可愛らしいでしょ?
野菜をたくさん頂きました。
ひと抱えが大袈裟でない巨大な白菜は、色白な肌理がぎゅっと詰まってずっしり重いこと重いこと。
巻きが強い頑固そうな冬キャベツ、そうね、じっくり煮込んだポトフなんてぴったりなのではないかしら。
そして何より心ときめく紅大根三兄弟。
この断面、まるで着物の柄のような色鮮やかな紅大根三兄弟には私でなくともときめくはずです。
紅芯大根を以前甘酢漬けにしたら、縁のグリーンまですっかり紅色に染まってしまい少々不本意な思いを致しました。
この淡いグリーンと鮮やかなピンクのコントラストが醍醐味だというのにね。
ならばと考え、それぞれの色合いを出来るだけ活かした紅大根三兄弟の浅漬け3種。
真っ赤な大根は甘酢漬けに。
紫の絣模様の子は自家製塩麴に細切りの柚子皮と昆布で漬け込みました。
そして紅芯大根は甘酒に漬け込んで色合いをキープ。
色で楽しむ紅大根三兄弟の手まり寿司、作り置き料理も兼ねての色遊びです。
紅大根はそれぞれ綺麗に洗って皮つきのままスライスしましょう。
それぞれをビニール袋に少々の葉っぱと一緒に移し、小さじ1程度のお塩を軽く揉み込みます。
ビニール袋の空気を抜いてしばり、冷蔵庫に半日置きましょう。
しんなりしたらザルに移し、しばらくおいて自然に水切りをします。
真っ赤な大根は寿司酢、紫の大根は塩麴と千切りにした柚子皮と昆布、紅芯大根は甘酒(市販品です)と少々の鷹の爪を加えて漬け込みましょう。
冷蔵庫で味がなじむまでおけば紅大根3兄弟の浅漬け3種、はい、出来上がり。
十六雑穀、もち麦、押し麦、蕎麦の実を合わせてご飯を炊き、寿司酢・アボカド・蒸し大豆を加えてカサ増しを図ります。
大きめにカットしたラップにそれぞれの大根を置いてご飯を盛ります。
きゅっと握れば出来上がりです。
自然と頬が緩んでしまいそうなお弁当。
紅大根3兄弟と一緒に頂いた菜花は和え物に。
胡桃・白胡麻・昆布をアルミホイルにひろげ、予熱なしのオーブン160℃で10分ローストしてミルで粉砕。
菜花はお塩を加えた熱湯でさっと茹でたら、醤油洗いをして食べやすく切りそろえましょう。
で、和えれば出来上がり。
あまりに可愛いので真上からも。
完全な手前味噌ですね。
今日のお味噌汁はいつも以上のボリュームです。
我が家では休日のお昼はアルコールタイム。
昨日は祭日でしたからね。
久しぶりにカリフォルニアのピノを主人が選びました。
茶色い皮を残したままじっくり圧力鍋で加圧したとろとろ玉ねぎのスープ、そしてシンプルなチキンソテー、ワイン、いつも通り良い休日でありました。
その皮つきで煮た玉ねぎの煮汁、これがまた美味しいのです。
そう、本日のお味噌汁はその煮汁と玉ねぎを有効利用したお味噌汁。
お味噌は普段の半分以下でも旨味がぎゅっと凝縮しております。
主人がまた冷凍のしめ鯖を吟味しております。
そしてどうやらお気に入りのしめ鯖に狙いを定めた模様。
冷凍庫がいくつあっても足りません。
どぅみ(私のことです)は塩サバが好きなんだもんね。
ごめんね、じゃ、しめ鯖15匹に塩サバ5匹、これなら良いよね。
・・・なんか違う。
・・・そもそも違う。
さ、今宵のお酒は何かしらね。
ラベル:紅大根