2021年06月30日

オートミールクレープ〜まだまだ引っ張る初収穫のビーツver.

毎週土曜日にはイオンネットスーパーが食材を届けてくれると言うのに。
ポイント10倍と送料無料にあっさり釣られて出費だけはそこそこだと言うのに。

何故かしら、水曜日辺りから我が家の野菜室は俄然空間が目立ち始めます。
圧倒的に野菜室の場所を占めているのは、昨日頂いたお米という情けなさ。
それでもどうにかなってしまうのが、こうしてのらりくらり乗り切ってしまう主な原因なのでしょう。

在庫食材でどうにでもなってしまう、そう、今朝はオートミールクレープなど焼いてみましたよ。

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小麦粉を使用せずオートミールで焼くクレープ生地、文字通りのオートミールクレープ。
生地にバターも使用しないので、食後感が軽くて頻繁に拵える我が家の定番でもあります。

月曜(☆彡)、火曜のキッシュ(☆彡)と今シーズン初収穫のビーツで引っ張って参りましたが、今日も例外ではありません。
圧力鍋で蒸したビーツの端っこ部分は昨日のキッシュに、そして形の良い中央部分はスライスしてピクルス液に漬けておきました。

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ビーツのピクルス液ってね、私の場合だけなのかもしれませんが本当にシンプルなのです。
お水と同量のお酢、そしてお塩をひとつまみ、後はお好みのスパイスやハーブと一緒に漬けこむだけ。

しかもこのピクルス、先シーズン、秋撒きした種から収穫した冬採れビーツを漬け込んだものをこっそり再利用。
毎朝の納豆に添えているビーツの、をね。

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オートミールと少々の葛粉を使ったもっちりクレープ生地に、真っ赤なビーツのピクルス、そして少々厚めにスライスしたペコリーノロマーノ、間引いたビーツのベビーリーフ、そしてバジル。

黒胡椒を挽き忘れたことに気付いたのは、食べ始めた後でした。

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それでも主人は、先ほどのご馳走さまコールでこう言っておりました。
『最高に美味しかった!』と。

いつだったかしら。
旅行先のレストランでケールやらトマトやら、ここぞとばかりに連日オーダーする私にこう言い放った主人。
『アオムシか!』
ふふん、今では君も立派なアオムシの仲間入り、と言うことで。

一時は品切れも度々あったオートミールですが、最近は好きな時に購入できるようになりましたね。

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◆材料(直径20センチ程度のオートミールクレープが4枚焼けました)

  • オートミール 45g
  • 葛粉 15g
  • お塩 ひとつまみ
  • 卵 1個
  • アーモンドミルク 215g


    ◆フィリング

  • ビーツのピクルス
  • ペコリーノロマーノ
  • ビーツグリーン(間引いたビーツの葉っぱです)
  • バジル
  • 粗挽き黒胡椒(これは是非)




◆作り方

  1. フィリング以外の材料を全て合わせ、バーミックスで撹拌します。
    生地にラップをぴったり密着させ、室温で30〜50分ほどねかせましょう。

    はい、これで生地の準備は完了。

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  2. フライパンに極々少量の油をすり込みます。
    ひく、と言うよりまさに『すり込む』といった感じです。

    一旦熱したフライパンをぬれ布巾の上で冷ましてから、フライパンが熱くない状態で生地を底から混ぜながら流し入れましょう。
    フライパンが熱いと生地が薄くひろがってくれませんからね。
    お玉を使うより、私は容器とスパチュラを片手に持って直接フライパンに流し入れます。

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    弱火でじっくりと焼き、端がめくれ上がってきたらそっと裏返して軽く焼きます。

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    焼き上がった生地はどんどん重ねていき、乾燥しないようふわりとラップをかけておきましょう。

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  3. 生地が冷めたらフィリングを包みます。
    ビーツのピクルスは、キッチンペーパーの上に並べて漬け汁を抑えておきましょう。

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    生地の上にビーツを並べ、ビーツグリーン、ペコリーノロマーノをたっぷりと。
    黒胡椒を挽き、先ずは生地の下を折って右左と順にたたみます。

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    ワックスペーパーを折って入れます。

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我が家では決して高い登場頻度を誇らないフライパン。
クレープを焼くだけの使用では少々物足りない、今日はお菜もフライパンで拵えましょう。

スペイン風オムレツ・・・と呼べるほど立派なものではありませんが、卵でまとめた具沢山なオムレツ風。

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  1. フライパンに少量のオリーブオイルを熱し、みじん切りニンニク、粗みじん切りにした玉ねぎ、鬼おろしでおろした人参を加えて炒め合わせます。
    油がなじんだらズッキーニやピーマンも。
    我が家はピーマンは種ごと、ヘタだけを取り除いて輪切りにしてフライパンに加えます。

  2. 卵、少量のマヨネーズ、粗挽きガラムマサラ、エルブ・ド・プロヴァンスやお塩、そしてイワシの水煮缶の缶汁も少々、合わせてよく混ぜます。
    フライパンに流し入れ、寄せるようにして形を整えましょう。

  3. 卵が焼きかたまる前に野菜の配置を整え、イワシ缶も並べましょう。
    表面が少しゆるい状態で、フライパンの蓋にするりと移してから裏面を下にして両面焼きます。

    切り分けてお昼のお菜に。

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今日は少々楽をさせてもらって、冷凍してあった里芋の炊き込みご飯を解凍して主食に。
お魚はしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎ、我が家の定番トリオです。

お弁当に使ったイワシ缶の一部はお味噌汁の一員ともなりました。

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少し前までは、イオンネットスーパーに届けて頂いたものと並行して使用しておりました玉ねぎ。
今こうして食卓に上る玉ねぎは、メルカリで苗を調達し全て私が育てたもの。





先ほどザッと派手に降った雨で、またズッキーニが大きくなっているハズです。


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2021年06月29日

自家製ビーツごろごろ〜ハニーレモン風味のビーツキッシュ

半ば諦めておりました畑のビーツが急成長致しました。
何が功を奏したのか定かでないところが、いかにも運だけを味方にしている私の畑作業といったところ。

取り敢えず初収穫した大・小ふたつのビーツ。
収穫したその日に圧力鍋で20分蒸して下茹でし、小ぶりなビーツはカルパッチョに。

もうひとつ、大きなビーツはいつも通り保存が利くピクルスに・・・する前にちょっと脱線。

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存在感は言うまでもないビーツの赤。
サックサクのパイケースに、ハニーレモン風味をまとったビーツをぎっしり敷き詰めましたよ。

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ビーツって本当に興味深い野菜です。
生で食べたことは今のところありませんが、茹でるなり蒸すなりグリルするなりしっかり加熱することで、ビーツの特徴でもある『土臭さ』をはるかに上回る甘さがグッと前面に。

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サクサクのパイシートはもちろん大好きなBELLAMY'S
週末のパスタに使ったバジル、そして畑で摘んだチコリの花を散らしたビーツのキッシュ。
甘過ぎないハニーレモン風味が大変私好みです。

分量なんてお好み適当で平気。
とっても簡単でとっても美味しいのです。





◆作り方

  1. 先ずはパイのケース。

    冷凍パイシートを扱いやすい半解凍状態に戻し、幅1.3〜1.5cm程度のリボン状のシートを数本切りとります。
    残ったパイシートをお好みの大きさに切り分けたら、水溶き卵黄を糊代わりにしてリボン状のパイシートをきっちり貼り付けましょう。

    貼り付けた枠部分にもしっかり水溶き卵黄をぬります。
    中央部分にピケを施し、250℃に予熱したオーブンへ。
    作業中にパイシートがダレてしまったら、冷蔵庫でしっかり冷やしてからオーブン庫内へ移します。

    設定温度を220℃にして10分間。

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  2. その間にフィリングの準備をします。

    先ずはビーツ。
    前述の通り、ビーツは既に圧力鍋で20分蒸したものを冷蔵保存してあります。
    キッチンペーパー等で表面を軽くこすれば、ツルンッと気持ち良く皮がむけますよ。

    さいの目に切り、蜂蜜、レモン汁、粗く挽いた白胡椒、刻んだバジル、小さく切った無塩タイプの発酵バターを加えて和えておきます。

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    パイシートに使った卵の残りは、粗くおろしたペコリーノロマーノ、エルブ ド プロヴァンス、フルール ド セル、ガラムマサラ等を加えてよく混ぜておきましょう。

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  3. ふくらんだパイシートを一旦オーブン庫内から出します。
    その間のオーブンの予熱を忘れずに。

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    中央のくぼみをフォーク等で少し崩し、卵液を注ぎ入れましょう。
    素早くビーツを散らし、再度オーブン庫内へ。

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  4. 設定温度を180℃にし、更に12〜13分焼きます。

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    焼き上がったら早々に網の上に移して冷ましましょう。
    完全に冷めたらバジルを飾り、チコリの花とペコリーノロマーノを散らして出来上がり。

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そうそう。
週末のパスタに使ったバジルの葉っぱ、残った分を空き瓶に挿しておきました。


茎が短いので不安定なのが心配だったのですが、いつだったか、ワインのコルクをふたつワイヤーで繋げて水の上に浮かべるというフラワーアレンジをテレビで紹介されていたのをふと思い出しました。

週末、主人がベンジャミンのワインを抜栓した時のコルク・・・
ほら、あった、ゴミ箱の中、家のどこか探せばもう一つくらい出てくるでしょう、コルク。
と、そんな朝の行動をふと思い出したのが夕方。
キッチンカウンターに置いたハズのコルクはどこにもない。
主人に聞くと、『あぁ、僕、捨て忘れてたみたいでさぁ、ちゃんとゴミに出しておいたよ』

おしゃれなコルクの予定が、2匹のアヒル隊長に支えられる羽目となりました。

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ささっと簡単なお昼のお菜。

アボカド、畑で摘んだコリアンダー、間引きしたビーツの葉っぱ、ローストしたアーモンド、ゴールドキウイ、ドライフィグをボールに合わせ、レモン汁、オリーブオイル、フルール ド セルで和えるだけ。
美味しいのです。

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今朝の主食は鶏粥。
鶏ささみの茹で鶏で拵える炊き粥、週にいちどの頻度で登場する我が家の朝の定番です。

そして肉厚な焼き鯖。
ひじきやレバー、今週は作り置き料理が豊富です。

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オリーブの木の根元、期待せず自生しておりますパクチーがこの湿気で活き活きと芽吹いております。

巨大化したパクチーを引っこ抜き、オリーブの根元に捨てておいたところ勝手に自生した図々しさ。
そしてどうも畑とは相性の悪いバジル。
わざわざ畝を作って種を撒いたというのに、発芽したのはたったひとつ。
初心者向きと言われるハーブですらなかなか難儀する畑作業なのです。



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posted by しんさん at 13:46 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月28日

春撒きビーツの初収穫

春に種を撒いたビーツ。
ビーツは既に何度も栽培してはおりますが、一進一退、3歩進んで2歩下がる、そんな状態です。
今シーズンはどうも成長が悪い、ダメもとで土寄せをしたのが先週だったか先々週だったか・・・

土寄せをした途端に大きく成長してくれたビーツ、お待ちかねのビーツ今シーズン初収穫です。

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収穫したばかりのビーツ。
ちょうど日曜の朝のことでしたので、1週間分の納豆を仕込むため大豆の加圧に圧力鍋を使ったばかり。
オーブンでじっくり焼いて加熱することが多くなっておりましたビーツ、久しぶりに圧力鍋で蒸してみましたよ。

葉を落としたビーツをメラニンスポンジで綺麗に洗い、皮ごと圧力鍋で蒸すこと20分。
オーブンで加圧した香ばしいビーツとはまた異なる、ふっくら艶っとした蒸しビーツ。
圧力鍋の蓋を開けた途端、例の土っぽい大地を想わせるビーツの香り。

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日曜限定の畑作業は以前の通りですが、最近気に入っておりますのが早朝の畑作業。
すっかり朝型になった主人とふたり、朝食も後回しにして日曜の早朝6時に畑に向かいます。

各々決めた作業を終えたら、帰り道にある早朝7時開店のマックスバリュでお買い物。
イオンネットスーパーで品切れだったりして買えなかった食材その他を調達、WAONでお支払い。
私は畑の収穫物を手に、主人は畑セットとお買い物バックを手に帰宅して軽い朝食。

そしてもちろんお昼はお待ちかねのワイングラスだったりお猪口だったり。

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ツルッとビーツの皮をむいてスライスし、ビーツの定番カルパッチョ。
バジルとスライスしたペコリーノロマーノ、オリーブオイル、バルサミコ酢、そして粗挽き黒胡椒。

主人が選んだワインはベンジャミンのピノ。
こんな生活しておりますもの、外出自粛が益々板につく自分に少々焦りを感じる昨今でもあります。





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買い物客もまばらな早朝のマックスバリュ、そしてイオンネットスーパー、畑が目下のところ我が家の食材調達場所。
食材とは言えそれぞれに得意分野があって、意外とスリリングで楽しいものです。

畑のズッキーニはようやく『ウリハムシ』除けのキャップを外したばかりの収穫はまだまだ先な状態です。
そこで嬉しい出会いがマックスバリュに。
大きなズッキーニの特売価格、早速最近気に入ってしまった折戸なすは無いけれどズッキーニの柴漬け(☆彡)に致しました。

ピーマンの丸ごと煮びたしは夏の定番。
ヘタを丁寧に除いたピーマン全体を爪楊枝で突き、圧力鍋で煮立てた合わせ調味料の中へ。
加圧すること2分間。
保存容器に移し、冷蔵庫でしっかり冷やすのが主人も私も大のお気に入りです。

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イオンネットスーパーに届けて頂く鶏レバーは照り焼きに。
レバーの臭みとりにどうしても牛乳を使うのが勿体ないと思ってしまう貧乏性故、試行錯誤致しております。
今回試した方法が主人曰く断トツいちばんだ、と。

  1. レバーは心臓と分けてブロックごとに2〜3等分、心臓は縦半分に。
    血の塊をしっかり取り除いたら、綺麗なお水に浸けること10分間。
  2. たっぷりのお湯を沸かして水切りしたレバーを加え、すぐに火を止めそのまま10分間。
    ここがいちばんのポイントかしら。
    その後流水で再度しっかり洗います。
  3. 千切り生姜
    みりん・お醤油・お酒 各大さじ2
    てんさい糖 大さじ1

    を煮立ててレバーを加え、2〜3分煮含めたらレバーを取り出し煮汁を煮詰めます。
    とろッとした煮汁にレバーを戻し入れて煮絡めれば出来上がり。

    今回は隠し包丁を施したこんにゃくを乾煎りし、レバーを取り出した段階で加えて煮絡めました。





そして立派なビーツの副産物、立派な葉っぱ、いわゆるビーツグリーンの存在も忘れてはなりません。
ちょっと『ツルムラサキ』に通ずるところもあるビーツの土臭さ。
ナムルにして、胡麻油やおろしにんにく、生姜と調和させてしまうのが今のところ気に入っております。

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  1. ビーツの葉っぱ、ビーツグリーンは色鮮やかな茎の部分を主に使います。
    圧力鍋の大きさに合わせて切ったら、極少量のお水と一緒に強火にかけます。
    圧がかかったらひと呼吸おいて火を止め、圧が抜けるまで放置しましょう。

  2. その間に合わせ調味料の準備。

    お醤油・胡麻油・蜂蜜・隠し味程度のオイスターソース・おろしにんにく・おろし生姜を合わせます。
    おろしにんにくは蒸したにんにくをピュレ状にして小分け冷凍、おろし生姜は桃屋のきざみしょうがで簡略化。

    やわらかく下茹でしたビーツグリーンを軽く絞り、食べやすい長さに切りそろえて和えれば出来上がり。
    たっぷりの胡麻をひねって召し上がれ。

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嵩張るビーツの葉っぱは、さくさくのビーツグリーンチップにするのが私の定番です。

  1. ビーツの葉っぱはサラダスピナーでしっかり水気を切っておきましょう。

  2. お醤油・胡麻油・一味唐辛子を合わせておき、水を切ったビーツグリーンをここに加えて全体に絡めます。

  3. オーブンシートを敷いた天板にひろげて並べ、たっぷりと白胡麻をふりましょう。
    110℃のオーブンで途中でいちど上下をざっと返し1時間35分。

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ゴワゴワしたビーツの葉っぱがサクサクのビーツグリーンチップスに。
保存には不向きですが、ぺろりと食べてしまえるのでそこは問題なしなのです。

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ビーツのナムルは私のお昼ご飯に。
ちょっとビーツ色に染まった小ぶりな真ん丸お結びさん。

ドキッとするほど真っ赤に着色するビーツカラーですが、水溶性なので布巾やまな板についても素直に落ちるところもビーツの魅力。

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主人のお弁当にはお結びさん間に合わず。
ですが主人のメッセージには、『やっぱり日本人は米だよね』とありましたとさ。

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米好きな主人喜ぶ週明けの朝食。
今朝のお魚は鮭の西京焼き、私の大好物。

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畑のビーツは順調、そして先日植え付けたオクラもまずまずな成長ぶりを見せております。
悩みの種はやはりズッキーニかしら。

今週はどうも梅雨らしいお天気が続きそうです。
まぁ梅雨なのだから当然ですけどね。



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2021年06月25日

ほんのり酒粕風味〜微糖、低糖質なチーズケーキ風

お待ちかねの金曜日。
昨晩はお酒を控えて早々に就寝したので、今朝はすっきりとした寝覚めと思いきや、いやいや、なかなかそうもいかないようで。

明日飲む日本酒、そう、本日金曜日の日本酒が楽しみ過ぎたのでしょうか。
ワクワクして眠れず、昨晩は随分と遅くまで薄ぼんやりと起きていた気が致します。
今朝は珍しく眠い目をこすりこすりの起床。
そんなぼんやりした頭でも、ちょちょいのちょいで完成してしまう低糖質でお砂糖控えめなチーズケーキ風。

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ほんのり酒粕が香るお豆腐生地にチーズの塩気。
チーズケーキと堂々言うことは控えますが、ま、ほんのわずかでもチーズが使ってあるので『チーズケーキ風』とでも致しましょうか。

小麦粉の代わりにアーモンドプードルを使ったちょっと頼りない生地ではありますが、低糖質とかロカボとか物は言いようと前向きに捉えます。

お豆腐生地の上に並べたのは昔懐かしいビスコ。

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最近はビスコも色々と進化しているのですね。
先日、畑の帰りに寄った早朝のマックスバリュで見つけたビスコは何だか現代風。
あまりお菓子は買わない方だと思うのですが、ビスコにはつい惹かれてしまうのです。

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琺瑯容器にざっと生地を流して焼くだけの焼きっぱなしチーズケーキ風。

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クリームチーズは使用しておりませんが、何となくそれらしい佇まいを醸し出しているのではないかしら。
ミルに材料を合わせて混ぜるだけの簡単作業ですよ。

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◆材料(レクタングル浅型 Sサイズに薄めのひとつ分です)

  • ペコリーノロマーノ 40g
  • 木綿豆腐 85g
  • 卵 1個
  • 酒粕 40g
  • ヨーグルト 50g

  • ドライブルーベリー 30g
  • 蜂蜜 20g(もう少し増やしても)
  • レモン汁 10g
  • バニラビーンズペースト 適量

  • アーモンドプードル 25g

  • ビスコ 6枚





◆作り方

  1. 先ずはペコリーノロマーノを粉砕します。
    適当に切ってミルで粉砕したら、お豆腐、卵、酒粕、ヨーグルトを加えてペースト状に撹拌しましょう。


  2. 1をボールに移し、ドライブルーベリー、蜂蜜、レモン汁、バニラビーンズペーストを加えてよく混ぜます。

  3. アーモンドプードルを加えてスパチュラで混ぜれば生地の出来上がり。
    アーモンドプードルはふるい入れるのが賢明かと。

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  4. オーブンシートを敷いた容器に生地を流し入れ、底を数回打ちつけて生地の中の空気を抜きます。
    表面を平らにならしたら、2枚セットのビスコを剥がしクリーム面を下にして並べましょう。

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    200℃に予熱したオーブンへ移し、設定温度を170℃にしてじっくり33〜35分。

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    容器に入れたまま粗熱をとり、生地が冷めて落ち着いてからそっと取り出し切り分けます。
    冷蔵庫で冷やして召し上がれ。

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以上の工程中、いちばん大変だったのはペコリーノロマーノの粉砕かしら。
そんな手間要らずな主食ですもの、お菜も今日はささっと簡単に。

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昨日作っておいた鶏ささ身の茹で鶏、アボカド、市販の蒸し大豆等々を混ぜるだけ。
少し残しておいたペコリーノロマーノや、ローストした胡桃、干しイチジクも加えて多品目。
アボカドの変色を防ぐみじん切り玉ねぎも忘れずに。

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そして朝食も簡単な金曜日。
主人は週にいちど登場するイオンのイワシを大変楽しみにしております。

そしてこのイワシの日の主食には大抵、釜玉うどん、今のところ伊勢うどんブームがまだ続いておりますので伊勢うどんver.ではありますが、もっちりとした釜揚げうどん風伊勢うどんが選ばれるのです。

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朝食、昼食と共に楽をさせて頂いた金曜日でした。
週末は梅雨らしい湿気が戻ってくるようですね。
畑のズッキーニ、モロヘイヤ、ビーツには嬉しい陽気でしょうけどね。



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ラベル:ビスコ
posted by しんさん at 14:36 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月24日

栗、芋、胡桃たっぷり、きな粉香る全粒粉パン

木曜日なのでパンを焼きました。
今週のパンは全粒粉にほんの少しきな粉を混ぜ込んだ、そして仕上げにきな粉をたっぷり振って焼き上げた、栗もサツマイモも胡桃もたっぷりな欲張りパンです。

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全粒粉生地でサツマイモその他を包み込みました、といった感じの具沢山な全粒粉パン。

ふわりときな粉が香ります。
生地に混ぜ込んだココナッツオイルの存在感も顕著です。

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サツマイモや栗の間にちらほら見える白い粒は、全粒粉のダマとかではありません、蕎麦の実です。

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表面のポコポコはオートミール。
見様見真似のパン作りですので、前日に生地を準備する段階で『マズい!』そう思ったら即オートミールの出番です。

生地がゆるいようならオートミールを足す、生地がかたいようならホエーを足す、そんな大らかな私のパン作り。
全体がちょっと黒ずんでいるのは、黒豆きな粉を使ったからですよ。

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もちろん前日の夜にビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促すいつものオーバーナイト発酵スタイル。
パンを焼く木曜日は、ある意味私のちょっとした休息日でもあるのです。





◆材料(長さ20センチ程の細長パン2本分です)
  • 全粒粉強力粉 100g
  • きな粉 15g
  • スキムミルク 15g
  • オートミール 15g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトから出た水分です) 110g
  • お塩 1g
  • ココナッツオイル 15g


    ◆フィリングその他〜各適量

  • サツマイモ
  • 甘栗
  • 胡桃
  • 蕎麦の実
  • ドライブルーベリー

  • きな粉





◆作り方
  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    強力粉・スキムミルク・きな粉・オートミール・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したホエーに粉類の半量を加え、菜箸でぐるぐる混ぜ合わせましょう。
    お塩、液状化したココナッツオイルを順に加え、その都度しっかりと菜箸で混ぜ合わせます。

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    残した粉類にホエー液を戻し入れ、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねましょう。

    生地を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたらヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促します。

    その後再度軽く揉んで生地のガスを抜き、再度生地を整えます。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器に入れてひと晩野菜室へ。

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  2. 今朝はここからのスタート、先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。
    元気な生地、容器の蓋を押し外してしまうのもお約束です。

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    室温に戻した生地を軽く捏ねてガス抜きをしたら、丸めて包丁で2等分しましょう。
    それぞれ断面を伸ばすように丸めたら、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

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  3. ベンチタイムの間にフィリングの準備をします。

    サツマイモは、角切りにして水に晒したものを冷凍してありますのでこれを使います。
    レンジで軽く加熱した後、ザルにとって程よく水分を飛ばします。
    胡桃、蕎麦の実と合わせ、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておきます。

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  4. ベンチタイムを経た生地を楕円にのばし、甘栗、サツマイモ、ドライブルーベリーをたっぷり散らしましょう。
    隙間を埋めるように蕎麦の実も。

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    手前からきつく生地を巻き、巻き終わりをしっかり指でつまんで閉じます。
    両端も忘れずしっかり閉じましょう。
    綴じ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べます。
    ぬれ布巾とラップをふわりとかけ、時々霧吹きでお水を吹きかけながらオーブンの発酵機能 40℃で45分。

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  5. ふくよかに発酵した生地に、茶こしを通してきな粉をたっぷり振りかけます。
    ハサミで切り込みも入れましょう。

    どうも私はクープナイフと相性がよろしくないようで、結局キッチンばさみに逆戻りです。

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  6. 210℃に予熱したオーブン庫内に移し、設定温度を180℃にして20分。

    それにしてもすごい量のきな粉。
    オーブンシートに残されたきな粉は、朝食の豆乳ヨーグルトに添えましょうか。

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    器量の悪さはご愛敬、きな粉の香ばしい香り、そしてココナッツオイルの存在感が魅力です。
    網の上で冷ましましょう。

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    サツマイモも栗も胡桃もゴロゴロな全粒粉パン。
    蕎麦の実がポロポロとこぼれ落ちてくるのは想定外でありました。

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週末が近付いてきたことですし、冷蔵庫の中の作り置き料理その他のお片付けに取り掛かりましょう。

具沢山のトマト煮込みは、週末に拵えたパスタソースのリメイク。
ズッキーニやら冷凍ムール貝やら、オリーブオイルに漬け込んだセミドライトマトで煮込んでパスタソースにしました。
多めに拵えて冷蔵保存してあったのですが、使うあてもないまま本日まで。
一気に片付けてしまいましょう。

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オリーブオイルに漬け込んだセミドライトマト、オイルごと圧力鍋に移して粗みじんにした玉ねぎを炒めましょう。
ひと晩お水に浸したひよこ豆を戻し汁ごと加えます。
面取りした人参も加え、加圧すること5〜6分。

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その間に鶏ささ身を適当に切ってミルに移し、戻したひじき、卵、面取り人参の切れ端、ベジミート等と一緒に粗く粉砕します。

圧が抜けた圧力鍋の蓋を開け、パスタソースを加えてひと煮たち。
ささ身をお団子にして加え、再度圧力鍋の蓋をして加圧1分。

お団子の表面に火が通って安定したら、全体を混ぜながら軽く加熱。
味をみて必要ならばお塩、オイスターソース等で味付けします。
スープジャーに盛り、黒胡椒を挽いて出来上がり。

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ここ数回凝っております100gパン。
全粒粉強力粉を切れの良い100gにして焼くパンです。

強力粉を100gに抑えてもこのボリューム、どれだけ具沢山かが分かります。

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お弁当のお菜に使った鶏ささ身の残りは、いつも通り茹で鶏にしていつも通り鶏粥に。
そう、主人の大好物。

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・・・ですが、忘れておりました。
殿堂入りしたはずの鶏粥は2位に転落し、主人の鶏ささみ料理ナンバーワンは酢豚ならぬ『酢鶏』となったんだっけ。
どうりで今朝の主人、お待ちかねの朝食を前に物静かだったもの。




さ、それはさておき明日は金曜日。
今日は早く寝て明日の日本酒に備えましょう。
スマートウォッチの睡眠スコア90点台を目指して。



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posted by しんさん at 14:16 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする