。

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  5. 焼き芋葛プリンの上にデーツシロップを絞り出します。

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    切り餅チョコレートを飾り、残しておいたナッツ類とフィグ、蕎麦の実を散らして出来上がり。

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焼き芋葛プリンに少量加えた練り胡麻、実はこれ、ミルで拵えた自家製です。
畑のバジルを摘んでは拵えておりますバジルペースト、今朝はこれもあって白胡麻を合わせてみました。

白胡麻と太白胡麻油で拵えたバジルペースト。
その工程で小さじ1杯分を拝借して、葛粉プリンに有効利用した、という訳です。

そしてそのバジルペーストで拵えたお昼のお菜は、バジル風味と夏野菜のこんにゃく麺。

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バジルペーストはお塩やニンニクを加えずシンプルに。
こうしておけば、使うその都度調味料や食材を足して臨機応変に使えますから。

  1. 白胡麻は予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてから、ミルで粉砕します。
    少ししっとりしたところで太白胡麻油を潤滑油代わりに加え、ペースト状に仕上げましょう。

  2. バジルはさっと湯通しし、氷水にとって色止めをします。

  3. しっかりと絞ってミルに加え、ペースト状に仕上げましょう。

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  4. さっと湯がいたこんにゃく麺の水気をしっかり切ってバジルペーストを絡めます。

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    作り置きしてある野菜の焼きびたしとほぐした茹で鶏を添えて出来上がり。

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切り餅チョコレートのビター伴う甘みに心和みます。

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今朝はミルの酷使ディ。
主食のおろし蕎麦、大根おろしももちろんミルで一瞬作業。
添えた茹で鶏と自家製柚子胡椒が大根おろしの美味しさを引き立てます。

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食べ物の画像の直後にナンですが、只今我が家の廊下は段ボールで占領されております。

金曜日に予定しておりますトイレのリノベーション。
こんな状況ですからせめてお家を快適に・・・の一環です。
最近は事前に便器だけ送られてくるのですね。

長らくお世話になった旧式トイレ。
後ほど主人と動画で残しておきましょう。





間もなくイオンさんがだだちゃ豆を届けてくれますよ。
今宵はだだちゃ豆と日本酒で語り合います。



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posted by しんさん at 14:45 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする