2021年03月09日

あり合わせカオニャオ・マムアン

イオンネットスーパーでタイ産マンゴーの販売が始まりました。

主人とそんな話をしながら、『そういえばセブのジェイドが言っていたね、3月はマンゴーの旬だって。空港に立っただけで甘い香りがするんだよ、って』

10年も前のお話ですが、私たちがセブに行ったのは10月。
マンゴーの旬とは言えない時期でしたが、タイのちょっと瓜系の香りを含むマンゴーとは違う芳醇そのものといったセブ産マンゴーのシェイクをジェイドのボーイフレンドがごちそうしてくれました。

元気かな、小っちゃくて可愛いジェイド、そしてエイドリアン。

そんなことを思っていたら、どうしても、何が何でも、何としてもカオニャオ・マムアンが食べたくなりました。
イオンネットスーパーでタイ産マンゴーを頼まずしても、どうにかしてカオニャオ・マムアン、が。

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メイソンジャーに入ったカオニャオ・マムアンです。

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自らそう言わなくても、主人がカオニャオ・マムアンと認めてくれたのですもの。
そう、これはカオニャオ・マムアンなのです。

各種常備してありますドライフルーツ。
そう言えば開封済のドライマンゴーがありました。
ハーブティーにひと晩浸したふっくらマンゴーは我が家の定番ですもの。

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カオニャオ・マムアンと言えばタイのスティッキーライスが必須アイテム。
うーん、最近はジャスミンライスも常備していないし・・・はてさて。

そうそう、ジャスミンライスはないけれど、我が家にはバスマティライスがあるじゃない。
バスマティライスと冷凍してある切り餅を一緒に炊いて、なんとなくタイのスティッキーライスの佇まい。

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あり合わせなスティッキーライスに甘いココナッツのシロップを混ぜれば、それらしく仕上がるのではないかしら。
そして余ったココナッツシロップを煮詰めれば、まるで練乳のように濃厚なココナッツソースの出来上がり。

あら、このココナッツソース、美味しいわ。

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これらをメイソンジャーに詰め込めば、タイ人ですら食べたことがないであろう新しいスタイルのカオニャオ・マムアンの出来上がり。

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マンゴーを漬け込んだハーブティーはアガーでかためてゼリーにしてトッピング。

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本来のカオニャオ・マムアンのトッピングである炒った緑豆(トアトーン、ココナッツソースの上に散らしてある黄色い粒々です)は、ローストした胡桃で代用。

サクッとした食感のアクセントは中らずとも遠からずといったところかしら。

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まだまだしばらくはオリエンタルバンコクにも行けないことでしょうし、こんな風に遠くの友や空気を懐かしんで遊ぶのもまた一興。






◆作り方

  1. 先ずはご飯を炊きましょうか。
    この炊き方だとカオニャオ・マムアンには少々かためですので、しばらくおいて吸水させるのが良いかもしれません。


    バスマティライスは1/2合分。
    洗って水を切ったらお鍋に移し、同量やや多めのお水を注ぎましょう。

    切り餅1/2個強をさいの目に切って上に散らし、蓋をほんの少しずらして強火で煮立たせます。
    煮立ったら蓋をぴったりし直して弱火にして10分間。
    火を止めしばらく蒸らしておきましょう。

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  2. ココナッツシロップへと駒を進めます。

    ココナッツミルク 400t・ココナッツシュガー 110g・お塩ひとつまみ。

    以上をお鍋に合わせて火にかけ、ココナッツシュガーを煮溶かします。
    ココナッツシュガーが溶ければこの段階ではOKです。
    蒸らしたご飯に大さじ4〜5加え、ふやかしておきましょう。

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  3. 残ったココナッツシロップを煮詰めます。

    弱火で時々全体を混ぜながら、とろりとするまで30分弱。
    イチゴに添えても美味しそうな濃厚ココナッツソースの出来上がり。

    今日使わない分は瓶に移し換えて冷蔵保存。

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  4. ドライマンゴーは前日からカモミールティーに漬け込んであります。
    ふっくら戻ったマンゴーをザルにとり、自然に水を切っておきましょう。

    マンゴーの風味をたっぷり含んだカモミールティーは270tほどありました。
    お鍋に移し、アガー小さじ2をダマにならないようふり入れ、しっかり混ぜてから徐に中〜弱火にかけて沸騰直前まで温めます。

    容器に移して表面の泡を丁寧にスプーンですくい取りましょう。
    粗熱が取れたら冷蔵庫に移して冷やしかため、トッピングの一員に。

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  5. 食べやすく切ったマンゴーをジャーの底に詰め、上にはココナッツ風味のバスマティライスを。
    とろりココナッツソースをたっぷりと。

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    更にマンゴー、バスマティライス、ココナッツソースを重ねます。

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    最後にマンゴーとココナッツソース、ゼリーをトッピングし、ローストした胡桃を散らして出来上がり。
    進化系カオニャオ・マムアン、はてさて、私がイオンネットスーパーでタイ産マンゴーを注文する日はくるのかしら。

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昨晩の夜は豆乳で作ったプロテインシェイクでした。
最近、週にいちどの頻度でプロテインで過ごす日があるのですが、開封した途端賞味期限が迫る豆乳ですもの、残った豆乳の使い道には毎回頭悩ますのです。

ですが数ある豆乳レシピの中で、いちばん簡単なのは手作り豆腐なのではないかしら。
最近頻度上昇中、スープジャーを使ったゆるゆる豆腐、豆乳スープと言ってもよいくらいのゆるゆる豆腐です。

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具沢山のトッピングがようやく上に留まる程度のゆるゆるさ。
熱湯を注いで温めたジャーに、100分の1量のにがりを打った豆乳を注ぐだけ。

今回豆乳を少し温めてみましたが、ゆるゆる具合に違いがある訳でもなさそうでしたので次回はまた温めずそのままジャーに注ぐと致します。
豆乳を注いでジャーの蓋をし、しばらくおいてゆるッとかたまった豆乳にお好みのトッピング。
今日は刻みネギ、ザーサイ、手作りの白菜ナムル、そしてそして桃屋のきざみしょうが。
スープのつもりで召し上がれ。





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今朝の主食はお餅。
そう、カオニャオ・マムアンのもち米の代用として刻んだ切り餅の残りです。
冷凍してあったお砂糖なしの茹で小豆に発芽玄米の甘酒を足し、焼いたお餅にココナッツソースを添えます。

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お味噌汁に金太郎イワシ、ぜんざい以外はいつもの顔ぶれ。
あり得ない組み合わせではありますが、我が家ではありなのです。

さ、主人が帰宅しましたよ。

大腸内視鏡検査に伴う小さなポリープ切除、その後の経過一環としての禁酒生活1週間。
1日多めに見て明日まではお酒を飲まないと豪語しておりました主人ですが、昨日日本酒を片手に帰宅致しました。

今朝、ご飯を食べながら飲酒の解禁を宣言した主人。
・・・そんなことだろうと思っていましたよ。
はい、仕事部屋を空けますからね、5時からは1週間ぶりの宴会です。


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posted by しんさん at 14:29 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする