2021年06月14日

チコリのお花の手まり寿司

チコリの軟白栽培は大失敗に終わったものの、血気盛んなチコリさんのことです。
昨年のこぼれ種からの自生を含め、丁寧に移植したチコリさんらは只今急成長真っ只中。

ゴワゴワとした葉っぱからは想像できない可憐で華奢で淡いブルーの小さなお花、そう、チコリのお花って本当に愛らしいのです。
摘み辛いのが玉に瑕ではありますが、エディブルフラワーでもあるチコリのお花は収穫物が乏しい今、貴重な存在です。

チコリのお花の手まり寿司、在庫食材でまとめた本日のお昼ご飯です。

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小さく握ったご飯には、自家製ビーツを混ぜ込んで鮮やかなピンクに着色。
薄くスライスした蓮根は、梅酢に漬け込んでピンク色に染めてみましたよ。

そして蓮根の穴から慎ましやかに除くチコリのお花。
ご飯の色が少々鮮やか過ぎたのは想定外でしたが、それは今後の課題として。
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昨年の梅干しはおろか、一昨年漬けた梅干しがほぼ残った状態です。
当然主人から今年の梅干し禁止令が出されてしまった訳ですが、こうして少しずつでも日々梅干しを使って健康管理に心掛けないとね。

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レシピ・・・などという大層なものではありません。
梅干しを漬けこんだ梅酢を少量とり、蜂蜜を加えて蜂蜜がとける程度に加熱します。

蓮根をスライスして酢水に晒した後、熱湯でさっと茹でてここに漬け込むだけ。

後は、炊き立てご飯・刻んだビーツのピクルス・寿司酢(☆彡)を合わせ、ラップで小さなまん丸お結びさんに。
ラップに蓮根、チコリのお花(額は除きます)、青紫蘇を順に重ね、握ったお結びを置いて手まりに握るだけ。

釜揚げしらすはアボカド、青紫蘇と一緒に。
仕上げに梅肉を添えます。





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今週分の作り置き料理も兼ねた週明月曜日のお惣菜作り。
小さなチコリのお花ですが、数少ないブルー系の食材はほんのちょっと効かせるのが効果的ですね。

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蓮根の梅酢漬けから派生した今週の作り置き料理たち。

残った蓮根は煮なますに。
煮なますに1枚だけ使った油揚げ、残りは圧力鍋で甘辛く煮含めましょう。
圧力鍋を出したついでにゴボウを加圧。
加圧したゴボウをたたいて胡麻和えに。

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お酢を使ったお惣菜の登場頻度が最近はぐっと向上しましたね。

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炊き立てご飯の上に釜揚げしらすをたっぷり乗せて、今朝の主食は釜揚げしらす丼。
私の大好物。

イオンネットスーパーでお買い得価格になっていた、久しぶりのハタハタが今朝のお魚です。
以前は頻繁に自家製ハタハタの干物を拵えておりましたものね、ちょっと懐かしい。

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主人の出勤間近、慌ただしいいつもの朝。





・・・と思いきや、今朝は突然の腹痛に襲われ大わらわでありました。
あれよあれよという間に顔は真っ青、これ何?と驚くほど大量の汗、あんな経験初めてです。
いえ、以前はあったのかもしれませんが、最近はすこぶる健康であったが故の『死ぬかと思った』な経験だったのかもしれません。

あの汗は何だったの?
普段70台の心拍数は一気に50台に下がり、汗をかいた服を着替えるのにもぐったりひと苦労。
今はすっかり回復し、体温、血圧、ついでに血中酸素濃度も正常です。

落ち着いて主人に送ったメッセージ。
主人から届いた言葉は、『カキフライにあたったんじゃない?』

・・・カキフライ。
昨日の昼食のカキフライ。
だとしたら、その消化の遅さが問題でしょう。

様子を見て、昨日届いたオクラの苗を植え付けに行きましょう。


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posted by しんさん at 13:38 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月11日

最高に美味しい赤ワインのケーキ〜(ロートヴァインクーヘン/Rotweinkuchen )

最近はワインの登場頻度が低迷しております我が家ですが、奥のワインセラーにはおそらく、主人が厳選したワインが詰まっていることかと存じます。
私が自由に開閉できる方のワインセラーには、日本酒やら玉ねぎやら野菜の種やらが並びワインの姿は見当たりませんけど、ね。

それでも週末、ふとワインに心が傾く場合に備えて心強いのが箱ワイン。
極少量、ワイングラスに一杯分あるかないか最後に残ったお手軽赤ワイン、主人が『料理に使って』と。

赤ワインのケーキなど焼いてみましたよ。

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主人から託された赤ワインは約80t。
このワインにドライフィグをひと晩漬け込み、全粒粉生地にたっぷり混ぜ込みました。
もちろんワイン80tは無駄なくこの1本の中に。


全粒粉に加え、アーモンドプードルも使った奥深い生地には、たっぷりのチョコレートとドライフィグ、そして胡桃。
アイシングももちろん赤ワインで。

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赤ワインをふんだんに使ったドイツのケーキ、ロートヴァインクーヘン(Rotweinkuchen)、いちど焼いてみたかったのです。
チョコレートは製菓用でなく、私の口寂しさ解消に常備してあります森永のハイカカオチョコレート “カレ・ド・ショコラ〜カカオ88”

お砂糖控えめの全粒粉生地に、チョコレートとフィグの食感風味、うん、最高に美味しい赤ワインのケーキが焼き上がりましたよ。

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ちなみに、参考にしたロートヴァインクーヘン/Rotweinkuchen のレシピ動画はこちらです。


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全粒粉にしてアーモンドプードルを足したり、お砂糖の量を減らしたりと多々脱線致しておりますが、その手順が少々特質で楽しいのです。

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◆材料(底辺約200×70・H60のパウンド型に1本分です)

  • 赤ワイン 80g
  • ドライフィグ 4個

  • 全粒粉薄力粉 70g
  • アーモンドプードル 30g
  • ココアパウダー(バンホーテン 無糖のピュアココアを使用)10g
  • ベーキングパウダー 3g
  • シナモンパウダー 1g

  • 卵 2個
  • お塩 ひとつまみ
  • てんさい糖 50g
  • 無塩タイプの発酵バター 80g

  • カレ・ド・ショコラ カカオ88 10枚(50g)
  • 胡桃 35g
  • 粉糖 25g





◆作り方

  1. ドライフィグは前日の夕方からワインに漬け込んでおきます。
    フィグをやや大ぶりに切って赤ワインに漬け込み、ひと晩冷蔵庫へ。

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  2. 全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・ココアパウダー・ベーキングパウダー・シナモンパウダーを合わせてふるい、ここにチョコレートを割って加えます。
    ビニール袋で楽ちん作業。

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  3. 卵を卵白と卵黄に分けます。

    卵白をよく冷えた状態で軽く溶きほぐし、お塩をひとつまみ加えて泡立てましょう。
    泡立ってきたら、分量のお砂糖の半量を2回に分けて加えながら泡立て、しっかりとしたメレンゲに仕上げましょう。

    出番まで冷蔵庫へ。

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  4. バターは予め室温に戻しておきます。
    卵白⇒卵黄の順番ならば、泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま使って大丈夫。

    バターをクリーム状に撹拌したら、室温に戻した卵黄を少しずつ加えて撹拌しましょう。
    卵黄がしっかりとバターに馴染んだところで、残しておいた半量のお砂糖を先ほどと同じく2回に分けて加え、しっかり空気を含ませるように撹拌します。

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  5. ドライフィグを漬け込んだワイン(室温に戻しておきます)を45g分計量しましょう。

    赤ワイン、2で合わせた粉類とチョコレートを交互に、3回ほどに分けて4のバター生地に加えてはスパチュラで混ぜ込みます。
    最後に粉類を加え、7分通り混ざったところでフィグとざっくり刻んだ胡桃も一緒に加えて混ぜ込みましょう。

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  6. 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、卵黄生地と合わせていきましょう。

    先ずはメレンゲをひとすくい、卵黄生地のボールに加えてしっかりと混ぜ込みます。
    次いでもうひとすくい、今度は出来るだけメレンゲを潰さないよう底からすくうように混ぜ込ます。

    最後にメレンゲのボールに戻し入れ、ふんわりと底からすくうように混ぜ込みます。
    オーブンシートを敷いたパウンド型に流し入れ、表面をならして軽く底を2〜3回打ちつけ生地の空気を抜きます。

    スパチュラで中央を少し窪ませるように整えたら、速やかに220℃に予熱したオーブンへ。

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  7. 設定温度を180℃にし、先ずは5分ほど焼いたところで、生地がぱっくり割れるよう中央にナイフ等で切れ目を入れます。
    その後、更に180℃を保って更に33〜35分ほど、計40分弱焼いた凛々しい姿がこちら。

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  8. 生地を焼いている間に、アイシングの準備をします。

    粉糖に先ずは赤ワイン(フィグを漬け込んであったものです)をほんの2g。
    後は少しずつ様子を見ながら赤ワインを足しては混ぜし、端の先からトロトロと緩やかに落ちるかたさに調節しましょう。

    残った赤ワインを焼き立ての生地に刷毛でぬり、型から出してオーブンシートを剥がします。
    アイシングをたっぷり垂らし、網の上で完全に冷まして乾かしましょう。

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    抜群に美味しい赤ワインとたっぷりチョコとフィグのケーキ、ちょっと厚めに切って召し上がれ。

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赤ワインケーキが焼ける香りに心満たされた今、もう朝の作業は完結してしまった気分になります。
なのでお菜はちょちょいとこんにゃく冷麺。

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こんにゃく麺をさっと熱湯で茹でたらザルにとり、氷水でしめてしっかり水を切ります。
胡麻油を極少量まぶしてスープジャーへ。

アボカドと長芋をさいの目に切ってボールに合わせ、韮の醤油漬け(☆彡)、桃屋の刻みしょうがで和えたらこんにゃく麺の上にたっぷりと。
白胡麻をひねって出来上がり。

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赤ワインのケーキ。
加えた赤ワインの量も量ですし、しっかり加熱するので赤ワイン感はさほどありません(いえ、ほぼありません)が、ケーキとして抜群に美味しいのです。
ハイカカオチョコレートとフィグを生地に混ぜ込んだのも大正解。

これは是非、また焼きたいケーキです。
次回は焼いた生地にしみ込ませるワインを増量で、ね。

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今朝の主食は久しぶりのとろろ蕎麦。
お弁当に使った長芋の半量をすりおろしてお蕎麦に添えます。


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ここしばらく、大根おろしも含めておろし金を使用しない期間が相当ありました。
が、久しぶりにおろし金を使うと、シャンと背筋が伸びる気が致します。
そして何より山芋が美味しい。





さ、間もなくイオンネットスーパーの配達時間。
今日は金曜ですからね、日本酒のお供を多めにお願いしましたよ。


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posted by しんさん at 14:44 | Comment(0) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月10日

おからパウダー入り全粒粉パン〜金平ごぼうたっぷりver.

木曜日はパンを焼く、豆乳ヨーグルトのホエーが溜まる頃合いを見てパンを焼く、これが我が家のお約束です。

先週に引き続き、生おからをオーブンで乾燥させて作った自家製おからパウダーをほんのちょっと生地に混ぜ込んだ全粒粉パン。
今週はきんぴらゴボウをたっぷり乗せたお惣菜パン、きんぴらパンですよ。

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生地の表面にぬる卵黄の意味が定かでないほど、パン生地が見えないほどのきんぴらゴボウ。

実はこのきんぴらゴボウ、お買い得価格になっていた“さきイカ”を加えたら味が濃くなってしまって大失敗。
主人にはたいへん好評だったきんぴらゴボウではありますが、お惣菜パンとして有効利用と相成りました。

生地にぺったりと張り付けた海苔、そしてパラリとふったペコリーノロマーノはささやかな遊び心。

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厳つく見えるこのきんぴらゴボウパン、実はふわふわもっちり、全粒粉100%(真っ白な小麦粉を使っていないと言う意味で)とは思えないホンワカした食べ心地。

わずかとは言え加えるおからパウダーの効果なのか、はたまた豆乳ヨーグルトのホエー、いえいえオーツミルクの底力?
よく分かりませんが美味しいのです。

もちろん前日の夕方にビニール袋で生地を捏ね、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促すお気楽ご気楽なオーバーナイト発酵スタイルですよ。

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◆材料(直径10センチ程のパンが4つ出来ますよ)
  • 全粒粉強力粉 150g
  • 自家製おからパウダー(☆彡) 10g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 10g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 自家製豆乳ヨーグルトのホエー 90g
  • オーツミルク 50g

  • お塩 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 15g



    ◆仕上げ用

  • 水溶き卵黄 適量
  • 海苔 4枚
  • きんぴらゴボウ 適量
  • 粗挽きにしたペコリーノロマーノ 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    お塩以外の粉類を全てビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ホエーとオーツミルクは予め合わせてよく混ぜ合わせておきます。
    ここに粉類の半量を加え、菜箸でしっかりと混ぜ合わせましょう。
    お塩、溶かしバターを順に加え、その都度菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。

    残しておいた粉類にこれを加え、ひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに入れ40℃で1時間ささやかな発酵を促しましょう。

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    その後軽く生地を揉んでガス抜きをしたら、形を整えて再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずは野菜室から生地を出して室温に戻してあげましょう。

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    軽く生地を捏ね直してガス抜きをし、形を整えたら包丁で4等分して丸めます。
    ビニール袋に戻して10分間のベンチタイム。

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  3. ベンチタイムを経た生地を平らに伸ばします。
    めん棒を使うほどの大きさでもないので、すりこ木でお気楽に代用。
    すりこ木をほんの少しお水で湿らせると作業がスムーズです。

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  4. 30cm幅のオーブンシートを折って輪っかにし、のばした生地にかぶせます。
    乾燥しないようぬれ布巾とラップをふわりとかけ、時々霧吹きでお水を吹きかけながら、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の発酵タイム。

    その間に、きんぴらゴボウを程よく刻んでおきましょう。

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  5. 発酵した生地の表面に水溶き卵黄を刷毛でそっとぬり、海苔を張り付けましょう。

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    きんぴらゴボウをたっぷりと盛ったら、ペコリーノロマーノをちろりとふって210℃に予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190℃にして12〜15分。
    焼き上がったら熱いうちにオーブンシートの輪っかを外し、網の上で冷ましましょう。

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    恐れていたきんぴらゴボウの滑落もなく、うんうん、いつもながらの不器量な佇まいながら、ふんわりもっちりな全粒粉パンに今週も大満足。

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お菜は具沢山なコールスロー、キャベツのサラダですよ。

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キャベツはざく切りにし、お塩をふってしんなりするまでしばらく放置。
その間に茹で卵の準備をしましょうか。

玉ねぎを刻み、人参を鬼おろしで粗くおろしてボールに合わせておきます。
キャベツがしんなりしたら水気を絞ってボールに加えます。
ひよこ豆の水煮が冷凍してあったのでこれも加えましょう。

セミドライトマトのオリーブオイル漬け(☆彡)をオイルごとお鍋にとり、ベーコンと合わせてカリリとするまで加熱します。

熱々の状態でボールに加え、丁寧に和えれば出来上がり。
ゆで卵を卵黄と白身に分け、層になるようジャーに詰めてお弁当に。

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パンの仕上げに使うほんの少量の卵黄。
残った卵で当日の朝は釜玉うどん、これも我が家のルーティンです。

最近はもっぱら伊勢うどんを使った釜玉うどんではありますが、イオンネットスーパーで買う伊勢うどんが我が家にもたらせた伊勢うどんブームはそう簡単に落ち着きそうにありません。
もっちりとした食感、そして何より、伊勢うどんの消化の良さにすっかり魅了されてしまいました。

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今朝のお魚は金太郎イワシ。
小ぶりなので、見た目豪快な塩サバや西京焼きに比べ選択にいつも少々の躊躇が伴います。
が、選んで間違いのない美味しさに毎回うっとりするのもこの金太郎イワシの常。

そして今日も間違えましたね、向き。
なんだかそっぽを向いているかのような金太郎イワシ、ただ申し訳ない。


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posted by しんさん at 14:30 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月09日

くずきり2種盛り

常時左手首に装着しております、シャオミの主人とお揃いスマートバンド。
ふと思いついた時に血中酸素濃度を測ったり、睡眠スコアを何となく主人と競ってお互い早く寝る習慣が身についたりと、健康意識の向上に大変役立っております。

最近は90点台の睡眠スコアが定番となっておりました、が、それだけに今朝の63点は衝撃的でした。
今夜は丸首のパジャマに衣替えをし、せっかく身につけた高品質な睡眠を取り戻さねば。

さ、今日のお昼は葛切りですよ。
いつ頃からだったかしら。
我が家に常備してある食材のひとつに葛粉が加わったのは。

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結婚前、主人と出かけた越中八尾の和紙展示館。
その中の小さなカフェで食べた葛切りが飛び切り美味しくて、以来『葛切り』=美味しいものとして認識しておりました。

が、どうやら本当に美味しい葛切りに巡り合えるのは意外と難しい、そう分かり始めたのはその後のこと。
意外と簡単に手作り出来る葛切りを自分で作り始めたのも、きっとそんな背景あってのことだったのでしょうね。

出来立ての葛切りをシンプルに黒蜜で・・・
といきたいところでありますが、そこはお弁当、ぐっと妥協致します。

実は今朝拵えたこの葛切り、普通の葛切りとオーツミルクver.の2種盛り仕様。
お砂糖の入っていない煮小豆を境に、下はオーツミルクver.の葛切り、上は普通の葛切り、黒蜜によく似たデーツシロップで甘さを添えます。

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正直、オーツミルクと普通の葛切り、味の違いはさほどありません。
が、食感の違いは顕著。
はい、普通の葛切りの方が美味しいです、断然美味しいです。

それも踏まえたうえで、手作りの葛切りはとても美味しいのです。

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◆材料(ちょっと多めのふたり分)





◆作り方(大昔の備忘録はこちら 2016年07月27日

  1. 葛粉とお水を合わせ、そっと混ぜ合わせて葛粉を溶かします。
    更に10分ほど置いて完全に葛粉を溶かしたら、底辺約130×180のバッドに漉しながら流し入れましょう。

  2. 予めバッドが水平に入る大きさのフライパン等にお湯を沸かしておきます。

    ぐらぐらと煮立たせない程度に火を弱め、お水がバッドの中に入らないようにそっとお湯の中に浮かべてゆらゆらと揺らします。

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    茶碗蒸し用の“茶碗蒸しホルダー”がなかなか便利。

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    やがて表面がかたまってきたら、全体をお湯の中に沈めて生地が透き通るまで10数秒。

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  3. 氷水も予め用意しておきましょう。

    バッドごと氷水に沈め、冷えたところでそっとスパチュラを使って生地をバッドからはがします。
    同様にオーツミルクver.も。

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    オーツミルクver.も普通の葛切りも、こうして見ると見た目の違いは思ったほどにはありませんね。
    熱湯に沈める工程で、少々の躊躇が招いた表面の凸凹と端っこの崩れ、これまたいつものご愛敬と笑い流しましょう。

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  4. お水で湿らせたまな板の上にとり、包丁で切ります。

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    デーツシロップを適量絞り出し、先ずはオーツミルクver.を。

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    解凍した茹で小豆を上にあしらい、一般的な葛切りをその上に重ねましょう。
    やはり昔ながらの葛切りがいちばんしっくりきますね。

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    きな粉とデーツシロップを上にも少々。
    2色のキウイをお行儀よく並べ、差し色のクコの実を散らして出来上がり。

    冷蔵庫で冷やし過ぎると口当たりが悪くなってしまいます。
    ですがこの時期のお弁当、悩ましいところでございます。

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昨日のお弁当、オートミールクレープ(☆彡)のフィリングにした鯖缶スプレッドが少々残っておりました。
今日は生春巻きでリメイク。

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ぬるま湯に胡麻油をほんの数滴たらしてライスバーガーをくぐらせ、ぬれ布巾の上に。
大葉を並べた上に鯖缶スプレッド、たっぷりのコリアンダーを一緒に巻いて出来上がり。

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食べやすく切り分けてお弁当箱へ。

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最近の焼き魚の出来栄えに気が緩んだのかしら。
ほんのちょっとの油断が、今朝の西京漬けの焦げにつながってしまいました。

炊き粥のつもりだったのを急きょ変更し、西京焼きにはやっぱり白いご飯とばかりに張り切ったというのに。

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『焦げてないよ、ちょうど良い焼き具合だよ』
普段なら決して焦げたものを口にしない主人、本当に優しい人です。





さ、今日は既に夕方5時をまわっております。
リビングではお仕事を終えた主人が、宴会のスタートを今や遅しとスマホ片手に待ちわびていることでしょう。
我が家の宴会、いつもより少し遅めのスタートです。



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ラベル:くずきり 葛粉
posted by しんさん at 17:24 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月08日

オートミールクレープ〜“チコリの花”と“今期初収穫のアーティチョーク”と

昨日は年にいちどの乳がん検診に行って参りました。
要である乳がん検診に今年も異常はみられませんでしたが、ふと思い付きでお願いした骨密度検査に少々問題あり。
同年齢の平均値を下回っておりましたので、追加であれこれと検査を依頼することと相成りました。

今朝のテレビ番組でも“スーパーフード”として紹介されておりました“オートミール”
困ったものです、オートミールが誇る豊富なカルシウムも私には非力なのでしょうか。
今日のお昼は、今や我が家の定番ともなって久しいオートミールクレープですよ。

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小麦粉の代わりにオートミールを使ったクレープ、文字通りのオートミールクレープは定番ですが、何より新鮮な気分にさせてくれるのはそのフィリングです。
今シーズン初収穫のアーティチョーク、そして同じ畑のちょっと離れた場所でちらほらと咲き始めたチコリの花を一緒にフィリングに。

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見えるかしら?分かるかしら?初収穫のアーティチョーク。
ほらほら、よぉぉぉーーく見ると、アボカドの下辺りのちょっとくすんだグレーの物体、それがアーティチョークです。

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鯖缶のスプレッドには、畑のオリーブの根本で健気に群生しております若いコリアンダーをたっぷり刻んで加えました。

その脇には間引いたビーツのベビーリーフ、そして少々萎れてしまいましたが淡いブルーが可憐なチコリの花。
そしてやわらかく蒸したアーティチョークがほんのちょっと。
まぁ、いわゆる“気休め”と言って良いほどささやかなアーティチョークではありますが、これも季節ものです、ゲン担ぎです。

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それにしても不思議なのは、オートミール、鯖缶、野菜多め、睡眠時間もしっかり確保した生活で何故骨粗鬆症の気あり、そう言うことになるのかということ。
主人曰く、運動、そして日光浴だと。

畑では主人、あなたとは比べ物にならないくらい働いておりますけど。

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◆材料(直径26センチのフライパンいっぱいの2枚、とおまけの小さいの1枚分です)

  • オートミール 45g
  • 葛粉 15g
  • お塩 ひとつまみ
  • 卵 1個
  • オーツミルク 215g




◆作り方

  1. 今回は、オートミール生地を前日の夕方に準備し、ひと晩ゆっくり寝かせてみました。

    材料を全て合わせてバーミックスで撹拌し、ラップをぴったりと密着させてひと晩冷蔵庫で休ませます。

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  2. フライパンに極少量のオリーブオイルをしっかりとすり込んで温めましょう。
    少し温まってオイルがフライパンに馴染んだところで、ぬれ布巾の上に移して鍋底を冷やします。

    生地を底からしっかり混ぜながらフライパンに流し入れてならし、縁がチリリとめくれ上がってくるまで弱火でじっくり焼きましょう。

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    裏面も軽く焼いてそっと取り出します。
    乾燥しないよう、ふわりとラップをかけて次の生地を同じように焼きます。

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  3. 食べる部分が殆どないアーティチョーク。
    筍よりそれが顕著な野菜なのではないかしら。
    ですが、アーティチョークを収穫し2年目にしてようやく、ほんの少しアーティチョークの風味に愛着が湧いてきたような気が致します。

    たっぷりのお水を張ったボールの中に沈めてしばらく様子を見てから、しっかりとふり洗いをしましょう。
    うろこ状の苞片(ほうへん)の先端をハサミで切り落として圧力鍋に移し、ひたひたのお水を注いでお塩とレモン汁をほんの少々、加圧すること3〜4分。

    ザルにとって粗熱をとったら、ひたすら苞片をめくります。
    いわゆるアーティチョークハートはこの花びらに包まれた部分、ちょっとトウモロコシに似た風味です。

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  4. 鯖缶スプレッドを作ります。

    ◆缶汁を切った鯖
    ◆たっぷりの刻み玉ねぎ
    ◆同じくたっぷり刻んだコリアンダー
    ◆予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストした胡桃
    ◆少々の日本酒と合わせてふわりとラップをし、1分ほどレンジ加熱した酒粕
    ◆粒マスタード
    ◆レモン汁
    ◆粗挽き黒胡椒
    ◆コリアンダーシード
    ◆お塩

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    以上を合わせて混ぜるだけ。

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  5. ワックスペーパーの上に粗熱がとれたオートミールクレープをひろげ、鯖缶スプレッド、アーティチョーク、額を除いたチコリのお花、ビーツのベビーリーフ、アボカド等を並べましょう。

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    ワックスペーパーでしっかりと包みながら巻き、しばらく冷蔵庫で冷やしてからワックスペーパーごと切り分けます。
    チコリの花をあしらって出来上がり。

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只今、イオンネットスーパーでゼスプリキウイのキャンペーン中。
あっさり釣られて買ったゴールドキウイとグリーンのキウイ。

甘いゴールドキウイはサラダメンバーとしても秀逸です。

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ジャーの底には自家製ビーツのピクルス、ピクルスの酸味にぴったりな甘いゴールドキウイをその上に。
蜂蜜を効かせた人参サラダは胡桃の食感がアクセント。
すりおろしたペコリーノロマーノ、オリーブをトッピングして出来上がり。
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主人がどうしてもと言って取り寄せたいしり醤油。
常備してあるナンプラーでは嫌だと言って聞かず、許可された時のあの嬉しそうな顔を思い出すとニヤニヤしてしまいます。

いしりの味が存分に堪能できるお料理・・・
うーんと考えた結果、冷凍ご飯を使った焼きおにぎりに致しました。
今朝の主食です。

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今朝のお魚はしめ鯖、もちろんアボカドとセットです。
今年は梅雨の到来が想像以上に早くて、半ばあきらめておりました玉ねぎですが無事収穫出来ました。
当面は収穫した玉ねぎが朝食の納豆、しめ鯖のアクセントに大活躍してくれそうです。

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昨日は、年にいちどの乳がん検診に行って参りました。

出勤する主人と一緒に慌ただしく自宅を出て、主人にはちょっと遠回りをしてもらっての途中下車。
信頼感ある朗らかな女医さんの方針に好意を抱き、少々遠方ではありますが毎年お世話になっております。

診察後は、主人に買ってもらったMERRELLのスニーカーで颯爽と駅まで歩きます。
駅前にある和菓子屋さんで“三喜羅”をふたつ買い、この時以外は滅多に機会のない電車にひとり乗車しごとごと揺られながら自宅へ。

ちょっとした冒険気分を味わえる年にいちどの乳がん検診。
検診そのものも楽しみのひとつではありますが、今年はお楽しみが更にもうひとつ。


今年の誕生日、主人は自分で自分の誕生日プレゼントを買いました。
それが資生堂パーラーのレトルトカレー全種×2

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乳がん検診の日はお弁当はお休みし、お昼なしで早々に帰宅した主人と食べるレトルトカレー。
いつもよりちょっと丁寧に炊いた白米、そしてデザートは三喜羅、ノンアルコールビールも忘れずに。
この日のために、イオンネットスーパーでらっきょうと福神漬けも調達済み。

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がん検診、こんな楽しみ方があっても良いのではないかしら。

今年は2週間後に血液検査の結果を聞きに行きます。
三喜羅と資生堂パーラーのレトルトカレーを楽しみに。
今度は私も辛口ビーフカレーにしようかしら。


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posted by しんさん at 14:37 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする