2020年07月07日

黒胡麻豆腐とじゅんさいゼリー

さほどストレスを感じることもなく、すっかり外出自粛生活に馴染んでしまった昨今。
普段のお買物は “おうちでイオン” のネットスーパーに頼っております。

こんな状況でなければ利用しなかったであろうネットスーパー。
やがては私も免許を返納する歳が訪れましょう。
来たるべき時に備えた予行演習としても、早めの今から楽しんでおります。

柔軟性には長けた性分と自負致しておりますが、それでも品切れが多いネットスーパー。
そのささやかなストレスを埋める為、普段はあまり見ない本家本元 “おうちでイオン” のページをちょいと覗いてみたのがつい先日。

あら、意外、ちょっと高価な楽しそうな旬食材が盛り沢山。
山形のだだちゃ豆でしょ、泉州水茄子のお仲間 十全茄子でしょ、器量の良いトウモロコシでしょ・・・

その中でも私が注目したのは、秋田県三種町のじゅんさい。
小躍りしてしまうほど魅力的な響き、生じゅんさい。
そうか、こんなところに私の小さな幸せ発見、とばかりにクリック致しました。

そして先日の週末、おうちでイオンがお待ちかねの生じゅんさいを届けて下さいましたよ。

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その到着日に合わせてくれたのかどうかは定かでありませんが、じゅんさいの到着予定日と同日、主人が取り寄せた『白髪』が届きました。

レースの羽織を誂えた残り布で作って頂いた日傘をご縁に、奈良で開催された着物日傘アーティストの柴田様の個展に寄らせて頂いたのが昨年の秋 ⇒ ☆彡 2019年10月29日
その道中、奈良で頂いた三輪素麺自慢の『白髪』に主人も私も魅了されました。
この素麺を知ると知らぬでは・・・あ、この台詞、最近多いですね。



『白髪』はまた後ほどということで、先ずはひとつ目のお待ちかね、生じゅんさいを使って本日のお昼ごはん。
黒胡麻豆腐とじゅんさいのゼリーを層にしてみました。

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胡麻ペーストは簡略版ではありますがミルで手作り。
朝の納豆に加えるチアシードを粉砕するのにミルは必須ですからね。
たまにはチアシード以外の食材も粉砕してもらわないと。

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葛粉でとろり、儚いほどトロリとかためた黒胡麻豆腐の上には存在感のある生じゅんさいのゼリー。
極少量のアガーでギリギリかためたじゅんさいのゼリーは淡いお醤油味。

梅肉と黒胡麻、そして胡麻で和えたオクラを彩りに添えてみました。

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・・・ですが、そうね、この組み合わせには梅肉より山葵の方がお勧めかしら。

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少々の改善点はあるとしても、この黒胡麻豆腐とじゅんさいゼリーの組み合わせには大満足。
難易度の高いイメージが付きまとう黒胡麻豆腐ではありますが、メイソンジャーなら気楽に出来ますしね。





◆材料(ふたり分+α)

  • 黒胡麻 65g
  • 太白胡麻油 30g
    ※ペーストとして作りやすい分量です


  • 合わせ出汁 300t
  • 黒胡麻ペースト 適量
  • 葛粉 20g
  • お酒 大さじ1
  • 白だし醤油 小さじ1/2


  • 生じゅんさい 100g
  • 合わせ出汁 300t
  • 白だし醤油 小さじ2
  • みりん 小さじ2
  • アガー 小さじ2
  • お塩 ひとつまみ
    ※もう少しお醤油を増量した方が一般的かもしれません


  • オクラの胡麻和え・梅肉・黒豆 各適量




◆作り方

  1. 先ずは黒胡麻ペーストから。

    黒胡麻を焦がさないよう乾煎りします。
    ミルに移して粉砕し、しっとりしたところで太白胡麻油を加えて更に攪拌しましょう。
    我が家のミルは小ぶりなので2回に分けて。

    これをすり鉢に移し、更にすり混ぜて滑らかな黒胡麻ペーストに仕上げます。

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  2. 黒胡麻豆腐へと駒を勧めましょう。

    『黒胡麻ペースト適量』とあるのは、ミルやすり鉢に残ったペーストをお出汁でお掃除して使用したから。
    お出汁・黒胡麻ペースト・葛粉・お酒・白だし醤油をお鍋に合わせ、必要ならば少し時間をおいて葛粉をふやかします。

    よく混ぜて葛粉のかたまりがなくなってから徐に中〜弱火にかけ、常に混ぜながらぽってりするまで加熱しましょう。
    メイソンジャーをさっと水にくぐらせてから分け入れます。

    極少量を別容器に取り分けたのは、今後のお茶のお供用に。
    きな粉やデーツシロップなんて合わせても美味しそうですもの。

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  3. 生じゅんさいはお水を張ったボールでさっと洗ってザルにとります。
    たっぷりの熱湯を用意し、さっとくぐらせる程度に茹でて冷水にとりましょう。
    すぐにザルにとって水を切っておきます。

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  4. お出汁とお塩以外の調味料をよく混ぜ合わせておきましょう。

    アガーとお塩をお鍋に合わせ、よく混ぜておきます。
    ここに合わせておいたお出汁を先ずは少量注ぎ、よく混ぜてアガーを溶かします。
    アガーのかたまりがなくなったら徐に中〜弱火にかけ、少しずつ残ったお出汁を加えて沸騰直前まで温めましょう。

    先に程よく水切りしておいたじゅんさいをボールに移しておき、少し冷ましたお出汁を注ぎます。

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  5. 黒胡麻豆腐の上にそっとじゅんさいゼリーを注いでかたまるのを待ちましょう。

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    程よくかたまったところで、ほぐした梅肉・黒胡麻・オクラを飾ります。
    うんと冷やして召し上がれ。

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今日のお昼は控えめに。
お菜は在庫食材を圧力鍋に合わせて煮たいつもの作り置き料理。

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水で戻した干しシイタケ・面取りした人参・干し筍・さっと湯通ししたなまり節・・・
干しシイタケの戻し汁を合わせた煮汁で数分加圧した後、圧が抜けるのを待って冷凍カボチャを加えます。
圧がかかったらひと呼吸おいて火を止め、そのまま蒸らせば出来上がり。

この時間差加圧料理が私は大好きです。

畑で収穫した小さ過ぎるミニトマトは、全体を軽く爪楊枝で突いてから保存容器に予め入れておきます。
煮上がった煮物を熱々の状態で煮汁ごとここに移せば、彩りも賑やかな有り合わせ煮物の出来上がり。
週末には日本酒のお供としても活躍してくれることでしょう。

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今朝の主食は、主人も私もお待ちかねの極細素麺『白髪』です。
奈良で初めてこの白髪を頂いた時には、今までの素麺の観念がすべて崩れ落ちる思いが致しました。
これは絶対にいちどは食べたほうが良い食材です。

・・・とても高いお素麺ではありますが、それだけの覚悟の価値があると私は、私たちは確信致しております。
驚異のその茹で時間は30秒。
そして茹でた後の白髪を洗うその触感がまた格別です。
お料理をしない主人には分からない役得とでも申しましょうか。

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じゅんさいゼリーを白髪に合わせて。
ツルン、コリっとした生じゅんさいに、フルッとしたお出汁のゼリー。
極細素麺がよくからみます。





帰宅した主人が隣で茶々を入れております。
私が早く備忘録を終えないと、自分の仕事に差し障るというのに・・・です。
ま、面白いから良いですけど。



はい、今退場しますからね。
デートの時間まで気合を入れてお仕事して下さい。



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posted by しんさん at 14:00 | Comment(0) | たまぁ〜に作る凝ったお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする