2021年01月29日

ほうじ茶と栗の全粒粉マドレーヌ

昨日の朝焼く予定だったマドレーヌ。
ひと晩生地を寝かせた方が良いと聞き早速の予定変更、昨日の夕方生地を準備してひと晩ゆっくり生地を寝かせました。

そして今朝焼いたマドレーヌ。
ほうじ茶風味の生地に天津甘栗を埋め込んだ、甘さ控えめ全粒粉マドレーヌです。

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表面の気泡はまた次の課題に。
型から生地が溢れることもなく、天津甘栗の重みに負けることなく微かに認識できる小さなおヘソ。
全粒粉使用、てんさい糖使用にしては、うん、なかなか良い出来なのではないかしら。

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コロンッと型から離れるあの快感も、マドレーヌを焼く醍醐味のひとつかと存じます。
やっぱり良かった、松永製作所のマドレーヌ型に買い換えて、マドレーヌを焼くその度実感致します。

今回割引価格になっていたほうじ茶パウダーを目ざとく購入したのも、以前から色々なフレイバーのマドレーヌを焼いてみたかったから。

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主人には言われそうですけどね。
『冒険しなくていい、実験もしなくていい、普通のマドレーヌを焼いて!』
と。

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私なりのポイントとして、生地は泡立て過ぎず、泡立てなさ過ぎず、優しく混ぜること。
なので電動泡だて器を使わず手動で生地を混ぜております。
生地を泡だて器で丁寧に混ぜたら、最後はスパチュラで底からすくうように仕上げること。

そしてひと晩ゆっくり冷蔵庫で生地を寝かせること。
かための生地に少々躊躇しましたが、今後はこの路線をしばらく続けようかと思っております。






◆材料(松永製作所のマドレーヌ型 8Pタイプにぴったり1枚分)

  • 卵 1個(室温に戻しておきます)
  • てんさい糖 50g

  • 全粒粉薄力粉 55g
  • ほうじ茶パウダー 4g
  • ベーキングパウダー 2g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 60g
  • 蜂蜜(溶かしバターに合わせて人肌温度を保っておきます) 10g

  • 天津甘栗 適量




◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備しました。

    室温に戻した卵を泡だて器でほぐし、てんさい糖を加えてすり混ぜましょう。
    ここに全粒粉薄力粉・ほうじ茶パウダー・ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、泡だて器でしっかりと、そして優しく混ぜ合わせます。

    相当かたい生地です。

  2. 人肌温度を保った溶かしバターと蜂蜜をよく混ぜ、少しずつ1のボールに加えてはその都度混ぜ合わせましょう。
    ここでも激しく混ぜるのではなく、そっと優しくかつしっかりと。

    最後にスパチュラで底からすくうようにそっと混ぜ、ラップをしてひと晩冷蔵庫へ。
    そうそう、材料欄に書き忘れましたが、最後にバニラビーンペーストを適量加えてあります。

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  3. ひと晩寝かせた生地を絞り出し袋に移します。
    型には予め刷毛で丁寧に溶かしバター(分量外)をぬっておきましょう。
    オーブンは210℃に予熱しておきます。

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  4. 絞り出し袋の先端を切り、準備した型に生地を流しましょう。
    段々とコツがつかめてきましたよ。

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    天津甘栗を2〜4等分して生地に軽く埋め込みます。

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  5. 予熱したオーブンに移し、設定温度は強気の190℃で10〜13分。
    焼きあがったら熱いうちに型から出して網の上で冷ましましょう。

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    あれ?

