2021年06月17日

おひとりさまサイズの全粒粉フォカッチャ〜欲張りフォカッチャサンド

毎週木曜日はパンを焼く日。
毎朝の豆乳ヨーグルトの窪みに溜まるホエーを使って、全粒粉100%のパンを焼く日。

今週も例外なくパンを焼きます。
今週はフォカッチャ、お水を使わずヨーグルトのホエーで捏ねた全粒粉フォカッチャ。
はち切れそうなフィリングのフォカッチャサンドが本日のお昼ご飯ですよ。

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今、畑で次々に可憐な花を咲かせるチコリ。
この儚げでブルーのチコリのお花を見ると、仲間でも何でもないのですが“ニゲラ”の花を想います。

それもあったのでしょうね、ふと最近はあまり使わなくなったニゲラ(カロンジとかブラッククミンとか色々呼び名があるようです)を使いたくなりました。
ニゲラのすぐ脇に保存してあったアジョワンシードもついでに生地に練り込んだ全粒粉フォカッチャ。

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もちろん、前日の夕方に生地を準備してひと晩野菜室でゆっくり発酵を促すいつものオーバーナイト発酵スタイルのフォカッチャです。
当日の朝、つまり今朝は生地の発酵はオーブン任せ、その間にフィリングの準備をしたりお菜の準備をしたりの楽々作業。

今回使用した全粒粉は100gにも満たない85g。
おひごりさまサイズのフォカッチャにぴったりな量です。

わずか5gとは言え自家製のおからパウダー(☆彡)を混ぜたからか、いつもよりもっちりふっくら焼き上がった気が致します。

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おひとりさまサイズのフォカッチャを主人と半分こして、切れ目にたっぷりフィリングを詰め込みます。

フィリングは冷凍してあったいつぞやの豆カレーを筆頭に、オリーブ、セミドライミニトマト、アボカド、玉ねぎ、茄子・・・
そうそう、絶対に忘れていけない主人の大好物、アチャール。

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フォカッチャって意外なほど懐が深いのね。
絶対無理だと思った量のフィリングをしっかり包み込んでくれました。

慌ただしい朝、何をおいても主人の出勤時間を妨げないことが私の使命。
ワックスペーパーでちょちょいと折るバーガー袋、主人の分が間に合わずお座なりな包装になってしまったことだけが心残りなのです。

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◆材料(おひとりさまサイズのフォカッチャ1枚分です)

  • 全粒粉強力粉 85g
  • スキムミルク 10g
  • 自家製おからパウダー(☆彡) 5g
  • ニゲラ 2g
  • アジョワンシード 2g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 自家製豆乳ヨーグルトのホエー(ヨーグルトから出た水分です) 75g

  • お塩 1g
  • オリーブオイル(セミドライミニトマトを漬け込んであったオリーブオイルを使いました) 10g
  • 仕上げ用のオリーブオイル(同じくセミドライミニトマトのオリーブオイル使用) 適量




    ◆フィリング(在庫の食材をお好みで)

  • 自家製カレー(冷凍してあったひよこ豆とムングダルのカレーを自然解凍しました)
  • ひき肉タイプのベジミート

  • アボカド
  • スライス玉ねぎ
  • 茄子(輪切りにしてさっとオリーブオイルをぬり、グリルパンで焼いておきます)
  • オリーブの塩漬け(ピッターで種を除きます)
  • セミドライミニトマトのオリーブオイル漬け
  • アチャール(インドのグリーンチリのピクルス、主人の大好物です)


    ※ちなみに、向かって左がニゲラ、右がアジョワンシードです

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◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    強力粉、スキムミルク、おからパウダー、てんさい糖、ニゲラ、アジョワンシード、インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    ホエーを計量し、ここに合わせた粉類の半量を加えて菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩、オリーブオイルを順に加え、その都度菜箸でしっかりと混ぜ合わせましょう。

    これを残った粉類に加え、ひとつにまとまるまで軽く捏ねれば生地の準備はほぼ完了。
    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたらヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促します。

    その後ガスを抜くように軽く生地を捏ねたら、再度形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。

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  2. ひと晩おいた生地はこんな感じ。
    先ずは野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    その後、軽く生地を揉んでガス抜きをします。
    形を整えてビニール袋に戻し、10分間のベンチタイム。

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  3. ベンチタイムを経た生地をオーブンシートの上に移し、直径13センチ程度の真ん丸に伸ばします。
    指先を軽くお水で湿らせて作業すると楽ですよ。

    ぬれ布巾をふわりとかけてラップを重ね、時々霧吹きでお水を吹きかけながらオーブンの発酵機能 40℃で40分。
    その間に輪切りにした茄子をグリルしたり、豆カレーとベジミートを合わせて加熱したりとフィリングの準備。

    ベジミートはカレーの水分を抑えるのが目的なので、戻さず使ってしまいます。
    スパイスの風味でベジミートの存在感はぐっと抑えられますからね。
    お好みでガラムマサラを少々足して。

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  4. 発酵した生地に、菜箸のお尻を使って穴を開けます。
    オリーブオイルもぬって、250℃に予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を210℃にして15分。
    焼き上がったら網の上で冷ましましょう。

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  5. フォカッチャが冷めたら半分に切って切り込みを入れます。

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    用意したフィリングをたっぷり詰めて出来上がり。
    びっくりするくらい沢山のフィリングを詰め込みました。

    アチャールがキリッと効いた欲張りフォカッチャサンド、もちろん主人は大喜び。

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主人の分はワックスペーパーで包んだだけで出荷。
お座なりなラッピングではありますが、主人の出勤に間に合わせるためには致し方ないとここはあっさり諦めます。

オーブン任せのお菜は、苦し紛れのキッシュ風。
要するに耐熱容器にオーブンシートを敷き込んで、卵やら何やらを流して焼くだけ。
でも美味しいのです。

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卵と木綿豆腐、お塩、お好みの調味料を合わせてバーミックスで撹拌します。
ここにみじん切り玉ねぎやら、長芋やら、人参サラダやら、フォカッチャサンドで余ったアボカドやオリーブやら・・・
何でも加えて混ぜ、オーブンシートを敷き込んだ耐熱容器に流しましょう。

ペコリーノロマーノと黒胡椒を散らし、180℃のオーブンで20分ほど焼けば出来上がり。
目玉焼きより手間要らず。

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今朝の主食は芋粥です。
皮をむいてさいころ状に切り、あく抜きをしたサツマイモを冷凍しておきました。

いつもの炊き粥にこのサツマイモを凍ったまま加えるだけで、ほんのり甘いサツマイモの炊き粥の出来上がり。
黒胡麻をちろり。

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ほの甘い芋粥に合うと思った西京焼き。
高価なギンダラを張り切ってチョイスしたというのに、今朝は不覚な真っ黒け。
幸いこの佇まいでありながら致命傷ではなかったようで、今日も美味しく朝食を済ませた主人の笑顔。





さて。

今日は夕方から、私が夕方から用事を入れるのは大変稀なことなのですが、そう、先方さまのご都合上致し方なく本日の夕方から腹部エコーの検査です。

予約をした際、昼食は13時までに済ませて下さいとのことでしたが、Googleさんで検索するとどうも胃を空っぽにするのが賢明なよう。

という訳で、今日のお昼は双方の間をとって1/4量程度に止めておきました。
先ほど帰宅コールのあった主人にその旨話すと、残りのフォカッチャサンドはどうするのか、そこに妙に食いついておりました。





あなたのおやつにしても良いのですよ。
今日の腹部エコーが終わったら、明日は先日の乳がん検診のおまけで診て頂いた骨密度の結果伺いに。
出勤する主人と一緒に自宅を出て、ごとごと名鉄電車に揺られて帰宅します。

そして明日こそは日本酒を。
今週1週間、我が家はお酒を飲んでおりません。



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posted by しんさん at 13:57 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする