2021年03月08日

お野菜スコーン〜ビーツの葉っぱ、ビーツグリーンver.

インネットスーパーで春キャベツの陳列が始まりました。
春キャベツ、冬のキャベツにはないあのフワリとした葉っぱ、葉っぱをめくる時まで気持が和みますよね。

早速注文し、週末は春キャベツ多めの焼きそば、そして春キャベツ多めのパスタを楽しみました。
小さなポリープ切除経て1週間禁酒生活の主人にお付き合い中、ワインは飲めずとも春キャベツのおかげで良い週末でありました。

そう、いよいよ野菜が春へと駒を進める中。
我が家の冷凍庫に眠る冬野菜、少しずつ断片のお片付けも開始しましょうね。
先ずはビーツグリーン、自家製ビーツの葉っぱです。
旬を過ぎてすっかりかたくなってしまったビーツの葉っぱ、それでも捨てられずやわらかめに蒸してピュレにし冷凍保存。

ビーツの葉っぱをたっぷり練り込んだスコーンなどいかがでしょうか。

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ちょっと面白い形のこのスコーン。
何かでちらりと画像を見た“クロワッサンスコーン”なるものを意識して成型してみました。

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なんでも、クロワッサンの食感とスコーンの食感双方を兼ね備えたハイブリットスィーツだとか。
・・・どうも私には理解不可能ではありますが、兎にも角にも形が可愛らしかったので真似っこ。

真上から見るとサロンのマークみたいでしょ?

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ピュレ状にしたビーツの葉っぱをどの食材より多く使ったお野菜スコーン。
全粒粉より、チーズより、バターより、何より多く使用したビーツの葉っぱ。

赤と緑が入り混じったビーツの葉っぱですから、当然生地も赤と緑のまだら模様、これもある意味ハイブリットなのではないかしら。
・・・はい、違いますよね。

ただでさえ存在感あるビーツグリーンの色彩ですから、断面も含め相当な強面です。

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全粒粉の素朴な生地にたっぷりのビーツグリーン、そして炒り大豆を混ぜてアクセントに。
イオンさんに届けて頂いた節分用の炒り大豆、まだまだ在庫があるのです。
どれだけ好きなんだ大豆、主人の呆れた顔が目に浮かびます。

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いわゆるクロワッサンスコーンのサクフワハイブリットではありませんが、ザクザクした食感が大のお気に入りです。
時間が経ったスコーンを軽くオーブントースターで温めると、ザクザク食感が更に顕著になるのです。





◆材料(やや大ぶりなスコーン3つ分といったところでしょうか)

  • ビーツグリーンペースト 150g
    (自家製ビーツグリーンをやわらかく蒸してピュレにしたもの、冷凍してあったものを前日から冷蔵庫に移して使用)

  • 全粒粉強力粉 70g
  • 全粒粉薄力粉 70g
  • てんさい糖 5g
  • ベーキングパウダー 3g
  • 無塩タイプの発酵バター 35g(よく冷やしておきます)

  • 節分用の炒り大豆 50g

  • ペコリーノロマーノ 50g(ミルで粉砕しておきます)
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 全粒粉強力粉・全粒粉薄力粉・てんさい糖・ベーキングパウダーを丈夫なビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    よく冷えたバターをさいころ状に切ってここに加え、指先でバターを潰すようにしながら粉類に馴染ませます。
    バターのかたまりがなくなり、サラサラの状態になればOKです。

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  2. ここでビーツグリーンペーストの登場、すごい色でしょ?
    ペーストにしたは良いけれど、相当その使い道に悩んだものナンバーワンです。

    よく冷えた状態で先ずは半量加え、空気を含ませるようにして粉類に馴染ませましょう。

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  3. 全体が粗いそぼろ状に馴染んだら、ミルで粗く粉砕した炒り大豆、そして残りのビーツグリーンペーストを加えてなじませます。

    そぼろ状に全体がなじんだところで、めん棒で長方形にのばしましょう。
    ビニール袋って本当に万能。
    こうして見ると、案外残っていますね、バターのかたまり。

    冷蔵庫で30分以上冷やします。

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  4. よく冷えた生地をめん棒でのばし、ビニール袋を切り開いて包丁で半分に切ります。
    ペコリーノロマーノの1/3量を片方の表面にひろげて生地を重ね、再度めん棒でのばしましょう。

    生地をふたつに切ってチーズをひろげ、生地を重ねる、この動作を3回繰り返しながら形のよい長方形に整えます。
    12×3cm程度の長方形に切り分けましょう。

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  5. Cの字に折った生地をふたつ重ねて成形し、形を整えてオーブンシートの上に並べましょう。

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    表面に水溶き卵黄をぬって220℃に予熱したオーブン庫内に素早く移します。

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    設定温度を200℃にして先ずは10分、その後180℃で10分焼いて出来上がり。
    香ばしい香りがとても私好みです。

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    焼き立てがいちばんですが、お弁当ですので網の上で冷まします。

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スコーンの仕上げに使った水溶き卵黄の残りを使って、もちろん今日のお菜は春キャベツのロールキャベツ。
昨日のお昼に食べた春キャベツとアンチョビのパスタ、残りのアンチョビも合わせてお片付け。

いつものお肉を使わないロールキャベツですよ。

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  1. 戻した高野豆腐をしっかり絞ってちぎります。
    蓮根は皮をむいて適当に切りましょう。
    残った卵、アンチョビを合わせてミルで撹拌、戻したひじき、みじん切り玉ねぎ、面取り人参の切れ端、米粉と合わせてフィリングに。

    ついでにお出汁をとった干しシイタケや昆布も刻んで合わせましょう。
  2. キャベツをしんなりするまでレンジ加熱し、芯を切り落とします。
    丸めたフィリングを包み、面取りした人参、煮汁を合わせた圧力鍋に巻き終わりを下にして並べましょう。
    煮汁はスープストックにオイスターソース、お酒、みりん、お醤油、ほんの少々のナンプラーを合わせた和風寄りです。

    3分加圧して出来上がり。

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お酒を飲まない週末明け。
体調がすこぶる良いのに、主人共々嬉しい反面少々複雑な心境です。

お酒を飲まずに見た土曜日のゴーンガール、怖かったけど面白かったなぁ。
同じくお酒を飲まずに見た日曜日のリンカーン弁護士、残る映画ではないけれどこれも良かった。
健康的な週末明けはとにかくお腹がすくのです。

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今朝は主人の何よりものお楽しみ、桃屋のきざみしょうがを添えた釜玉うどんですよ。
そして今日から焼き鯖が新しくなりました。

空腹で頭がおかしくなった主人が、この特大の焼き鯖を24匹頼んだと事後報告したことから我が家の冷凍食材お片付け強化が始まったのです。
確か『そんなに大きな鯖じゃない』そう言っていたハズなのに、届いた鯖は特大のマーク。





・・・確信犯ですね、主人。
今週末は西京漬けが20匹届きます。



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posted by しんさん at 15:11 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする