2021年04月22日

ほうじ茶風味の全粒粉クルミあんぱん

木曜日ですので今朝はパンを焼きました。

もはやルーティンとなりました、自家製の豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーがヨーグルトの窪みにたっぷり満ちる頃合いを見て木曜朝に焼く全粒粉100%の素朴なパン。

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生地が色黒なのは、ほうじ茶パウダー。
全粒粉生地にほうじ茶を多めに混ぜ込んだ、ほろ苦いほうじ茶風味の全粒粉パンです。

愛用致しております、安いチリワインのおまけで頂いた小さな木製プレートの上、まるでおしくらまんじゅうのように肩を寄せる不器量な色黒あんぱん。

全粒粉100%の先入観とこの佇まいとは裏腹、意外にもふんわり食感の生地はホエーの成せる業なのでしょうか。

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生地の中にはたっぷりの小豆餡。

昨日、葛粉プリン用に拵えたお砂糖不使用の小豆餡(☆彡)をたっぷり詰めました。
デーツシロップの控えめな甘さの小豆餡に、さっくり胡桃のアクセント。
小さいけれど食べ応えのあるずっしり重いパンなのです。

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木曜日にパンを焼くのがルーティンになってから、以降の豆乳ヨーグルトが濃厚になるわ、お昼の献立作りが益々楽しくなるわ、そして何より『今日が過ぎれば明日は金曜』なる週末への期待感が増すわ、うん、楽しさ倍増といったところ。

もちろん前日の夕方にお猪口片手に生地を仕込む、いつものオーバーナイト発酵ですよ。
今日のパンは、溶かしバターすら端折って太白胡麻油を使ったいつも以上のお気楽ver.です。

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◆材料(小ぶりな全粒粉クルミあんぱん 4つ分)
  • 全粒粉強力粉 130g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 7g
  • ほうじ茶パウダー 4g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 豆乳ヨーグルトのホエー 85g

  • お塩 1g
  • 太白胡麻油 20g



    ◆フィリングその他

  • 小豆餡 120g
  • 胡桃 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・ほうじ茶パウダー・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜておきましょう。

    豆乳ヨーグルトのホエーを計量し、合わせた粉の半量をここに加えて菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩、太白胡麻油の順に加え、その都度しっかりと菜箸でかき混ぜましょう。

    残った粉類にホエー液を戻し入れ、生地が一つにまとまるまで軽くもみます。
    生地がまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    その後軽くもんで形を整えたら、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    蓋つきの保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくり発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタート。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。
    今朝の様子はこんな感じです。

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    室温に戻した生地を軽く捏ね直し、形を整えて包丁で4等分して丸めます。
    乾燥しないようビニール袋に戻し、15分間のベンチタイムを設けましょう。

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  3. ベンチタイムの間にフィリングの準備。

    フィリング用の胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分間ローストしておきます。
    ざっくりと胡桃を砕いてトッピング用に少し残し、30gずつに分けた小豆餡と合わせて丸めておきます。

    そして、アルミホイルで丸い型を作っておきましょう。
    アルミホイルを3つ折りにしてささやかな強度をつけ、500tのメイソンジャーにくるりと巻いて輪っかにしてホチキスで留めます。
    内側に添わせるリボン状のオーブンシートも用意しておきましょう。

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  4. ベンチタイムが終了したら、生地を手のひらでぎゅっと押して平らにします。
    中央に小豆餡のせ、生地でしっかりと包み閉じましょう。

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  5. オーブンシートを敷いた天板の上に生地を並べ、用意したリングの内側にオーブンシートを添わせてそっと被せます。
    霧吹きでお水を数回吹きかけ、ふわりとラップをしてオーブンの発酵機能 40℃で45分。

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  6. ほんのわずかなイーストで健気にふくらむ全粒粉生地。
    水溶き卵黄を刷毛でそっと表面にぬり、残しておいたトッピング用の胡桃をそっと乗せましょう。

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    210℃に予熱したオーブン庫内に移し、設定温度を180℃にして18〜20分。

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    すぐにリングを外しましょう。
    ころころと丸い姿、素朴な全粒粉生地の焼ける香りにキッチンも和みます。

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    網の上で冷まして出来上がり。

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遅ればせながら感が否めませんが、昨日、ようやくイオンさんに新玉ねぎを届けて頂きました。
お買い得価格になっておりました新玉ねぎを2個、ですけどね。

それでも瑞々しい新玉ねぎは嬉しいもの、お弁当のお菜に、朝の納豆にとふんだんに使いましょう。
アボカドに玉ねぎを添えれば、レモン汁なしでも変色しません。
アボカドと新玉ねぎ、切り干し大根とその他在庫野菜のサラダです。

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セミドライトマトの米麹漬けは漬け汁ごと有効利用。

切り干し大根をさっとお水で洗い、しっかり水気を絞っておきます。
干しえのきと共にセミドライトマトの漬け汁に加え、旨味たっぷりの漬け汁を存分にしみ込ませましょう。
後はアボカド、スライスした新玉ねぎをたっぷり足して和えれば出来上がり。

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作り置き料理を漬け汁ごと使う我が家のお片付け料理。
週末が近付くほどにこのタイプのお片付け料理が加速するのです。

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今朝の主食は、まだまだ我が家にてブーム継続中、いえ、更に盛り上がりを見せております伊勢うどん。

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以前は断然釜玉うどん贔屓の主人でありましたが、何がきっかけか最近はすっかり伊勢うどんに夢中。
何がきっかけだったか、最近は溶き卵の上に茹でたて熱々の伊勢うどん、そう、釜玉うどんスタイルの伊勢うどんの熱烈なサポーターなのです。





釜玉うどんでも伊勢うどんでも、パンの仕上げにほんのちょっと使用する卵黄の残りを使えるこの主食は私にとっても願ったり叶ったり。

木曜日の朝はパンを焼く、そしてもれなく朝食の主食は全卵が底に潜む熱々のうどん。
そんなルーティンが成立したのは大変合理的なのです。
さ、今日はお酒を控えてプロテインとアーモンドミルクの夕食。
ぐっすり眠って明日の日本酒に備えるのです。


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posted by しんさん at 14:22 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする