2020年最後のお弁当です。
何が良いかな?
何か特別なもの?それとも主人の心に響くもの?パン?ご飯?焼き菓子系?和菓子系?
うーんうーん・・・
どら焼きになりました。

冬至の朝に拵えた小豆餡(☆彡)、茹でこぼしをせず小豆を乾煎りして拵えた小豆餡が相当量残っておりました。
そして昨日焼いた器量の悪いカヌレ(☆彡)、卵白が1個分とちょっと残ったままになっております。
アウトレットの表示にあっさり釣られて買った白玉粉1キロ。
これらを全て合わせたら、まるでトレハロースを使ったもっちりなどら焼きに仕上がりましたよ。
このメレンゲと白玉粉の生地はちょっと説明し難い食感。
このメレンゲと白玉粉の生地はちょっと説明し難い食感。
食材のお片付けを好むとても私らしい、2020年最後のお弁当となりました。

甘さをぐっと控えた小豆餡に市販の天津甘栗、りんごと柚子のコンポート、そしてクコの実やパンプキンシード。
今年拵えたレモンピールは、グラニュー糖の代わりにざらめ糖をミルで粉砕してまぶしました。
そこかしこに我が家らしさが詰まった今年最後のお弁当、もちもち白玉粉のどら焼きです。

主人のメッセージには、『美味しい大判焼き』と記されておりましたこのどら焼き。
大判焼きかぁ。
でもその後にあった『来年は大判が稼げるくらい頑張るからね』の一文にデレッと目尻は下がるのです。

◆白玉粉のどら焼き生地(我が家の目玉焼きリングに5枚分でした)
- 白玉粉 50g
- お水 60g
- 卵白 2個分弱(ちょうど50gでした)
- てんさい糖 15g
- 蜂蜜 10g
- 全粒粉薄力粉 15g
- ベーキングパウダー 2g
◆作り方
- 白玉粉とお水をボールに合わせ、塊がなくなるまでしっかりと混ぜておきます。
- 別ボールでよく冷えた卵白を軽く泡立て、分量のてんさい糖を2回に分けて加えながらしっかりと泡立てます。
蜂蜜も加えて更に泡立てておきましょう。 - 白玉粉のボールに全粒粉薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
小麦粉の粉っぽさがまだ残る状態でメレンゲをひとすくい加え、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせましょう。
更にメレンゲをひとすくい加えたら、今度はメレンゲを潰さないようスパチュラで混ぜ込みます。
最後にメレンゲのボールに戻し入れ、底からすくうようにふんわり混ぜ込めば生地の出来上がり。 - 香りのない太白胡麻油をフライパンに極々薄くすり込み、目玉焼きリングも一緒に弱火でしっかり温めて生地を流し入れましょう。
目玉焼きリングの蓋をし、極々弱火で2分強。
縁がかたまっているのを確認してリングをそっと外し、様子を見て裏面も2分ほど。
焼きあがった白玉生地は綺麗な面を上にして網の上で冷ましておきましょう。 - りんごと柚子のコンポートは、使うあてのないりんご、柚子胡椒を仕込むために表皮を剥かれた柚子を合わせて煮ただけのお片付けコンポート。
意外と美味しかったので備忘録。
表皮を剥いた柚子はたっぷりのお水と一緒に火にかけて茹でこぼします。
これを2等分し、種を丁寧に除いて圧力鍋へ。
皮と芯を除いてくし形に切ったりんごも一緒に圧力鍋へ。
柚子とりんごを合わせた正味重量の30%程度のお砂糖、50tの白ワインを加え、ひたひた程度にお水を注ぎましょう。
柚子が正味84g、りんごが正味330gでしたので本来ならばお砂糖120gは欲しいところですが、作る側からするとその量にいつも怯むのです。
100gに。
10分加圧して出来上がり。 - 小豆餡を中心に、しっかり煮汁を切ったコンポート、レモンピール、パンプキンシート、クコの実、天津甘栗等々、たっぷりサンドして出来上がり。

どら焼き生地を焼いた後のフライパンをさっと拭き、人参や蓮根を金平風に。
ひじきも入った賑やかな金平風に仕上がりましたよ。


いつも以上に大容量、どう見ても食べ過ぎな朝食です。
一生お腹が空かないのじゃないかしら、そう思えるほどお腹いっぱいなのは昨日のカヌレをひとり1個も食べたせいもあるのかしら。
釜揚げしらすと油揚げの下には実はお蕎麦が潜んでおります。

鯖のへしこの糠を再利用したイワシの糠炊き。
思いの他美味しいので途中画像だけ。

思いの他美味しいので途中画像だけ。

明日からは長い長い主人のお正月休み。
その前に、今日はこれから月にいちどの歯科検診。
クリスマスムードも何もない我が家ではありますが、今宵はじっくり主人と飲みます。
クリスマスムードも何もない我が家ではありますが、今宵はじっくり主人と飲みます。
時間がありません。
歯医者さんに遅れます。
歯医者さんに遅れます。

ラベル:白玉粉どら焼き