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    焼き立てをひとつ、主人と半分こ。

    時間が経つとしっとり仕上がるマドレーヌ。
    焼き立てはまるでクッキー生地のような、表面サクサク食感が楽しめます。
    焼き立てならではのこのサクサクマドレーヌ、つまみ食いしないなんてあり得ませんものね。





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週末です。
作り置き料理のお片付けも兼ねたお菜です。

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ジャーの底には自家製ビーツのピクルスをさいの目に切ってたっぷりと。
鶏ささみの茹で鶏を粗くほぐしてその上に。

鶏ささみの上には、我が家においては珍しいマヨネーズをキュッとひとしぼり。
アボカドはペースト状にした自家製塩レモンで和えてたっぷりと。

最後は油揚げ。
きつねうどんやお稲荷さんにも応用できる、甘辛お醤油味の油揚げを刻んでたっぷり。

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一見洋風ですがどちらかと言えば和風寄りなサラダ。
ほうじ茶風味のマドレーヌとの相性など考えておりません。
マドレーヌがコロンッと型から外れる快感が何よりなのです。

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今朝の主食は主人も私も大好きなへしこ茶漬け。

さっと炙った鯖のへしこを温かなご飯の上に。
熱々の出汁をたっぷり回しかけ、添えた自家製柚子胡椒を少しずつ崩しながら召し上がれ。


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凝り性の主人ですから、ついには鯖のへしこにまで贔屓にする作り手が出来てしまいました。
おそらく今後、以外のへしこを取り寄せることはないでしょう。




大好きな鯖のへしこを気軽にいつでも食べられるよう、少々邪道かもしれませんが冷凍保存。
半身のへしこの骨を骨抜きで丁寧に取り除いてから、細切りにして小分けに冷凍保存します。

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もちろん糠も乾煎りして。
蕎麦の実を加えた糠の乾煎りを朝の納豆にも添えます。
塩分が高いのでほんの少しでぐんと風味が増すのです。

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外は大雪。
さて、月にいちどの歯科定期健診はどうなることやら。

確実なことがひとつだけ。
今宵は雪見酒に風呂吹き大根です。


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posted by しんさん at 13:42 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月28日

アボカドとオートミールのしっとりクッキー〜チョコのおまけつき

今朝は久しぶりにマドレーヌなど焼くつもりでおりました。
が、少し調べてみるとマドレーヌ生地はひと晩休ませた方が仕上がりが良いとの説も。
そしていつもの柔軟な対応、マドレーヌはあっさり却下、クッキーになりました。

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ココナッツオイルやオリーブオイルを含めオイルは不使用、もちろんバターも不使用です。
オイルやバターの代用にアボカドを使ったオートミールのクッキーです。

どうせならばアボカドカラーを強調したいと、新商品に惹かれてイオンさんに届けて頂いたピスタチオのカレドショコラをトッピング。
となると、当然ハイカカオなカレドショコラver.も。

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チョコレートがなくても十分甘いアボカドとオートミールのしっとり生地。
ザクザクとした食感が好みの私には少々不本意ではありますが、まぁ、こんなものでしょうと。

何より普通のクッキーより断然手間いらずなのが魅力的。
本当に簡単なのです。

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◆材料 (7〜8cmのクッキー4枚分です)
  • 完熟アボカド 1/2個(正味72gでした)
  • 蜂蜜 30g
  • 塩レモンペースト(自家製塩レモンをペースト状にしました) 10g
  • バニラビーンズペースト 適量


  • オートミール 40g
  • 胡桃とアーモンド 各20g(予熱なしのオーブン160℃で10分ローストして粗く刻んでおきます)


  • カレドショコラ(カカオ88とピスタチオ 各2枚ずつ)




◆作り方

  1. アボカドをフォークでざっくりつぶします。
    蜂蜜、塩レモンペースト、バニラビーンズペーストも加えてフォークで混ぜ込みましょう。

  2. ローストしたアーモンドと胡桃をざっくり刻んで加えます。
    オートミールも一緒に加え、スパチュラで混ぜ込めば生地の完成。

  3. スプーンをさっとお水にくぐらせ、生地を4等分しながらオーブンシートをひろげた天板に落とします。

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    スプーンの背で平らに整えたら、190℃に予熱したオーブンへ。

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    表面にこんがり焼き色がつくまで、設定温度180℃で18〜20分。
    焼きあがったらすぐカレドショコラを上に載せます。

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    オーブンシートごと網の上に移し、冷まして出来上がり。

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ぽってりとしたスープはゴボウと菊芋のポタージュ。

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主人がね、またクリックショッピングを目論んでおります。
今度のターゲットはしめ鯖。

そう、我が家にとって冷凍しめ鯖はなくてはならない食材のひとつ、ですが場所をとるのもまた事実。
金太郎イワシに焼き鯖、主人が間違えて購入した大きなイワシもまだ在庫豊富で冷凍庫はパンパンです。

しめ鯖の在庫がなくなったからといって、冷凍庫のスペースにも限りがありますものね。
提出議案をあっさり否決されしょんぼりする主人、彼の後姿を見送りながらついまた甘い考えが頭をよぎってしまいました。

在庫の冷凍食材を出来るだけ使いましょう、しめ鯖20匹分のスペースを確保するために。
ペースト状にして冷凍してあった菊芋に手が伸びた理由です。




  1. 圧力鍋にはぶつ切りにしたゴボウと玉ねぎ、コクを出すため酒粕も加えましょうか。
    ささ身の茹で鶏、この茹で汁が良いスープストックとなります。
    風呂吹き大根の煮汁と一緒に加え、加圧すること4分強。
  2. 半解凍にした菊芋ペーストを加えてひと煮たち。
    お好みの味付けをして出来上がりです。
    器に盛り、鰹節と昆布入り摺り胡麻、そして鶏ささみの茹で鶏をほぐしてトッピング。

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早速主人はしめ鯖の発注を済ませたようですよ。

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今朝の主食は温かなお蕎麦。
じんわりと甘辛いお醤油味を含んだ油揚げ、そしてたっぷりの大根おろしを添えました。

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そう。
お弁当の主食、アボカドとオートミールのクッキーがこれほど簡単なのに時間に追われる理由は単純明快です。
朝から作り置き料理を拵えているから。

圧力鍋使用とは言え、朝から風呂吹き大根を拵えます。
皮をうんと厚めにむいて面取りをして、隠し包丁を入れて・・・

もうこうなると、お弁当と朝食にかける時間、そして作り置き料理にかける時間、優先順位を間違えているとしか思えない。
厚めにむいた大根の皮や面取りの切れ端は、もちろんミルで大根おろし状態に。
風呂吹き大根の煮汁をちょっと拝借してミルにかければ、お蕎麦の名脇役の出来上がりですもの。





作り置き料理って大切、特に週末が近づく木曜日辺りはそう実感します。

1日の終わり、5時になると主人が仕事部屋から満面の笑みでキッチンに現れます。
今日飲むお酒を思い浮かべながら。

そんな時にお料理なんて野暮野暮。
お料理中に話しかけられると気が散る性分ですから。
ふんふんふんと他愛もない主人の話に相槌を打って、作り置き料理を盛り付けるだけ。
意味もなくカウンターを挟み30分でも1時間でもふたりで立ち話をする我が家のドリンクタイム。





あぁ今日が休肝日なのは残念です。
ですが明日の美味しいお酒のため、今夜は軽く夕食を済ませ、とろけるくらいゆっくりお風呂に入って、そして洗濯機稼働中にアマゾンプライムビデオで何かしら見て、9時には就寝するのです。

明日の日本酒を何より楽しみにして。


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posted by しんさん at 14:31 | Comment(0) | アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月27日

『朝摘みフキノトウ』と『利休焼き風焼鯖寿司』

嬉しい頂き物がありました。
朝、庭で見つけたからと摘みたてのフキノトウ。
まだ地面からチョコッと顔を覗かせただけであろう若い若いフキノトウ、食べ頃のフキノトウです。
こればっかりは流石のイオンネットスーパーでも手に入らないであろう春の香り。

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蕗味噌にしようか、それとも天ぷらにしようか、散々迷った結果やはりここは天ぷらに、ということに落ち着きました。
サクサクほろ苦いフキノトウの天ぷら、添える主食は焼き鯖寿司です。

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焼き鯖寿司と言ってはみたものの、相当に常識を覆すこの佇まい。
昨日の揚げ餅(☆彡)のフレイバーに使用したすり黒胡麻、ローストした黒胡麻・昆布、鰹節を合わせた風味豊かなすり黒胡麻をふんだんに使った焼き鯖寿司です。

ご飯には黒胡麻をたっぷり炊き込んで。
鰹節と昆布の旨味が名脇役、おこげも出来た美味しい黒胡麻ご飯が炊きあがりましたよ。

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骨取り鯖の一汐干しを使ったお気楽鯖の利休焼き。
本来の利休焼きとは少々、いえ、随分と勝手の違いはありますが、家庭料理ならでは在庫食材ありきの利休焼き。
黒胡麻尽くしの焼き鯖寿司です。

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一回のお昼ご飯でこれだけの黒胡麻を摂取する機会なんて、そうそうないのではないかしら。
グリルパンを使った利休焼きは想像以上に難易度が高かったのもまた事実です。

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黒胡麻の炊き込みご飯、思い付きではありましたが意外な美味しさ。

白米1合分にはいつも通り押し麦、もち麦、十六雑穀、蕎麦の実を合わせてスタンバイ。
お酒、極少量のお塩を足していつも通りの水加減、昆布と鰹節を合わせた摺り黒胡麻(☆彡)を大さじ2杯くらいを加えていつも通りに炊き上げます。

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黒胡麻ご飯を蒸らす間に鯖の利休焼きを。

  1. 鯖は骨取りタイプを選びます。
    バットにラップをひろげ、お酒、柚子塩麹、極少量のナンプラーを合わせてラップの上に。
    ここに鯖を置き、ラップで包んでしばらくおきます。

    下味の調味料は出来るだけ節約したい、貧乏性精神です。

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  2. 鯖をキッチンペーパーの上に移して軽く水気を抑えます。

    新しいラップの上に“合わせ摺り胡麻”を鯖の大きさに合わせてたっぷりと。
    皮面を下にして鯖を配置し、たっぷり胡麻を押し付けます。

    グリルパンにお魚焼きホイルをひろげ、今度は鯖の皮面を上に置きましょう。
    ラップに残った“合わせ摺り胡麻”を付きの薄いところにスプーンで補足します。

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  3. グリルパンの蓋をして、お魚焼きグリルでこんがり焼けば・・・

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    焦げましたね。

  4. 大きめにカットしたラップの上に、皮面を下にして粗熱をとった鯖をおきます。
    黒胡麻の焦げた部分は泣く泣く削り落としました。

    黒胡麻ご飯を上に盛り、形を整えながらラップでぴったりと巻きましょう。
    焼鯖寿司と言うからには酢飯かな?とも思いましたが、黒胡麻ご飯は酢飯にしないほうが良いかと思いましたので。

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    しばらくおいて鯖とご飯がなじんだらラップごと切り分けます。
    ちょっと斬新な真っ黒な焼き鯖寿司、これ、美味しいのです。

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お待ちかねのフキノトウを天ぷらに。
確か昨日、『揚げ物はあまりしないのですが』などと言いながら二日連続の揚げ物。
でもフキノトウとなれば、やはり初物は天ぷらで。

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  1. フキノトウはお水をたっぷり張ったボールの中に移し、ふり洗い・水をかえるを繰り返し土や汚れを落とします。
    しっかり水を切ったら準備は完了、天ぷらにするならあく抜きは不要ですものね。
  2. しっかり水切りしたフキノトウ、花茎の外側を数枚開き火の通りをよくしましょう。
    乾いたボールに米粉を適量用意し、刷毛で細かなところまで満遍なく米粉をはたきます。

    残った米粉にお塩、極少量のお酢、冷水を加えて揚げ衣の準備も完了。
    お酢をほんの少し加えると、揚げ物が苦手な私でもカリッと揚がるのです。

    太白胡麻油を高温寄りに熱し、さっと揚げ衣にくぐらせたフキノトウをカラリとするまで揚げます。
    網の上でしっかり油を切って出来上がり。

    まだ若いフキノトウ、頬ずりしたくなるほどの愛らしさです。
    食べちゃいますけどね。

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黒々とした焼き鯖寿司を詰めて、フキノトウの天ぷらを詰めて、主人のお昼ご飯が出来上がります。

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先日作り置き料理として拵えたゴボウの一品。
朝のテレビ番組で紹介されていた“甘酢漬け生姜と一緒に漬け込んだゴボウ”を自家製ビーツのピクルスで応用(☆彡)

酸っぱいものが実はあまり得意でない主人のため、少々甘めに仕上げたこの在庫食材ありきの作り置き料理、主人はとても気に入ったようですよ。
もちろんお弁当箱に詰め込みました。
最近ゴボウの登場頻度が急上昇中です。





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黒胡麻その他をたっぷり炊き込んだ真っ黒なご飯、もちろん朝は炊き立てを。
そして揚げたてのフキノトウも金太郎イワシの脇に。

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少しめくった外葉はお味噌汁のアクセントに。

外出自粛ですっかり危機感がなくなった平和な我が家。
ほろ苦いフキノトウが優しく揺り起こしてくれた気分です。
さ、フィットボックスを漕ぎましょうか。
今日は4分に挑戦しましょう。

・・・これで効果があればそっちの方が妙なのですが。




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ラベル:利休焼き
posted by しんさん at 14:01 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月26日

揚げじょっぱ揚げ餅〜きな粉と昆布と鰹節、そしてざらめ糖

本日のお弁当。
唐揚げじゃぁありませんよ。

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揚げ餅です。
お正月の鏡餅、簡略版の充填タイプの鏡餅ではありますが、そこは気分の問題ですもの。
私にとっては神様が宿った鏡餅、大切に頂きますよ。
存分に包丁で切ってはおりますが。

1週間ほど冷風に晒してカラカラに乾いた鏡餅を油で揚げる素朴なおやつ。
前回は1月15日の小正月、甘辛お醤油味と塩味で拵えました ☆彡

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今回は黒胡麻風味です。
当初の予定では甘辛い砂糖醤油を絡めた揚げ餅に摺った黒胡麻を合わせるつもりでおりましたが、昨日のお豆腐白玉大福の手粉に使用したきな粉が少量残っておりましたので。

ならばときな粉と黒胡麻を使った揚げ餅に・・・
がさらに脱線し、鰹節は加えるわ昆布は加えるわで、大変賑やかな揚げ餅となった次第でございます。

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砂糖醤油を絡めた揚げ餅に、黒胡麻・鰹節・昆布・そしてきな粉、ついでにざらめ糖の組み合わせ。
甘じょっぱいに加えたお出汁の風味、これが不思議と美味しいのです。

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  1. 先ずは賑やかな黒胡麻パウダーの準備を。

    黒胡麻と鰹節はオーブンシートを敷いた天板にひろげ、予熱なしのオーブン160℃で10分ローストしておきます。
    フライパンで乾煎りするより楽ですもの。

    昆布はさっと直火で炙ってからキッチン鋏で切ると飛び散りません。
    これらを全てミルに合わせて粉砕しましょう。

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  2. 1の黒胡麻パウダーにざらめ糖(沖縄土産に頂いた島ざらめ糖を使いました)を適量、ビニール袋に合わせて振り混ぜておきます。

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  3. 早々と揚げ餅に駒を進めましょう。

    太白胡麻油を低温に熱し、じっくり時間をかけてこんがり色づくまで揚げたら網の上でしっかり油を切ります。
    鏡餅ですからね、欠片も無駄にせず揚げますよ。

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  4. お砂糖とお醤油を小鍋に合わせて少し煮詰めます。
    ここにしっかり油を切った揚げ餅を入れて絡め、2のビニール袋に移しましょう。
    黒胡麻パウダーをたっぷりまぶします。

    オーブンシートを重ねた網の上で少し乾かせば出来上がり。

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お菜は自家製ビーツのピクルスを彩りに、アボカドのサラダをジャーに詰め込みました。

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今の我が家には、なんとマヨネーズがあります。
週末にふと食べたくなるもの、ビールとサンドウィッチのゴールデンコンビ。

最近はイオンさんが食パンも時間によっては焼き立てを届けてくれますからね。
型もない見様見真似の自家製全粒粉パンではなかなか叶わない週末のハムサンド焼き卵サンドが楽しめるのです。

そんな訳で週末のサンドウィッチには必須のマヨネーズもイオンさんにお願いすることと致しました。

アボカドにマヨネーズは言うまでもない名コンビですもの。
鶏ささみの茹で鶏、たっぷりのみじん切り玉ねぎ、マヨネーズ、そして粒マスタード、ちょっと余っていた蒸し大豆も足しましょうか。
自家製塩レモンを刻んで和えれば出来上がり。

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今朝の主食は鶏粥にひじきを加えた炊き粥です。
そして揚げ餅の欠片に黒胡麻パウダーを絡めてたっぷりとトッピング。
サクサクとした食感、甘じょっぱい風味が意外とお粥のトッピングにぴったりでした。

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今朝、黒胡麻をミルで粉砕しようと思い立った理由はこちら。

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白菜キムチ。
いかの塩辛を使った簡略版ではありますが、白菜の季節になると毎年ちまちま仕込んでは朝の納豆に添える我が家の風物詩。
りんごやナンプラー、豆板醤等々をミルで粉砕して塩漬けした白菜を漬け込みます。

松の実を使いたいところでありますが、何しろ松の実は値が張る食材。
今シーズンからあっさり妥協して胡桃を代用と致しております。
今シーズン2回目となる白菜キムチ、今回は細切りにした昆布も一緒に漬け込んでみました。





午前中晴天だったのがウソのように、今は天気予報通りのどんより曇り空。
我が家の小さな脱衣場では、Panasonic製の衣類乾燥機がシーツ一式を力強くからりと乾燥させています。


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ラベル:揚げ餅
posted by しんさん at 14:21 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月25日

ほんのりほうじ茶風味〜お豆腐白玉大福

よく降りました。
土曜、日曜、週末まる二日間の雨。
しかも朝から晩まで止むこともない本格的な雨が明けた本日月曜日、うん、気分がたいへん良いのです。

機嫌よく鼻歌混じり、今朝は大福など拵えましたよ。

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最近頻繁に拵える白玉粉生地の大福餅。
お豆腐と白玉粉、そして少々の酒粕で拵える大福生地は時間が経ってもポヨポヨやわらか。

手粉代わりに使用されることの多いコーンスターチ、片栗粉でありますが、その代用として私はきな粉を使います。
そもそも我が家に片栗粉は常備しておりませんが。
きな粉を手粉代わりにするので少々色合いのよろしくない大福ではありますが、そこはきな粉ですもの、風味は抜群。

おまけに今回は、お買い得価格になっておりました“ほうじ茶パウダー”を大福生地に加えてみました。
少々色黒のお豆腐白玉大福、きな粉、ほうじ茶と和食材盛沢山です。

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ですが餡はエスニック。
先日拵えた緑豆とココナッツの餡(01月20日 ☆彡)を少し煮詰めてフィリングに。
少し量が足りませんでしたので、天津甘栗と胡桃でかさ増しを図ります。

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白玉粉の粒が少々残ってしまったのは大きな課題ではありますけどね。
・・・そりゃそうだ。





◆材料(どちらかと言うと小ぶりな大福3つ分)

  • 白玉粉 50g
  • てんさい糖 10g
  • ほうじ茶パウダー 1g
  • お塩 1g

  • 木綿豆腐 80g
  • 酒粕 20g

  • 手粉代わりのきな粉 適量




    ◆フィリング

  • 緑豆ココナッツ餡(☆彡) 適量
  • 天津甘栗
  • 胡桃(予熱なしのオーブン160℃で10分ローストしておきます)




◆作り方

  1. 緑豆ココナッツ餡は必要ならば少し加熱して水分を飛ばします。
    冷めたら天津甘栗、ローストした胡桃を芯に丸めておきましょう。

    バットに手粉代わりのきな粉をたっぷりひろげておきます。

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  2. 木綿豆腐と酒粕は合わせてバーミックスで撹拌しておきます。

  3. 白玉粉、てんさい糖、ほうじ茶パウダー、お塩を乾いた耐熱ボールに合わせてよく混ぜましょう。
    欲しかったほうじ茶パウダー、お買い得価格になっていたのは嬉しい。

    ここに2の木綿豆腐を加えてよく混ぜます。
    ここでしっかり混ぜて白玉粉のダマをなくしておくべきでしたね。

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  4. ボールにふわりとラップをし、600Wの電子レンジで先ずは1.5分加熱しましょう。
    生地をスパチュラでよく混ぜ、再度ラップをふわりとして様子を見ながらレンジ加熱1.5分。
    滑らかになるまでよく練ります。

    最初にしっかり混ぜて白玉粉のダマをなくしておくことを強くお勧めします。

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  5. きな粉の上に生地を3等分して落としましょう。

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  6. 丸めた緑豆餡を包んで形を整えます。

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    全体にきな粉をまぶしたら、更にビニール袋に移してたっぷりきな粉をまぶします。

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    片栗粉やコーンスターチのように余分な粉を落とす、なんてことせずたっぷりと。
    きな粉の手粉、時々プロテインにもなりますが実は結構気に入っております。

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秋撒きの今シーズンはイマイチですが、先シーズン、春に蒔いて夏収穫したビーツは大豊作でした。
殆どはオーブンでじっくりグリルしてピクルスにしたのですが、何分存在感のあるビーツですから少々持て余しているのが現実。

サラダにしても何にしても、一気にビーツカラーになってしまいますからね。
ですが先日やけっぱちで拵えたビーツのスープがなかなかの美味。
真っ赤な色合いも、トマト缶と合わせれば具沢山でも気になりません。

酸辣湯のような酸味の強いスープもあることですし、ならばビーツのピクルスをピクルス液ごと使ったスープもありなのでは?と。

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ありでした。
ビーツのピクルスのスープ、これで一気に自家製ビーツのピクルスをお片付け出来そうです。






  1. 厚切りベーコン、くし形に切った玉ねぎ、人参、ニンニク、オリーブオイル、エルブ・ド・プロヴァンスを圧力鍋に合わせて炒め合わせます。

    油がなじんだらトマト缶、蒸し大豆、スープストックを加え、加圧すること3分間。

  2. さいの目に切ったビーツのピクルスを加えましょう。
    ピクルス液も少々、オイスターソース、ナンプラー、スパイスソルト等で味を調えます。

    粒マスタードと黒胡椒を添えて出来上がり。

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ポヨポヨのお豆腐白玉大福とビーツのスープ。
脈略ない組み合わせではありますが、そこがまた我が家らしいのです。

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我が家では土曜日にイオンさんが1週間分の食材その他を届けてくださいます。
今週は卵をお願いしたので、そう、主人お楽しみの釜玉うどんが朝食の主食。
今朝は最近お気に入り“桃屋の刻み生姜”を添えたバージョンで。

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あ、イワシの向きを間違えましたね。
最近使い始めたお魚焼きグリル、そしてグリルパン、まだまだ使い勝手が分からず毎朝四苦八苦致しております。





お昼のスープにも使った自家製ビーツのピクルス。
ラベルを見ると昨年の6月に漬け込んだようで、いくら今シーズンビーツの収穫が不良とは言えそろそろお片付けしたい頃合い。

先日朝のテレビ番組で見かけたゴボウとガリのお漬物、これ、ビーツのピクルスで応用出来ないかしら。
分量は適当に加減しております。





  1. みりん 50g
    お酒 30g
    白だし醤油 20g
    てんさい糖 15g
    細切り昆布 適量

    以上を合わせてひと煮たちさせ冷ましておきます。

  2. ゴボウは圧力鍋の大きさに合わせて切り、皮つきで3分蒸します。
    熱いうちに包丁の腹を押し付けひびを入れ、食べやすい長さに切りましょう。

    薄切りにしたビーツのピクルスと一緒に熱々の状態で1に漬け込みます。

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圧力鍋で甘辛お醤油味をじっくり煮含めた油揚げ、今週分の作り置き料理も少しずつ準備していきます。

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リビングでフィットボックス相手に悪戦苦闘しておりました主人、どうやらペダルのカスタマイズが終了したようですよ。
では主人のお仕事の時間ですね、お仕事部屋を彼に譲りましょう。




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posted by しんさん at 14:35 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする