畑に行くのは毎週日曜の午前中、これが主人と私の暗黙の了解となっております。
なので平日、週間天気予報をなんとなく眺めていても、『あぁ、今週は畑、大丈夫そうだね』とか『今週はまた畑に行けなさそう』などと口には出さずとも各々納得するのが常。
昨日もいつも通り朝食のプロテインを済ませ、洗濯が終了した頃の空模様を見て畑に向かいました。
私はのんびりスナックエンドウの手入れを済ませ、茗荷付近の草刈り、主人はピアンタの稼動。
そう、順調に作業は進んでおりました。
が、突然の雨、しかも土砂降り、大慌てで主人はピアンタを守り、私はスナックエンドウとその日の昼食に使う予定だったパクチーを摘んで退散。
雨に打たれながら無我夢中でむしるように摘んだパクチー、今日のお昼はお気楽、あり合わせなアジアンプレートと致しましょう。
我が家の定番、鶏ささ身で拵えるお気軽な茹で鶏。
いつもは鶏粥にすることが多いこの茹で鶏を、今日はタイ風チキンライス、カオマンガイ風に仕立ててみました。
そして肝心なパクチーは、実に生春巻きらしい佇まいの生春巻きに。
エビは、先週作り置き料理として拵えたバナメイえびの旨煮を有効利用 ☆彡
間引きしたビーツの葉っぱ、ビーツグリーンやアボカドをライスペーパーで巻いた、まさにあり合わせ生春巻きです。
簡略版の手作りスィートチリソースが私には限界な辛さ。
簡略版の手作りスィートチリソースが私には限界な辛さ。
と言うことは、主人にはぴったりかと。
兎にも角にもあり合わせで簡単でお気軽なアジアンプレート。
先週はお休みが多かったお弁当、今週のフル稼働が熟せるか否かが少々不安です。
以前はしばしば拵えておりましたスィートチリソース (☆彡)
今日は唐辛子の下茹でも端折った随分な簡略版です。
この分量で拵えると激辛スィートチリソースに仕上がりますよ。
この分量で拵えると激辛スィートチリソースに仕上がりますよ。
- 米酢 100t・唐辛子(ヘタを除い除いて正味 15g)・ニンニク(正味15g)を合わせ、しばらくふやかしておきましょう。
- 蜂蜜 50g・お水 50t・お塩 ひとつまみを加えてバーミックスで撹拌し、お鍋に移して中火で煮立てて灰汁を除きましょう。
この時、湯気を吸いこんだりしないよう、咽ます。
灰汁を除いたら弱火にし、とろみがつくまで煮詰めます。
粗熱がとれたらナンプラー 15gを加えて出来上がり。
生春巻き、大好き。
何でも巻いてしまえば様になるところが特に好き。
乾煎りしたカシューナッツを入れ忘れたことだけが心残りです。
何でも巻いてしまえば様になるところが特に好き。
乾煎りしたカシューナッツを入れ忘れたことだけが心残りです。
- ライスペーパー同士がくっつかないよう、ライスペーパーを戻すためのぬるま湯に胡麻油を1滴たらしておきます。
- お水で湿らせたキッチンペーパーの上に、ぬるま湯にさっとくぐらせたライスペーパーを置いてスタンバイ。
先ずは厚さを2等分したエビの旨煮、その間にアボカド、アボカドの上には変色防止の為の新玉ねぎのスライスをたっぷりと。 - パクチーと若いビーツグリーンをたっぷりと盛ります。
きつめに巻けば、はい、出来上がり。
乾煎りしたカシューナッツや、ちょっと塩気のあるピーナッツを刻んで一緒に巻くと、アクセントも楽めるのですが・・・
鶏ささみの茹で鶏は、鶏むね肉で作るよりぐっと気軽なので我が家の定番となっております。
軽い食感の鶏ささみでも、茹で汁はその旨味をしっかり抱え込んでおりますので茹で汁欲しさにささ身を茹でる、そんな感じでしょうか。
軽い食感の鶏ささみでも、茹で汁はその旨味をしっかり抱え込んでおりますので茹で汁欲しさにささ身を茹でる、そんな感じでしょうか。
- お湯をしっかり煮たてたところに、お酒とお塩を少々。
再度煮立ったら、予め室温に戻しておいた鶏ささ身を1本ずつ重ならないよう加えてお鍋の蓋をしっかりします。
ひと呼吸おいて火を止め、そのまま20分ほど放置して出来上がり。 - 筋を除きながら粗くほぐし、激辛スィートチリソースを絡めましょう。
- 鶏の茹で汁でご飯を炊き、ソースを絡めた茹で鶏を添えれば、簡略版も過ぎるカオマンガイの出来上がり。
ご飯に散らしたのは、大雨の中摘んだスナックエンドウ。
形の悪いものや、育ち過ぎたスナックエンドウの有効利用です。
形の良いスナックエンドウは、胡桃と胡麻で和えました。
ローストした胡桃と胡麻を合わせてすり鉢で摺り、白味噌、白だし醤油、僅かなお酢を合わせて下茹でしたスナックエンドウを和えるだけ。
胡桃の底力をしみじみ噛みしめるのです。
ローストした胡桃と胡麻を合わせてすり鉢で摺り、白味噌、白だし醤油、僅かなお酢を合わせて下茹でしたスナックエンドウを和えるだけ。
胡桃の底力をしみじみ噛みしめるのです。
生春巻きに使うアボカドはほんの少量ですものね。
朝食にはこのアボカドをしめ鯖に合わせて。
新玉ねぎのスライス、香酢、極少量の胡麻油を添えて、これも我が家の朝の定番。
朝食にはこのアボカドをしめ鯖に合わせて。
新玉ねぎのスライス、香酢、極少量の胡麻油を添えて、これも我が家の朝の定番。
鶏の茹で汁で炊いたご飯に、主人は敏感に反応しました。
主人の味覚ってすごい。
主人の味覚ってすごい。
今、心に引っかかっていることがひとつ。
昨日、突然の土砂降りでわらわら大慌てで引き上げた畑。
後ろ髪引かれる思いで放置した可哀そうな分葱たち。
来シーズンの苗用に十分な量は確保してあるとは言え、最後に掘り起こした分葱たち、きちんとお料理してお腹に収めてあげたかった。
どうにもならず、土から抜いたそのままの形で放置してしまいました。
流石にそのまま食用にとは思いませんが、そうね、今週末畑に行ったら何かしらの処置を施しましょう。
そして蘇生の期待を込めましょう。
可能かどうかは分かりませんが、こう思うと、主人が時折言う私の前世はその通りなのかも。
『どぅみ(私のことです)の前世は青虫だね』
『どぅみ(私のことです)の前世は青虫だね』
野菜への愛情が並々でない、そう言うことのようです。