低温のオーブンでじっくり1時間半かけた甘い焼き芋を主人と半分こ。
クリエイティビティに長けた若い杜氏さんが手掛ける日本酒は、甘いねっとりした焼き芋と驚くほどの好相性なのです。
さて。
食いしん坊な主人にバレやしないか、ハラハラしながらこっそり1本余分に焼き芋を拵えました。
今週最後のお弁当は、甘い焼き芋を使った切り餅大福ですよ。
冷凍してある切り餅を使ったお手軽、ですが真綿のようにやわらかな切り餅大福。
中にはお砂糖を全く使わずとも十分甘いたっぷりの焼き芋餡。
実はこの焼き芋大福、使ったお砂糖はひとり分で驚異の1.25g。
ビールならば“ノンアルコールビール”との表示も認可される値です。
お砂糖なしでも餡として十分通用するほど甘い焼き芋を、冷凍してあった茹で小豆と一緒に切り餅生地でつつみました。
餅とり粉の代用として、きな粉、シナモンパウダー、ほうじ茶パウダーを使用した少々贅沢ですが色黒な切り餅大福。
美味しくないはずがないこの組み合わせ、はい、本当に美味しいのです。
もちろんとっても簡単ですよ。
材料(やや小ぶりな大福4つ分です)
- サツマイモ 小ぶりなもの1個
- 無塩タイプの発酵バター ほんのちょっと
- 茹で小豆(無糖・多分この時のもの、自然解凍して使用 ☆彡)適量
- 切り餅 2個(120g)
- オーツミルク 30g
- 生砂糖 5g
- きな粉 15g
- シナモンパウダー 2g
- ほうじ茶パウダー 適量
◆作り方
- サツマイモは前日オーブンに放り込み、朝までオーブン庫内に放ったらかしです。
サツマイモを綺麗に洗い、キッチンペーパーでしっかり包んでしっかりお水で湿らせます。
ぼたぼたとお水が垂れない程度に、でもしっかりと湿らせます。
アルミホイルで2重に包み、予熱なしのオーブン 160℃で1時間35分。
朝にはねっとり甘い焼き芋に。
冷凍保存してあった茹で小豆は、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍しておきましょう。 - 焼き芋の皮をむいてお鍋に移し、スパチュラで軽くつぶして発酵バターを加えます。
中〜弱火にかけながら、バターがとけるまで滑らかに練りましょう。
バターがとければそれでOKです。
火からおろし、ラップの上に適量とって茹で小豆をのせ、茶巾の要領で包みます。
出番まで冷蔵庫へ。 - きな粉、シナモンパウダー、ほうじ茶パウダーを合わせてふるい、バットにひろげておきましょう。
- 切り餅を刻んで耐熱ボールに移します。
オーツミルク(もちろん牛乳やお水でも)を回しかけ、ふわりとラップをして1分40秒レンジ加熱しましょう。
スパチュラで練り、生砂糖を加えて更に滑らかになるまで練ります。
スパチュラをお水で湿らせながら作業すると楽ですよ。
更にふわりとラップをして10秒ほどレンジ加熱し、準備したバットの上に移します。 - スパチュラを軽くお水で湿らせ、お餅をざっくり4等分します。
冷やしておいた焼き芋餡をそれぞれのせて包みましょう。
スパチュラで切れ目を入れたお餅は、キッチン鋏で切ると作業が楽ですよ。
綴じ目を下にし、バットの粉類をまぶします。 - 仕上げに粉類を全てビニール袋に移し、大福をここにそっと加えて全体にきな粉その他をまぶしましょう。
余分な粉類をはたいて出来上がり。
残った粉類、茹で小豆その他は、明日朝食のスムージーに使いましょうか。
蒸し暑い今日のような日は、あっさり冷たいスープが欲しいもの。
真っ白な塩レモン風味のあっさりスープのこんにゃく麺が本日のお菜です。
- こんにゃく麺はさっと湯がいて冷水でしめ、ザルにとって水を切っておきます。
- オーツミルク、自家製塩レモンペースト、白味噌、白だし醤油を合わせてスープの出来上がり。
スープジャーに注ぎ、こんにゃく麺をここに加えます。
ザワークラウト、粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏、温泉卵、セミドライミニトマトのオリーブオイル漬け、粗く砕いたペコリーノロマーノをトッピングし、黒胡椒を挽いて出来上がり。
最近すっかり存在感が薄らいでしまった釜玉うどん。
昨日の“伊勢うどんの釜玉うどん風”に続き、今朝は久しぶりに従来の釜玉うどんが食卓に返り咲きましたよ。
うん、やっぱり美味しい。
そしてまた間違えました、金太郎イワシの向き。
グリルパンに並べたその向きから間違えております。
こんがり焼いた方を優先してしまうと、どうしてもこうなってしまうのです。
あぁ、なんだか気持ちがわるい。
外は強風、大雨の金曜日。
今宵の宴会の議題は、『アジフライお取り寄せに関して』だそうです。
主人はどうしてもアジフライを取り寄せたいご様子。
困った食欲ですこと。