今頃になってようやく、主人から1ヵ月以上遅れて冬中私のベッドを温めてくれておりました電気式パッドを片付けました。
ベッド周りを這っておりましたコード類がすっきりし、いよいよ夏に向かい始めた気分です。
と思えば今日は生憎の雨、しかも1日中雨の予報。
でもお家で飲むしか予定のないゴールデンウイーク、天候など全く気になりません。
今朝はおからを使ったロカボなバーを焼きましたよ。
ざっくり噛み応えのあるバーになる予定でしたが、それに反ししっとりした焼き上がり。
主におからを使った台は黒胡麻の香ばしさと食感がアクセント。
上のアパレイユ部分は、たっぷりの酒粕と少々の発酵バター、そしてアーモンドプードルです。
仕上げにたっぷりのグラノーラとアーモンド、ドライブルーベリーを散らしました。
おからの台の上にぬった自家製のルバーブジャム、そしてアパレイユに潜んだドライフィグ、双方の酸味が効いています。
途中経過を見た主人が『梅干し?』と見誤ったドライフィグ。
ふふふ、これ、自家製ビーツのピクルス液に2〜3日間漬け込んでおいたもの。
お砂糖を使わずともほんのり甘く仕上がるビーツのピクルス液ならではの再利用です。
じっくり焼くので時間は少々かかりますが、アパレイユはミルで撹拌するので本当に簡単ですよ。
◆材料(15cm×15センチのセルクル型にひとつ分です)
◆台
- おから 100g
- きな粉・コーンスターチ・黒胡麻 各15g
- てんさい糖 10g
- ココナッツオイル(湯せんにかけ液状にしておきます) 25g
◆アパレイユ
- 酒粕 40g
- 無塩タイプの発酵バター 15g
- てんさい糖 30g
- 卵 1個
- アーモンドミルク 20g
- アーモンドプードル 40g
- コーンスターチ 10g
◆仕上げ用 - 自家製ルバーブジャム 適量
- ビーツのピクルス液に漬け込んだドライフィグ 適量
- アーモンド・グラノーラ・ドライブルーベリー 各適量
◆作り方
- 先ずはおからの台の準備。
おから・きな粉・コーンスターチ・黒胡麻・てんさい糖をビニール袋に合わせて振り混ぜます。
ここに液状にしたココナッツオイルを加え、よくなじませましょう。
オーブンシートを敷いたセルクル型に移し、スプーンの背等でしっかり押さえて表面を平らにならします。
特に4隅は念入りに。
ピケをし、170℃のオーブンで20分間下焼きしておきましょう。 - 1が熱いうちに、ルバーブジャムを満遍なくぬっておきます。
- ミルを使ってちゃちゃっとアパレイユの準備。
先ずは酒粕・バター・てんさい糖を合わせて撹拌しましょう。
ペースト状になったら、卵とアーモンドミルクを加えて撹拌します。
最後にアーモンドプードルとコーンスターチを予め合わせておき、ミルに加えて撹拌しましょう。
これをルバーブジャムをぬった台の上に流し入れ、表面をさっと平らにならします。
ビーツのピクルス液に漬け込んでおいたドライフィグを4等分し、アパレイユの上に並べましょう。
本当、梅干みたいです。
自家製ビーツのピクルス、フィグに紛れてまだ数個残っているかもしれませんね。
170℃のオーブンで20分焼きます。 - 酒粕とバターの合わせ技でしょうか、この時の香りが最高でした。
グラノーラとざっくり刻んだアーモンド、ドライブルーベリーを散らして再度170℃を保ったオーブンへ。
170℃で更に10分、おからの台の下焼きから合わせると、計50分じっくり焼いて出来上がり。
完全に冷めてから切り分けます。
暦通りとは言えゴールデンウイーク、連休ですもの。
連休中の朝食はプロテインが主ですから、作り置き料理は不要です。
となると、今宵の日本酒のお供のことしか私の頭にはありません。
お弁当のお菜をと思いつつ、どう見ても酒の肴にしか見えない保存容器の中。
昨日切ったアボカドを、変色防止も含めて合わせ調味料に漬け込んでおきました。
お出汁、日本酒、みりん、お醤油を合わせてひと煮たちさせ、冷ましておいたものにアボカドを漬け込むだけ。
グリルパンにお魚焼きホイルを敷き、輪切りにした山芋、茄子を焼いて熱々の状態でここに漬け込みます。
冷ますまで放置してお弁当のお菜、冷めて冷蔵庫で寝かせれば今宵の日本酒のお供。
あっさりした焼きびたしは日本酒とも好相性なのです。
アパレイユで使ったミルを軽く洗い、今度は長芋を入れて撹拌します。
その流れで、今朝の主食はとろろ蕎麦。
グリルパンでこんがり銅色に燻された金太郎イワシが最高に美味しい。
さ、帰宅した主人も5時からの宴会にとても意欲的ですよ。
私は主人の仕事部屋を後にし、リビングへと移動しましょう。
小さな洗面所で、衣類乾燥機終了のブザーがなりました。
電気式パッドが乾いたようです。