11月も半ば過ぎると、何となく身の回りのお片付け強化の気分になります。
今年はいつも業者さんにお願いするお風呂掃除も諸事情によりお断りし、お年始は実家に行く気もなくふたり用の小さなお節料理は注文済み。
お屠蘇に使用する日本酒も決まり、からすみやかぶら寿司等充実したサイドメニューも到着を待つばかり。
初詣も31日にお節料理を取りにいく道すがら、2020年のお礼ということで済ませてしまおうと主人とふたり納得。
例年とは全く異なるお正月であろうことは明らかですが、主人共々これが楽しみで仕方がない状態です。
長閑な年明けを迎えるには、こざっぱりとした自宅は絶対条件。
先ずはキッチンとばかりに、数週間前からあまり使わない食材を並べながらの献立作りが始まっております。
本日狙いを定めた食材はグラハム粉とパプリカパウダー。

サクッと軽いクラッカーを目指したのですが、食感は“サクッ”どころか “フカっ”
クラッカーでないことだけは明らかな何かが焼きあがりました。

そう、我が家に常備してある小麦粉は、強力粉も薄力粉も全粒粉のみ。
ならばグラハム粉を敢えて常備する必要もないでしょうとお片付け強化に取り掛かりました。
そしてパプリカパウダー。
極少量、それも極まれに使用するパプリカパウダーの大容量を主人が取り寄せるものですから。
ここらでお片付けに踏み切りましょう。
両者を合わせて焼き上げた・・・主人に言わせるとフォカッチャ、小さなフォカッチャ、そんな食感です、確かに。
黒胡椒が効いた甘くない小さなフォカッチャ、そんなところでしょうか。

材料の備忘録も何のため?
いつか役立つかもしれませんからね。
- ペコリーノロマーノ 40g
- ホールの黒胡椒 適量
- 全粒粉薄力粉 85g
- グラハム粉 30g
- ベーキングパウダー 2g
- 卵白 2個分
- 酒粕 45g
- 蜂蜜 15g
- オリーブオイル 10g
- 乾燥ラベンダー 適量
- パプリカパウダー 適量
◆作り方
- ペコリーノロマーノと黒胡椒をフードプロセッサーに合わせて撹拌します。
- 薄力粉・グラハム粉・ベーキングパウダーをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
フードプロセッサーに加え、パプリカパウダー以外の残りの材料を加えて撹拌しましょう。 - 生地をビニール袋に移し、めん棒で長方形にのばします。
1時間弱冷凍庫へ。 - ビニール袋を切り開き、全体にフォークでピケして包丁で切り分けます。
上にオーブンシートを被せてエイやっとひっくり返し、オーブンシートを持って天板の上へ。
茶こしでパプリカパウダーを全体に振りかけます。 - 200℃に予熱したオーブンで12分焼き、包丁でしっかり切り離して網の上で冷ましましょう。
達成感が全く感じられない焼き上がりです。
真冬でも温かい我が家のリビング兼キッチンですが、ここ数日間の気温はどうしてしまったのでしょうか。
11月も半ば過ぎ、室内が27℃だなんてあり得ません。
温かいのを完全に通り越して暑い、昨日も汗だくでしたもの。
予期せぬ暑さで体力が消耗しているのでしょうか、妙に甘いものが食べたくなりました。
謎の主食に添えるのは、ココナッツミルク風味のぜんざい風。

数日前に極少量のお砂糖で煮た小豆をココナッツミルクでのばし、ココナッツシュガーで程よく甘さを補いました。
酒粕レーズンならぬ酒粕マンゴー(☆彡)をトッピングし、バナナチップとクコの実を散らして出来上がり。
お座なりなのは火を見るよりも明らか。
そう、おそらくクラッカーでなくなった原因は加えた卵白の量だと思うのです。
2個分は多過ぎました。
ですが朝食の都合で仕方がなかったのです。
主食の納豆うどんに添えた卵黄のお醤油漬け。
卵黄だけを小さなお猪口に取り分け、小さじ1程度のだし醤油をそっと回しかけて2〜3時間。
茹でたうどんに納豆をトッピングし、だし醤油も一緒に真ん中に盛りつけます。

卵黄の醤油漬けを添えた納豆うどん。
主人曰く、“釜玉うどんより美味しいものに巡り合った”と。
主人曰く、“釜玉うどんより美味しいものに巡り合った”と。
主人が取り寄せた海老芋をシンプルな煮物にしました。
届いた当日、昨日は更にシンプルな海老芋のきぬかつぎと日本酒。
今日はお酒を控える日ですが、明日は飲みます。
昆布と鰹節のお出汁でしっかり煮含めた今日の煮物を唐揚げにして。
海老芋の素揚げ、そして煮含めた海老芋の唐揚げ、両者の食べ比べを日本酒にぶつけます。
昆布と鰹節のお出汁でしっかり煮含めた今日の煮物を唐揚げにして。
海老芋の素揚げ、そして煮含めた海老芋の唐揚げ、両者の食べ比べを日本酒にぶつけます。
明日の宴会が今から楽しみなのです。