2021年04月08日

アンチョビとトマトの全粒粉フォカッチャ〜小さすぎるフォカッチャサンド

木曜日、毎朝食べる手作りの豆乳ヨーグルトのホエーが溜まる頃合いです。
なのでこのホエーを有効利用してパンを焼くのが私のルーティン、今週のパンは全粒粉フォカッチャです。

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イオンネットスーパーでお願いした予約販売の野菜たち、昨日どどんと到着しました。
特に箱買いしたトマトとミニトマト1キロの存在感は格別です。

日持ちしないトマトたち。
冷凍して保存するのも良いけれど、オーブンでじっくり焼いてセミドライ状態にしてからオリーブオイル漬けにするのがお気に入り。
じっくり焼いたトマトってね、びっくりするくらい甘くなるのです。
Googleさんに聞くとどうやら栄養価も各段に上がるらしいし一石二鳥。

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セミドライトマトを作る際に出た端っこ部分をフォカッチャ生地に練り込んで、更には出来たばかりのセミドライミニトマトをトッピングに使用したトマト感満載の全粒粉フォカッチャ。

トマトの脇にそっと添えたアンチョビがセミドライトマトの甘みを際立たせます。

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豆乳ヨーグルトのホエーに加え、ザワークラウト(市販品です)の漬け汁も加えた生地ならではでしょうか。
ふんわりもっちりな全粒粉フォカッチャが焼き上がりましたよ。

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お弁当用にはザワークラウトをサンドしてフォカッチャサンドに。
うん、美味しい。
だけど量の少なさに後悔も少々。

もちろん前日の夜に生地を準備して翌朝焼く、いつものオーバーナイト発酵スタイルで簡単ちょちょいのちょいのフォカッチャですよ。

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◆材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)
  • 全粒粉強力粉 175g
  • スキムミルク 15g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 手作り豆乳ヨーグルトのホエー 70g
  • ザワークラウト(市販品)の漬け汁 20g
  • トマトの切れ端 72g

  • お塩 1g
  • オリーブオイル 10g


    ◆仕上げ用

  • セミドライミニトマトのオリーブオイル漬け 適量
  • アンチョビ 適量
  • オリーブオイル 適量





◆作り方

  • セミドライトマトのオリーブオイル漬けはとっても簡単です。
    ミニトマトでも普通サイズのトマトでも、アルミホイルを敷いた天板に網を置いて上に並べ、110℃のオーブンで1時間35分加熱するだけ。

    冷めるまでオーブン庫内に放置したら保存瓶に移し、お好みのハーブやスパイスを加えてオリーブオイルをひたひたに注いで冷蔵保存。
    今回はエルブ・ド・プロヴァンスを使いました。

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  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    全粒粉強力粉、スキムミルク、てんさい糖、インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    ホエー、ザワークラウトの漬け汁、トマトの切れ端(刻みます)を容器に合わせ、粉類の半量をここに加えて菜箸でしっかり混ぜ合わせます。
    お塩、オリーブオイルを順に加え、その都度しっかり混ぜ合わせましょう。

    残った粉類に戻し入れ、生地がひとつにまとまるまで軽く揉みます。
    形を整えビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。
    その後軽く揉みなおして形を整え、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたら保存容器に入れて明日の朝まで野菜室へ。

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  2. 今朝はここから。
    ホエーとザワークラウトのダブル使いからでしょうか、保存容器の蓋を吹き飛ばす勢いです。
    先ずは野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    生地を軽く捏ね直してガス抜きをし、まとめて20分間のベンチタイム。

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  3. ベンチタイムを経た生地をビニール袋のまま長方形に伸ばします。
    小さな生地なのでめん棒を使わずとも、すりこ木で十分。

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    ビニール袋を切り開き、オーブンシートを敷いた容器に敷き込みます。
    ふわりとラップをして時々霧吹きでお水を吹きながら、オーブンの発酵機能 40℃で50分ほど発酵を促しましょう。

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  4. 発酵した生地の表面にオリーブオイルを塗り、指でくぼみを作ります。
    くぼみの中にセミドライトマトのオリーブオイル漬けをしっかりと押し込み、小さく切ったアンチョビを脇に添えましょう。

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  5. 230℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を210℃にして12分。
    焼き上がったら焼き縮み防止に軽く衝撃を与え、後はしっかりと冷まします。

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    切り分け、お好みで漬け汁をしっかり絞ったザワークラウトをはさみます。

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ホエーの有効利用にパンを焼くルーティンが成立するほどの貧乏性です。
作り置き料理のひとつ、ゴボウの酢漬けの漬け汁だって愛おしいもの。

お弁当のお菜にこちらも有効利用。
ゴボウや高野豆腐、市販の蒸し大豆を使った甘辛い一品、主人は『豆のサラダ』と言っておりました。

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  1. ゴボウは食感が残る程度の細切りにして酢水に晒し、しっかりと水を切っておきます。
    高野豆腐は戻し、しっかり水を絞って一口サイズにカット。
    市販の蒸し大豆、粗く砕いた胡桃と共にビニール袋に合わせ、極少量の胡麻油をたらして全体にまぶしましょう。
    お次は米粉、全体にしっかりとまぶしたらオーブントースターにひろげて全体をカリッと焼きましょう。

  2. 甘酢(ゴボウを漬けてあった漬け汁です)にオイスターソース、蜂蜜等を加えてフライパンで煮詰めます。
    1を一気に加え、彩りのミニトマトも添えて素早く絡めれば出来上がり。
    容器に詰め、たっぷりのサニーレタスで蓋をします。

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お弁当のお菜を拵えるついでにまた作り置き料理。
作り置き料理で新たな作り置き料理を拵える、作り置き料理の連鎖です。


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今朝の主食は、まだまだ我が家にてブーム継続中の伊勢うどん。
主人がどうしてもと言うので、今朝は卵添え。
思いの外、甘い伊勢うどんのタレに生卵が合います。

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お弁当と朝食を全力で準備する私の負担を少しでも軽減しよう、そうしてくれているのでしょう。
主人の提案で、今朝のお魚はイオンブランドのイワシの生姜煮です。
これが大変なハイクオリティで、市販のお惣菜として唯一我が家で常備してあるもののひとつ。


主人なりに気を使ってくれているのでしょうね、優しい人です。





今朝の食卓。
いつも通り美味しそうに嬉しそうに、この時ばかりは普段のお喋りを感じさせないシャープな姿勢で食事に挑む主人。

・・・違うな。
単に、本当に単にイオンさんのイワシが美味しいから食べたい、それだけだな。

今日は木曜日、イオンネットスーパーに来週の食材を注文する日です。
はい、伊勢うどんもイワシの生姜煮も忘れません。



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posted by しんさん at 14:24 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする