開封しなければ賞味期限が2ヵ月先まである豆乳。
毎朝のヨーグルトも豆乳で作りますので、我が家では多めに買い置きしてある食材のひとつです。
冷蔵庫にきっちり収まる点でも心強い食材ではありますが、いちど開封すると早々に、遅くとも翌日には使い切ってしまわねばならない使命感に駆られる重圧感ある食材であるのもまた事実。
そんな重圧感が今日の大失敗につながりました。

バレンタインも近いことですし、豆乳を使った生チョコレートを思いついたのです。
カサ増しに使うのは、こちらもここぞとばかりに多めに買った節分豆、そしていつもの蕎麦の実、オートミール、ナッツ類です。

緩やかにかたまる、どうにかこうにか手で摘まめるくらいの豆乳生チョコレートを想い描いておりました。
チョコレートタルト風に、メイソンジャーの底にビスケット生地を敷いてとろり生チョコレート、そうね、生チョコレートはプレーンなタイプとほうじ茶のホロ苦いタイプ、ふたつの層にしましょうか・・・
そんな甘い完成像を心に浮かべながら、チョコレート130gに対し豆乳 300t・・・
もちろん出来上がったショコラショーを前にただ動揺する私。

食材を何も無駄にせずこうして力業ながら着地させた柔軟性、意外と私の特技なのかもしれません。
大幅改善し、堂々と主人に食べてもらえる日に向けての備忘録であります。

- オートミールはいつものではない大ぶりなタイプを25g。
胡桃・アーモンド・蕎麦の実 各15gと一緒に、予熱なしのオーブン160℃で10分ローストしておきます。 - ミルで粗挽きにした節分豆 30g、ローストしたオートミールの1/3量程度、そして湯せんで液状にしたココナッツオイル 25gを合わせてなじませ、ジャーの底に敷き詰め冷やしかためておきましょう。
- チョコレートを湯せんで溶かします。
同時に豆乳も湯せんして人肌程度に温めておきましょう。
ちなみにこの画像でのチョコレートは130g、豆乳は300t、無謀にもほどがあるというもの。
後ほどチョコレートを100gほど追加しました。
溶かしたチョコレートにブランデーを小さじ1加えてよく混ぜ、人肌に温めた豆乳を少しずつ加えてなじませます。
残りの粉砕していない節分豆、ナッツ類、蕎麦の実を加え、適量をオーブンシートを敷いたバットに流して平らにならします。
冷蔵庫で冷やしかためましょう。
残ったチョコレート生地をジャーに流し、同じく冷蔵庫で冷やしかためます。 - ビニール袋にきな粉とほうじ茶パウダーを合わせて振り混ぜ、かたまったチョコレート生地をここに加えてまぶします。
歪ながら、よくまぁここに着地させたと自画自賛。 - チョコレートとほうじ茶ときな粉、そして天津甘栗、底に敷いたココナッツオイル風味のオートミールと節分豆、この組み合わせは想像通りの好相性。
ただし豆乳を使い過ぎたことが凶と出た、それだけのお話です。
明日の朝食は本日の副産物、豆乳ショコラショーですよ。

思いもよらない豆乳ショコラショー状態に唖然とし、氷水で冷やしたりしているものだからあっという間に時間は経過。
それでもどうにかお弁当に漕ぎつけました。
それでもどうにかお弁当に漕ぎつけました。

常備してある鯖缶を使った寄せ集めハンバーグ。
ミルを使って粉砕した高野豆腐がつなぎです。

ミルを使って粉砕した高野豆腐がつなぎです。


今日は楽をしようと、昨日のうちに冷凍ご飯を冷蔵庫に移してありました。
それが幸いし、どうにかいつも通りの朝食を主人に食べてもらえました・・・ホッ。

白いご飯と塩サバ、お味噌汁の相性にうっとり目を閉じる主人。
今宵の日本酒の肴は、私の今朝の武勇伝と致しましょう。
今宵の日本酒の肴は、私の今朝の武勇伝と致しましょう。
今週末は土曜、日曜共に3月並みの暖かさになるとか。
毎朝のお味噌汁の彩りに、刻んでは使用いたしております種から育てた九条ネギ。
そして2年がかりでようやく収穫出来そうな、同じく種から育てた下仁田ネギ。
どちらも見様見真似で育てたネギ2種ですが、干しネギにするなどそろそろ来シーズンの対策を講じる頃合いなのでしょう。
ネギ坊主が出来る前に、せめて下仁田ネギ主役のすき焼きだけは実現させたいところ。
来週は確か建国記念日で休日があったはず、週末の畑では下仁田ネギ初収穫となりそうです。
