週末嬉しかったこと。
昨年の10月頃、苗を取り寄せて畑に植えたアーティチョーク、インペリアルスターの初収穫。
同時に取り寄せ植えつけたチコリも可憐な花をたくさん咲かせましたよ。
主人も私もまともに食べたことのないアーティチョーク、さぁ煮て食べようか焼いて食べようか、はたまた蒸して食べようか。
ゆっくり考えると致しましょう。

そして先ずはこの見るからに弱々しいチコリの花から。
摘み取る傍からホロホロと崩れてしまうような華奢なチコリの花。
店頭で見かけるチコリを栽培するには、うどやホワイトアスパラガスのように軟白栽培が必要だとか。
失敗しても良いように、先ずはお花を咲かせて種をわんさか収穫しようという目論見です。
失敗しても良いように、先ずはお花を咲かせて種をわんさか収穫しようという目論見です。
ですがその前に、調べるとチコリの花はエディブルフラワーだとか。
ならばいちどは食べてみたいと疼く好奇心。

先ずはゼリーにしてみました。
濃いめに煮だしたカモミールティーをアガーでかため、チコリの花びらを散らしてみましたよ。

あら?
チコリの花?
どこ?
という程、チコリのお花は存在感の薄い繊細な花でありました。
よーく見ると見えますよ、チコリの花びら。

ほらね。

カモミールティーの熱のせいか、あの綺麗なブルーはすっかり褪せてしまいましたけれどね。
ですがチコリのお花はまだまだこれから。
小さな蕾を沢山抱いておりましたから。
華奢なお花とは似ても似つかず、チコリはなかなか生命力に長けた植物ですから。
足元のズッキーニを覆うようにわっさと茂っておりますもの。
華奢なお花とは似ても似つかず、チコリはなかなか生命力に長けた植物ですから。
足元のズッキーニを覆うようにわっさと茂っておりますもの。
チコリのお花を使ったレシピにちょっと凝ってみるのも楽しそう。

チコリのお花の色は褪せてしまいましたが、このカモミールゼリー、生砂糖の甘さも穏やかで私好みの仕上がりです。
アガー使用のゼリーですので、お弁当等の持ち運びも安心ですよ。
◆材料(4〜5人分といったところでしょうか)
- 乾燥カモミール(カモミールジャーマン) 5g
- お水 500t
- 生砂糖 20g
- アガー 10g
◆作り方
- お鍋にお水とカモミールを合わせて蓋をし、弱めの中火でゆっくり沸騰させます。
煮立ったら火を弱めひと呼吸おき、火を止めそのまましばらく蒸らしましょう。
茶こしで濾しておきます。 - よく乾いたお鍋に生砂糖とアガーを合わせ、泡だて器で予めよく混ぜておきます。
ここに1のカモミールティーを少しずつ加えてそっと混ぜ合わせてから、徐に中火にかけて混ぜながら沸騰直前まで温めます。
そっと容器に分け入れ、表面に浮いた泡をスプーンで丁寧にすくいます。 - 摘んで1日経ったチコリのお花。
湿らせたキッチンペーパーの上に並べて保存容器に入れ、冷蔵庫で保存しておきました。
綺麗に洗ってガクをそっと抜き、花びらだけにしてアガー液に散らします。
花びらが色褪せた原因は、やはりアガーの熱かしら。
ここは激しく要改善。
兎に角冷やして出来上がり。
緊急事態宣言を受けて販売を中止しておりました三越伊勢丹オンラインショップも再開されました。
じゃんじゃん使いますよ、生砂糖。
これからの季節、酢の物に生砂糖を使うと抜群に美味しいのです。
丸い氷が出来るシリコン製の容器。
焼酎の氷を作る為に調達したのですが、ゼリーの型としても優れものです。

朝からチコリのお花にうっとりしておりましたので、肝心のお弁当は適度に手抜き。
豆板醤漬けにしてあるふきの葉(☆彡)でご飯を包んで、ハイ、主食の完成。

今週はイワシのお酢煮はお休みする予定でした。
ちょっと油断したスキに主人が取り寄せたしめ鯖が週末山ほど届きましたからね。
只今我が家の冷凍庫を明けると、しめ鯖が雪崩れてきます。
ですがちょっと寄ったスーパーで見かけた立派なイワシ。
買わずにはおれず、今日はそのイワシで梅肉巻きを拵えました。
手開きにして中骨を除いたイワシで梅肉を巻き、青紫蘇と一緒にくるりと巻いて衣をつけて揚げるだけ。
爪楊枝を除いてお弁当箱に。

ちょっと油断したスキに主人が取り寄せたしめ鯖が週末山ほど届きましたからね。
只今我が家の冷凍庫を明けると、しめ鯖が雪崩れてきます。
ですがちょっと寄ったスーパーで見かけた立派なイワシ。
買わずにはおれず、今日はそのイワシで梅肉巻きを拵えました。
手開きにして中骨を除いたイワシで梅肉を巻き、青紫蘇と一緒にくるりと巻いて衣をつけて揚げるだけ。
爪楊枝を除いてお弁当箱に。

長期保存出来るゴーヤと干しエノキの氷砂糖漬けと一緒に。
ちょちょいのちょいのお弁当で今週はスタートです。


そして週末悲しかったこと。
元は主人の誕生日にと焼いたマドレーヌに躍起になり、ハタと気付けば既に5回目。
ほんの1週間かそこらの期間で5回もマドレーヌを焼く機会など、そうそうあるものではありません。
元は主人の誕生日にと焼いたマドレーヌに躍起になり、ハタと気付けば既に5回目。
ほんの1週間かそこらの期間で5回もマドレーヌを焼く機会など、そうそうあるものではありません。
が、このざまです。

随分と昔、お小遣いを貯めて買ったマドレーヌ型に執着し、新しいマドレーヌ型を勧める主人を無視しての続行。
いちどは納得して発注したマドレーヌ型ですが、いちどうまく行く予感がしてキャンセル致しました。
そしてマドレーヌ型の代わりに頼んだのが、型にバターをぬる際に使用する山羊毛の刷毛、そしてスプレー式離型油、その他諸々。

可愛らしいイギリスの料理家、Rachel Khooのレシピが良いという主人の為、大幅にレシピも改善致しました。
彼女のレシピでも材料を見るとやはり蜂蜜が使ってあるのですが、どうも私はあの蜂蜜使用のしっとり感があまり好きではないので頑なに蜂蜜は使わず。
結局落ち着いた分量は、
- 卵 2個
- てんさい糖 130g
- 薄力粉 100g
- アーモンドプードル 30g
- ベーキングパウダー 7g
- 生クリーム 60t
- レモンの皮 1/2個分
- ブランデー 小さじ1
- 無塩タイプの醗酵バター 130g
材料を準備しながら、私は主人を殺す気なんだわ、と。

型に離型油も使い、立派な刷毛でバターも二度塗りしました。

焼き上がりはちゃんとおヘソもこの通り。
ですがどうしても型抜きが上手くいかずボロボロのマドレーヌに、ただただ憮然とするばかり。

週末に合わせて主人が取り寄せをしたマドレーヌ。
前回取り寄せたマドレーヌにも負けず劣らず評価の高い、しかも添加物を一切使用していないというマドレーヌの専門店。
前回取り寄せたマドレーヌにも負けず劣らず評価の高い、しかも添加物を一切使用していないというマドレーヌの専門店。

きっと注文した松永製作所の黄金色したマドレーヌ型が届く頃には、今は在庫なしで購入不可能な醗酵バターも満たされていることでありましょう。
お小遣いを貯めて買った思い出のマドレーヌ型といよいよお別れです。
先程、主人にお使いをお願い致しました。
先程、主人にお使いをお願い致しました。
帰宅途中、コンビニに寄って粗大ごみ袋を買ってくるように。

ラベル:チコリの花 カモミールティーゼリー