2021年03月05日

そのまま食べたい、ふわふわ全粒粉パン

雨の金曜日です。
今日は啓蟄、冷たい雨ではありませんがこんな日に限って歯医者さんの定期健診。
私は雨女なのかしらと外を眺めながら少々の身支度を整えます。

今朝はパンを焼きましたよ。

20210305 00008.png

いつぞや焼いた全粒粉100%のパン(そうそう、この日 ☆彡
焼き上がりは本当に美味して大満足だったのですが、その工程には大いに問題あり。

私がパンを焼くときは、毎朝のヨーグルトの水分 ホエーが溜まった時と大抵は決めております。
ホエーの有効利用としてパンを焼いておりますので。

豆乳と市販のヨーグルトを合わせて1週間分のヨーグルトを仕込む訳ですが、種となるヨーグルトをギリシャヨーグルトに変えたら出来るヨーグルトも濃厚に。
当然ホエーも少量になってしまい、不本意なパン生地が数回続きました。

ならばと、冷蔵庫の中を覗き込んで見つけたのがザワークラウトの瓶。
少し足りないホエーにザワークラウトの漬け汁を足す、そんな荒技で焼き上げた本日の全粒粉パン。

20210305 00007.png

いつもは米粉や全粒粉を振りかけて切り目を入れるところを、今日はきな粉で。
きな粉の香ばしさ、そして生地の切れ目に押し込んだ濃厚バターの風味、ざらめ糖とパールシュガーのカリっサクっとしたアクセント。

サンドウィッチにしたり、何かしらのペーストを添えたりなどせず、そのままかぶり付きたいふわふわでほの甘い風味豊かな全粒粉パンが焼き上がりましたよ。

・・・形は少々歪ではありあますが。

20210305 00006.png

ふわふわな全粒粉100%のパンなだけに、焼く前の生地もそれはそれはぷよぷよして頼りないこと。
包丁ではうまく切れ目が入れられないのが残念で、先ほどAmazonでお手頃価格なクープナイフを購入したところであります。

もちろん前日の夜に生地を準備し、翌朝のんびり焼き上げるオーバーナイト発酵スタイルですよ。

20210305 00002.png





◆材料(小ぶりな全粒粉丸パンふたつ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • てんさい糖 10g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトから出た水分です) 55g
  • ザワークラウト(市販品)の漬け汁 20g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 15g
  • お塩 1g


    ◆仕上げ用

  • きな粉、無塩タイプの発酵バター、ざらめ糖、パールシュガー 各適量





◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備します。


    強力粉、てんさい糖、インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、空気を含ませるように振り混ぜましょう。
    ホエーとザワークラウトの漬け汁を合わせ、粉類の半量を加えて菜箸でよく混ぜ合わせます。
    お塩、溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと菜箸で混ぜ合わせましょう。

    残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねます。
    形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促します。

    20210305 00011.png
    20210305 00012.png20210305 00013.png


    生地にほとんど変化は見られません。
    軽く捏ね直して形を整え、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    蓋つきの保存容器に入れ、野菜室でひと晩ゆっくり発酵を促しましょう。

    20210305 00014.png


  2. 今朝の作業はここから。
    先ずは生地を野菜室から出し、30分以上はおいて室温に戻します。

    生地を軽く捏ね直して包丁で2等分し、丸め直してベンチタイム10分間。
    乾燥しないようビニール袋に戻して生地を休ませます。

    その後生地を丸め直し、乾燥しないようふわりとラップをかけてオーブンの発酵機能 40℃で50分。

    20210305 00016.png20210305 00017.png
    20210305 00015.png


  3. ふわふわの生地に成長しました。

    20210305 00018.png

    茶こしを通してきな粉をふり、切れ目を入れて発酵バターとパールシュガー、ざらめ糖をトッピング。
    クープナイフの重要性を改めて実感致しました。

    20210305 00019.png

    210℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜15分。

    20210305 00004.png

    次回パンを焼くときは、切れ目(クープと言うほど大したパンではありませんからね)も鮮やかな多少は器量良しなパン・・・になっていることを期待して。

    20210305 00005.png







il-plants125-thumbnail2.gif





パンが焼きっぱなしなので楽なこと楽なこと。
よい機会です、この際お菜も楽をすることと致しましょう。

昨日のライスバーガーに使ったベジタリアンなパテが1枚残っておりました。
レタスと一緒にライスペーパーで巻いてしまいましょう。
残り物だって巻いてしまえばどうにかなる、これが私の安直なリメイク策。

20210305 00001.png





熱湯に数滴胡麻油を落とし、レタスをさっと茹でます。
氷水にとって熱が取れたらザルに移し、しっかりと水を切っておきましょう。

レタスを茹でた熱湯が冷めたら、ライスペーパーをさっとくぐらせ塩レモンペーストを薄くぬります。
レタスを並べ、漬け汁を切ったザワークラウト、軽くほぐしたベジバーガー、その上にマヨネーズを絞って巻きます。

20210305 00009.png

はい、出来上がり。
包丁で等分して詰めますよ。

20210305 00010.png






il-plants125-thumbnail2.gif





ひじきやレタス、植物繊維が多い食材が多い我が家ではありますが、時にそれは褒められたことではないことを只今実感しております。

大腸内視鏡検査で小さなポリープを切除した主人に対し、食物繊維の多い食材、消化がよろしくない食材はしばらく避けるようにとの注意書き。
そんな注意書きを守り、今朝のおかゆはいつも以上に消化の良さを心掛けましたよ。

20210305 00003.png

先日、ふとテレビで見かけた中華粥が面白い作り方をしておりましたので早速取り入れました。


洗ったお米をザルにとって10分ほど乾かした後、ビニール袋に移してすりこ木等で粗くたたきます。
これをお鍋に移して少量の胡麻油で炒め、たっぷりのお水を注いで炊くお粥。
時短も期待できるとのことですが、我が家ではいつも通りもち麦、押し麦、蕎麦の実、十六雑穀を足していつも通りことこと炊きました。

とろとろのお粥が美味しいこと。
ザーサイと白菜ナムルのトッピングとの相性も抜群です。





主人が帰宅しましたよ。
入れ替わりに、もう少ししたら歯医者さんに向かいましょうか。
金曜日ではありますが、今日もお酒は控えます。

少々寂しくはありますが、いえ、まるでこれを察したように我が家には選りすぐりのノンアルコールビールがありましたね。



illust-rainydaybk-thumbnail2.jpg




posted by しんさん at 14:00 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする